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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2016-01-25

[]日焼けマシンの健康影響についての予備的意見にパブリックコメント募集

Public consultation on the Preliminary Opinion on the Health Effects of Sunbeds

22-01-2016

http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/dyna/enews/enews.cfm?al_id=1659

美容目的でのサンベッドの紫外線による健康影響についてSCENIHRが予備的意見を発表し、これについて2016年3月21日まで意見募集

日焼けマシン由来の紫外線に安全な基準はない、という意見。

[]FSスコットランド

  • スコットランド食品基準局はスコットランドの食事関連健康問題と取り組むラジカルな対策に合意

Food Standards Scotland agrees to radical measures to tackle Scotland’s diet-related health problems –

20 January 2016

http://www.foodstandards.gov.scot/news/food-standards-scotland-agrees-radical-measures-tackle-scotland%E2%80%99s-diet-related-health-problems

砂糖税から広告規制にまで渡る。

  • FSS理事会はスコットランドの貧しい食生活に対応する一連の対策について議論する

FSS Board to discuss a package of measures to address Scotland’s poor diet

20 January 2016

http://www.foodstandards.gov.scot/news/fss-board-discuss-package-measures-address-scotland%E2%80%99s-poor-diet

提案内容はこのサイトから

宣伝や一食あたりのサイズ、成分の見直し、砂糖税、教育、一般への周知キャンペーンなど

[]強制捜査により数千の危険な可能性のある痩身錠剤が押収された

Thousands of potentially dangerous slimming pills seized in raid

22 January 2016

https://www.gov.uk/government/news/thousands-of-potentially-dangerous-slimming-pills-seized-in-raid

MHRAの調査でマンチェスター地域で28000以上の未許可痩身錠剤が押収された。

「Aduki Diet小豆ダイエット」錠剤としてナチュラル成分しか含まないと宣伝されてオンラインで販売されていたが分析でシブトラミンが検出された。

(小豆ダイエットって何だ?

http://www.adukilight.co.uk/

成分が緑茶と小豆だ?お茶とあんこ菓子で食欲がなくなるわけないじゃん

コラーゲンの綴りは間違ってるし。)

[]シアン化物中毒、象−ジンバブエ:(Hwange国立公園)

Cyanide poisoning, elephant - Zimbabwe: (Hwange Natl Park)

2016-01-22

http://www.promedmail.org/post/3955549

Date: Thu 21 Jan 2016 Source: AllAfrica, News24 report [edited]

2ヶ月前に約60の象が殺された北西ジンバブエでまた象がシアン化物中毒で死亡しているのが発見された。象は約10日前に死亡したと考えられる。報告によると密猟者は象牙を持ち去る時間がなかったようだ。

先週の新聞によるとBulawayoの物流企業の男性がシアン化物1トン以上を許可無く所有していて逮捕された。

(こういうニュースを見ると印鑑文化なんか滅びろと思う。なんで平然と象牙を売ってるわけ?)

[]消費者を安全でないサプリメントから守ることに前進

Making Progress in Protecting Consumers from Unsafe Supplements

Posted on January 20, 2016 by FDA Voice By: Stephen Ostroff, M.D.

http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2016/01/making-progress-in-protecting-consumers-from-unsafe-supplements/

2000万人のアメリカ人が健康の維持または増進のためにダイエタリーサプリメントを使用していると推定されている。安全でないあるいは異物混入されたダイエタリーサプリメントから消費者を守ることはFDAにとって極めて重要である。

最近我々は安全でないサプリメントによる病気や死亡を予防するための多数の重要な前進をした。我々のサプリメントに対する監視権限は間違いなく限定されているが、我々は既存の監視を強化するするためにできることをしている。私はこれらの製品の規制についての挑戦と達成と機会とについて説明したい。まず課題から。

大きな課題はその量である。ダイエタリーサプリメント業界は世界で最も早く成長しているものの一つである。1994年に議会がDSHEAを成立させたとき、ダイエタリーサプリメントの年間販売総量は約58億ドルだった。それから販売額は年約350億ドルと6倍に増加した。いまや大量のサプリメントがインターネットで販売されている。ダイエタリーサプリメント業界の成長やその消費者への販売方法の多様化はFDAのこの業界を規制するためのリソースより遥かに多い。

