食品安全情報blog RSSフィード

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2017-08-08

[]欧米の精子はこの40年で「半分」になった

Behind the headlines

Western sperm counts 'halved' in last 40 years

Wednesday July 26 2017

http://www.nhs.uk/news/2017/07July/Pages/Western-sperm-counts-halved-in-last-40-years.aspx

「欧米男性の精子数がこの40年間で半分になった」とThe Guardianは報道している。1973年から行われた研究の大規模なレビューによると先進国で精子数が推定50-60%減少していることがわかった。

研究者は生殖能力に問題がないと思われる男性の全精子数か精子濃度の測定を報告した研究を探した。

研究者はこれらの研究結果を分析し、ここ数十年で変化があったかどうか見るために長期にわたる傾向を考慮した。

欧米では全精子数と精子濃度は徐々に減少してきたが、この傾向は世界のほかの地域、例えばアフリカ、アジア及び南アメリカにおいてはそれほど強くないか存在しなかったと結論付けた。

研究者もメディアにもこの理由に関してたくさんの説を提示し、化学物質や農薬の暴露から現代生活が原因であるというThe Independentの指摘に至るまで多岐にわたる。理由ははっきりしない。研究者もメディアもたくさんの説を提案した。しかし、さらに研究がなされるまではこれらの憶測が価値あるものかどうかわからない。

メディアにおける人類絶滅の話は時期尚早である。確かに研究は平均精子数が9280万/mlから6640万/mlという劇的な減少を報告したが、これは妊娠に必要とされる範囲内である。

男性が禁煙し、過度な飲酒を控えることは精子を守ることに役立つ。

[]ImprimisRxによる調剤注射用クルクミン懸濁液製品:FDAの調査−使用に関連する重大な有害事象

Compounded Curcumin Emulsion Product for Injection by ImprimisRx: FDA Investigation - Serious Adverse Events Associated with Use

Posted 08/04/2017

https://www.fda.gov/Safety/MedWatch/SafetyInformation/SafetyAlertsforHumanMedicalProducts/ucm570044.htm

クルクミンとポリエチレングリコール(PEG)40ひまし油を組み合わせた注射用液を投与された2人の患者が急性過敏性反応を経験したと報告された。カリフォルニアのIrvineにある調剤薬局ImprimisRxが調合した。PEG40ひまし油を含む静注製品への過敏症反応は文献にも記載されており多数のFDA認可医薬品の警告対象でもある。

症例は2017年3月10日に30才女性(死亡)、2017年5月1日に71才男性(救急病院で処置され助かる)。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20170417#p6の件

Jade Erickが投与されたIVバッグに含まれていたクルクミンは0.00234 mg/mLで、ほんの僅か。PEG40ひまし油は乳化剤で化粧品等の局所塗布用には認可されているが注射用には認められていない。さらに使われたのは工業用グレード"ungraded"で製品には「実験用のみ」と表示されていた。この事例は代替医療の多くの欠陥を明らかにする

[]FDAのガイダンスはある種のFSMA例外について説明する

FDA Guidances Explain Certain Exemptions from FSMA

August 7, 2017

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm569554.htm

低酸性缶詰食品、ジュースHACCP、シーフードHACCPで規制されている食品を生産している場合のFSMAの適用についての3つのガイドライン

[]ダイエタリーサプリメントが心配?FTCとFDAに報告を

Dietary supplement concerns? Tell the FTC and FDA

July 25, 2017 by FDA Voice 

By: Mary Engle, FTC, and Steven Tave, FDA

https://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2017/07/dietary-supplement-concerns-tell-the-ftc-and-fda/

約束通りに効果がなかったダイエタリーサプリメントや他の健康関連商品を買ったことがありますか?あなたに副作用があったかもしれないし、または表示が信じられないようなものだったかもしれない。これを知っておいてください:政府はダイエタリーサプリメントとして市販されている商品の事実に基づかない表示をする会社に対して説明責任を負わせている、ということ。

米国連邦取引委員会(FTC)と米国食品医薬品局(FDA)にはダイエタリーサプリメントとして市販されている商品の安全性と有益性に関しての虚偽表示や誤解を生む表示から消費者を保護するための執行プログラムがある。両局ともこれらの商品の販売に対する権限を持つ。

あなたにもできます。もし以下のようなことがあれば、FTCかFDAに教えてください:

 広告通りに効果がないまたは副作用がでたり、具合が悪くなったりしたダイエタリーサプリメントを購入した。

 会社がラベル表示や販売において虚偽または誇張した表示をしていると疑わしく思う。(例えばアルツハイマー、がん、心疾患、関節炎及びその他の疾患に対していわゆる「治療」または「治癒」に関する表示に注意すること。ダイエタリーサプリメントは合法的に疾患の診断、緩和、治療または予防を表示することはできない。)

 商品の含有物、純度または安全性に関する懸念がある。

では、ダイエタリーサプリメントとして販売されている商品のどんな問題について誰に連絡をするべきか?

ラベル表示、含有物、純度、安全性:FDAはダイエタリーサプリメントの商品ラベルやその他の包装にある表示が真実で正確であるかどうか検査する。また副作用の追跡を含め製造、含有物、純度及び安全性を監視する。

・商品ラベルやその他の包装の記載または商品の含有物や純度に関する懸念があれば、FDA(https://www.fda.gov/Safety/ReportaProblem/ucm059315.htm)に報告してください。

・ダイエタリーサプリメントとして販売されている商品に副作用、またはその他の安全上の懸念がある、とあなた自身もしくは医者が考えたならば、FDAの安全性報告ポータル(http://www.safetyreporting.hhs.gov/)に報告してください。

広告表示:FTCはダイエタリーサプリメントの広告や販売におけるあらゆる表示の真実や正確性を検討する。つまりFTCがテレビ、ラジオ、印刷広告及びソーシャルメディアやオンラインの販売で行われている表示を監視する。(オンライン販売についての詳細は以下)

 表示が虚偽、根拠がないまたは単純に信じられない?疾患の治療や治癒を約束しているか?FTCに教えてください。

https://www.ftccomplaintassistant.gov/#_blank&panel1-1

ウェブサイトとインターネットでの宣伝:FTCとFDAはウェブサイトや他のオンライン販売で行われている表示を監視するために協力している。

 ダイエタリーサプリメントに関してオンラインで行われている表示について疑わしいか?FTCかFDAに報告してください。その後我々はどの機関が主導的な役割を担うか協力して考えます。

