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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-07-14

[]オピオイド流行を減らすための国家戦略、新しい報告書で緊急の公衆衛生の優先対策が提示されている

National Strategy to Reduce Opioid Epidemic, an Urgent Public Health Priority, Presented in New Report

July 13, 2017

http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=24781&_ga=2.51580777.138990785.1499998698-147430040.1465349714

FDAの要請によりNASEMが作成した報告書。

  • 痛みの管理とオピオイドの流行:処方オピオイド使用の、社会と個人のベネフィットとリスクのバランスをとる

Pain Management and the Opioid Epidemic: Balancing Societal and Individual Benefits and Risks of Prescription Opioid Use

July 13, 2017

http://nationalacademies.org/hmd/reports/2017/pain-management-and-the-opioid-epidemic.aspx

[]農業灌漑と帯水層再補充への水再利用に求められるEUの提案する最低限の品質についての科学的技術的援助要請

Request for scientific and technical assistance on proposed EU minimum quality requirements for water reuse in agricultural irrigation and aquifer recharge

10 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1247e

欧州共同研究センターの依頼により、共同研究センターの農業灌漑の水再利用へのEUの最低限の品質要求案に関して、使用される方法論が適切か、定義した食品穀物分類が適切か、提案した最低限の品質要求は十分か、見逃しているリスクはないかを見極めるための報告書を作成した。EFSAはそれに対し10の助言をした。

[]Health and Food Audits and Analysis

リトアニア―国家査察システム

Lithuania−National Audit Systems

04/07/2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3830

2017年4月3-7日にリトアニアで実施された、飼料と食品の法律、動物の健康と動物の福祉の規則に従っていることを確証するために行われる公的管理についての査察。食品と獣医部門、農業省管轄の植物部門の2機関が査察の範囲である。概して両機関はEC規則を扱う適切な査察の範囲をカバーし、EC委員会指令のガイドラインを考慮している。

[]インターネットで販売されているある種の食品の公的コントロールの協調計画推奨案

COMMISSION RECOMMENDATION of XXX on a coordinated control plan on the official control of certain foods marketed through the Internet

08 Jun 2017

http://ec.europa.eu/transparency/regcomitology/index.cfm?do=search.documentdetail&Dos_ID=14563&DS_ID=51450&Version=2

ターゲットはサプリメント。

アカシアやフーディアのようなRASFFで通知されている未承認新規食品や、病気の治療効果を示唆するようなもの。画像の例があって、膝が痛そうなイメージだけで医薬品

[]食品中の汚染物質:出来るだけ早くリスクを同定し評価する

Contaminants in Food: Identifying and Assessing Risks as Early as Possible

26/2017, 03.07.2017

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/26/contaminants_in_food__identifying_and_assessing_risks_as_early_as_possible-201210.html

ダイオキシン、ミネラルオイル、パーフルオロ化合物―人は食品から重要な栄養素だけを得ているわけではない。一定量取ると健康に影響を及ぼす可能性のある望ましくない物質も摂取する。「私達の惑星は事実上閉鎖システムだと考えられる。私達が作り出し環境中に放出するものは何でも、一定の時間がたった後、食品とヒトのサンプルに―おそらく僅かな痕跡だけだが―検出できるだろう、」とドイツ連邦リスク評価研究所副所長のReiner Wittkowski教授は説明した。「事態がおこってから慌てる必要のないよう、新しいリスクを同定するための将来を見据えたアプローチを開発しなければならない」。食品中から物質が検出されることが、自動的に健康リスクの存在を意味するわけではない。だがヒトの健康を守るために、食品中の汚染物質の量は、毒性学的な許容値まで、あるいは技術的に実現可能な限り最小化して減らさなければならない。最先端技術、環境状態、企業の製造工程、ヒトの食品摂取習慣は絶えず変わるので、私達は食品中の汚染物質が引き起こすリスクへの理解を定期的に更新する必要がある。最近発表された「食品中の汚染物質」特集は、起こりうる健康リスクの評価戦略の概要を示し、その性質、その汚染物質が引き起こすハザードの可能性、それらがどこから来るのか、人がどの程度それらに暴露するのかを説明する(ドイツ語)。

Bundesgesundheitsblatt - Gesundheitsforschung – Gesundheitsschutz

Ausgabe 7/2017

(https://www.springermedizin.de/bundesgesundheitsblatt-gesundheitsforschung-gesundheitsschutz-7-/12463914)

