食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-08-14

[]RASFF Week32-2017

警報通知(Alert Notifications)

イラン産ハンガリー経由乾燥レーズンの亜硫酸塩非表示(20 mg/kg)、ラトビア産ベルギー経由男性用食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル及びシルデナフィルチオノ類似物、カナダ産大豆のブタクサの種高含有、ポルトガル産冷凍アオザメの水銀(1.29 mg/kg)、産出国不明英国経由ゴマ風味調味油のベンゾ(a)ピレン(4.34 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(PAH4合計: 11.87 µg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

チュニジア産冷凍メカジキの鉛(0.48 mg/kg)及び水銀(4.17 mg/kg)、トルコ産飼料用硫酸銅五水和物のダイオキシン(2.23 pg WHO TEQ/g)、インド産冷凍インド太平洋タコのカドミウム(2.5 mg/kg)、インド産ピーナッツマサラのアフラトキシン(B1 = 8.7; Tot. = 10.3 µg/kg)、インド産ピーナッツボールのアフラトキシン(B1 = 56; Tot. = 66.1 µg/kg;B1 = 122; Tot. = 140.2 µg/kg)、インド産完全飼料のダイオキシン(1.18 ng/kg)、スペイン産メカジキの水銀(2.27 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

オランダ産卵のフィプロニル(0.008 mg/kg)、ベルギー産チルド子牛の肉のドキシサイクリン(120 µg/kg)、ギリシャ産ナシの未承認物質ペルメトリン(0.73 mg/kg)及びテトラメトリン(0.095 mg/kg)、ポーランド産チェコ共和国経由飼料用醸造酵母の粗悪品の疑い(尿素非表示: 1.99 %)、アルゼンチン産飼料用未承認遺伝子組換え(MON531; MON1445)綿実、レバノン産ドイツ経由カブの酢漬けの着色料アゾルビン(E122)の未承認使用、スイス産食品サプリメントの未承認新規食品成分ウスユキソウ(Leontopodium nivale)、

通関拒否通知(Border Rejections)

中国産鉄の注ぎ口からのニッケルの溶出(0.7 mg/l)及び高濃度の総溶出量(654 mg/kg)、米国産殻付きピスタチオのアフラトキシン(B1 = 99.8; Tot. = 109 µg/kg;B1 = 60; Tot. = 67 µg/kg)、ベトナム産小粒(pin head)コショウのシペルメトリン(0.38 mg/kg)・未承認物質カルベンダジム(0.43 mg/k)・ペルメトリン(0.24 mg/kg)、エクアドル産冷凍バナメイエビの亜硫酸塩高含有(235 mg/kg)、インド産ピーナッツボールのアフラトキシン(B1 = 138.7; Tot. = 170.7 µg/kg)、ベネズエラ産冷凍バナメイエビの亜硫酸塩高含有(163.04 mg/kg)、トルコ産レモンのクロルピリホス(0.439 mg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(3390 mg/kg)、トルコ産ペッパーのホルメタネート(0.107 mg/kg)、米国産強化ケーキ粉の未承認食品添加物過酸化ベンゾイル(E928)及び塩素(E925)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2552 mg/kg;2596 mg/kg;2306 mg/kg;2338 mg/kg)、アルゼンチン産冷凍全形イカのカドミウム(>2.5 mg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]一部の家禽農場でのフィプロニルの違法使用へのEU対策に関する情報通知

Information note on EU measures concerning the illegal use of fipronil on some poultry farms (10 August 2017)

11/08/2017

http://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-specific-archive-issue.cfm?newsletter_service_id=327&lang=default

欧州委員会は2017年7月20日にRASFFにより主に産卵鶏家禽農場でのワクモ(Dermanyssus gallinae)対策として処理会社が違法な処置をしたことを知った。直ちに事態のコントロールのための対応をとり、現場調査は継続している。

違法処置にはEUで全ての食品生産用動物への使用が禁止されているフィプロニルが含まれていた。関連農場は主にオランダとベルギーにあるがドイツの4農場とフランスの1農場も関係する。2017年1月以降に問題の処理会社が処置を行った全ての農場は直ちに当局によりブロックされ、これらの農場由来の卵や鶏肉は最早EU市場にはなく、EU以外の国に輸出されてもいない。司法調査が行われている。