それでも誰に報告すべきかわからなければ、我々のどちらかに報告してもらえれば、こちらで処理します。大切なことは皆さんに報告してもらうことです。

Mary Engle はFTCの広告宣伝課参事。

Steven Tave はFDAのダイエタリーサプリメントプログラム室室長。

[]警告文書。

  • Absonutrix 7/25/17

July 25, 2017

https://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2017/ucm568862.htm

未承認の医薬品、表示違反。

  • God Quest, Inc. d/b/a Creation Today 6/29/17

June 29, 2017

https://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2017/ucm568172.htm

未承認の医薬品、表示違反。

生のアプリコットカーネルを販売しているウェブサイトで、同時に「がんのない世界:ビタミンB17の物語」という本もセットで売っている。FDAはその本の中身も検討した。その結果、ウェブサイトに記載している宣伝と本の内容とを一緒に評価して、生のアプリコットカーネルが未承認医薬品であると判断している。

(いわゆるバイブル商法だが一緒に売っていたので違法宣伝と判断しやすかったのかな)

[] リコール。Man of Steel社はMan of Steel 1とMan of Steelが汚染されたサプリメントのため全国的自主回収。

Man of Steel Issues Voluntary Nationwide Recall of Man of Steel 1 and Man of Steel 2 Due to Tainted Supplements

July 27, 2017

https://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm569173.htm

FDAの検査により、表示されない成分シルデナフィルを検出。製品写真あり。

[]FDAはマカダミアナッツと冠動脈性心疾患のリスクに対する限定的健康強調表示申請のレビューを完了した。

FDA Completes Review of Qualified Health Claim Petition for Macadamia Nuts and the Risk of Coronary Heart Disease

July 24, 2017

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm568052.htm

入手可能な科学データの系統的レビューを実施後、米国食品医薬品局は、マカダミアナッツの摂取と冠動脈性心疾患リスクの減少の関係を特徴づける条件付き健康強調表示の使用に関する自由裁量を行うことを予定している。

製造業者がすぐに使用できる表示は以下のようである:

「裏付けにはなるが決定的ではない研究によると、1日1.5オンスのマカダミアナッツを低飽和脂肪かつ低コレステロール食の一環として食べ、飽和脂肪やカロリー摂取が増加しない場合、冠動脈性心疾患のリスクを減らす可能性がある、と示されています。脂肪[及びカロリー]含量に関する栄養表示を参照してください。」

限定的健康強調表示はロイヤル・ハワイアン・マカダミア・ナッツ社による申請に答えたものである。限定的健康強調表示は科学的な根拠に支えられているが、FDAの認める健康強調表示に必要である、より厳格な「有意な科学的合意」の基準を満たさない。したがって、表示を裏付けている科学的根拠のレベルが正確に伝えられるように、限定的健康強調表示は免責事項やほかの適格の文言が付随しなければならない。

より詳しい情報

FDA Response to Petition for a Qualified Health Claim for Macadamia Nuts and Reduced Risk of Coronary Heart Disease

https://www.fda.gov/downloads/Food/IngredientsPackagingLabeling/LabelingNutrition/UCM568057.pdf

Questions and Answers: Qualified Health Claims in Food Labeling

https://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/LabelingNutrition/ucm207974.htm

Guidance for Industry: Evidence-Based Review System for the Scientific Evaluation of Health Claims

https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm073332.htm

Qualified Health Claims: Letters of Enforcement Discretion

https://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/LabelingNutrition/ucm072756.htm

[]意見等

農薬の最大残留基準改訂についてのEFSAの理由付き意見の不確実性解析に関するパイロットスタディ

Pilot study on uncertainty analysis in EFSA Reasoned Opinions on the modification of pesticide maximum residue levels

EFSA Journal 2017;15(7):4906 [52 pp.]. 27 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4906

「EFSAの科学評価における不確実性についての改定ガイダンス案」を農薬MRL改訂についての理由付き意見の文脈で適用可能かどうかをテストした。

このパイロットスタディの結果により、EFSAの科学委員会の作業グループはEFSAのパネルとユニットに必要な不確実性のガイダンス案をさらにどう調整するかについて情報提供するだろう。

  • 遺伝子組換え植物リスク評価を支えるデータをつくるための信頼できるサンプリングアプローチの開発と統一

Development and harmonisation of reliable sampling approaches for generation of data supporting GM plants risk assessment

26 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1226e

外部監査報告

[]RASFF Week31-2017

警報通知(Alert Notifications)

スペイン産原料ポルトガル産冷凍メカジキロインの水銀(2.16 mg/kg)、インド産英国経由冷凍エビの禁止物質ニトロフラン(代謝物質)フラゾリドン(AOZ)、スペイン産冷凍coatedヨシキリザメ切り身の水銀(1.88 mg/kg)、オランダ産魚用飼料が原因と疑われる有害影響、パキスタン産米国経由有機甘いアプリコットカーネルのシアン化物高含有(173.6 mg/kg)、ドイツ産クレアチン食品サプリメントの水銀、スペイン産スイカのオキサミル(0.056 mg/kg)、ポルトガル産冷凍ホシザメ切り身の水銀(1.418 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

インドネシア産缶入りマグロぶつ切りのヒスタミン(377.7 mg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2686; 2713 mg/kg)、スペイン産真空パックのマリネしたキハダマグロのヒスタミンが原因の食中毒(452 mg/kg)、スペイン産白豆の亜硫酸塩高含有(183 mg/kg)、チェコ共和国産セリ−日本のセロリのクロルピリホス(0.090 mg/kg)・ピリダベン(0.075 mg/kg)・ジフェノコナゾール(0.17 mg/kg)及び未承認物質プロフェノホス(0.15 mg/kg)・フェンプロパトリン(0.037 mg/kg)・ヘキサコナゾール(0.069 mg/kg)・プロパルギット(0.33 mg/kg)、レバノン産酢漬けのカブの着色料アルラレッドAC(E129)の未承認使用、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

