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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-04-25

[]動物用医薬品安全対策:ANSESは有害影響のオンライン報告を促進する

Veterinary pharmacovigilance: ANSES facilitates on-line reporting of adverse effects

13/04/2017

https://www.anses.fr/en/content/veterinary-pharmacovigilance-anses-facilitates-line-reporting-adverse-effects

フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は本日、動物用医薬品安全対策用オンライン公表ホームページの新バージョンを開始する。このホームページは動物用医薬品の使用に関連する、あるいは関連する可能性のある有害影響報告を集めるために作られた。現在、より簡単に使用できるようにする新機能が付き、それによって有害影響の発見が改善される。

[]RASFF Week16-2017

警報通知(Alert Notifications)

スペイン産チルドメカジキタルタルの水銀(1.535 mg/kg)、オランダ産チルド羊のダイオキシン(4.78 pg WHO TEQ/g)及びダイオキシン様PCB (2.29 pg WHO TEQ/g)、スペイン産冷凍アオザメ切り身の水銀(1.6 mg/kg)、フィリピン産チェコ共和国経由バナナチップスのベンゾ(a)ピレン及び多環芳香族炭化水素(PAH4: 45.0 µg/kg)、スペイン産冷凍キハダマグロエスカロップヒスタミン(1301 mg/kg)、スペイン産冷凍メカジキ切り身の水銀(1.6 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

スペイン産チルドマグロのヒスタミン(500 mg/kg)、ポーランド産蒸して燻製したソーセージのベンゾ(a)ピレン(3.4 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(PAH4 合計: 17.9 µg/kg)、コロンビア産ドラゴンフルーツのフルオピコリド(0.03 mg/kg)・未承認物質ジチオカルバメート(0.21 mg/kg)及びプロシミドン(0.11 mg/kg)、スリランカ産米のオクラトキシンA (6 µg/kg)、中国産塩漬けした羊ケーシングの禁止物質ニトロフラン(代謝物質)ニトロフラゾン(SEM) (1.3; 1.4 µg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

該当なし

通関拒否通知(Border Rejections)

エジプト産冷凍ブドウの葉のアセタミプリド(0.21 mg/kg)・プロピコナゾール(0.096 mg/kg)・ジニコナゾール(0.065 mg/kg)、ラムダ-シハロトリン(0.2 mg/kg)・アゾキシストロビン(0.11 mg/kg)、ミクロブタニル(0.12 mg/kg)及び未承認物質カルベンダジム(1.6 mg/kg)

・フルシラゾール(0.027 mg/kg)、インド産チリパウダーのオクラトキシンA (39.66 µg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2175 mg/kg)、インド産米の未承認物質アセフェート(0.056 mg/kg)、インド産冷凍全形イカのカドミウム(2.1 mg/kg)、ペルー産アナトーペーストのジブチルヒドロキシトルエン(BHT) (E321)(336 mg/kg)未承認及び非表示、ベネズエラ産冷凍エビの亜硫酸塩高含有(343 mg/kg)、トルコ産サルタナレーズンのオクラトキシンA (22.94 µg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]報道されたダイエットドリンクと認知症と脳卒中の関連は弱い

Behind the headlines:

Reported link between diet drinks and dementia and stroke is weak

Friday April 21 2017

http://www.nhs.uk/news/2017/04April/Pages/Reported-link-between-diet-drinks-and-dementia-and-stroke-is-weak.aspx

米国の研究が毎日の摂取とリスク増加の関連を発見したので、「ダイエットドリンクは脳卒中と認知症のリスクを3倍にする」とDaily Mailは報道している。しかし証拠の関連は報道されたように強いものではない。

