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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-02-02

[]ガイダンス改訂:健康強調表示申請の作成方法

Updated guidance: how to prepare a health claim application

31 January 2017

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/170131

EFSAは健康強調表示申請の作成と提示方法に関する申請者用の助言を改訂した。このガイダンスはしっかり構成された申請用の標準化フォーマットを提示している。申請者の主張の根拠として提出する必要のある情報やデータなども詳しく述べている。

  • 健康強調表示申請の作成と提示のための科学的技術的ガイダンス(改訂2)

Scientific and technical guidance for the preparation and presentation of a health claim application (Revision 2)

EFSA Journal 2017;15(1):4680 [31 pp.]. 31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4680

  • 健康強調表示の作成と提示のための科学的技術的ガイダンス案についての意見募集結果

Outcome of a public consultation on the draft scientific and technical guidance for the preparation and presentation of a health claim application

EFSA-Q-2016-00299

31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1159e

[]意見等

  • 全ての動物種用香料として使用される際の化学グループ22に属するアリール置換一級アルコール、アルデヒド、酸、エステル、アセタール誘導体の安全性と有効性

Safety and efficacy of aryl-substituted primary alcohol, aldehyde, acid, ester and acetal derivatives belonging to chemical group 22 when used as flavourings for all animal species

EFSA Journal 2017;15(2):4672 [21 pp.]. 1 February 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4672

化学グループ22に属する18成分について。これらは食品の香料として現在認可されている。それぞれ対象種への最大使用量を出した。消費者への安全の懸念は生じない。成分の大多数は最大使用量で環境に安全だと考えられている。食品として香料に使用されているので有効性の論証は必要ない。

  • 抗菌剤及び殺虫剤として農薬に使用する塩(海塩)(塩化ナトリウム)の基本物質申請についての加盟国とEFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States and EFSA on the basic substance application for (sea) salt (sodium chloride) for use in plant protection as fungicide and insecticide

EFSA-Q-2016-00672

31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1172e

EFSAが概要をまとめ、個別に受け取ったコメントについてEFSAの科学的見解を提示している。

  • 2016年以降に出されたEC指令 2003/99/ECに従う食品由来アウトブレイクについての報告マニュアル

Manual for reporting on food-borne outbreaks in accordance with Directive 2003/99/EC for information deriving from the year 2016

EFSA-Q-2016-00788

31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1174e

EFSAが描いた報告形式に基づき、加盟国によるEFSAへの報告を統一し合理化することを目的としている。

  • 動物の健康に関するリスク評価のためのデータ収集(頭字語:DACRAH):最終報告

Data collection for risk assessments on animal health (Acronym: DACRAH) : Final Report

EFSA-Q-2015-00741

31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1171e

外部監査報告

  • ビフェナゼートの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance bifenazate

EFSA Journal 2017;15(1):4693 [27 pp.]. 31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4693

情報不足と懸念が確認された。

  • 2016年以降に出された情報のEC指令 2003/99/EC 及び EU決定 2013/652/EUの枠組みにおける抗菌剤耐性についての報告マニュアル

Manual for reporting on antimicrobial resistance within the framework of Directive 2003/99/EC and Decision 2013/652/EU for information deriving from the year 2016

EFSA-Q-2016-00790

31 January 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1176e

このマニュアルはEC指令 2003/99/EC 及び EU決定 2013/652/EUの枠組みで、食品生産動物及びそれらが生産する食品の抗菌剤耐性報告ガイダンスである。集めた抗菌剤耐性データをEUレベルで適切に簡単に分析できるように、加盟国による報告を統一し合理化することが目的である。

[]2月6-10日チェンナイでスパイス部会

Spices Committee Chennai 6-10 February

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/roster/detail/en/c/469394/

Dr.M.R.Sudharshan議長とのQ & A

主な問題はカビ毒と残留農薬。いろいろな国での基準を満たすことが貿易に影響する

[]官報告知

Notification Circular 04–17

2 February 2017

http://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/NotificationCircular0417.aspx

加工助剤としてのベータガラクトシダーゼの評価案に意見募集

[]WHO紀要

Bulletin of the World Health Organization

Volume 95, Number 2, February 2017, 85-164

http://www.who.int/bulletin/volumes/95/2/en/

特別号:脆弱集団

貧しい地域、被災者、移民、トランスジェンダー、紛争地域等

[]論文等

  • ファストフードの包装は食品に溶出する可能性のある有害な可能性のある化合物を含む

Fast food packaging contains potentially harmful chemicals that can leach into food

1-Feb-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/ssi-ffp012417.php

米国の27のファストフードチェーンの400検体以上の包装紙、紙箱、飲料容器のパーおよびポリフルオロアルキル化合物PFASsを調べた。Environmental Science & Technology Lettersに2月1日に発表されたSilent Spring財団の研究。