汚染物質は意図的に食品に添加されたわけではない物質である。そのような物質は生産、加工、輸送の様々な段階で、あるいは環境影響の結果として食品に入り込むことが分かっている。

特定の汚染物質についての最新の科学的知見は、その起源、特性、潜在的なハザード、暴露、食品中の量を最小化するための実現性など広範囲に及ぶ。例えば1980年代以降、ヒトと環境を保護するために、環境中に、そしてそれによって食品にダイオキシンが入りこむことを大きく減らすための対策が取られている。結果として過去数十年ダイオキシンの摂取は明らかに減少している。ヒトの体負荷の指標として母乳に存在するダイオキシンの量が、過去30年以上で概ね20%下がったことが対策の成功を示している。効果的で実践可能な汚染物質規則により、環境中の、それによりヒトの体内の量の長期減少につなげられた。

パー及びポリフルオロアルキル化合物 (PFAS)など他の物質に関する研究や活動の必要性がより大きくなっている。PFASは分解しにくい工業化学物質で、環境、フードチェーン、ヒト―実質的にどこでも検出できる。その特殊な技術的特性により、例えば材料に水、土、油などを寄せ付けない特性を与えるために、非常に多くの産業工程に用いられている。

ヒトの体中で数年といういくつかのPFASの長い半減期は、その物質が高濃度では肝臓を害する可能性があるため、今後綿密な監視が必要とされるだろう。そのうちのいくつかは生殖に影響を与え、がんを誘発する可能性が示されている。特に著しく高濃度が検出された地域では、食品中の量を観察し続け環境に入るのを避ける必要がある。

この特集号では、ダイオキシンやPFASなど難分解性有機汚染物質に加えて、ナノやマイクロ物質、食品中の金属や半金属に関する最新の科学的知見も取り扱っている。包装材料が食品に移行する可能性のある物質を含んでいることも強調している。例えば、新聞の印刷インクのミネラルオイル成分を含む印刷紙はリサイクルされるストックの一部なので、リサイクルされた段ボール箱からミネラルオイル成分が食品に移行する可能性がある。

この特集号は天然由来汚染物質の例や加熱によって生じる他の例も説明している。健康リスクの可能性の最も重要な決定要因は暴露、すなわちヒトに健康影響を与える可能性のある物質の実際の摂取量である。この暴露量推定はMEAL Study(食品の暴露評価及び分析のための食事)の例を用いて説明されている。食品中の汚染物質のリスク認知に関する新しい研究も最新の特集号で扱っている。

[]FDAの医療機器・放射線保健センターin vitro診断と放射線保健部長のAlberto Gutierrez博士の、ある種の鉛検査の不正確な結果に関するFDAの調査の状況についての声明

Statement from Alberto Gutierrez, Ph.D., Director, Office of In Vitro Diagnostics and Radiological Health, FDA’s Center for Devices and Radiological Health on the status of FDA’s investigation into inaccurate results from certain lead tests

July 13, 2017

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm566876.htm

5月17日にFDAはMagellan Diagnostics’社のLeadCare検査が不正確な結果を出している可能性について警告した。当時の優先対象は医療の専門家やこの結果で影響を受ける人々だった。そして不正確な結果の原因を調査した。Magellan Diagnostics社の査察も行った。本日、いくつかの違法行為となる可能性のあるものを含む査察の結論を発表した

[]処方オピオイド濫用と痛みの管理についてのNASEMの報告書についてのScott Gottliebコミッショナーの声明

Statement from FDA Commissioner Scott Gottlieb, M.D., on National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine report on pain management and prescription opioid abuse

July 13, 2017

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm566958.htm

[]警告文書

New Capstone, Inc 6/27/17

June 27, 2017

https://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2017/ucm565851.htm

未承認の医薬品、表示違反。

[] Andropharm社は蛋白同化ステロイド誘導体を含む表記のためSten ZとM1 Alpha を全国的に回収措置。

Andropharm Issues Voluntary Nationwide Recall of Sten Z and M1 Alpha Due to Labeling that it Contains Derivatives of Anabolic Steroids

July 11, 2017

https://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm566553.htm

Andropharm社はダイエタリーサプリメント筋肉増強剤Sten ZとM1 Alpha が未承認の蛋白同化ステロイド誘導体を含む商品として自主回収。

[]コーヒーで寿命が延びるか?

