食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2016-09-20

[]RASFF Week37-2016

警報通知(Alert Notifications)

スペイン産ヨシキリザメ切り身の水銀(1.3 mg/kg)、ラトビア産エストニア経由食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル及びシルデナフィルチオノ類似体(チオシルデナフィルとチオジメチルシルデナフィル)、チェコ共和国産食品サプリメントの未承認物質シルデナフィルシルデナフィルチオノ類似体(チオジメチルシルデナフィル)及びジメチルシルデナフィル、中国産香港経由食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル及びシルデナフィルチオノ類似体(チオシルデナフィル)、英国産食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル、中国産フランス経由陶磁器セットからのカドミウム(0.452 mg/dm²)及びコバルト(0.459 mg/dm²)の溶出、未承認物質シネフリンとカフェインを含む米国産食品サプリメント、ポルトガル産食品サプリメントの未承認物質シネフリン(8000 mg/kg)及びフェネチルアミン誘導体(ホルデニン: 19 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

ベトナム産冷凍メカジキ切り身の水銀(1.45 mg/kg)、エチオピア産fasikaスパイスのアフラトキシン(Tot. = 108.9 µg/kg)、チュニジア産チルドレッドスコーピオンフィッシュ(フサカサゴ)の水銀(0.83 mg/kg)、スペイン産チルドダイオウイカリングの総揮発性塩基窒素量高含有(880 mg/kg)、タイ産未承認遺伝子組換えパパイヤ、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

タイ産エネルギードリンクの着色料タートラジン(E102)及び着色料キノリンイエロー(E104)の未承認使用、スペイン産未承認新規食品ステビア葉及びステビア葉パウダー、ブラジル産チルド馬肉のサリチル酸(340 µg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

中国産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 310.3; Tot. = 373.7 µg/kg)、台湾産原料中国産プラスチック皿からのメラミンの溶出(3.56 mg/kg)、イラン産ピスタチオ穀粒のアフラトキシン(B1 = 80.6; Tot. = 90.0 µg/kg)、インド産飼料用ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 190 µg/kg)、トルコ産レモンのクロルピリホス(0.424 mg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]FVO査察報告書

  • 英国―水産物

GB United Kingdom - Fishery products

14/09/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3666

2016年4月18〜28日まで英国で実施された水産物管理査察。管理システムは堅実に適切に行われ、ほとんどすべての水産物チェーンをカバーしている。だが、公的管理範囲と荷揚げする全ての大型漁船の検査にいくつかギャップがある。

  • チェコ共和国―農薬の販売と使用

CZ Czech Republic - Marketing and use of plant protection products

14/09/2016

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3665

2016年1月19〜27日にチェコ共和国で実施された農薬の販売と使用についての公的管理システムを評価するための査察。よく組織だったシステムがあり、協調、協力は非常によいが、国内外での違法な/偽造品の効果的な検出に弱い。製造業者、輸入業者、再梱包業者などの管理者に関連した大規模でハイリスクな組織的リスクが全体的な優先順位付け工程の中で検討されていない。特に、チェコ共和国で販売されているPTP農薬が法に従っていることを確かめるには不十分である。管理は全ての使用者をカバーし、使用者が規則に従うことを確かめるのにふさわしい。使用者の検査養成知識のためのよく確立されたシステムが農薬の安全な使用を保証する。

[]GMOs:欧州委員会はGMOの食品/飼料としての使用を認可

GMOs: Commission authorises GMOs for food/feed use

16-09-2016

http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/dyna/enews/enews.cfm?al_id=1711

本日欧州委員会はGMトウモロコシBt11 x MIR162 x MIR604 x GA21、3つの異なる単一GMイベントの組み合わせからなる4つの関連GMトウモロコシ(Bt11 × MIR162 × MIR604, Bt11 × MIR162 × GA21, Bt11 × MIR604 × GA21, MIR162 × MIR604 × GA21)、二つの異なる単一GMイベントの組み合わせからなる6つの関連GMトウモロコシ(Bt11 × MIR162, Bt11 × MIR604, Bt11 × GA21, MIR162 × MIR604, MIR162 × GA21 and MIR604 × GA21)を含む、からなる、あるいはそれらを使って生産された製品の販売を認可した。この認可は10年有効である。

[]N,N'-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン(B34)についての最終意見

SCCS

Final Opinion on N,N'-Bis-(2-hydroxyethyl)-2-nitro-p-phenylenediamine (B34)

http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/consumer_safety/docs/sccs_o_196.pdf