(フッ素が含まれるかどうかを調べていて、使用を止めた化合物の代用品(短鎖のもの)であってもフッ素が含まれる化合物は全て有害とみなしている。ちなみに使用を止めたのは毒性が明確になったからというより難分解性だから。毒性はあんまりはっきりしない、疑いは山のようにあるけれど。)

  • GIANT研究が希だが影響力の大きい身長に関連する遺伝子変化を発見

GIANT study finds rare, but influential, genetic changes related to height

1-Feb-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/bch-gsf013017.php

Natureに発表された大規模共同研究。新たに83の遺伝子を同定。

  • 7つの心臓に健康的な習慣が医療費を節約できる

Seven heart-healthy habits could save billions in Medicare costs

1-Feb-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/aha-shh013017.php

Journal of the American Heart Associationに発表されたLife's Simple 7(喫煙、運動、食事、BMI、血圧、コレステロール、血糖)を守ることで年に410億ドル以上の医療費が節約できるという研究。実際にはこれら7つの指標のうち5つ以上を満たす人はたった6.4%

  • 研究が電子タバコは無害ではないという根拠を加える

Study adds to evidence that electronic cigarettes are not harmless

1-Feb-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/esoc-sat020117.php

JAMA Cardiologyに発表された電子タバコ使用者は非使用者に比べて心血管系リスク(心臓の交感神経の活動性と酸化的ストレス)が高いという研究。

  • 出産後胎盤を食べること−研究者が健康上の利益とリスクについての認識を探る

Eating the placenta after childbirth -- researchers explore perceptions of health benefits and risks

1-Feb-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/mali-etp020117.php

過去十年、健康増進のために胎盤を食べることが増えてきた。しかし医師や患者はどのくらいその正または負の影響を知っているのだろうか?The Journal of Alternative and Complementary Medicineに医師と患者の胎盤食についての見解を評価した研究が発表された。多くの人が胎盤食について知っていたがその利益やリスクについてはよくわからない。精神疾患を経験した女性が胎盤を食べようと思う可能性が高い。

胎盤の食べ方は生、調理、カプセルにして、などがある。学歴や収入が高いほうがやってみたいという意欲が高い。これは保険がきかない代替療法へのアクセスが収入が高いヒトのほうがよいというこれまでの結果と一致する。実際に食べるヒトは極めて少ない。

(お金持ちでちょっと見栄っ張りな人はいいカモなんだよ)

その他

  • ニセの科学ニュースの見分け方

How to Spot a Fake Science News Story

By Alex Berezow — January 31, 2017

http://www.acsh.org/news/2017/01/30/how-spot-fake-science-news-story-10794

6年以上科学ジャーナリズムの世界にいて、私はこの業界の二つの非常にイヤな結論に至った。

最初に、科学についての包括的知識のない科学ジャーナリストが多すぎる。多くの場合レポーターには複雑な科学や健康についての話を報道することが求められるが、実際はプレスリリースの焼き直しに人目を引くための誇張した見出しがつけられてもともとの研究は誤解される。そうやってNutellaが発がん性、といったナンセンスなニュースが出回る。

二つ目は、科学ジャーナリストはあらゆる点でバイアスがある。彼らはいつも科学政策の解析についてはダブルスタンダードで、彼らの信念に見合わない科学的根拠は「反科学」とラベリングする。さらに悪いことに科学ジャーナリストは自分好みの政治家をおおっぴらに持ち上げることに躊躇せず、嫌いな人は蔑む。Twitterを読めばわかる。

この両方が科学ジャーナリズムを浸食している。

どうやってニセの科学ニュースを見分けるか

いくつかの危険信号を挙げる

1)プレスリリースと非常によく似ている。つまりそれは広報。

2)方法を説明せず専門用語を使わない

3)研究の限界を示さない−例えばマウスの実験をもとにヒトでの結論を出す

4)しっかりした科学的事実と非主流の考え方を同等に扱う

5)たった一つの研究から広範な結論を出すなどセンセーショナルなやりかた

6)科学的根拠と科学政策を区別しない

7)あまり関係ないものを結びつける(例えば感染症の話をバイオテロにつなげる)

8)聞いたことのない雑誌の研究

9)進化心理学

10)Daily Mail, Huffington Post, Mother Jones, Natural News、あるいはその他無数の活動家が情報源

  • 科学と米国最高裁判所:2017年の注目事例

Natureニュース

Science and the US Supreme Court: The cases to watch in 2017

Sara Reardon 01 February 2017

http://www.nature.com/news/science-and-the-us-supreme-court-the-cases-to-watch-in-2017-1.21419

トランプ政権下で今後注目される裁判は医薬品の特許や環境規制

  • インドの子ども達は「空腹時にライチを食べて」死んだ

BBC

Indian children died after 'eating lychees on empty stomach'