米国産食品サプリメントの未承認新規食品成分硝酸クレアチン及び新規食品成分テアクリン(theacrine)、中国産スペイン経由マフィン用紙製焼き型の3-モノクロール-1,2-プロパンジオール (3-MCPD) (126 µg/l)及びミネラルオイル(MOAH: 29; MOSH: 396 mg/kg)、スペイン産冷凍調理済エビの亜硫酸塩高含有(216 mg/kg)、中国産オランダ経由プラスチックボウルからのホルムアルデヒドの溶出( 22.96; 31.8 mg/kg)、米国産野菜抽出物の亜硝酸塩(13302 mg/kg)未承認、中国産ドイツ経由プラスチックカトラリーセットからのホルムアルデヒドの溶出(148; 78.2 mg/kg)、オランダ産砂糖漬けサクランボの着色料カルミン(E120) 高含有(517 mg/kg)、フランス産ドイツ経由飼料用海藻粉(Ascophyllum nodosum)のヒ素(48 mg/kg)及びヨウ素高含有(1010 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

ジョージア産生のヘーゼルナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 60; Tot. = 150 µg/kg)、インド産紅茶の未承認物質プロパルギット(0.36 mg/kg)、中国産メラミン皿からのホルムアルデヒドの溶出(22.7 mg/kg)、チュニジア産冷凍シャコのカドミウム(1.38 mg/kg;1.21 mg/kg;1.52mg/kg;1.41 mg/kg;1.46 mg/kg;1.16 mg/kg;1.22 mg/kg;1.42 mg/kg;1.06 mg/kg;1.19 mg/kg)、中国産未承認遺伝子組換え(35S プロモーター遺伝子 米包装)黒米麺、その他アフラトキシン等多数

[]グリホサート

Glyphosate

https://ec.europa.eu/food/plant/pesticides/glyphosate_en

EUにおけるグリホサートの状況をまとめたサイト

[]会議:農業における現代バイオテクノロジー−責任ある革新のための道をつくる

Conference: Modern Biotechnologies in Agriculture – Paving the way for responsible innovation

28 September 2017 – Brussels

http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/events/20170928_modern_biotech.htm

オランダの卵のフィプロニル関連

  • 卵のフィプロニル

RIVM

Fipronil in eggs

http://www.rivm.nl/en/Topics/F/Fipronil_in_eggs

背景情報を提供

フィプロニルについて

健康影響

今回の問題と対策についてはNVWAに

Fipronil in eieren van leghennen

https://www.nvwa.nl/onderwerpen/biociden/fipronil-in-eieren

オランダ語

  • ベルギーの動物由来食品に検出された個々のフィプロニルの健康評価

BfR

Health assessment of individual measurements of fipronil levels detected in foods of animal origin in Belgium

BfR Opinion No. 016/2017 of 30 July 2017

http://www.bfr.bund.de/cm/349/health-assessment-of-individual-measurements-of-fipronil-levels-detected-in-foods-of-animal-origin-in-belgium.pdf

フィプロニルはノミ、シラミ、ダニ、ゴキブリ、その他昆虫対策用に使われる広域殺虫剤である。

ベルギーで卵と卵製品に高濃度のフィプロニルが検出されたというRASFF通知をもとにBfRは推定した。鶏卵では0.0031 から 1.2 mg per kg、鶏肉で0.0015 から 0.0156 mg per kgが報告されている。またEFSAの2006年2月7日の一般的リスク評価にも基づいて推定した。

ARfDはラットの発達毒性に基づき0.009 mg per kg bwと導出されている。フィプロニルについて、最高濃度の1.2mg/kg卵を最悪シナリオとして用いると、子どもでARfDが超過する。このことは子どもが鶏卵を食べると確実に健康リスクになると意味ではなく、一定の安全性マージンのもとで健康リスクとなる可能性があることを示す。

(英国乳児の97.5パーセンタイル摂取量データでARfDの1.6倍とのこと。)

FAQ

Frequently asked questions about fipronil levels in foods of animal origin

http://www.bfr.bund.de/en/frequently_asked_questions_about_fipronil_levels_in_foods_of_animal_origin-201492.html

あとで

  • 卵のフィプロニルについて更新

FSA

Update on Fipronil in eggs

7 August 2017

https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16423/update-on-fipronil-in-eggs

オランダで鶏農場で不適切に洗浄用品に使われたフィプロニルに関する懸念が生じたことを受けて、我々は問題の農場からごく少数の卵が英国に販売されたことを同定した。フィプロニルは食用動物の周辺用の殺虫剤や動物用医薬品としての使用は認められていない。

問題の卵の数は非常に少なく、公衆衛生上のリスクは極めて低い。しかし我々は英国での販売先を緊急に調査している。英国の卵にフィプロニル汚染があるという根拠はなく英国で消費される卵の85%は国産である。問題の卵は毎年輸入される卵の約0.0001%である。

人々が卵や卵を含む食品の食べ方を変える必要はない。

  • フィプロニル汚染−テーブルエッグ:オランダ、ベルギー、ドイツ、リコール

ProMED-mail

Fipronil contamination - table eggs: Netherlands, Belgium, Germany, recall

2017-08-06

http://www.promedmail.org/post/5230542

[1]Date: Fri 4 Aug 2017, 4:08 PM Source: Times of Malta, Reuters report [edited]

卵の殺虫剤汚染騒動が拡大したため、ディスカウントスーパーマーケットチェーンAldiがドイツの4000店舗以上で全ての卵を予防対策として回収すると8月4日に発表。ベルギーとオランダで先月(2017年7月)痕跡程度の殺虫剤フィプロニルが卵から発見され、オランダで一部の養鶏場が閉鎖されスーパーマーケットが卵の販売を中断した。

フィプロニルはWHOによると中程度の毒性で高用量では吐き気やめまい、非常に大量だと腎臓や肝臓、リンパ組織に障害を与える。

調査官はこの化合物が小屋の掃除に使うDega 16というダニ駆除用界面活性剤の汚染物質として卵に入ったのではないかと疑っている。ベルギーとオランダで犯罪捜査が行われている。オランダは米国に次ぐ世界第二位の農業輸出国で年に約50億個の卵をドイツに売っている。この洗剤はドイツ北部のLower Saxony州にも販売されていてそこからの卵も国中に販売されている。

オランダ食品安全監視機関NVWAは今週、特定のシリアル番号で識別できる限定的種類の卵のみがリスクとなると言った。しかしながら約180のオランダの家禽企業が一時的に閉鎖され、一部の会社は群れを処分している。

ドイツのREWEや Pennyなどの多くのスーパーマーケットチェーンがオランダ産卵の販売を中止している。産地にかかわらず卵全部を販売中止にしたのはAldiが最初である。