さらにこれらの製品のサプライチェーンは分断されていて、単一の製品がしばしば多数の、あらゆる種類や規模や場所の供給業者や製造業者や販売業者を経由するため追跡が困難である。最終的にサプライチェーン全体に渡る適切な品質管理や記録保持は行われていないので、最終製品に何がどのくらい入っているのか、それは安全なのかあるいはダイエタリーサプリメントの成分としてふさわしいのかどうかすら保証することは困難である。

DSHEAにより、FDAにはダイエタリーサプリメントが消費者に販売される前に認可する権限はない。しかし我々は市販された後で−そのダイエタリーサプリメントが異物混入されている(つまり安全でない);不正商標表示(製品のラベルが間違い);あるいはダイエタリーサプリメントとして販売できない(未承認医薬品)ことを我々が証明できた場合にのみ対応できる。我々は市場調査、覆面試買、ラベル監視、病気や死亡の報告レビューで市場を監視している。必要であれば警告を出したり法的措置をとったり企業にリコールを要請したりする。しかしこれら全ての対応は証拠に基づいて我々の法的権限と限られたリソースの範囲内でなされなければならない。

このような制約にもかかわらず、昨年我々は重要な結果を生み出した。その一部を紹介する。

・kratomの押収

・粉末純粋カフェイン

・BMPEAとDMBAとピカミロン

・FTCと協力して117業者を起訴

・100以上の警告

・600以上のダイエタリーサプリメント会社の査察

私はこの分野での我々を待ちかまえる機会と我々の将来の計画に発憤している。例えば新たにダイエタリーサプリメント計画オフィスを作って監視と職員を増強している。我々は今後重大な安全性関連違反や意図的詐欺に対しては犯罪捜査と執行ツールの使用を拡大していきたい。

最終的に我々の重要課題は消費者の健康とダイエタリーサプリメントが安全であると期待する権利を守ることである。

(効果については関与せず。ところで日本には健康食品の安全性専門担当職員なんていない)

[]論文

  • 環境中毒素がアルツハイマー病やその他神経変性疾患リスクを増やすかもしれない

Environmental toxin may increase risk of Alzheimer's disease and other neurodegenerative illnesses

22-Jan-2016

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-01/epr-etm012116.php

Proceedings of the Royal Society Bに発表された新しい研究によると有毒藻類の大量発生に伴う毒素BMAA (beta-Methylamino-L-alanine)への慢性暴露が神経変性疾患リスクを増やすかもしれない。グアムの太平洋諸島のChamorro村ではアルツハイマー病やパーキンソン病の症状に類似した神経変性疾患が見られる。研究者らはミドリザルにBMAAを加えた果物を140日与え、病気の太平洋諸島住人同様の脳の神経原繊維変化やアミロイド沈着が生じることを発見した。

  • アーモンドミルクが何故赤ちゃんには適さないのか

Why almond milk is not suitable for babies

http://www.aww.com.au/latest-news/news-stories/why-almond-milk-is-not-suitable-for-babies-25070

スペインで11ヶ月の子どもが赤ちゃん用アーモンドミルクのみを与えられて壊血病になった。壊血病はビタミンC欠乏による病気で、生鮮食品が入手できない船乗りなどでかつてはよく見られたが先進国では今は希である。問題の子どもは健康体重で産まれ皮膚に湿疹ができ医師がアレルギーを疑ったため親がアーモンドミルクに切り替えた。8ヶ月までは普通に見えたが足を動かすと泣きX線で骨が少ないための骨折がみられた。

研究者らは保護者に、健康によいと宣伝されている植物ベースのミルクのみを子どもに与えないよう警告している

Pediatricsに発表された症例報告

Improper Use of a Plant-Based Vitamin C–Deficient Beverage Causes Scurvy in an Infant

Pediatrics February 2016

Isidro Vitoria, Berta López, Jacinto Gómez, Carolina Torres, María Guasp, Inmaculada Calvo, Jaime Dalmau

http://pediatrics.aappublications.org/content/early/2016/01/15/peds.2015-2781.abstract

ビタミンCを与えて改善

  • 遊び場の有害塗料、研究が示唆

Toxic paint levels at playgrounds, research suggests

By Dominic Howell BBC News 6 hours ago

http://www.bbc.com/news/health-35383057

Science of the Total Environmentに発表された研究によると、遊具の塗料には最大水晶濃度の40倍の鉛が含まれる。Plymouth大学の研究者がイングランドの50の公園の遊具を調べた。欧州規則では1977年に遊具の塗料の鉛の濃度は0.25%以下に設定した。しかし2009年に設置されたある公園では10%だった。現在多くの国や米国では鉛は0.009%が上限である。これに比べると1000倍以上になる。古い公園のほうが危険と思うかもしれないがそうではなかった。保護者には、手を口に持っていかないよう子どもに注意し、遊んだ後は手をしっかり洗うことを助言している。一般的に赤や黄色の塗料の鉛が多い

その他

  • 海藻由来のカルシウムサプリメントのほうがいい?