変異原性が問題となっていた染髪料

細菌の試験系で変異原性陽性でほ乳類細胞では変異原性がない。In vitro小核試験で陽性でin vivoではない。企業から提出されたたくさんのデータで遺伝毒性はない、と結論

[]最初の主要FSMA遵守期限:一里塚と学んだこと

First Major FSMA Compliance Dates: Landmarks and Learning Experiences

Posted on September 19, 2016 by FDA Voice

By: Stephen Ostroff, M.D., and Howard Sklamberg, J.D.

http://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2016/09/first-major-fsma-compliance-dates-landmarks-and-learning-experiences/

「タイヤと道路が出会うところ(正念場)」という文章は、いろいろな物事について使われるが、慎重に練った計画が実践で試されることを指す。それが本日我々が到達したFSMAの最初の主要法令遵守日である。

今日から大規模事業者は、我が国の食中毒頻度を減らすために開発された、ヒトと動物の食品のための予防的管理規則のいくつかの新しい基準に従わなければならない。大規模ヒト食品施設は予防的管理と近代化CGMP基準を満たし;大規模動物用飼料施設はCGMP基準を満たさなければならない。

この予防的管理規則は2015年9月に最終化されたFSMAの7つの基本規則の最初の2つである。FSMAは2011年に法律として署名された。

(これまでの苦難の道のりとこれからの決意を語っている。)

[]公示:Stiff Bull ハーブコーヒーには表示されていない医薬品成分が含まれる

Public Notification: Stiff Bull Herbal Coffee contains hidden drug ingredient

9-16-2016

http://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm521130.htm

FDAの検査でデスメチルカルボデナフィルが検出された。

製品の写真有り

[]FDAは乳児用ミルクの表示ガイダンスを発行

FDA Issues Guidance for the Labeling of Infant Formula

September 16, 2016

http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm520704.htm

FDAは乳児用ミルクの製造・販売業者が表示規則に従うのを助けるためのガイダンスを発表した。

[]意見等

  • 切削工具の殺菌用、また種子処理の防カビ剤と殺菌剤として農薬に使用する過酸化水素の基本物質申請に関する加盟国とEFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States and EFSA on the basic substance application for hydrogen peroxide for use in plant protection as fungicide and bactericide in seed treatment and for disinfecting cutting tools

EFSA-Q-2016-00386

19 September 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1091e

EFSAが企画した意見募集過程の概要をまとめ、個別に受け取ったコメントについてのEFSAの科学的見解を提示した。

  • ジルパテロールで治療した動物由来製品の安全性評価、提案されたMRLsのレビュー及び動物の健康と福祉に関するジルパテロールの効果の評価

Review of proposed MRLs, safety evaluation of products obtained from animals treated with zilpaterol and evaluation of the effects of zilpaterol on animal health and welfare

EFSA Journal 2016;14(9):4579 [17 pp.]. 19 September 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4579

FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の第81回会合で、欧州委員会はEFSAにジルパテロールの評価をレビューし、動物の健康と福祉に関し成分の潜在的影響を評価するために入手可能な科学的文献を評価するよう求めた。ジルパテロールは数か国で畜牛の動物用医薬品として成長促進目的で使用されているが、欧州連合では禁止されている。JECFAはヒトに見られる神経学的影響に基づき、急性参照用量と許容一日摂取量0.04 µg/kg体重(一日当たり)を導出し、暴露評価を行った後、畜牛の腎臓に3.3 µg/kg、肝臓に3.5 µg/kg、筋肉に0.5 µg/kgのジルパテロール最大残留基準(MRLs)を推奨した。全体として、EFSAはJECFAによるジルパテロールのMRLs設定のアプローチを理解できると考えた。動物の健康と福祉に関するジルパテロールの影響を調査する入手可能な文献は限られているが、畜牛の死亡率、心拍数、呼吸数、敵対行動が増加する可能性を示している。だが、畜牛に推奨量でジルパテロールを投与することと観察された影響の関連を明確にすることはできない。

  • 確認データを踏まえたピリオフェノンの農薬リスク評価についての加盟国、申請者、EFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for pyriofenone in light of confirmatory data

EFSA-Q-2016-00491

16 September 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1085e

英国が概要をまとめ、個別に受け取ったコメントについてのEFSAの科学的見解と結論を提示している。

  • エディトリアル:著作者原則のレビュー

Editorial: Review of authorship principles

EFSA Journal 2016;14(9):e14091 [3 pp.]. 15 September 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e14091