(略)

ベルギーとオランダの検察はDega 16を製品に加えたと疑われる家禽サービス業者を捜査しているが詳細は不明。

[2]Date: Fri 4 Aug 2017 Source: EurActiv, Agence France-Presse (AFP) [edited]

オランダとドイツのスーパーマーケットが大量の卵を棚から下ろしている。損害は既に数百万ユーロに達し、議員や農家はオランダの食品安全当局を非難している。NVWAは今週このスキャンダルを公表し警鐘を鳴らした。NVWAは検出されたフィプロニルの濃度は高く、それを食べることは重大な公衆衛生上の危険であると強調した。さらにこれらの卵を買った人は食べずに捨てろと助言した。

騒動によりオランダの家禽業界は何百万ユーロもの損失に直面している。

欧州委員会は卵問題を承知していると言い、緊密に事態を監視しているという。「問題の農場は同定され、卵の販売は阻止され、汚染卵は追跡され回収されていて事態はコントロール下にある」

問題の物質は鶏のイヤな寄生虫であるred lice(赤いシラミ?)を処理するために呼ばれたオランダの業者Chickfriendが養鶏場に持ち込んだと信じられている。この業者はベルギーから購入した殺虫剤を使ったという。そして現在オランダの業者が有毒殺虫剤の混入に気がついていたのかどうかを調べられている。一方でブリーダーはChickfriendが彼らを騙したと信じている。

ドイツ農業大臣はドイツ各州の担当者と危機電話会議を行った。ベルギーの連邦食品チェーン安全機関(AFSCA)も検察と協力して調査を開始した。一部の卵からフィプロニルを検出したがヒト健康には脅威とならない量であるという。

オランダの家禽業にとっては2016年11月に高病原性インフルエンザで19万羽のアヒルを処分したばかりで一部は破産の危機に直面しているという。一方でNVWAの対応のまずさが非難されている。報道によるとNVWAは最初公衆衛生上に問題はないと言っていたが、その後一部の卵に警告をだし、そして検査の最終結果が出るまで卵を食べるなと言うに至った。

  • フィプロニル

AFSCA

Fipronil - Les résultats connus jusqu’au jour d’aujourd’hui 07.08.2017 confirment qu’il n’y a actuellement pas de danger pour la santé publique (07/08/2017)

07.08.2017 http://www.afsca.be/communiquesdepresse/2017/2017-08-07.asp

フランス語

Fipronil dans les œufs (05/08/2017)

http://www.afsca.be/communiquesdepresse/2017/2017-08-05.asp

Fipronil dans les œufs (03/08/2017)

http://www.afsca.be/communiquesdepresse/2017/2017-08-03.asp

Fipronil dans les œufs

http://www.afsca.be/nosaliments/oeufs/fipronil/

  • オランダの殺虫剤汚染による卵リコールが世界にひろがる

Food safety news

Dutch egg recall for insecticide contamination spans the globe

By News Desk | August 8, 2017

フィプロニルと洗剤および殺菌剤“Dega 16”を混ぜて鶏周辺に使うオランダの養鶏業者の行いが2010年以降で世界最大の殻付き卵のリコールにつながった。

最初にフィプロニル汚染のある卵が報告されたのは7月20日、ベルギーの食品安全当局による。2日後、その汚染卵がオランダで見つかった。それから数日遅れてオランダの卵生産者は数百万個のフィプロニル汚染卵がドイツに輸出されたことを知らされた。三カ国で数百万個の卵がリコールされたが正確な数はわからない。

世界中の他の国がオランダの卵スキャンダルを警戒している。

英国はFSAが「ごく少数の卵が英国で販売された」と報告している。

アジアでは香港食品安全センターがオランダの卵を使わないように警告し小売業者に販売停止を命令した。香港で検出された卵のフィプロニル濃度は0.064および0.055ppmで香港の最大基準0.02ppmより高い。

フィプロニルはオランダの180養鶏場を閉鎖する十分な量検出された。他に59のオランダの農場が子どもへの健康警告を必要とする量検出された。このリコールは欧州の卵一個一個に番号をつける要求により援助されている。

ドイツの担当者はオランダが生産者の名前や関与する番号を公表するのが遅かったことに怒っている。

正確な数は不明だが、リコールされた卵は2010年に米国でサルモネラ汚染関連で5億5000万個の卵がリコールされて以降最大のものである。

アルコール飲料を提供するのに銅のマグを使うことについて

アイオワ州アルコール飲料部

Use of Copper Mugs in the Serving of Alcoholic Beverages

AB-2017-01 July 28, 2017

https://abd.iowa.gov/sites/default/files/advisory_bulletin_-_use_of_copper_mugs_in_the_serving_of_alcoholic_beverages_-_july_28_2017.pdf

通常銅のマグで提供されるモスコミュールMoscow Mulesが最近人気で、銅のマグを安全に使うことに関する問い合わせがあった。アイオワでは食品と接触する物質表面に銅や銅の合金を使うことは制限されている。

アイオワでは他の州同様、FDAのモデル食品基準を採用している。その基準では銅がpH6.0以下の食品と直接接触することを禁止している。pH6.0以下の食品の例は酢やフルーツジュース、ワインなどがある。

伝統的モスコミュールのpHは6.0より相当低く、これは銅が内側にある銅のマグは使えないことを意味する。しかしながらニッケルやステンレススチールなどで内張をしている銅のマグは使用できるし広く販売されている。

以下規制の条文と理由

[]小売業者に対し未登録動物用医薬品を販売しないように助言

Retailers advised not to horse around with unregistered veterinary chemical products

8 August 2017

https://apvma.gov.au/node/27281

APVMAはたくさんのナチュラルウマ製品が登録されていない懸念があることから、小売業者に対し、ウマ用の動物用医薬品をストックする際には注意するよう呼びかける。

APVMAのChris Parker局長は、ナチュラル、オーガニック、化学物質フリーなどと宣伝されているウマ用製品の多くが登録されていないため、輸入、所持、宣伝、販売は違法であるという。近年ウマ用製品市場が拡大し、多くの製品がナチュラル、オーガニック、化学物質フリーなどと宣伝販売されているがAPVMAは評価していない。

