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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2015-09-11

[]

  • トラルコキシジムの既存MRLsレビュー

Review of the existing maximum residue levels for tralkoxydim according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2015;13(9):4227 [24 pp.]. 9 September 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4227

さらなる検討が必要。

  • フベリダゾールの既存MRLsレビュー

Review of the existing maximum residue levels for fuberidazole according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2015;13(9):4220 [25 pp.]. 8 September 2015

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4220

消費者リスクがないことが確認された。

[]ナトリウムイニシアチブ

Sodium Initiatives

http://www.nyc.gov/html/doh/html/diseases/salt.shtml

ニューヨークはこの国で初めて、チェーンレストランにメニューのアイテムの次に塩の含量が多いものに警告表示を要求する。この提案はニューヨーク衛生委員会で9月9日に全会一致で可決され、15店舗以上あるレストランに2015年12月1日から警告表示を要求する。

2300mg以上のナトリウム(塩で5.8gくらい、一日の総摂取量)を含むメニューは警告シンボル(△に塩の瓶のような絵が入ったもの)

[]農薬の指標水質基準:19化合物についての提案

Indicative water quality standards for pesticides : proposals for 19 compounds

2015-09-10

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2015/september/Indicative_water_quality_standards_for_pesticides_proposals_for_19_compounds

水の管理者が問題の化合物が懸念となるかどうかについての第一印象とするための指標基準を提案した。ほぼ全ての化合物でこれまでの値より低い。新しい水の環境毒性データがより低い濃度で有害影響を示している。魚に蓄積してそれをヒトが食べることも考慮されているがほとんどの場合クリティカルなのは直接環境毒性であった

本文オランダ語

[]Coco Joy風味付きココナツミルクが表示されていない乳製品のためリコール

NSW食品局

Coco Joy flavoured coconut milks recalled for undeclared dairy

10 September 2015

http://www.foodauthority.nsw.gov.au/news/media-releases/mr-10-Sep-15-coco-joy-recall

「ピュアココナツミルク」チョコレート、コーヒー、バナナ味に牛乳

(わりと悪質。味付きなのに「ピュア」って、という疑問は抱かないのだろうか)

[]FDAは食品安全システムを現代化するための重要なステップを踏む

The FDA takes important steps in modernizing the food safety system

September 10, 2015

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm461437.htm

日本語があった。

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm461907.htm

(なんか微妙だけど)

  • 消費者向け情報

5つの方法で新しいFDAの規則があなたの食品をより安全にする

5 Ways New FDA Rules Will Make Your Foods Safer

09/10/2015

http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm459072.htm

1. 食品企業がハザード予防のために管理を強化する 

何かがおこってから対応するのではなく事前予防対策をとる(HACCPのこと)

2. あなたとあなたのペットが動物由来食品の汚染から守られる

ペットフードにもヒト用食品同様のHACCP

3. 健康的で安全な食生活に手を取り合って

農場にも適切な安全管理

4. 他国から輸入される食品の監視強化

外国供給業者検証計画(FSVP)と第三者認証が秋に最終化

5. 消費者の食品安全への信頼性強化

これまでは事後対応だったが新しい法により事前対応に変わる

[] 論文

  • 魚をたくさん食べることは鬱リスクを下げるのに役立つかもしれない−少なくともヨーロッパでは

Eating a lot of fish may help curb depression risk -- at least in Europe

10-Sep-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/b-eal090815.php

Journal of Epidemiology & Community Healthに発表されたプール解析

ヨーロッパの研究でしか関連がみられない

  • 安くて塩の多いジャンクフードの生産と販売を減らすことを政府に要請

Call for government to curb the production and sale of cheap salty junk food

10-Sep-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/uow-cfg090915.php

WHOのアドバイザーでWarwick大学医学部の心血管医学及び疫学教授Francesco CappuccioがBMJ Openに発表した研究によると、社会経済的地位の低い人たちは収入の高い人たちより塩を多く摂っていてそれが寿命の短さに寄与している。

  • 貧しい食生活と高血圧がいまや死亡のナンバーワンリスク

Poor diet and high blood pressure now number 1 risk factors for death

10-Sep-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/uom-pda091015.php

The Lancetに発表された世界疾病負担Global Burden of Diseaseプロジェクトの結果。1990-2013年の188ヶ国の79のリスク要因について検討。