EFSAの出版物の著作権者はこれまで専門委員会として個人に対しては認めてこなかったが見直すことにした。科学報告の作成における役割を分類してそれぞれへの寄与が基準以上である人を著者として名前を記載し、その他は謝辞に入れる、などの改訂を行った。

  • ミツバチ(セイヨウミツバチ、ハキリバチ、セイヨウオオマルハナバチ)の農薬と汚染物質の異なる二元混合物の慢性経口致死及び致死量以下の毒性

Chronic oral lethal and sub-lethal toxicities of different binary mixtures of pesticides and contaminants in bees (Apis mellifera, Osmia bicornis and Bombus terrestris)

EFSA-Q-2013-00424

14 September 2016

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1076e

外部科学報告書

[]食品着色料:二酸化チタンは再評価の重要な節目となる

Food colours: titanium dioxide marks re-evaluation milestone

14 September 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160914

EFSAは2009年以前にEUで使用が許可されている全ての着色料の再評価を完了した。最後の再評価として、EFSAの専門家は、食品中の二酸化チタン(E171)の入手可能なデータは消費者の健康上の懸念を示さないと結論した。だが、許容一日摂取量(ADI)を設定するためには生殖系への影響のデータギャップを埋めるために、新しい研究を行うよう助言した。

過去7年間以上、EFSAの食品添加物及び食品に添加される栄養源に関するパネル(ANS)は、すべての入手可能な科学的研究とデータを考慮して41の食品着色料の安全性を再評価している。可能であればパネルは各物質のADIを設定、更新している。

ANSパネル副議長であるRuud Woutersen氏は述べた:「着色料再評価の完了はEFSAの重要な節目であるが、私達の作業はここで終了しない。まだ、2020年までに再評価するべき相当数の食品添加物がある。そしてもちろん、新たに入手できる科学的情報を考慮して、着色料と他の添加物をレビューするために欧州委員会からのあらゆる追加要請に答える準備がある。」(リンク:Woutersen教授との完全インタビュー)

二酸化チタンの入手可能な毒性データは経口摂取での有害影響を示唆しない。ANSパネルはデータが限られるため二酸化チタンのADIを設定できなかったので、安全性マージンアプローチを用いて食事暴露は健康上の懸念を起こさないと結論した。だが専門家たちは、二酸化チタンの生殖系に起こりうる影響についてのデータギャップを埋める新たな研究の必要性を強調した。

二酸化チタンとは?

二酸化チタンは一般に混濁効果と白い地色に使用される顔料である。その主な食品利用は菓子、パン、ソースであるが、化粧品にも見られ、多く商業利用されている。

摂取後、ほとんどの二酸化チタンは変化しないまま体を通って排泄物となるが、少量(最大0.1%)は胃腸で吸収され各種器官に分布する可能性がある。

食品グレードの二酸化チタンは、現在の欧州委員会のナノ物質の定義についての助言ではナノ物質と考えられていないが、最大3.2重量%のナノ粒子(100ナノメートルより小さいサイズ)を含む可能性がある。EFSAの専門家はそのため、二酸化チタンの食品グレードと非食品グレード(ナノサイズを含む)で研究を評価した。非食品グレードの二酸化チタンの数少ない研究では生殖系について有害影響の可能性があることを示唆した。

安全性マージンとは?

食品添加物の分野では、ADIを設定するのに不十分なデータしかないときには、リスク評価者は現在の暴露に潜在的な懸念があるかどうかを決定するために安全性マージンを計算する。一般的に、100かそれ以上の安全性のマージンがあれば公衆衛生の懸念になるとは考えられない。

食品グレードの二酸化チタンの最も現実的なシナリオでは、高摂取群の子供(最も多く暴露する集団)の安全性のマージンは150で、多くのシナリオではマージンは数倍高かった。

より多くのデータが必要

食品グレードの二酸化チタンの追加検査―拡大90日間試験または多世代あるいは現在のOECDガイドラインによる拡大一世代生殖毒性試験―が起こりうる生殖影響を明らかにし、ADIを導出するのにより包括的なデータを提供するのに役立つだろう。

EFSAの専門家は新しい毒性データを作り出す試験アプローチを決める際に動物の福祉を考慮に入れるよう助言した。

・食品添加物としての二酸化チタン(E171)の再評価に関する科学的意見

Scientific Opinion on the re-evaluation of titanium dioxide (E171) as a food additive