他国で認められていても豪州で合法とは限らない。

  • ナチュラルウマ用製品−あなたの責任を知る

Natural horse products—know your responsibilities

3 July 2017

https://apvma.gov.au/node/27161

(ナチュラル、オーガニック、化学物質フリー、という宣伝をしているものはむしろ避けるべき目印だよね。法を守らず科学を理解していないという証拠だから)

[]ニュースレター

NTP Update

August 2017

https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html

6月24日の会合で飲料水の殺菌副生成物のハロ酢酸類6つを発がん性と分類することを助言

水の殺菌は安全な飲料水を供給するには必須である

[]FSAは2017年4-7月のインシデントリストを発表

FSA publishes the list of incidents for April to June 2017

2 August 2017

https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16410/fsa-publishes-the-list-of-incidents-for-april-to-june-2017

3か月で33の通知を発行し、そのうち23はアレルギー警告で、表示されていないアレルゲンのトップ3はグルテン、ミルク、卵だった。他は異物や衛生状態の悪さなど。

[]健康的飲料を選ぶ

Choosing Healthy Beverages

http://www1.nyc.gov/site/doh/health/health-topics/sugary-drinks.page

砂糖入り飲料の摂取を減らすためのキャンペーン動画

[]食品基準通知

Notification Circular 20–17

3 August 2017

http://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/NotificationCircular2017.aspx

・新規申請と提案

フルーツ飲料へのステビオール配糖体の添加、各種MRL

・パブリックコメント募集

プロビタミンAコメ系統GR2E由来食品(9月14日まで)、乳児用ミルクの基準改定(9月28日まで)、ベータグルカンと血中コレステロールに関する健康強調表示(9月14日まで)

  • 遺伝子組換えコメ申請に意見募集

Call for submissions on genetically modified rice application

3/08/2017

http://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Call-for-submissions-on-genetically-modified-rice-application-.aspx

国際稲研究所から、ゴールデンライスを認可する申請があった

  • ベータグルカンと血中コレステロールの健康強調表示についての意見募集ペーパー公表

Consultation paper released on beta-glucan and blood cholesterol health claims

3/08/2017

http://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Consultation-paper-released-on-beta-glucan-and-blood-cholesterol-health-claims-.aspx

オート麦と血中コレステロールの関係は立証されているが大麦は立証されていないという意見

[]世界中の赤ちゃんと母親が母乳への投資がないせいで失敗している

Babies and mothers worldwide failed by lack of investment in breastfeeding

1 August 2017

http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2017/lack-investment-breastfeeding/en/

194ヶ国を評価した世界母乳成績表によると6か月未満の子どもで母乳しか与えられていないのはたった40%で、母乳のみの率が60%以上なのはたった23ヶ国。

(韓国が入っている。先進国がexclusiveにこだわる必要はないと思うし鉄不足になるし。ワクチンのようなものだの乳がん予防だのは言い過ぎ。WHOの母乳への執着はよくわからない)

  • 母乳:世界の健康にとっての失われた機会

Breastfeeding: a missed opportunity for global health

The Lancet

Published: 05 August 2017

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)32163-3/fulltext

8月1日の世界母乳週間にあわせて発表された新しい報告によると、母親に母乳を与えることを促すために推奨されている助言や投資を満たしている国はない

一方国境なき医師団(MSF)の報告

イラク:Mosul地域では赤ちゃんが重症栄養不良に苦しんでいる

Iraq: Babies Suffering from Severe Malnutrition in Mosul Region

July 20, 2017

http://www.doctorswithoutborders.org/article/iraq-babies-suffering-severe-malnutrition-mosul-region

食糧不足が原因だが、特に乳児用ミルクがない。UNICEFやWHOが母乳促進のためにミルクを処方された場合にしか認めていない。しかしMSFはイラクのような紛争地域では子どもの栄養不良による入院を防ぐための方法は乳児用ミルクを配るしかないと信じる

[]WHO紀要

Bulletin of the World Health Organization

Volume 95, Number 8, August 2017, 545-608

http://www.who.int/bulletin/volumes/95/8/en/

アジアの急増する糖尿病増加対策

アジア人は糖尿病になりやすいようだとのこと

[]新しい報告書は慢性疾患に基づく食事摂取基準を導出するための基本原則の方法とガイドを助言する

New Report Recommends Methods and Guiding Principles for Developing Dietary Reference Intakes Based on Chronic Disease

Aug. 3, 2017

http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=24828&_ga=2.75243154.1057531697.1502073765-147430040.1465349714

NASEMの新しい報告書は、特定の栄養やその他食品成分(NOFSs)が慢性疾患リスクを改善するかどうかを検討するための方法についての概要を示し、慢性疾患アウトカムに基づく食事摂取基準(DRI)導出方法を助言する。

慢性疾患に基づくDRIが設定できるのはNOFSと慢性疾患の因果関係に許容できるレベルの確信がある場合のみ。許容できるレベルの確信があるかどうかはGRADEシステムの使用を推奨。因果関係が確信できたとしてもつ銀問題はその性質と量を決めること。

さらに今後いくつかの場合では有害影響とメリットが重なることが想定され(例えばある慢性疾患のリスクを下げるNOSFが別のリスクを上げる等)、リスク/ベネフィット解析が推奨される

  • 慢性疾患に基づく食事摂取基準を導出するための基本原則ガイド

Guiding Principles for Developing Dietary Reference Intakes Based on Chronic Disease

August 3, 2017

http://nationalacademies.org/hmd/reports/2017/guiding-principles-for-developing-dietary-reference-intakes-based-on-chronic-disease.aspx

[]科学革新2030

Science Breakthroughs 2030

http://nas-sites.org/dels/studies/agricultural-science-breakthroughs

NASEMは食糧農業部門での研究戦略についての研究Science Breakthroughs 2030を発表し、アイディアを募集

“IdeaBuzz”ウェブサイトでアイディアをシェアしよう

http://nas-sites.org/dels/studies/agricultural-science-breakthroughs/about-us-agriculture-breakthroughs/community-input/

[]安全性警告

  • Majestic African Mango capsules

4 August 2017

http://www.tga.gov.au/alert/majestic-african-mango-capsules

TGA検査により、Majestic African Mango カプセルに表示されない成分シブトラミンフェノールフタレインを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • Herbal Max Real Slim capsules

4 August 2017

http://www.tga.gov.au/alert/herbal-max-real-slim-capsules

TGA検査により、Herbal Max Real Slimカプセルに表示されない成分シブトラミンフェノールフタレインを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • Maxidus capsules