・中東とラテンアメリカではBMIの高さが1番のリスク

・南及び東南アジアでは室内大気汚染、インドでは安全ではない水と子どもの栄養不良

・ロシアでは酒が2番目

・英国を含む高所得国では喫煙がナンバーワン。

・サハラ以南のアフリカでは子どもの栄養不良と安全でない水と衛生不良と安全でないセックスと飲酒の組み合わせ

Avoidable risk factors take an increasing toll on health worldwide

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/tl-arf090915.php

同じ内容のプレスリリース

  • 新石器時代の骸骨がくる病の初期の歴史を明らかにする

Neolithic skeleton reveals early history of rickets

10-Sep-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/uob-nsr091015.php

スコットランドのTiree島の新石器時代の骸骨にくる病が確認された。通常日光にあたらないことと関連するので農業を行っていたコミュニティにみつかるのは驚きである。この女性は子ども頃に栄養不良だった。どうして日光にあたらなかったのかは謎。Proceedings of the Prehistoric Societyに発表。

  • ココアフラバノールが健康なヒトの血圧を下げ血管機能を増す

Cocoa flavanols lower blood pressure and increase blood vessel function in healthy people

10-Sep-2015

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/cl-cfl091015.php

EUが資金を提供したFLAVIOLA研究コンソーシアムがココアフラバノールが心血管系の健康を維持するのに役立つことを示す

Age とBritish Journal of Nutrition (BJN)に最近発表された二つの研究でココアフラバノールが心血管系の機能を改善し心臓の負荷を下げることを示した。

Ageに発表された研究ではフラバノールを含む飲み物と含まない飲み物を若い22人と高齢の20人に1日2回2週間飲んで血圧や血管の硬さなどを調べた。BNJの研究では100人に増やし1日2回4週間飲んでもらった。

(略。プレスリリースの中にココアフラバノール含量の記載がない。見てみると1杯で450 mgだそうで1日900mg。これによると900mgのココアフラバノールを摂るにはミルクチョコレートだと7110カロリーとることになるらしいけどhttp://www.drkney.com/pdfs/chocolate.pdf。)

  • 遺伝子組換えは良くある植物を抗がん戦士に変える

Scienceニュース

Genetic engineering turns a common plant into a cancer fighter

By Robert F. Service 10 September 2015

http://news.sciencemag.org/biology/2015/09/genetic-engineering-turns-common-plant-cancer-fighter

合成生物学が新たな勝利を刻んだ。本日研究者らが、かつて絶滅危惧のヒマラヤの植物から採取した強力な抗がん剤の合成原料を、よくある実験用植物で合成できるように遺伝子を改変したのだ。この新しい仕事で抗がん剤を十分供給できるようになり、より安全で効果の高い化合物を作るために研究者が化学的修飾をすることも簡単になる。

ヒマラヤポドフィルム(Podophyllum hexandrum)は細胞毒性のある化合物ポドフィロトキシンの原料で、これは抗がん剤エトポシドの合成原料である。エトポシドは1983年から米国で販売されたくさんの異なるがんの治療に用いられている。現在ポドフィロトキシンはアメリカポドフィルムから採集されているがこの植物は成長が遅くポドフィロトキシン含量が少ない。ポドフィロトキシンはいつでも植物にあるわけではなく、葉が傷つくとできる。スタンフォード大学の化学技術者Elizabeth Sattelyはポドフィロトキシン産生酵素を探り、タバコの近縁種Nicotiana benthamianaで発現させた。本日Scienceにオンライン発表された論文で、10の酵素グループを使ってエトポシドの直接の前駆体である(-)-4’–デスメチル-エピポドフィロトキシンを作らせることに成功した。

[]日本産輸入食品の放射能検査の結果

検査実査課/輸入食品政策課

  • 2015-09-04 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=28748

2015.8.28.∼2015.9.3.

  • 2015-08-28

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=28697

2015.8.21.∼2015.8.27.

[]説明資料(東亜日報「料理する間フライパンで発ガン物質が?」の記事に関連する)

検査実査課/輸入食品政策課 2015-09-03 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=28738

東亜日報が‘15. 9. 3.に報道した「料理するときフライパンから発がん物質が?」に対して次のように説明する。

食品医薬品安全処は器具・容器などから食品に移行する可能性のある物質に対する基準・規格を決めて安全な器具・容器だけが使われるようにしている。

報道された過フッ素化化合物であるPFOAはIARCなどで発がん物質とは評価していないし、世界的に食品用器具のPFOA基準・規格を設定した国家はない。

研究機関である独連邦リスク評価研究所(BfR)だけ勧告基準として30ppb以下を提案しているが、ドイツ政府も基準を設定していない。

○また、我が国で流通するフライパンなどフッ素樹脂コーティングキッチン器具からのPFOA検出水準は不検出〜1.6ppb(平均0.034ppb)と低く、安全性評価の結果食品用器具から移行する量は一日摂取耐用量(TDI)*の0.003%で安全だった。