問題の農場の卵や鶏肉の公式検体はフィプロニルの検査を行っている。

問題の農場はこれらの農場由来の卵や鶏肉がEUの規制に完全に従うことが確認された場合にのみブロックが解除されるだろう。既に販売されていた卵や鶏肉はリコールされている。

加工食品に関しては、EUの事業者には成分や原料がEU規制に従っているものであることを確保する法的義務があるため、事業主は使用した卵や鶏肉がフィプロニル規制に従っていることを確認しなければならない。

加盟国の当局は調査を継続中で、欧州委員会は新しい情報が入手できたら情報を更新する。

注:EUのフィプロニルのMRL(フィプロニルとそのスルホン代謝物の合計)は卵と鶏肉の両方で0.005 mg/kg(分析の下限)

[]意見

Assessment of a decontamination process for dioxins and dioxin-like PCBs in fish oil by physical filtration with activated carbon

EFSA Journal 2017;15(7):4961 [10 pp.]. 31 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4961

この除染工程は2015年5月19日のEU委員会規則2015/786で規定された判定基準に準拠している。

  • 全綿実の遊離ゴシポールの存在

Presence of free gossypol in whole cottonseed

EFSA Journal 2017;15(7):4850 [15 pp.]. 31 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4850

反芻動物、特に乳牛用飼料への全綿実の使用に関して、スペイン農業食料環境省から提供された情報を評価するよう依頼された。以前の意見を改訂する必要はない。

  • トリベヌロン-メチルの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance tribenuron-methyl

EFSA Journal 2017;15(7):4912 [32 pp.]. 28 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4912

情報不足と懸念が確認された。

  • 鶏肥育用、産卵鶏育成用、七面鳥肥育用、交配用に育てている七面鳥用、交配目的の七面鳥用、マイナー家禽種用の飼料添加物としてのBeltherm MP/ML (エンド-1,4-β-キシラナーゼ)の安全性と有効性

Safety and efficacy of Beltherm MP/ML (endo-1,4-beta-xylanase) as a feed additive for chickens for fattening, chickens reared for laying, turkeys for fattening, turkeys reared for breeding, turkeys for breeding purposes and minor poultry species

EFSA Journal 2017;15(7):4941 [2 pp.] 28 July 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4941

この遺伝子組換え製品に安全上の懸念は生じない。この添加物は鶏肥育用、七面鳥用、産卵鶏育成用、交配のための七面鳥育成用、交配目的の七面鳥用、マイナー家禽種用に安全上の十分なマージンのある100 ADXU/kg飼料で安全である。消費者にこの飼料添加物の使用から生じる毒物学的懸念はなく、環境への安全性の懸念は生じない。この添加物は100 ADXU/kg飼料で鶏肥育用、産卵鳥育成用、マイナー家禽種育成用のパフォーマンスを改善する可能性がある。七面鳥肥育用や交配のための育成用、交配目的の七面鳥に、この製品の有効性の結論は出せなかった。

[]フィプロニル汚染 卓上卵(第3報):ヨーロッパ、アジア(香港)

Fipronil contamination - table eggs (03): Europe, Asia (Hong Kong)

2017-08-13

http://www.promedmail.org/post/5247343

Date: Fri 11 Aug 2017 09:08PM Source: Channel NewsAsia [edited]

殺虫剤汚染卵スキャンダルはEU 15ヶ国とスイス、香港に拡大し欧州委員会は特別会合を呼びかける。2017年9月6日に「お互いを非難し合う」ことを止めさせるためにEU中の大臣や食品安全主任が会合する予定。

欧州全体で数百万個の卵が回収され何十もの家禽農場が閉鎖された。この問題がベルギー、オランダ、ドイツの喧嘩になり、欧州健康食品安全コミッショナーVytenis Andriukaitisが非難合戦は無意味で止めさせたい、と言う。「そうではなく、必要な教訓を学び前進するために協力しなければならない」

EC広報担当Mina Andreevaは、9月の会議は「危機会議ではない」という。

EUはヒト健康に脅威とはならないと強調するがWHOは大量に食べると腎臓や肝臓や甲状腺に有害である可能性があるという。

ブリュッセルはEU 15ヶ国(ベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、スウェーデン、英国、オーストリア、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、デンマーク)とスイスが影響を受けているという。またアジアでは最初の国として香港がオランダから汚染卵を輸入している。