研究者は砂糖使用や人工甘味料入りドリンクの摂取が10年後脳卒中や認知症のリスクと関連があったかどうか調べる継続中の米国のコホート研究からデータを分析した。 

この研究では数千人の人が対象となり、フォローアップ中に3%が脳卒中になり、5%が認知症を発症した。

全体として、影響を与えうる健康やライフスタイルの要因(交絡因子)をすべて考慮に入れた場合、研究者は実際人口甘味飲料と認知症リスクの関連は何も見つけられなかった。

メディアで報道された数字は一部が説明できる糖尿病のようなすべての交絡因子を調整していないモデルから来たものだった。

脳卒中では人口甘味飲料との関連は一貫性のないものであった。長期的に調べた場合、全体として関連はなかった。

研究では人工甘味料入り飲料を飲むと脳卒中や認知症になるという最終的な「因果関係」の証明はされていない。

しかし、ただの水を飲むことがより健康的である(いうまでもなくより安上がり)という筆頭著者の報道された意見は適切な助言である。

[]禁煙住宅

Smoke-free Housing

http://www1.nyc.gov/site/doh/health/health-topics/smoking-smoke-free-housing.page

もし建物が禁煙でないならあなたの部屋は禁煙にならない

集合住宅の全面禁煙推奨について

[]ASAとCAP年次報告書2016

ASA and CAP Annual Report 2016

ASA and CAP News | 21 Apr 2017

https://www.asa.org.uk/news/asa-and-cap-annual-report-2016.html

2016年はウェブサイトやソーシャルメディアでの宣伝も広告規則の適用対象にしてから5周年を迎えた。今回の報告書はこの影響を明らかにしている。

2016年の重要なプロジェクトとして、代替医療や補完医薬品のガイドライン作成、脂肪・塩・砂糖の多い食品や飲料の子ども用メディアでの広告禁止など。

2016年は16999の広告についての28521の苦情を処理した。結果として4824の広告が取り下げあるいは変更された。8のウェブサイトについては強い執行権限を行使し、代替医療サイト1つについては法的措置の後起訴

[]予防接種とワクチン啓発用資料

Immunization and vaccine awareness materials

https://www.canada.ca/en/public-health/services/immunization-vaccine-awareness-materials.html

ポスター、インフォグラフィクス、ガイド、動画等のコレクション

[]インフォグラフィクス:ワクチンの効果

Infographics: #VaccinesWork

http://www.who.int/campaigns/immunization-week/2017/infographic/en/

2017年4月24-30日、世界予防接種週間

[]化学物質によらない方法を含む他の入手可能な手段で阻止できない植物の健康への深刻な危機を管理するための除草剤としてフルピルスルフロン-メチルの必要性に関するデータ評価

Evaluation of data concerning the necessity of flupyrsulfuron-methyl as a herbicide to control a serious danger to plant health which cannot be contained by other available means, including non-chemical methods

EFSA Journal 2017;15(4):4750 [53 pp.]. 21 April 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4750

最新の科学的報告書では7加盟国の8つの様々な使用(穀物)の評価結果をまとめている。

一般にフルピルスルフロン-メチルの代替除草剤は幅広く化学的雑草防除に使用できる;だが、ある使用では化学的代替品は十分利用できない。この評価には現在使われている非化学的代替品の評価が含まれている。幅広く非化学方法が使用できる;だが、しばしばこれらの方法は化学的手段で同等の有効性がない、あるいは経済制約がある。化学的及び非化学的方法両方の組み合わせに可能性があると思われる。

[]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査課

  • 2017-04-21

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=36958

2017.4.14〜2017.4.20

  • 2017-04-14

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=676&seq=36861

2017.4.7〜2017.4.13

[]料理研究家ベクジョンウォン、「食品安全の日」の広報大使に委嘱

食品安全政策課 2017-04-20

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=36924&sitecode=1&cmd=v

食品医薬品安全処は第16回‘食品安全の日’の広報大使に料理研究家ベクジョンウォンを任命する

今年で16回を迎える‘食品安全の日(5月14日)’は食品安全の大切さを理解し元気な食品を作るための国民的共感拡散のために運営していて、去年12月、食品安全基本法改訂により記念日に指定された。

今回広報大使に委嘱されたベクジョンウォンは元気な食文化を拡散するために食薬処で推進中の多様な政策を国民に知らせる食品安全番人としての役目を実行する。

ベクジョンウォン広報大使は「ナトリウム・糖類低減化政策など健康的食べ物を作るための食薬処の努力に共感する」と、「‘食品安全の日’広報大使として健康メニュー普及と広報を通じて国民が元気な食生活ができるように最善をつくす」と述べた。