(くっつかないフライパンがどうこうという話は何度も出ては否定されている。しかし「発がん性」は根拠がないので適当に言ってるだけだろう。メディアが嘘を言っても良いと思っている限りなくならない)

[]ハム、ソーセージなどの食肉加工品の購入時にタイプを確認してください 

農畜水産物政策課 2015-09-08

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=28775

食品医薬品安全処はハム・ソーセージなど食肉加工品を購入しようとする時には製品包装表示事項の ‘畜産物加工品の類型’を確認して購入するのが望ましいとのべた。

食肉加工品の肉含量は‘畜産物の加工基準及び成分規格(以下、’基準規格‘)’により製品類型別に決まっているからである。

ハムは通常食肉90%以上、プレスハムは85%以上、混合プレスハムは75%以上、ソーセージは70%以上などである。

食薬処はハム・ソーセージなど食肉加工品の肉含量表示に消費者の関心が高くなっている点を勘案して業界が自主的に表示を拡大して行くようにこれから薦める計画である。

[]ハラール乳製品、マレーシア本格輸出 

畜産物衛生安全課 2015-09-07 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=28764

食品医薬品安全処と農林畜産食品部はハラル認証を受けた韓国の乳製品が9月12日マレーシアに輸出されると発表した。

今回輸出されるのははビングレー“バナナ味牛乳”で量は1コンテナ分計14.4トン(約3万ドル)で、来る9月12日釜山港を出てマレーシアに向かう。

[]食品医薬品安全庁、国民参加UCC公募展授賞式開催!

添加物基準課/食中毒予防課2015-09-07 

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=28760

食品医薬品安全処は‘食品添加物の正しい知識拡散’と‘子供手洗い’をテーマにそれぞれ実施された国民参加自家製作物(UCC)公募展の受賞作に対する授賞式を行う。

賞金を授与し受賞作は学校などで使われる

[]シニア監視員、トッタバンでの虚偽・誇大広告の予防活動!

食品管理総括課 2015-09-04

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=28742&cmd=v

食品医薬品安全処は最近トッタバンなどで持続的に発生している高齢者の虚偽・誇大広告被害予防のために公演が可能なシニア監視員84人を追加で委嘱して9月から本格的に活動を実施すると発表した。

今回委嘱されて活動するシニア監視員は去る8月各地域別大韓老人会所属高齢者ボランティア支援センターの推薦を受け食品安全を確保するための多様な支援及び広報活動に参加する。

特に、歌、楽器演奏などの公演が可能な方々を選んだので該当の地域にある敬老・福祉施設などを直接訪ねて公演をして高齢者を対象にトッタバンでの虚偽・誇大広告被害予防教育をすることになる。

シニア監視員制度は2010年から運営されていて食品関連会社点検、食品収去などを支援して食中毒予防など多様な食品安全広報活動に参加している。

[]食品医薬品安全庁、食品虚偽・誇大広告の被害予防のためのコミュニケーションの場設定

 疎通協力課/食品管理総括課 2015-08-28

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28690&cmd=v

食品医薬品安全処は韓国消費者連盟と共同で食品虚偽・誇大広告による消費者被害を根絶するための方法を議論する‘第11回消費者フォーラム’を8月28日開催する。

今回のフォーラムは国民コミュニケーショングループが発掘した問題である‘食品虚偽・誇大広告消費者被害根絶方法’をテーマにする。

*国民コミュニケーショングループ: 全国年齢・地域別均等分配して構成された1,001人を対象に食薬安全政策関連関心・心配事項の意見を集めてフィードバックする両方向コミュニケーションチャンネル

○主要発表内容は▲食品虚偽・誇大広告消費者被害実態▲食品広告の問題点▲食品虚偽・誇大広告根絶方法等であり、主題発表後パネル討議、質疑応答の順序で進行する。

特に食品虚偽・誇大広告消費者被害実態では夏季ダイエット食品による消費者不満事例状況と主要被害事例、食品虚偽・誇大広告根絶のための制度及び広報・教育などを共有する予定である。

[]「トッタバン」虚偽・誇大広告違反に報告褒賞金の支給基準の新設 

食品管理総括課2015-08-27

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28686&cmd=v

食品医薬品安全処はいわゆる‘トッタバン’で食品や健康機能食品を虚偽・誇大広告して販売する行為に対する申告褒賞金支給を主要内容にする「不正・不良食品及び健康機能食品などの申告褒賞金支給に関する規定」改正案を告示した。

