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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2015-07-09

[]労働者にとっての新規および新興化学物質リスクの優先順位付けとフォローアップ対応

Prioritization of new and emerging chemical risks for workers and follow-up actions

2015-07-08

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/juli/Prioritization_of_new_and_emerging_chemical_risks_for_workers_and_follow_up_actions

2013年に作った吸入や経皮暴露で健康に有害影響を与える可能性のある43の新規および新興化学物質リストを49物質に拡大

[]オランダの環境放射能 2013年の結果

Environmental radioactivity in the Netherlands. : Results in 2013

2015-07-07

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/juli/Environmental_radioactivity_in_the_Netherlands_Results_in_2013

1957年Euratom条約による報告。

http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=rivmp:282813&type=org&disposition=inline&ns_nc=1

表紙はイノシシ

大気、1600検体のうちイノシシ1検体以外の食品やミルク、草、飼料、地表水、海水、飲料水は通常通りで規制値以下。

イノシシは基準値(600 bq/kg)の約2倍(137Csが1100 Bq/kg)だったが一回食べることによる健康リスクはない

(ちなみにハチミツが137Cs 216-226 Bq/kgで日本の基準だと52検体全部アウトになるけれど。そういえばミツバチのコロニー減少が放射能のせいだという騒ぎは聞いたことがない)

[]トランス脂肪を規制する計画はない

No plans to regulate trans fats

July 08, 2015

http://www.news.gov.hk/en/categories/health/html/2015/07/20150708_185956.shtml

食品健康書記Ko Wing-man博士は、食品中の主要トランス脂肪源である部分水素添加油の使用を禁止する計画は政府にはないと語った。議員からの質問に答えて、2012年の研究で食品のトランス脂肪含量は明確に減少傾向にある。米国とは違ってコーデックスでは部分水素添加油を食品添加物として規制することを薦めてはいない。

[]警告

Laopiaoke capsules

9 July 2015

http://www.tga.gov.au/alert/laopiaoke-capsules

TGAの検査でシルデナフィルが検出された

製品の写真あり

[]R. v. Smithのカナダ最高裁判所の判決についての声明

Statement on Supreme Court of Canada Decision in R. v. Smith

July 8, 2015

http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=997359&tp=980

この声明は、2015年6月11日のR. v. Smithのカナダ最高裁判所の判決に関して、医療用大麻のアクセスに関するガイダンスを明確にするのが目的である。

大麻はカナダでは医薬品としては認可されておらず、安全性と有効性について必要な科学的に厳密な試験がない。カナダの裁判所は、医師が認めた場合には医療用の大麻を合法的に入手できるようにすることを求めた。カナダ政府はこれは国民の健康と安全性を守るために管理されたやりかたで行われるべきという立場である。

このためヘルスカナダは2013年に医療用大麻規制(MMPR)を導入し、大麻の製造と販売に厳しい管理を設定した。MMPRでは製品が認可されるには品質基準や記録保持、流用を防ぐための物理的セキュリティなどの規定に従う必要がある。

最高裁判所の決定によりMMPR規制下で大麻の所持が認められた個人で裁判所の差し止め命令の対象になる人は個人使用目的で大麻由来製品を所持できる。合法的ではない大麻の供給を防ぐため、ヘルスカナダは規制対象薬物法の第56条例外規定に乾燥大麻に加えて、大麻オイルや生鮮大麻の蕾や葉の製造や販売を、認められている製造者に可能とする対応をとった。医師の役割に変更はない。

以下注意事項

(裁判官って結構医学的判断間違うよね。安全性と有効性がちゃんと証明できれば医薬品として認可されるのに裏道ばかり探す)

[]BfRは内分泌撹乱物質を同定するさらなるEU基準を提案

BfR proposes further EU criteria to identify endocrine disruptors

03.07.2015

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/17/bfr_proposes_further_eu_criteria_to_identify_endocrine_disruptors-194580.html

2015年6月1日にブリュッセルで開催されたEU会議「内分泌撹乱物質:定義基準と関連影響会議」の際に、BfRは内分泌撹乱物質の同定について拡張した提案を行った。この同定は複雑な意志決定マトリクスに基づく。BfRの Andreas Hensel長官は「ホルモン活性のある物質の規制には健康に関することが最優先されるべきで、内分泌撹乱物質のリスクの可能性については包括的な性質決定を推奨する」と述べた。EUの法により、内分泌撹乱物質、すなわちホルモン影響があるためにヒトや動物の健康に悪影響を与える可能性のある物質、は将来植物保護製品の有効成分としては禁止されなければならない。