(ベクジョンウォンは家庭料理をする男性料理家)

[]食品に使用することができない農産物(漢方薬)を食品用に販売した業者の摘発 

農畜水産物安全課 2017-04-18

http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=36893&sitecode=1&cmd=v

食品医薬品安全処はソウル、大邱など全国5薬糧市場内で農産物(漢方薬)を販売する会社174ヶ所を対象に食品に使うことができない農産物(漢方薬)の不法流通実態を点検した結果、販売会社10ヶ所を「食品衛生法」違反で摘発した。

今回点検は食品に使うことができない農産物が薬糧市場やインターネットを通じて食品として販売されるなどの不法行為を根絶し、関連業者に警戒心を持つように指導するために推進された。

点検の結果、食品に使うことができない原料である11品目を食品用に販売した販売会社10ヶ所が摘発された。

※ 摘発品目(11個): 五倍子、いぬほおずき実、杏仁、ヌルデ、桑寄生(ヤドリギ)、白屈菜(クサノオウ)、白鮮皮、防風(根)、女貞子(ねずみもち)、黄檗、木通

参考までに‘いぬほおずき実’など10品目は漢方薬に登載されていて食品ではない医薬品(漢方薬)だけで使用が可能であり、‘ヌルデ’は食用のみならず漢方薬でも使うことができない原料である。

食薬処は消費者が食品として認められていない農産物(漢方薬)を食品として購入しないように注意喚起し、今後とも管理監督を徹底的にする計画である。

[] 論文

  • クリーブランドクリニックの研究者らが食事由来コリンとTMAOが血液凝固増加と関連することを示す

Cleveland Clinic researchers show dietary choline and TMAO linked with increased blood clotting

24-Apr-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-04/cc-ccr042017.php

クリーブランドクリニックの研究者らがヒトで初めて、コリンが、脳卒中や心臓発作のような血液凝固イベントリスクを増加させる腸内細菌副産物の産生増加と直接関連することを示した。さらに低用量アスピリンがそのリスクを下げるかもしれないことも示した。

健康な菜食主義者8人と雑食の10人にコリンサプリメントを与えた小規模介入試験。どちらの群もコリンサプリメントで血漿トリメチルアミンN-オキシド(TMAO) 濃度が10倍以上に増加した。Circulationに発表されたNIHのダイエタリーサプリメントオフィスの資金による研究

  • 腸内細菌はよくある栄養素を血餅促進化合物に変えるかも

Gut bacteria may turn common nutrient into clot-enhancing compound

24-Apr-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-04/aha-gbm041917.php

こちらは雑誌を発行している学会からのプレスリリース

(コリンサプリメントって何に使うんだろう?)

  • 唐辛子と大麻が腸を宥める

Chili peppers and marijuana calm the gut

24-Apr-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-04/uoc-cpa042117.php

唐辛子と大麻が似ているとは思わないだろう、しかし食べるとどちらも胃の同じ受容体と相互作用する。PNAS。唐辛子にはカプサイシンが含まれ、カプサイシンは熱を感じる受容体に結合する。この受容体は消化管全体に存在し、理由はわからなかった。コネチカット大学の研究者らはカプサイシンをマウスに与えると腸の炎症が少ないことを発見した。これはTRPV1受容体に結合することにより、TRPV1は細胞にアナンドアミドを作らせる。アナンドアミドは大麻に含まれるカンナビノイドに類似した化合物で免疫系を抑制する。マウスにアナンドアミドを直接食べさせても同様の抑制作用があった。

ヒトで大麻の影響を調べることはできないが、研究者らは2012年以降大麻が合法化されているコロラドで大麻を常食している人たちの腸炎について調べたいと言っている。

(唐辛子大好きな韓国やインド等で調べるほうがいいのでは?唐辛子食べるとハイになるの?)

  • この芋虫は世界のプラスチックバッグの問題解決に役立つか?

Scienceニュース

Could this caterpillar help solve the world’s plastic bag problem?