1 February 2017

http://www.bbc.com/news/world-asia-india-38831240

米国とインドの科学者がインド北部で1年に100人以上の子どもを殺した謎の病気が、空っぽの胃にライチを食べたことによる、という

20年以上前、Biharのある地域の一見健康な子ども達が突然痙攣して意識を失った。その半分が死亡し、医師は困惑した。Lancetに発表された新しい研究はそれは果物による中毒であることを示唆する。

ヒポグリシン

ほとんどの犠牲者はインドのライチ生産地域の貧しい子ども達で、果樹園で地上に落ちた果物を食べていた。ライチには人体がブドウ糖を作るのを阻害する毒素が含まれていて、夕食を食べられないために既に血糖の低い小さな子どもに影響する。痙攣して意識を失う前に夜間に叫んでおきるのは脳の急性膨張による。

研究者らは2014年の5月から7月にMuzaffarpurの病院に入院した子ども達を調べ、カリブ海地方で子どもに脳の腫れと痙攣をおこした病気と関連があることを発見した。そのアウトブレイクはヒポグリシンを含むアキーフルーツによるものであった。ヒポグリシンは人体がブドウ糖を作るのを阻害する毒素であるが検査の結果ライチにもヒポグリシンが含まれることがわかった。

このことから保健当局は親に対して小さい子どもに必ず夕食を食べさせることとライチを食べる数を制限することを助言する。症状が出たらすぐに低血糖の治療をすること。

この病気の数はその後年に数百人から約50人に減ったとNYTが報道している。

  • モンサントはカリフォルニアのグリホサート判断に控訴

Monsanto to Appeal California Glyphosate Ruling

Published January 31, 2017.

http://agnetwest.com/2017/01/31/monsanto-appeal-california-glyphosate-ruling/

カリフォルニアの判事が、州がモンサント社のラウンドアップに発がん性と表示するよう要求することを認めたため、モンサントは控訴する予定。カリフォルニア州はIARCの分類に基づいて警告表示を要求し、モンサントが訴えていた。

(Proposition 65による)

  • バンクーバーで初めて薬物使用者からカルフェンタニルが確認された

Carfentanil confirmed in drug users for first time in Metro Vancouver

Feb 01, 2017

http://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/carfentanil-confirmed-metro-vancouver-1.3962548

先月Vancouver, Surrey, New Westminster, Maple Ridgeおよび Richmondの薬物治療施設で2週間の間に行われた1766の尿検査のうち57からカルフェンタニルが検出された。

昨年B.C.での薬物過剰使用による死亡は914人

  • カルガリーの消防士は毎日ナロキソンを投与している、と主任が言う

Calgary firefighters administer naloxone daily, says chief

CBC News Posted: Feb 01, 2017

http://www.cbc.ca/news/canada/calgary/calgary-firefighters-naloxone-fentanyl-overdose-1.3962926

12月中旬にキットを手に入れてから既に45回、消防士がフェンタニルの過剰使用に使った

(一ヶ月半で45なので平均毎日一回)

  • 4月にマーチ・フォー・サイエンス:ScienceInsider説明

A March for Science—in April: The ScienceInsider briefing

By Catherine Matacic Feb. 1, 2017

http://www.sciencemag.org/news/2017/02/march-science-april-scienceinsider-briefing

首都の状況はますます厄介になっている。昨日150人以上の科学者がトランプ大統領に命令取り消しを求める手紙を送った。そしてNeil Gorsuchが最高裁判事になった。科学にとっての意味は?

4月22日にMarch for Scienceが計画されている

(このサイトはトランプ政権に関する各種記事リンク。)

おまけ

国内ニュース

  • チョコで脳の若返り?大いに疑問な予備実験での記者会見

詫摩雅子 | 科学ライター&科学編集者

2/1(水) 7:00

http://bylines.news.yahoo.co.jp/takumamasako/20170201-00067091/

これ明治にとってはたとえ一時的に宣伝になってもマイナスになるだろうに。まともな人からは避けられる

  • 栄養研

幼児の保護者向けリーフレットの公開 (170106)

http://hfnet.nih.go.jp/notes/detail.php?no=1474

意見募集している

多くの場合、入手された情報の発信源はメーカーで、販売促進が目的です。メーカーは都合が悪い情報にはほとんど触れません。

また、情報提供者には、専門家と称する人もいますが、その人が販売者側の立場ではないのかを確認をしましょう。

「今の子どもは栄養が不足している」などと栄養に対する不安をあおる情報がありますが、根拠のない情報です。

 お子様の栄養が足りているのか判断ができない場合は、自分で判断をせずに、専門家に相談をするようにしましょう。

サプリメントは医薬品のように、徹底した品質管理がされていません。幼児が摂取した

時の影響は評価されていません。

「天然・自然の成分」とアピールしている製品が、必ずしも安全ではありません。

  • 「誕生学」でいのちの大切さがわかる? - 精神科医 松本俊彦

http://blogos.com/article/206149/