Behind the headlines

Does coffee make you live longer?

Wednesday July 12 2017

http://www.nhs.uk/news/2017/07July/Pages/Does-coffee-make-you-live-longer.aspx

「1日3杯のコーヒーを飲むと寿命が延びる可能性があると研究は示す」とMetroは報道している。

これは人がコーヒーをどれくらい飲むかと死亡の関連を調査したヨーロッパと米国の研究結果によるものである。ヨーロッパの研究では45万人以上を対象とした。最も多くコーヒーを飲んだ男性グループはがん及び心血管、消化及び呼吸器疾患を含む原因による死亡リスクが追跡調査で全体として12%減少したと研究者は発見した。

女性の場合は全体で7%のリスク減少だったが、コーヒーを飲む量が多いほどがん死亡リスクは高かった。

この結果は慎重に解釈する必要がある。つまりこの研究はコーヒーが死亡リスクを減少させることを証明してはいない。影響を与えたであろう多くの他の要因が考慮されていない。

コーヒーを飲むことは健康でバランスのとれた食生活の一部になりうる。現在のガイドラインは1日に4杯以上飲まないことを推奨している。

妊娠している女性は1日のカフェイン摂取を200 mg未満、つまりインスタントコーヒーのマグカップ2杯程度の量にすることを勧められている。

良好な健康と長寿の魔法の近道(あるいは魔法のコーヒー豆)はない。

多様で健康的な食事をとり、定期的な運動をするという健康的なライフスタイルを送ることがこれを達成するために一番良い方法である。

[]REACH事務局2016年次報告:化学物質の面倒をみる

Annual report Bureau REACH 2016 : Taking care of chemicals

13-07-2017

http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2017/juli/Annual_report_Bureau_REACH_2016_Taking_care_of_chemicals

オランダ語

[]食品政策のための包装の表面への栄養ロゴの価値:独立した包装表面ロゴ委員会による助言

The value of a front-of-pack nutrition logo for food policy : Recommendation by the Independent Front-of-Pack Logo Committee

13 July 2017, PDF | 563kB

http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=b6651fa9-abdd-47d7-98e0-20ce8b6a4cd0&type=pdf&disposition=inline

オランダ語

要約部分英語有り

ロゴがあることで消費者がより健康的な製品を選ぶようになるというしっかりした根拠がない。が、可能性はある

[]未承認食品添加物のためHealthAid Concentrated AIR-OXY(安定化好気性酸素)リコール

HealthAid Concentrated AIR-OXY (Stabilised Aerobic Oxygen) recalled due to the presence of an unauthorised food additive

13 July 2017

https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16348/healthaid-recalls-healthaid-concentrated-air-oxy-stabilised-aerobic-oxygen-due-to-the-presence-of-an-unauthorised-food-additive

Health Aid社は未承認食品添加物亜塩素酸ナトリウムを含むためHealthAid Concentrated AIR-OXYをリコール

(高濃度酸素を供給する水と宣伝して売っているものらしい。インチキ健康食品の類だが食品添加物の違反という解釈でとりしまるのか)

[]食品中残留農薬:2016年四半期報告

Pesticide residues in food: quarterly monitoring results for 2016

13 July 2017

https://www.gov.uk/government/publications/pesticide-residues-in-food-quarterly-monitoring-results-for-2016

第四四半期の報告

https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/627957/pesticide-residues-quarter4-2016-report.pdf

32食品1376検体を調べた。短期の健康影響が起こる可能性のあるものは鞘付き豆(トリアゾホス3.5 mg/kg)と、皮付きのまま食べた場合のグレープフルーツ(チアベンダゾール 7.8 mg/kg)。なお皮を剥くと残るのはたった2%なので問題なくなる。RASFF通知は豆のみ

[]食品中残留農薬:学校果物野菜計画2016-2017

Pesticides residues in food: School Fruit and Vegetable Scheme 2016 to 2017

13 July 2017

https://www.gov.uk/government/publications/pesticides-residues-in-food-school-fruit-and-vegetable-scheme-2016-to-2017