科学者は内分泌物質と内分泌撹乱物質を区別する、ホルモン活性がある物質が必ず健康に有害であるわけではないからである。WHOの定義によると、内分泌撹乱物質は内分泌系の機能を変化させてその結果として無傷の生物やその子孫あるいは(亜)集団の健康に有害影響を与える物質または混合物、である。

BfRの提案した健康評価のための意志決定マトリクスは、内分泌撹乱物質の「強さ」を評価するのにそのホルモン影響のみでは十分ではない、ということを示唆している。このアプローチは現在のEUロードマップの選択肢の一つとして推奨されているが。BfRはこれに追加の基準を加えて強化することを意図する。これらには有害健康影響の重症度や可逆性、つまりそのような影響が完全に元通りになる可能性;ある物質の他の性質に比べた場合のホルモン活性の特異性;一貫性、つまり研究の科学的追跡可能性、などを含む。次にこれらの決定基準、強さ、重症度、可逆性、特異性、一貫性が以下の3つのカテゴリーのどれか一つに物質を分類する基準となる。「ホルモン活性のある物質」「内分泌撹乱物質疑い」「内分泌撹乱物質」。これらの分類をもとにEUロードマップに提案されている規制上の決定をすることができるであろう、例えば殺虫剤やバイオサイドでは内分泌撹乱物質を禁止する、のような。

議論の中でBfRの提案は広く支持された。

[]すぐ食べられる食品は変化が遅い

ARS

Quick-Serve Foods Slow To Change

June 30, 2015

http://www.ars.usda.gov/is/pr/2015/150630.htm

ARSが研究費を出した調査で米国ファストフードチェーンの人気のある肉製品の一回分の大きさ、カロリー、ナトリウム、飽和脂肪、トランス脂肪含量を調べた。その結果18年(1996年と2013年)で一食分の大きさがほとんど変わっていないことを発見した。一方同じ期間にフライドポテトのトランス脂肪含量は低下した。

(量が最大の問題なのにね。アメリカの肥満研究って飯の種を減らさないようにしてるんだろうか)

[]妊娠中の飲酒研究−ニュースに

SMC

Drinking in pregnancy research – In the news

July 8th, 2015.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2015/07/08/drinking-in-pregnancy-research-in-the-news/

妊娠前及び妊娠中の飲酒を調べた研究が世界的にメディアに注目されている

BMJ Openに発表されたこの研究は英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドの約17000人をカバーするいくつかの大規模調査のデータを引用し、飲酒率は国や、おなじ国でも調査により違うことを見いだした。妊娠中の飲酒はアイルランドでは20から80%、オーストラリア、ニュージーランド、英国では40から80%であった。

全てのデータを組み合わせていくつかの傾向を発見した。例えば妊娠中ずっと飲酒している母親は喫煙率が高く、白人である可能性が高い

国内外の報道へのリンク

  • 妊娠中の飲酒は「よくある」−専門家の反応

Drinking in pregnancy ‘common’ – Expert reaction

July 8th, 2015.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2015/07/08/drinking-in-pregnancy-common-expert-reaction/

英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドの第一子の母親の研究で妊娠中の飲酒はよくあることが明らかになった。しかしこの多くは母親になる予定の人が妊娠初期に妊娠に気がついていないためである、とニュージーランドの研究者は言う

オークランド大学健康医学部産婦人科部長Lesley McCowan教授

この論文に含まれるニュージーランドのデータはSCOPE研究のもので、これはオークランドの約2000人の妊婦を調べたものである。詳細データは、23%が妊娠したときに全くアルコールは飲んでいない。最初の三ヶ月に飲酒をしたと回答した1063人(53%)のうち917人(86%)は妊娠6週までにやめている。飲酒を止めたのは妊娠陽性になった時期で、オークランドのほとんどの女性は妊娠したら飲酒をやめている可能性が高い。20週でも飲酒を続けていた12%の女性についてはその時の飲酒量は週に1-2ユニットだった。シングルで喫煙している女性は有意に妊娠中飲酒の可能性が高かった。