EFSA Journal 2016;14(9):4545 [83 pp.]. 14 September 2016

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4545

背景

二酸化チタンは何年もの間EUの食品への使用が認められている。ANSパネルによるこの新しい評価は2009年1月以前に認可された全ての食品添加物の再評価の一部である(EU規則 (No) 257/2010)。

委員会の助言2011/696/EUの下で、ナノ物質とは、一つ以上の次元でサイズ範囲1-100 nm(100 ナノメートルは 0.0001 mmと等しい)で、サイズ分布数で少なくとも50%を構成するべきである。

食品添加物として使用される二酸化チタンの粒子サイズに特別な制限はないので、食品グレードの二酸化チタンは主に大きな顆粒でナノ粒子の含量は限られている。

[]オランダの農業と水質:状態(2012-2014)と傾向(1992-2014) :硝酸指令監視報告

Agricultural practice and water quality in the Netherlands: status (2012-2014) and trend (1992-2014) : Monitoring results for Nitrates Directive reporting

2016-09-16

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2016/september/Agricultural_practice_and_water_quality_in_the_Netherlands_status_2012_2014_and_trend_1992_2014_Monitoring_results_for_Nitrates_Directive_reporting

改善はしているものの僅か

[]ジカ地域からきた飛行機に殺虫剤を使う必要はもうない

Planes from Zika areas no longer need to use insecticide

19 September 2016

https://www.gov.uk/government/news/planes-from-zika-areas-no-longer-need-to-use-insecticide

PHEはジカウイルスのアウトブレイクについて監視していて英国のリスクは低いままである。新しい根拠と専門家との相談により、英国政府は昆虫対策計画を見直し、ジカウイルスの影響のある地域から到着した飛行機に対して殺虫処理を求めないことにした。殺虫処理は飛行機内部への殺虫剤処理を含む。自主的に継続することはできる。これまでマラリアの多い地域で何年も行われてきたように。

GM査察:種子監査計画

動物植物健康庁

GM Inspectorate: seed audit programme

16 September 2016

https://www.gov.uk/guidance/gm-inspectorate-seed-audit-programme

2015/16の監査の要約更新。特に問題なし

[]科学助言委員会:グリホサートの発がん性

FIFRA Scientific Advisory Panel

Carcinogenic Potential of Glyphosate

Last updated on September 15, 2016

https://www.epa.gov/sap/carcinogenic-potential-glyphosate

2016年10月18-21日開催の会議の告知

会議用資料

Glyphosate Issue Paper:Evaluation of Carcinogenic Potential

EPA’s Office of Pesticide Programs

September 12, 2016

https://www.epa.gov/sites/production/files/2016-09/documents/glyphosate_issue_paper_evaluation_of_carcincogenic_potential.pdf

グリホサートの変異原性は否定、発がん性も否定

分類としては「人発がん性の可能性はありそうにない」

“not likely to be carcinogenic to humans” at doses relevant to human health risk assessment

(これはEPAの5段階評価の一番下、発がん性がないという根拠があるということ)

[]“Farmland ツナ不飽和油漬けチャンク”リコール

Recall of “Farmland Tuna Chunks in Polyunsaturated Oil”

16 September 2016:

http://www.ava.gov.sg/docs/default-source/press-releases/food-alert_recall-of-farmland-tuna-chunks-in-polyunsaturated-oil.pdf

AVAの定期検査でタイ産のツナ缶詰の高濃度ヒスタミンを検出した。

(製品の写真はあるが濃度はわからない)

[]ナノ物質やその他の新素材の安全な応用と環境に優しい開発

Application-safe and environmentally friendly development and use of nanomaterials and other new materials

19.09.2016

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2016/35/application_safe_and_environmentally_friendly_development_and_use_of_nanomaterials_and_other_new_materials-198568.html

連邦当局は共同研究戦略「ナノテクノロジー−ナノ物質の健康環境リスク」を更新

2008年以降新素材の急速な開発に関与してきた環境や安全性に責任のある連邦機関、すなわち連邦職業安全健康研究所(BAuA),連邦材料研究検査研究所(BAM),連邦リスク評価研究所(BfR),国立計量学研究所(PTB)、ドイツ環境機関(UBA)、が長期研究戦略を採択した。労働者や消費者、環境保護の目標はナノ素材を超えて他の革新的素材にも拡大した。