2016年の秋に59検体を調べた。10検体は検出されず、48検体からはMRL以下の検出、1検体がMRL超過。44検体は複数検出。

[]ボツリヌス症−カナダ: (ケベック)鯨の肉

Botulism - Canada: (QC) whale meat

2017-07-13

http://www.promedmail.org/post/5173197

Date: Tue 11 Jul 2017 2:39 PM CT Source: Canadian Broadcasting Corp [edited

ケベックのInukjuakでベルーガ(白イルカ)の肉を食べて54才の女性一人死亡もう一人(娘30才)入院。

参考文献としてカナダの主に先住民でのボツリヌス症についてまとめたものを紹介している。伝統的に海獣や魚を樽に入れて土に埋めて発酵させて食べることが行われていたが、1970年代以降プラスチックやガラスの容器が使われるようになって嫌気性条件かつ室内の温度が高くなったことでボツリヌス毒素が早く大量にできるようになってきたという考察

[]論文

  • 背の高い男性と肥満の男性は悪性の前立腺がんリスクが高い

Tall men and obese men at higher risk of aggressive prostate cancer

12-Jul-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-07/bc-tma071017.php

BMC Medicineに発表されたオックスフォード大学の研究者らによる研究。

身長が10センチ高いとより進行した前立腺がんのリスクは21%、前立腺がんによる死亡は17%高くなる。ウエストが10センチ大きくなると進行した前立腺がんリスクは13%、前立腺がんによる死亡は18%高くなる。

オープンアクセス

Tall height and obesity are associated with an increased risk of aggressive prostate cancer: results from the EPIC cohort study

https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-017-0876-7

(EPICで再確認。身長の高さががんリスクを結構大きく上げるのは何度も確認されている。小さい方ががんになりにくいというのは細胞の分裂回数に関係するのだろうか?日本人(東アジア人)が長生きなのは食事ではなく遺伝的アドバンテージの部分が大きいだろう。)

  • 消費者にとって食品のナチュラルさの重要性:系統的レビューの結果

The importance of food naturalness for consumers: Results of a systematic review

Sergio Román et al.,

Trends in Food Science & Technology Volume 67, September 2017, Pages 44-57

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S092422441730122X

食品や食品技術の受容には消費者のナチュラルさという認識が重要である。いくつかの研究で消費者調査を行っている。32ヶ国85348人の消費者を含む72の研究をレビューした。

その結果、消費者にとって「ナチュラルさ」は非常に重要であった。

(消費者がどれだけマーケティングに毒されているかということ。農業は自然ではないのに)

  • はしかアウトブレイク−ミネソタ2017年4-5月

Measles Outbreak — Minnesota April–May 2017

MMWR July 14, 2017 / 66(27);713–717

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6627a1.htm?s_cid=mm6627a1_w

予防接種を受けていない子どものはしか事例等

4月10日から5月31日の間に65の症例が確認され、平均21か月で3か月から49才まで。62例は予防接種を受けていない。50例は12か月未満なので対象ではない。

その他

  • あなたのチーズマカロニにマカロニとチーズ以外に入っているもの

What's In Your Mac And Cheese Besides Macaroni And Cheese

Jul 14, 2017

https://www.forbes.com/sites/brucelee/2017/07/14/whats-in-your-mac-and-cheese-besides-macaroni-and-cheese/#804598d4cafa

より安全な食品加工と包装連合Coalition for Safer Food Processing and Packagingの行った調査によるとフタル酸類が入っている

Testing Finds Industrial Chemical Phthalates in Cheese

http://kleanupkraft.org/data-summary.pdf

チーズ30種を調べたところ、チーズパウダーが平均濃度が高かった。(13種類のフタル酸の合計で106 ppbとのこと。)

(http://www.kleanupkraft.org/

この団体、URLをみればわかるけれど主な標的はクラフト社

健康被害が出ると脅しているけれどこの濃度では・・

厚生労働省:DEHPのTDI:精巣毒性及び生殖毒性試験におけるNOAEL3.7mg/kg/day及び14mg/kg/dayから不確実係数100を適用して,当面のTDIを40〜140μg/kg/day

http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/48b1f48352378e7e492565a1002ecd5e/998e4b75ae3b63a9492568ff001e3df8?OpenDocument

チーズパウダー1kg食べて100μgなので)

  • 「リーガルハイ」とchemsex薬物が新しい戦略で標的に

'Legal highs' and chemsex drugs targeted in new strategy

http://www.bbc.com/news/uk-40597941

内務省によるとドラッグを使用している成人は10.5%から8%に減ったが、関連死は急増している。

これまでリーガルハイと呼ばれていた新規向精神物質(NPS)に対して取り締まる法律が昨年導入された。

2017 Drug Strategy

July 2017

https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/628148/Drug_strategy_2017.PDF

  • 卵の殻の粉末はカルシウムの良い摂取源?