4 August 2017

http://www.tga.gov.au/alert/maxidus-capsules-0

TGA検査により、Maxidus カプセルに表示されない成分シルデナフィルを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • Germany Black Gorilla tablets

2 August 2017

http://www.tga.gov.au/alert/germany-black-gorilla-tablets

TGA検査により、Germany Black Gorilla 錠剤に表示されない成分シルデナフィルを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • Bittermelon Slimming Capsules

27 July 2017

http://www.tga.gov.au/alert/bittermelon-slimming-capsules

TGA検査により、Bittermelon Slimming カプセルに表示されない成分シブトラミンを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • RUFF Natural Formula capsules

25 July 2017

http://www.tga.gov.au/alert/ruff-natural-formula-capsules

TGA検査により、RUFF Natural Formula 錠剤に表示されない成分シルデナフィルタダラフィル及びダポキセチンを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

  • Sirrori Green Viagra Tablets:Safety advisory

25 July 2017

http://www.tga.gov.au/alert/sirrori-green-viagra-tablets

TGA検査により、Sirrori Green Viagra 錠剤に表示されない成分シルデナフィルを検出した。製品写真あり。(注:濃度の記載なし)

[]リコール

  • オンライン販売の「Good For You」により販売されている未承認商品「Aerobic Oxygen(エアロビックオキシジェン)」は健康に深刻なリスクを与える可能性がある。

Unauthorized product "Aerobic Oxygen" sold by online retailer "Good For You" may pose serious health risks

August 4, 2017

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2017/64186a-eng.php

ヘルスカナダはオンライン販売の「Good For You」により販売されている未承認商品「Aerobic Oxygen(エアロビックオキシジェン)」が中毒、腎機能障害未承認を含み健康に深刻なリスクを与える可能性があるとして注意を呼び掛けている。亜塩素酸ナトリウムが検出された。製品写真あり。

  • トロント4店舗で押収された未承認の精力剤は健康に深刻なリスクを与える可能性がある。

Unauthorized sexual enhancement products seized at four Toronto retail locations may pose serious health risks

August 4, 2017

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2017/64178a-eng.php

ヘルスカナダはトロント4店舗で押収された様々な未承認の精力剤はヨヒンべ、ヨヒンべ樹皮抽出物、シルデナフィルタダラフィルを含み健康に深刻なリスクを与える可能性があるとして注意を呼び掛けている。製品写真あり。

  • Stouffer's Sauté Sensation ブランドのShrimp Alfredoはニトロフランの存在のため回収措置。

Stouffer's Sauté Sensation brand Shrimp Alfredo recalled due to presence of nitrofurans

July 26, 2017

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/inspection/2017/64102r-eng.php

  • A.N. Tyler Distributingによってオンラインで販売されている未承認の処方薬「Selekta Pregnenolone」は健康に深刻なリスクを与える可能性がある。

Unauthorized prescription drug "Selekta Pregnenolone" sold online by A.N. Tyler Distributing may pose serious health risks

July 28, 2017

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2017/64080a-eng.php

ヘルスカナダは未承認の処方薬「Selekta Pregnenolone」がプレグネノロンを含むとして注意を呼び掛けている。製品写真あり。

  • 外国製品警告: Big N Hard, Black Gorilla, Cummor, Dragon Max, Oh Baby!, Man XXX, Maxman IV, Maxman Premium, Maxman V, Monkey Business, MMC Maxman XI, MME Maxman IX capsules, New Advanced Technological, V9 Male Sexual Stimulant, Real Skill Male Sexual Stimulant, Rize N Shine, Tornado, Xrect, XXXL Penis Enlarging Ointment, Z Daily

July 25, 2017

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2017/64052a-eng.php

他国の検査において、表示されない成分(シルデナフィルタダラフィル、Descarbonsildenafil、ホモシルデナフィル、レボドパ、Nデスメチルタダラフィル、ノルタダラフィル)が検出された。製品写真あり。濃度の記載なし。

[] ヒスタミン高濃度のためLidl社のInismaraのサバをリコール。

Recall of a Batch of Lidl’s Inismara Mackerel Fillets Due to Elevated Histamine

Friday, 28 July 2017

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/lidl_inismara_mackerel.html

Lidl Ireland社はInismaraアイルランドサバ切り身に高濃度ヒスタミンが検出されたため当該製品をリコール している。(注:濃度の記載なし)。製品の写真掲載。

  • ヒスタミン高濃度のためAldi社のSkellig Bayのサバをリコール。

Recall of a Batch of Aldi’s Skellig Bay Mackerel Fillets Due to Elevated Histamine

Friday, 28 July 2017

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/aldi_skellig_bay_mackerel.html

Aldi社はサバ切り身に高濃度ヒスタミンが検出されたため当該製品をリコール している。(注:濃度の記載なし)。製品の写真掲載。

[]論文等

  • オンラインで探した論文の半分は無料で読める

Half of papers searched for online are free to read

07 August 2017

http://www.nature.com/news/half-of-papers-searched-for-online-are-free-to-read-1.22418

6月の雑誌の論文のオンライン検索10万件をUnpaywallを使って追跡した仕事がPeerJ Preprintsに発表された。

  • ワイン通:事実と虚構(動画)

Wine snobbery: Fact vs. fiction (video)

1-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/acs-wsf080117.php

ACS動画シリーズ

ワインにうるさい人がグラスを回したりデキャンタに注いだりといった、より良い香りを楽しむ方法について蘊蓄を語るのに出くわしたことがあるだろう。これらは本当なのだろうか?