By Elizabeth PennisiApr. 24, 2017

http://www.sciencemag.org/news/2017/04/could-caterpillar-help-solve-world-s-plastic-bag-problem

発生生物学者とアマチュア養蜂家が使用済みプラスチックバッグを取り除く新しい方法を見つけた:ろうを食べる虫に食べさせるのだ。蜜蝋を食べるGalleria mellonellaの幼虫がポリエチレンをエチレングリコールに分解できることがわかった。Current Biologyに発表。

その他

  • カーペットバッガー:ブリュッセルにおけるアメリカのNGO活動家

Carpetbaggers: American NGO Activists in Brussels

Posted by riskmonger on April 14, 2017

https://risk-monger.com/2017/04/14/carpetbaggers-american-ngo-activists-in-brussels/

(カーペットバッガー:南北戦争後に南部にやって来て詐欺、いんちき行為などをした北部人)

アメリカよりEUのほうが恐怖を煽って情動に訴えて何かを禁止する活動がやりやすい、という話。だからアメリカの活動家がまずEUを標的に政治的勝利を勝ち取り、その結果をもってアメリカに要求する、という方法を使う

  • メリーランドの死亡が象用鎮静剤と関連し、当局はさらなる過剰使用に身構える

Authorities brace for more overdoses after Maryland deaths linked to elephant sedative

April 24 2017

http://www.baltimoresun.com/health/bs-md-carfentanil-20170424-story.html

カルフェンタニルがメリーランドのストリートに現れたことを意味するため、保健と法の執行機関は薬物過剰使用の増加に備える。カルフェンタニルはあまりにも強力なのでオピオイドの解毒剤として使われるナロキソンは効果が少ないだろう。カルフェンタニルは昨年の夏から見られ始め既にミシガン、ケンタッキー、オハイオで見つかっていて東に拡大している。

  • 中国で医学や科学のピアレビューを欺く汚いビジネスがブーム

China’s booming grubby business of doctoring peer reviews for medics and scientists

Tuesday, 25 April, 2017

http://www.scmp.com/news/china/society/article/2090213/chinas-booming-grubby-business-doctoring-peer-reviews-medics-and

医者や学者が怪しい機関にお金を払って地位を得るための研究成果を出す手伝いをさせている

研究論文のゴーストライティングやインチキピアレビューが中国本土で隆盛している。これらの怪しい機関の顧客にはトップ大学の研究者も含まれる

(中国だけじゃないけど)

  • ヘルスカナダはオピオイド危機対策に処方用ヘロインへのアクセス増加を認める

Health Canada to allow more access to prescription heroin to curb opioid crisis

April 24, 2017

http://www.ctvnews.ca/health/health-canada-to-allow-more-access-to-prescription-heroin-to-curb-opioid-crisis-1.3382754

フェンタニルによる死亡増加を減らすための対策として、ヘルスカナダはオピオイド依存治療用に処方用ヘロインを輸入することに対する規制の緩和を提案

SMC UK

expert reaction to bisphenol-A and autoimmunity in mice

April 24, 2017

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-bisphenol-a-and-autoimmunity-in-mice/

PNASに発表された論文で科学者が妊娠時のビスフェノールA暴露が成熟雄マウスの実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)感受性を増すかどうかを調べた

エジンバラ大学MRC生殖健康センターグループリーダーRichard Sharpe教授

これらのマウス実験で用いられた暴露に基づき、ヒトでの同様の自己免疫健康リスクは無いだろう。用いられたBPA用量の最低のものが妊娠マウスで1mg/kg/dで、ヒトに換算すると81マイクログラム/kg/dである。ヒトのBPA暴露量は欧州で(米国でも)20-40ナノグラム/kg/dであり、ヒトで最も高濃度に暴露されているものでもこのマウスの研究で用いられた最低の用量に比べて少なくとも1/2000以下である。

マクマスター大学生命医学工学産婦人科教授Warren Foster教授

この研究ではBPA 1-3mg/kg/dをメスのマウスに妊娠期間中毎日強制経口投与している。米国CDCの推定では典型的なヒトのBPA暴露量は約50 ng/kg/dである。従ってこの研究ではマウスはヒトの6万倍のBPAを投与されている。マウスの代謝速度の速さを考慮しても与えられたBPAの用量はヒトに比べて非常に高い。従ってこの研究結果はヒト健康にはあまり関係ない。