Is Eggshell Powder a Good Way to Get Calcium?

by Berkeley Wellness | July 13, 2017

http://www.berkeleywellness.com/supplements/minerals/article/eggshell-powder-good-way-get-calcium

Q:カルシウムサプリメントとして卵の殻を食べることをどう思う?

A:卵の殻は炭酸カルシウムが多いが他の摂取源より良いという根拠はない。

もし卵の殻で何かしたいなら、粉にした後研磨剤として掃除に使ったり肥料として植物に与えたりするのがいいだろう。堆肥にもできる。

基本:卵殻はカルシウム源になりうるしサプリメントに使われているものもある。しかし純度や適切な用量のことを考えると、質の保証された製品を使った方がよい。さらによいのは食事からカルシウムを摂ることである。

  • クレームチェック

パン:皮が一番栄養があるって本当?

Claim Check

Bread: Is the Crust Really the Most Nutritious Part?

by Densie Webb Ph.d., R.d. | July 12, 2017

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/bread-crust-really-most-nutritious-part

クレーム:パンは耳の方が栄養がある

事実:耳の方が柔らかい中身より健康に良いという信念は2002年のJournal of Agricultural and Food Chemistry論文がネタもとらしい。パンの耳にプロニルリジンという抗酸化物質が多いという。パンを焼くときにプロニルリジンができるのは化学反応の結果である。しかし同時に化学反応でアクリルアミドを含む望ましくない化合物もできる。

全体をみると、ほとんどの食品には天然にがんを促進する物質とがんを予防する物質が入っている。

基本

ではプロニルリジンを摂るためにパンの皮を食べるべきなのか、アクリルアミド暴露を減らすために耳のない部分だけを食べるべきなのか?残念ながらわからない。確実なのは耳を落とすとゴミが出るということ。

  • 専門家委員会からFDAへ:オピオイドに新しい基準を設けるべき時

Scienceニュース

Expert panel to FDA: time to hold opioids to a new standard

By Kelly ServickJul. 13, 2017

http://www.sciencemag.org/news/2017/07/expert-panel-fda-time-hold-opioids-new-standard

NASEMが報告書を発表した。

この中で、医薬品の効果を個人のリスクとベネフィットから判断する従来モデルでは不十分で、家族など社会への影響も考慮すべきとした。Q & A

  • 貧困が脳にどう影響するか

Natureニュース

How poverty affects the brain

Carina Storrs 12 July 2017

http://www.nature.com/news/how-poverty-affects-the-brain-1.22280

バングラデシュでの前例のない研究が、栄養不良、不衛生、その他の困難が子どもの発達にどう影響するかを明らかに

1960年代後半、グアテマラの田舎の子ども達に栄養サプリメントを与えることで発育不良の頻度が減るのではないかと考えた研究が行われた。効果はあった。対照群に比べて1-2センチ背が高くなったが、それだけではなかった。栄養を加えた子ども達の青少年になってからの読み書きテストでの成績が良かった。そして女性は学校に長く通い男性は収入が多かった。その後ブラジル、ペルー、ジャマイカ、フィリピン、ケニヤ、ジンバブエで同様の研究が行われ、栄養状態が悪いことは脳の機能の低さと関連することが示されてきた。今や研究者達は成長と神経発達の関連を解き明かそうとしている。栄養が原因なのか?ネグレクトや感染症など他の要因?Bill & Melinda Gates財団の資金提供を受けてバングラデシュで研究が行われている

(一方日本ではお母さん達がダイエットしたりマクロビにはまったりして赤ちゃんを栄養不良にしている)

  • 国際プロバイオティクス協会

ガイドライン

Guidelines

http://internationalprobiotics.org/resources/guidelines/

プロバイオティクスの定義や安全性について

菌を同定してヒトでちゃんとしたデータをとってGMPで製品の品質を確保して有害影響も監視せよ、といった当然の提言。

(で、こういうことができていないプロバイオティクスが日本ではトクホとして認められていると。厚生労働省health regulatory officialsではなく消費者庁なのだがまあもともとはそうだったし)