緊急の食品安全問題を扱いながら、EUは卵騒動を鎮める方法も探っている。

今週初めベルギーはオランダが2016年11月からフィプロニルが卵にあるのを知っていながら通知しなかったと非難した。オランダの保健大臣Edith Schippersは8月10日に政府が「間違いを犯した」と認めながらも隠蔽は否定した。「我々は2016年11月にオランダの鶏小屋にフィプロニルが検出されているという報告を知っていたが、その時は卵にフィプロニル検出されているという根拠はなかった」という。

別にオランダの告発者が当局に、スキャンダルの中心となっているChickfriendが鶏のシラミを処理するのに違法にフィプロニルを使っていると言っていた。「私が匿名の告発者だ」とNPO公共放送の Nick Hermensが言う。

ベルギーの会社Poultry VisionがChickfriendに問題の化合物を供給したと言われている。オランダとベルギーの捜査官は協力して8月10日にいくつかの施設を強制捜査しChickfriendの2人を逮捕した。

しかしベルギー自身、6月に卵のフィプロニルを知っていたが犯罪捜査のために約2か月秘密にしていたことを認めざるを得なくなった。

毎日新たな汚染卵がみつかっている。

デンマークは8月11日に2トンのフィプロニル汚染卵を見つけたという。これで汚染卵は合計22トンになった。主にベルギーでみつかっている。

ポーランドはドイツから輸入された約4万個を発見したという。フランスは4月以降約25万個の汚染卵をベルギーとオランダから輸入しているが、フランス人の食習慣を考えると消費者のリスクは極めて低いという。

この食品騒動は2013年のウマ肉スキャンダル以降最大のものの一つである。

以前のスキャンダルとしては1999年のベルギーで始まった卵のダイオキシン汚染、1986-1998年の英国に端を発する狂牛病騒動などがある。

  • フィプロニル汚染 卓上卵(第2報)フランス、オランダ、ベルギードイツ、リコール

Fipronil contamination - table eggs: (02) France, Netherlands, Belgium, Germany, recall

2017-08-11

http://www.promedmail.org/post/5242442

Date: Wed 9 Aug 2017 16:35 CEST Source: Ouest-France [in French trans. Corr.SB, edited]

Pas-de-Calais県が産卵鶏農場でフィプロニルの存在を確認。フランスの農場では初。

[]食品アレルゲンポータル(リソース)

Food allergen portal (resources)

http://www.foodstandards.gov.au/consumer/foodallergies/foodallergenportal/Pages/default.aspx

業者向け、消費者向け、学校向けなどの各種リソースサイトへのリンク

[]ナチュラルウマ製品と治療クレーム

Natural horse products and therapeutic claims

11 August 2017

https://apvma.gov.au/node/27306

APVMAは最近の未登録動物用製品へのプレスリリースに関してさらに情報提供する

この追加情報の目的はmAPVMAがナチュラルやオーガニック、あるいは化学物質フリーを謳うAPVMAの認めていないウマ用製品の数が増えているとAPVMAが認識していることを確認することである。APVMAは登録の必要のない合法的ウマ用製品も販売されていることを認識している。,治療効果を宣伝しない、規制対象ではない栄養や消化用の(END)のようなウマ用製品は登録を必要としない。しかし2016年11月から2017年5月までに行った輸入サーベイランスで17%が違法とみなされるものだった。最近発行された助言は小売業者や消費者に登録されている製品の見分け方を注意換気するためのものである。

[]学術生命医学研究コミュニティは災害から立ち直る力をつけるための対応をすべき

Academic Biomedical Research Community Should Take Action to Build Resilience to Disasters

Aug. 10, 2017

http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=24827&_ga=2.268057418.593125417.1502673176-147430040.1465349714

NASEMの新しい報告書は、学術生命医学研究コミュニティは災害影響を緩和し回復する能力を向上させるべきという。ハリケーンやサイバー攻撃などの最近の災害の帰結は、連邦政府などの研究投資が均一に守られていないことを示す。報告書では研究所や研究者、研究資金提供者のとるべき10のステップを薦めている。

Strengthening the Disaster Resilience of the Academic Biomedical Research Community: Protecting the Nation’s Investment

http://nationalacademies.org/hmd/reports/2017/strengthening-the-disaster-resilience-of-the-academic-biomedical-research-community.aspx