Ask the Experts

Are Calcium Supplements from Algae Better?

by Berkeley Wellness | January 22, 2016

http://www.berkeleywellness.com/supplements/minerals/article/are-calcium-supplements-algae-better

Q:宣伝されているように海藻由来のカルシウムサプリメントの方がいい?

A:その主張に根拠はない。いくつかの高価なカルシウムサプリメントは海藻由来であるがその多くが吸収効率が良いとか骨に有効とかいった疑わしい宣伝をしている。基本は「岩」由来の普通のカルシウムより「植物カルシウム」のほうが「身体に優しい」というメッセージである。しかし全てのカルシウムは地殻(つまり岩)由来である。

これらのサプリメントは天然に海藻に含まれる他のミネラルも含む。製造業者が引用する研究はほとんどが彼らあるいは彼らに雇われている研究者によるもので対照群がなかったりごく僅かな影響だったりしてほとんど根拠にならない。あるいは実験室での培養細胞やマウスでの実験でヒトにはあてはまらない。

我々は普通のサプリメントより海藻サプリメントを薦めることはない。

カルシウムはできるだけ食事から摂り、もし足りないなら、サプリメントは炭酸カルシウムかクエン酸カルシウムにして別にビタミンDも考慮するように。

  • 研究者らがフランスの致死的臨床試験のデザインに疑問

Natureニュース

Researchers question design of fatal French clinical trial

22 January 2016 Updated: 23 January 2016

http://www.nature.com/news/researchers-question-design-of-fatal-french-clinical-trial-1.19221

試験のプロトコールを公開した後でさらなる情報を要求している人たちの中には英国王立統計学会も

1月22日にフランス当局が試験のプロトコールを発表したが薬物の複数回投与計画に適切な時間間隔が設けられていたのかどうかなどの重要な情報が欠けている。試験のスポンサーであるポルトガルの企業Bialはプロトコールの公表を非難している

  • 如何にしてミシガン州フリントの水危機が連邦緊急事態になったか

How water crisis in Flint, Mich., became federal state of emergency

January 20, 2016

http://www.usatoday.com/story/news/nation-now/2016/01/19/michigan-flint-water-contamination/78996052/

ミシガン州Rick Snyder知事が火曜日にフリントの水危機の取り扱いに間違いを犯したことについて説明した。謝罪して対応するという。

2014年に水の色や味や臭いについての苦情があったが過小評価して無視した。

フリントの飲料水は2014年4月にこの市が州の指名した緊急マネージャーの管理下にあったときに鉛に汚染され始めた。Huron湖への新しい水のパイプラインができるまで、コストカットのために飲料水をフリント川からひいて市の処理施設で処理した。それまではHuron湖の水をデトロイト上下水道局が処理していた。州の環境の質省は腐食性の川の水に必要な化合物を加えることを要求できなかったことを認めた。結果としてパイプから鉛が溶出し飲料水に入った。

ミシガン州の医務官によると2014年4月から市の水を飲んだ全ての子ども達約8657人が鉛に暴露された。最近の報告によると2015年10月から12月の検査で43人の血中鉛濃度が高かった。CDCによると血中鉛濃度は暴露後30日で減少するので今の測定値が過去の暴露を示すものではない。

Snyder知事が州の緊急事態を宣言したのは1月5日で水やフィルターを配布し始めたのが1月12日である。10月にデトロイトの水に切り替えているが給水系にダメージがあるので危険は残っている。1月16日にオバマ大統領が連邦緊急事態を宣言した。そのことで500万ドルの緊急援助が行われる。

(濃度がよくわからない。血中鉛濃度の目安は最近10microg/dLから5 microg/dLに引き下げられたのも問題を大きくしている可能性。鉛は安全な濃度はない、ということになっている。しかし苦情を無視するって・・・。ただお金のない地方での水道管等インフラの劣化は他人事ではないだろう)