[]汚染ハチミツ−米国:グリホサート

Contaminated honey - USA: glyphosate

2016-09-18

http://www.promedmail.org/post/4497893

Date: 15 Sep 2016 Source: EcoWatch [edited]

消費者団体が情報公開法により入手した文書によるとFDAは米国産ハチミツから除草剤成分グリホサートを検出していた。一部の検体の濃度はEUの法的基準の2倍だった。

米国にはハチミツのグリホサートの基準はないのでいくら検出されても違法である。一部検体は107ppbでEUの基準50 ppbより多い。

(ハチミツからはいろいろなものが微量検出される。そういう汚染が気になるなら真っ白い砂糖が一番安全だけど)

[]表示されていない処方薬のため"Rapidcuts Shredded"カプセルリコール

Recall of Rapidcuts "Shredded" capsules due to undeclared prescription drug

September 17, 2016

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2016/60284a-eng.php

脂肪燃焼などの宣伝で販売されていた“Rapidcuts Shredded”カプセル(NPN 80041658)に表示されていない処方薬成分(塩酸ヨヒンビン)が含まれる。

製品の写真有り

[]USDAは公衆衛生のために新しい公開データパートナーシップを発表

USDA Announces New Open Data Partnership for Public Health

September 16, 2016

https://www.ars.usda.gov/news-events/news/research-news/2016/usda-announces-new-open-data-partnership-for-public-health/

8万以上のブランド名と詳細栄養情報を含むブランド食品データベースを発表

Tom Vilsack農務省長官はUSDAブランド食品データベースを公式に発表した。

USDA Food Composition Databases

https://ndb.nal.usda.gov/ndb/

(例えば「味の素」も入っていた。栄養素としてはナトリウムだけだけど。すごい数)

[]Bunge's MeatsはEPAの飲料水基準を満たさない水で作った豚肉製品をリコール

Bunge's Meats Recalls Pork Products Formulated With Water That Did Not EPA Meet Drinking Water Standards

2016/09/16

http://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/topics/recalls-and-public-health-alerts/recall-case-archive/archive/2016/recall-082-2016-release

クラスIリコール(健康リスク高い)

2016年9月15日に執行調査分析官(EIAO)による食品安全性評価の際に、2月24日から9月9日までの水の第三者機関の分析結果が大腸菌群陽性だった。この水はポークソーセージの製造に使われた。

[]食品基準設定の25周年を祝う

Celebrating 25 years of food standards setting

September 2016

http://www.foodstandards.gov.au/about/Pages/Celebrating-25-years-of-food-standards-setting.aspx

2016年8月17-18日の記念シンポジウムの報告

プレゼン概要がアップされている

シドニー大学のAndrew Wilson教授「予防的未来とフードファッド、フィクション、信頼」

アデレード大学のWendy Umberger教授「デジタルエイジの食品消費者:認識と実際」

(消費者は混乱している、情報の非対称性は重大な問題、信用が必須:FSANZの役割は重要)

MPIのIan Ferguson博士「根拠としての科学−何故我々は信頼されなければならないのか?」

(間違った引用が世界中でクラゲが増えているという根拠のない認識を促進した。引用の解析を行ったところ論文の48.9%がクラゲが増えているというバイアスをもって引用した論文の結論を間違っていた。セラリーニの間違った論文は記者会見とともに発表され取り下げられたが後に別のピアレビューのない雑誌に発表された。エビデンスとは?「まず事実を入手する、それから好きなだけねじ曲げられる」−マーク・マーク・トウェイン)

シンガポールのBeverley Postma 氏「疑似科学時代の龍を手なずける」

GMOの導入時期にあらゆる嘘を言ってきた疑似科学の提唱者をドラゴンと呼んでいる。科学者の多くはあまりにも馬鹿馬鹿しい疑似科学に向き合うことはしなかった結果、このドラゴンは猛威をふるっている。彼らの武器は情動と恐怖、特に子どもを人質に取る。科学者も戦術を学び協力しなければならない。これまで何人もの個人的に戦ってきた勇者の犠牲をだしてきた。

誰かが「食品にこの有害物質は入っているべきではない」と言うと簡単に警戒させることができる。有害性のレベルやその他の情報が全くなくても自動的に恐怖を感じるのだ。

福島での事故の時にシンガポールでは日本産シーフードを食べることについてのあらゆる恐ろしげな新聞の見出しを見た。私は寿司が好きなのに避けていた。毒性学者の友人が丁寧に説明してくれて、自分が恐怖を煽るドラゴンに騙されていたことに気がついた。でもこのことは脳の構造がどれほど強力に恐怖を煽られてしまうかを示すことでもあった。