※ トッタバン: アパート分譲現場周辺の移動式不動産仲介業者のように広報館、体験室など形態で2〜3ヶ月単位で営業して適宜場所を移動して営業する行為

今回改正案は‘トッタバン’での虚偽・誇大広告行為による消費者被害が持続的に発生しているため消費者監視を強化するために用意した。

今回改正案の主要内容は▲‘トッタバン’で食品などを虚偽・誇大広告する行為に対する申告褒賞金支給▲流通期限経過製品販売行為に対する申告褒賞金支給制限などである。

‘トッタバン’に人々を誘引して食品などが疾病の予防または治療に効能・効果があるかのように虚偽・誇大広告する行為を届けた者には10万ウォンの褒賞金を支給する。

また、申告褒賞金を狙って流通期限経過食品などを販売陳列台に密かに隠して届ける事例を防止するために流通期限経過製品販売行為を届けた者の中で購買日から10日以上経過した場合は褒賞金支給対象から除く。

[]食・医薬安全情報を提供するために民間の広報大使の委嘱 

疎通協力課 2015-08-26

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=28670&cmd=v

食品医薬品安全処は正しい食・医薬安全情報を広く知らせるために選定された第7期食品医薬品安全モニター200人に対する委嘱式を8月26日に開催して来る9月から本格的な活動に入ると発表した。

第7期食品医薬品安全モニターは満15歳以上の個人ブログとソーシャルネットワークサービス(SNS)使用者を対象に去る7月個人別SNS活動、経歴、専門性などの審査を通じて選定された。

活動期間は‘16年末までで、食・医薬安全情報を個人ブログ・SNSなどオンラインで伝えて地域住民たちを直接訪ねて提供するなど民間広報大使としての役目を果たす。

またこの日の委嘱式では去る1年間第6期食品医薬品安全モニターとして活動した優秀活動者3人に食品医薬品安全処長賞が授与される。

参照として食品医薬品安全モニターは‘09年に委嘱された第1期モニターから今度活動を終わる第6期まで計931人のモニターが1年単位で活動をした。

その他

  • ヘルスカナダはバンクーバーの大麻ショップを警察に通報すると脅す

Health Canada threatens Vancouver pot shops with police action

By Gordon Hoekstra, Vancouver Sun September 10, 2015

http://www.vancouversun.com/health+canada+threatens+vancouver+shops+with+police+action/11354713/story.html?__lsa=c939-9fc3

ヘルスカナダが13の大麻販売店に直ちに販売と宣伝を止めるよう文書を送付した。もし止めないならカナダ連邦警察に通報するという。6月にはバンクーバー国際ジャズフェスティバルに対してプログラムガイドに大麻の宣伝があったため文書を送っている。大麻販売店は最近増加していてバンクーバーだけで100以上ある。それらはカナダ以外の国の医療用大麻許可システムを利用していて乾燥大麻などを郵送している。ヘルスカナダの広報官は法を守ることを要請しているという。

  • 蹴脂粒問題、消費者庁の安全性評価を不十分と考える理由

2015年9月9日

http://www.foocom.net/column/editor/13199/

松永さん

これで紹介されている記事なんだけど

http://ib-kenko.jp/2015/09/0909_dm1248_4.html

「不当にリスクを強調する」という言い方を消費者庁長官がほんとうにしたのなら、米国のダイエタリーサプリメントとごっちゃにしていることの傍証。

FDAがエフェドラダイエタリーサプリメントを禁止にするためにものすごく苦労したのは、ダイエタリーサプリメントについてはFDAが「不当なリスク」(unreasonable risk)となることを証明しなければならなかったからで、そのためには複数の死体が必要だった。これはダイエタリーサプリメント健康教育法(DSHEA)のせいで、ダイエタリーサプリメントについては食品の安全性のための基準があてはめられないから。つまり食品だったら安全性に問題ありとして販売できないものであっても「ダイエタリーサプリメント」としてなら販売できる。米国の法体系はそうなっている。そして食品とダイエタリーサプリメントには明確な線引きがある。米国でも食品なら「事前予防的」に死体が無くても安全性を確保するための対策はできる。食品については世界中でそうなっているし日本でもそう。

「不当なリスク」という用語はダイエタリーサプリメントの場合にしかみない。

日本にはDSHEAなんてないので機能性表示食品は「食品」。なのでリスク分析に基づき、食品安全委員会の評価を尊重して管理することに法律で決まっている。

それなのにその仕組みを無視して、食品にダイエタリーサプリメント並みのハイリスクを許容した上で米国のダイエタリーサプリメントには必須となっている食品との明確な区別やGMPすらない、ということは日本の食品は世界でも最もハイリスク、になってしまう。

消費者庁が虚偽誇大宣伝による経済的損失から消費者を守らないことも驚きだったが食品の安全性すら踏みにじるとはおそれいった。