(いつもの動画より多く再生されている。酒好きが多いのかな)

  • 犬猫の環境影響についての真実

The truth about cats' and dogs' environmental impact

2-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/uoc--tta080217.php

UCLAの研究者らがペットの餌は年に6400万トンの二酸化炭素排出に相当することを発見。これは1360万台の車の1年間の運転に相当。PLOS One。最近の、ペットを家族の一員とみなしより高級な餌を与える傾向からは環境負荷が増加すると予想。

  • 過去最大の研究がペットと子どもの健康の関連はないことを発見

Largest-ever study of pets and kids' health finds no link

7-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/rc-lso080717.php

一般的にイヌやネコを飼っていることが子どもの精神的身体的健康を向上させると信じられているが、Anthrozoosに発表されたRANDによる過去最大の研究ではそうではなかった。カリフォルニアの2200人のペットのいる家庭の子どもとペットのいない3000人を比較した。実際ペットのいる家庭の子どもの健康状態は良かったが、運動やその他の交絡要因を調整すると関連は消失した。

  • ファストフードレストランへのアクセスを制限することは肥満を減らしそうにない

Limiting access to fast-food restaurants unlikely to reduce obesity

7-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/iu-lat080717.php

Health Affairsに発表されたインディアナ大学の研究。2009-2014年の382の地域に住む170万人の退役軍人をカバーする包括邸環境研究。個人のBMIの変化とファストフードレストランやスーパーマーケットの場所とをマッチさせた。

  • メディアの描く妊娠女性や新米ママは非現実的、研究が言う

Media portrayals of pregnant women, new moms unrealistic, study says

7-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/uoia-mpo080717.php

Health Communicationに発表された

  • OxyELITE Proによる重症球性肝細胞障害:症例シリーズ

Severe Acute Hepatocellular Injury Attributed to OxyELITE Pro: A Case Series.

Heidemann LA, Navarro VJ, Ahmad J, Hayashi PH, Stolz A, Kleiner DE, Fontana RJ.

Dig Dis Sci. 2016 Sep;61(9):2741-8

以前の論文の修正

  • HIV感染者でのプロバイオティクスのリスク:好酸性乳酸桿菌による菌血症と文献レビュー

The potential risks of probiotics among HIV-infected persons: Bacteraemia due to Lactobacillus acidophilus and review of the literature.

Haghighat L, Crum-Cianflone NF.

Int J STD AIDS. 2016 Nov;27(13):1223-1230

米国からの症例報告。プロバイオティクスヨーグルトを過剰摂取したAIDS患者が菌血症になった。

  • 膵臓にGuerilla Warfare(商品名だがゲリラ戦の意味)?タンパク同化男性化ステロイドを含むサプリメントによる急性膵炎の一症例

Guerilla Warfare on the Pancreas? A Case of Acute Pancreatitis From a Supplement Known to Contain Anabolic-Androgenic Steroids.

Liane BJ, Magee C.

Mil Med. 2016 Oct;181(10):e1395-e1397

アメリカの20才の海軍兵士の症例

  • 抗レトロウイルス剤とダイエタリーサプリメントの相互作用:系統的レビュー

Dietary supplement interactions with antiretrovirals: a systematic review.

Jalloh MA, Gregory PJ, Hein D, Risoldi Cochrane Z, Rodriguez A.

Int J STD AIDS. 2017 Jan;28(1):4-15

  • アメリカ人の圧倒的多数は子どもの予防接種は利益がリスクを上回るという

Vast Majority of Americans Say Benefits of Childhood Vaccines Outweigh Risks.

Pew Research Center, February, 2017

http://assets.pewresearch.org/wp-content/uploads/sites/14/2017/02/01172718/PS_2017.02.02_Vaccines_FINAL.pdf

小さい子どもの両親はMMRワクチンを支持する。しかしリスクを高くメリットを小さく見積もっている。それでもこの問題については分裂していない

代替療法を(医療の代わりにあるいは医療に加えて)使ったことがあるのは約半分

(ワクチン拒否はノイジーマイノリティーなのだがメディアがそれを誇大に報道して公衆衛生を脅かしているという状況。それでもCDCはメディアに影響されないけれど、日本はすぐ迎合するのでひどい状況)

[]鉛汚染−米国(ミシガン):アーユルベーダレメディ

Lead contamination - USA (MI): ayurvedic remedy

2017-08-05

https://www.promedmail.org/post/5229543

[1]Date: Fri 4 Aug 2017 3:44 am Source: WLNS [edited]

ミシガン保健福祉省は2017年8月3日に保護者にBalguti Kesariaというアーユルベーダレメディについて警告した。最近の検査で鉛濃度が高かった。このサプリメントを与えられていたミシガン南東の最大2人の子ども達が鉛濃度が高い。Balguti Kesariaは消化を助け免疫系を強化し咳や風邪、熱を抑制するとして乳児に与えられる。家族は担当者にこのサプリメントはインドの親戚から入手したと語った。

[2]Date: Fri 4 Aug 2017 Source: FDA [edited]

FDAの警告

Balguti Kesariaアーユルベーダ医薬品:FDA警告−高濃度鉛

Balguti Kesaria Ayurvedic Medicine: FDA Warning - High Levels Of Lead

Posted 08/04/2017

https://www.fda.gov/Safety/MedWatch/SafetyInformation/SafetyAlertsforHumanMedicalProducts/ucm570257.htm

FDAは両親や保護者に対し、鉛中毒のリスクがあるためBalguti Kesaria (あるいはKesaria Balguti)アーユルベーダ医薬品を使用しないように警告している。

FDAはこの製品の安全性と有効性をレビューしていない。鉛暴露は中枢神経系、腎臓、免疫系に重大な障害をもたらす可能性がある。子どもでは、たとえ低用量でも長期暴露はIQ低下、行動上の問題などを含む認知機能不全に関連する。

背景

この製品はオンラインで販売され、インドのKesari Ayurvedic Pharmacyを含む複数企業が製造している。個人が米国に持ち込むあるいは郵送する場合もある。Balguti Kesariaアーユルベーダ医薬品は乳幼児の多数の病状に使われる。

最初FDAはこのリスクについてノースカロライナ公衆衛生部から鉛濃度が高いという検査結果を知らされた。またミシガン保健福祉省からもこの製品を与えられた子ども二人の鉛濃度が高いことを通知された。ミシガンでは製品の高濃度鉛も検出している。これまでFDAはこの製品を与えられた子ども一人の高濃度鉛と発達遅延の有害事象報告一件を受け取っている。

助言

この製品を使用しているあるいは子どもに与えている人は直ちに使用を中止し医療の専門家に相談すること

(そもそもアーユルベーダには手を出すべきではない。鉛だけでなく水銀も多い)

その他

SMC UK

expert reaction to deaths from Fentanyl

August 2, 2017

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-deaths-from-fentanyl/

国家犯罪庁が英国で過去8か月に少なくとも60人が強力な鎮痛剤フェンタニルを使用して死亡していると報告した

ヨーク大学精神衛生講師Ian Hamilton

フェンタニルの問題があるのは明確だがその問題の程度については明確ではない。ヘロインを使用している人の多くはフェンタニルを選んでいるわけではなく、提供されただけだろう。このことは用量を選ぶための知識や経験がないので特にリスクとなる。多くの死亡は政府が薬物を安全に使用できる場所を提供することで避けられるだろう