ただそれでも私達は理性でドラゴンに打ち克つことができる。淡い希望だが。

疑似科学的主張に対して反撃したくなる衝動を抑えて信頼関係を構築することを目的とできる。私の目標はより多くの科学者が仲間内だけの関係から抜け出して一般の人々との議論に参加してくれること。)

(信頼は得るのは難しく失うのは簡単。信頼するのも簡単ではないのだけれど。例えばここの情報が信頼できると判断している専門家ではない人は相当な時間とエネルギーを費やした結果だろうし。常に信頼できない、不安だと言い続けているだけで真剣に向き合わない人に対して何ができるだろうか?)

[]オーストラリアの伴侶動物用医薬品にニュージーランドの登録を使う提案に意見募集

Proposal to use New Zealand registration for Australian companion animal veterinary chemicals

Consultation period: 19 September 2016 to 4 November

http://apvma.gov.au/node/20681

食用ではない動物用の医薬品に、ニュージーランドで行われた評価を使うことを認める提案に意見募集。

その他

  • バイエル-モンサント協定はフードシステム失敗?

Will the Bayer-Monsanto Deal Fail the Food System?

By Jade Scipioni Published September 15, 2016

http://www.foxbusiness.com/features/2016/09/15/will-bayer-monsanto-deal-fail-food-system.html

(反GMO団体がバイエルのモンサント買収に文句を言っている。

バイエルがヨーロッパの、アメリカで評判の良い企業であり、ヨーロッパはGMを禁止している素晴らしい地域だと宣伝してきた(それも嘘だが)こともあってちょっと困っているらしい。アメリカの悪の象徴としてモンサントを攻撃してきた団体が反バイエルに看板を掛け替えるのかどうか。

'March Against Monsanto'

http://www.march-against-monsanto.com/

ヘンなことをたくさん書いている

GMO反対だけでなくワクチンにグリホサートが入っているとか(ELISAで0.107 ppbとか言ってる。この人達が微量分析とは何なのかわかっているとは思えない)大麻が救世主とか。)

  • 米国は臨床試験の透明性規則を強化する

Natureニュース

US toughens rules for clinical-trial transparency

Sara Reardon 16 September 2016

http://www.nature.com/news/us-toughens-rules-for-clinical-trial-transparency-1.20616

研究者は全ての臨床試験結果、成功だろうが失敗だろうが、の開示を要求されている

米国保健福祉省とNIHが9月16日に発表した規則により、臨床試験の残念な結果はもはや未公開のまま放置できない。この長く待たれていた変更は、初めて、研究者に全ての臨床試験の結果を報告することを求め、政府に規則を守らない人たちにはペナルティーを課す力を与えた。NIHの規則はNIHがお金を出した仕事にのみ適用され、研究機関が規則に従わない場合NIHは資金を引き上げることができる。1月18日発効。

2007年の法により研究者らはヒト臨床試験を行うときは事前にClinicalTrials.govに登録することになった。現在このサイトには225000のエントリーがある。しかしたくさんの例外や抜け穴があって、2014年の解析では約30%が試験が終了して4年経っても結果を報告していない。

Scienceでも

NIH aims to beef up clinical trial design as part of new data sharing rules

By Jocelyn KaiserSep. 16, 2016

http://www.sciencemag.org/news/2016/09/nih-aims-beef-clinical-trial-design-part-new-data-sharing-rules

  • 非特異的胸椎痛への脊椎手技療法、グラストンテクニック®とプラセボ:RCT

Spinal manipulative therapy, Graston technique® and placebo for non-specific thoracic spine pain: a randomised controlled trial

Chiropractic & Manual Therapies201624:16

DOI: 10.1186/s12998-016-0096-9

http://chiromt.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12998-016-0096-9

オープンアクセス

脊椎手技療法(SMT)とグラストンテクニック®とプラセボ(電波を出していない超音波)を比較した臨床試験。1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月で評価。施術者とプラセボ以外の患者はどんな治療を受けているかはわかってしまうので盲検にはできなかったが評価者は盲検。最も大きな影響があったのは時間(つまり時間が経つと軽快していく)で、他は群間に差はなかった。

(グラストンテクニック®って日本でもやっているんだ。謎の工具?30万円もするのか)