オタゴ大学周産期精神科上級講師Mark Huthwaite博士

この研究は妊娠中の飲酒が驚くほど高いことを同定している。年齢や教育レベルを考えると彼女たちは妊娠中の飲酒についてもっと知っているはずだと思うだろう。妊娠は飲酒行動を変えるチャンスである。知っていても行動は変えないという状況には介入が必要であろう。

(若い女性が妊娠するかもしれないからお酒は飲みませんなんて言えないから、飲酒を当然とするような雰囲気を変えないと)

  • 食品への課税と補助金が食生活を変え命を救う−研究

Food taxes and subsidies change diets, save lives – study

July 9th, 2015.

http://www.sciencemediacentre.co.nz/2015/07/09/food-taxes-and-subsidies-change-diets-save-lives-study/

新しい研究によると健康に関連して食品に課税し補助金を出すことでニュージーランドの食事関連疾患による死亡を減らすことができる

PLOS ONEに発表。5つの異なるシナリオで計算。マオリと低所得層最もメリットが大きい。

各種報道へのリンク

[]CAC Decision on rBST: MRLs held at step 8

http://www.codexalimentarius.org/roster/detail/en/c/297769/

rBSTのMRLがステップ8に据え置き

同意するまでまだ時間が必要

[]サプリメント販売業者はFTCによる詐欺的宣伝での告訴の和解のために140万ドルを手放す

Supplement Marketers Will Relinquish $1.4 Million to Settle FTC Deceptive Advertising Charges

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2015/07/supplement-marketers-will-relinquish-14-million-settle-ftc

宣伝はProcera AVHが記憶力の低下を10年から15年取り戻すと宣伝していた

ダイエタリーサプリメントProcera AVHが記憶や気分やその他の認知機能を有意に改善することが臨床的に証明されていると消費者を騙した。その根拠はなかった。

例えば新聞広告で「記憶用の錠剤は眼鏡が目に対するように役立つ…驚くべき変化が見られる、たった30日で記憶力やその他の力が15年若返る!」と書いていた。通常1つ79ドルあるいは3つで119ドルで、自動的に継続される購入計画になっている。

さらにFTCは脳研究所Brain Research Labsの創設者で主任科学担当者のGeorge Reynolds (a/k/a Josh Reynolds)も虚偽の製品保証をしたことで訴えている。

  • 消費者向け情報

あなたの脳を15才若くする錠剤?そんなものは忘れよう

A pill that makes your brain 15 years younger? Forget about it.

July 8, 2015 by Lisa Lake

http://www.consumer.ftc.gov/blog/pill-makes-your-brain-15-years-younger-forget-about-it

(FTCは現在高齢者を騙すものに対して対策強化中)

  • こんな記事があった

Procera Memory Supplement Review

http://supplement-geek.com/proceraavh-review-ingredients-side-effects-research/

Brain Research Labsの住所は住宅街の部屋で実験室などない。サプリメント業者が「ラボ」とか「研究室」という単語を使うのは常套手段。実際には研究や実験などしていない。

ウェブサイトの宣伝では臨床研究があるとかスタッフの研究成果とか書いてあるがどの雑紙に発表されているのか書いてない。当然ProMedで検索しても一報もヒットしない

Josh Reynoldsが書いた本はアマゾンで販売されていて「医学の世界で有名」のような宣伝をされているが大学を卒業しているかどうかも怪しい

(自称食品添加物の神様、業界の人は誰も知らない、みたいな人の本が売れるから)

[]論文

  • プラスチック中の有害化合物の「より安全」な代用品は、ヒト健康にとって同じくらいのリスクかもしれない、研究が示唆

'Safer' replacements for harmful chemical in plastics may be as risky to human health, studies suggest

8-Jul-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-07/nlmc-rf070615.php

NYU Langone 医療センターの一連の研究によると、DEHPの代用品として使用されているDINPとDIDPは子どもや青少年の高血圧と糖尿病リスクを上げることと関連する。NHANESのデータによる解析。

Hypertensionに7月9日オンライン発表された研究によるとDINPとDIDPの量が10倍になることと血圧が1.1 mmHg上がることに関連がある。

5月にJournal of Clinical Endocrinology and Metabolismに発表された論文ではDINPとDIDPの量がインスリン抵抗性と関連することを報告している。

(言い過ぎだけどDEHPへの批判も同じくらいのいいかげんさだったからどっちでもいいや)

  • 症状チェッカーはどのくらい正確か?