薬物に関する独立した科学委員会DrugScienceの創設者でImperial College Londonの神経心理薬理学センター長でEdmond J Safra議長のDavid Nutt教

これはストリートの「ヘロイン」の多くにフェンタニルが混入されている米国で見られる合成オピオイドによる死亡増加の始まりである可能性がある。最初に必要なのはフェンタニルについて理解すること。それからやるべき6つのことを提案

(長い記事、略)

  • 地中海食が豊かな人にしか効果がない、への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to Mediterranean diet only works for wealthy people

August 1, 2017

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-mediterranean-diet-only-works-for-wealthy-people/

International Journal of Epidemiologyに発表された研究で地中海食は心血管系疾患リスクの低さと関連するが、その関連は社会経済的地位の高い人に限定されるという

UCL、健康インフォマティクス研究Farr研究所、臨床データ科学上級臨床講師で名誉心臓相談医Amitava Banerjee博士

地中海食が心血管系疾患リスクを下げることについては疑問がない。南イタリアでの5年にわたる24000人の男女の、この質の高い観察研究ではリスク削減を確認した。新しいのはその利益が自己申告による学歴と収入で評価した社会経済的地位の高い人に限られるということである。

これには二つの意味がある。最初に、質の高い地中海食はその費用がかかるために社会経済的地位の高い人にとってより入手しやすい、あるいは教育レベルの高い人が実行しやすい可能性があること。二つ目は社会経済的勾配は心血管系疾患でよく知られているが、この研究が地中海食のメリットが低所得の人で減衰することを初めて示したものである。

我々は貧困と社会的勾配の削減と、地中海食を全ての人に同様に入手可能にする必要がある

シェフィールド大学心血管系医学准教授Tim Chico博士

最も健康的な食事とは何かを正確に知るのは極めて困難だが、地中海食(定義は広範だが概ね野菜果物ナッツ種子オリーブ油魚が多く、赤肉や加工食品が少ない)が心疾患リスクを下げることは繰り返し示されてきた。この研究はよく知られているが陰鬱な事実である収入または教育レベルの低い人は心疾患リスクが高いことを確認した。

著者らは地中海食が豊かでない人にとってあまり効果的でないと示唆しているものの、他の要因による可能性が高い。

  • 製品レビュー:低用量リチウムサプリメント

コンシューマーラボ

Product Review: Low-Dose Lithium Supplements

Initial Posting: 8/5/17

https://www.consumerlab.com/reviews/Lithium-Low-Dose-Supplements/lithium/

0.05-20 mgのリチウムを供給するサプリメントを調べた

  • 「人道的子牛」−本当?

'Humane Veal'—Really?

by Berkeley Wellness | August 07, 2017

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/humane-veal

子牛の生産は通常乳牛の母親から生まれたばかりの子どもを引き離して身動きのできない小屋で育てるため特に残酷だと考えられてきた。動けないので筋肉が発達せず、そのおかげで肉がやわらかい。「ホワイト子牛」を作るには子牛にはミルクしか与えず、鉄が不足して貧血のため肉が白っぽい。そして4-5か月で肉にされる。ボブビールは2-3週間で肉になる。

子牛の生産への反対は1980年代から始まり、その後米国での消費は大きく減った。顧客を取り戻すため、農家は歩けるような小屋で集団で子牛を育てるようになった。一部は液体だけでなく穀物餌も与える。母親と一緒に牧場で育てるところもごく僅か存在する。穀物や芝を与えられた子牛は「レッド子牛」と呼ばれる。一部の生産者はそれは本当の子牛(ビール)ではないという。「子牛(calf)の肉」と呼ぶ場合もある。

(中略)

子牛肉を買う前に

「人道的子牛」なんてものがあるのだろうか?それはどのくらい厳密に定義するかによる。より人道的に取り扱ったとしても、子牛は不自然な状態で育てられ殺されている。そして子牛ができるのはミルク生産の副産物であることを忘れないように。乳製品を摂取するということは子牛の生産を促進することである。

子牛肉は牛肉より健康的?ほんの少し脂肪が少ないだけで、他の赤身肉同様部位による。より健康的なのは植物由来の肉代用品や豆である。

  • 最初の遺伝子組換え鮭がカナダで販売される

Natureニュース

First genetically engineered salmon sold in Canada

Emily Waltz 04 August 2017

http://www.nature.com/news/first-genetically-engineered-salmon-sold-in-canada-1.22116

米国の会社AquaBounty Technologies はトランスジェニック魚が25年待って販売できたという

8月4日に約4.5トンほど、初めてカナダで販売

  • 大学が、有名な細胞生物学者が不正を行ったという

University says prominent Japanese cell biologist committed misconduct

David Cyranoski

01 August 2017 Corrected: 03 August 2017

http://www.nature.com/news/university-says-prominent-japanese-cell-biologist-committed-misconduct-1.22394

東京大学がYoshinori Watanabeの論文の画像が操作されているという匿名の告発を調査した。

5つの論文で科学的不正を行った。同じラボのもとメンバーもう一人も有罪と。

まだ罰は与えられていないが一年にわたる調査で結果を発表する前に既に研究室のメンバーは去り研究費も失いキャリアはぼろぼろである。

Watanabeのラボでは画像の意図的操作は日常的で、Watanabeがメンバーにやり方を教えていた。もと准教授で不正を行ったと判断されたYuji TannoはWatanabeの指導の犠牲者でもある

  • 根拠のない幹細胞療法の増加が、この目立たない科学者を業界の監視者にした

Scienceニュース

The rise of unproven stem cell therapies turned this obscure scientist into an industry watchdog

By Kelly ServickAug. 3, 2017

http://www.sciencemag.org/news/2017/08/rise-unproven-stem-cell-therapies-turned-obscure-scientist-industry-watchdog

Paul Knoepflerが2010年から運営しているブログを通じて幹細胞療法の権威になっていろいろな相談を受けるようになった。

(STAP細胞の騒動で大活躍だったKnoepfler先生!STAP細胞のおかげで権威として有名になったらしい。自分も前立腺がんで生存率50%と診断された経験がある)