How accurate are symptom checkers?

8-Jul-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-07/hms-haa070615.php

ウェブの診断や識別ツールはしばしば間違っているが時々重症患者の役にたつ

BMJに発表されたハーバード大学医学部の医療政策准教授Ateev Mehrotra研究

医学部や病院や保険会社や政府機関の主催している症状チェッカーについての評価。一般的に過剰に用心深く病院に行くことを薦める傾向がある。正確さは概ね電話相談と同程度で、一般のインターネットの検索による自己診断よりは良い。

  • ワクチン:フランスの一般医の実践とためらい

Vaccines: Practices and hesitancy among general physicians in France

8-Jul-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-07/ind-vpa070815.php

Ebiomedecineに発表されたPierre Vergerらの、ワクチン不信の文脈での、フランスの医師1500人の態度と実践についての解析。ワクチンは多くの感染症にとって最も効果的な対策方法で根絶すらできるが近年フランスの一般人にワクチンに否定的見解が増えている。懐疑が広がって一部のワクチン接種率が不適切なレベルに低下している中で一般医が情報提供に主要な役割を果たしている。2014年4-7月の調査。

知見の一つは96%の医師がワクチンの有用性を患者に説明できることに自信がある。一方でアジュバントの役割については43%に低下する。二つ目はワクチンにより医師の間に差がある。MMRについては83%が薦めるがC型髄膜炎は定期接種に入っているにもかかわらず57%である。多くの医師はワクチン情報についてフランス保健省や保健機関を信頼している。

しかし一部の医師は一部のワクチンのリスクについて、ファーマコビジランスや疫学研究で否定されているにも関わらず疑問を持っている。6%がHPVと多発性硬化症のような神経変性性疾患の関連をありそうだと考え、26%が公的機関の薦める一部のワクチンを不要だと信じ20%は子どものワクチンが多すぎると信じている。これらが医師が患者にワクチンを定期的に薦めることを少なくする理由の一部になっている。医師の訓練とリソース提供が必要である。

(医者にもへんなのはいる)

  • 低リスク出産の費用は病院により違う

Cost of low-risk childbirth varies widely among hospitals

8-Jul-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-07/yu-col070815.php

Health Affairsの7月号に発表された研究によると、出産費用はどの病院を選ぶかで約1万ドル違う。米国では出産が入院の主要な原因であるが費用についての研究は少ない。そこでYale大学医学部産婦人科生殖科学科のXiao Xu准教授が2011年の463病院の入院患者データを調べた。一回の出産の平均費用は施設により$1,189 から $11,986で、10パーセンタイルと90パーセンタイルで2.2倍の差がある。帝王切開や母親に重大な合併症がある場合は費用が高くなるが、これらは費用の違いのわずかしか説明しない。

(日本でも出産はいまや結婚式みたいなイベントになっちゃってるからねぇ。確かに100万円くらいは違うかな)

その他

  • 科学のために立ち上がるJohn Maddox賞

Senseaboutscience

John Maddox Prize for Standing up for Science

Posted by Victoria Murphy on 08 July 2015

http://www.senseaboutscience.org/blog.php/119/john-maddox-prize-for-standing-up-for-science

2015年の賞ノミネート開始にあたり、この賞の受賞者選定者であるNatureの編集長Philip Campbell卿からの展望

  • 子どもたちに、無農薬の安全安心な給食を!

http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/HappyLunch/

グリーンピース相変わらず。

ネオニコチノイドにこだわり「無農薬の安全安心な給食」の例がいきなり玄米とメカジキで、ヒ素と水銀のため国によっては子どもには勧められないとされているものなのに。

このパンフレットに載っているところは食品の安全性について理解していないところというわけ。

  • 株式会社東洋新薬から謝罪と削除の要請がありました

2015年7月8日

http://www.foocom.net/special/12929/

すごい。悪徳企業ですって宣伝しているようなもの

これがこの業界の標準だと思われていいんだ、他の会社は?