(教育とか設備とか、ちゃんと投資しろと。)

[]卵のフィプロニル更新

Update on Fipronil in eggs

10 August 2017

https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2017/16427/update-on-fipronil-in-eggs-10-august

欧州のフィプロニル事件の調査は継続中である。我々は問題の農場産の卵が先に同定したより多く英国に入っていたことを確認した。これらの卵が公衆衛生上のリスクになる可能性は極めて低い(very unlikely)がフィプロニルは食品生産用動物に使用することは認められていないので消費者保護確保のために緊急対応している。

問題の製品は卵が成分として使われた加工食品で、多くはサンドイッチの具やその他チルド食品に使われた。一部の欧州の国ではフィプロニル含有卵が生鮮卵として販売されていたが、英国ではそのようなことはない。関係する卵の多くは問題の農場由来ではない他の卵と混合されているためフィプロニルは非常に薄められている。英国に入った卵は先に信じた21000より多い70万近くだが、これは英国で毎年消費されている卵の0.007%に相当するため公衆衛生上のリスクとなる可能性は極めて低い。

これらの卵で作られた製品の一部は消費期限が短く既に摂取されただろうが一部はまだ期限前である。これらは現在回収されている。製品リストを添付した。調査が進めばリストは更新されるだろう。

これらの製品の回収は食品安全上の懸念ではなく、フィプロニルが食品生産用動物に使用することは認められていないという事実による

製品リスト

https://www.food.gov.uk/sites/default/files/listofproductswithdrawn_0.pdf

(サラダやサンドイッチ、マヨネーズ。フリーレンジ(放し飼い)卵が売りの製品が半分くらい)

[]ある種のチーズの限外濾過牛乳の使用と表示について執行の自由裁量を行使する

FDA to Exercise Enforcement Discretion for the Use and Labeling of Ultrafiltered Milk in Certain Cheeses

August 11, 2017

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm571088.htm

FDAはある種のチーズやチーズ製品を作るのに液状限外濾過牛乳(UF milk)及び液状限外濾過無脂肪牛乳(UF nonfat milk)を使うことと表示に関して執行の自由裁量を行使する企業向けガイドを発表した。

[]FDAは2017 Burkholderia cepacia汚染について更新

FDA updates on 2017 Burkholderia cepacia contamination

Update [8/10/2017]

https://www.fda.gov/Drugs/DrugSafety/ucm570672.htm

FDAはPharmaTechが製造しBrand、Major Pharmaceuticals, および Rugby Laboratoriesが販売した液体製品全てをBurkholderia cepacia汚染の可能性があるため自主回収すると発表。製品には乳幼児向けの各種医薬品やダイエタリーサプリメントが含まれ、全国に販売されている。

製品リストと写真は以下から

https://www.fda.gov/Safety/Recalls/ucm571001.htm

医薬品は下剤(センノシド)がメインでサプリメントはビタミンやミネラル

患者の感染がきっかけとなって発覚

この会社の製品は2016年にも同様の警告を出されていたが2017年にも重症有害事象報告の原因となっている

(液体で、使用方法がティースプーン○杯、というのを赤ちゃんに与えるというのがそもそも怖い)

[]論文

  • 神経神話は非常によく信じられている

Belief in neuromyths is extremely common

10-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/f-bin080317.php

神経神話を信じているかどうか、教育者と神経科学を履修した人で調べた研究がFrontiers in Psychologyに発表された。多くの神経神話は脳の研究と教育に関するもので、もともとの研究を間違って解釈したり過剰に単純化したりしたものである。例えば「砂糖を食べた後に子どもの集中力が落ちる」など。「失読症の共通の兆候は文字を逆にすること」という神経神話は一般人が76%、教育者が59%、神経科学を履修した人が50%間違って本当だと信じていた。他に良く信じられている神話はMozart効果、脳は10%しか使われていない、右脳と左脳。これらはクラスターになっていて一つの神話を信じている人は他の神話も信じている傾向がある。神経科学の履修があまり役にたっていないことも明らかになった。

  • 健康的な食事は南アジアの女性の妊娠糖尿病リスクを減らす

Healthy diet could decrease gestational diabetes risk for South Asian women

10-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/mu-hdc080917.php

オンタリオの南アジア女性は妊娠糖尿病リスクが高いが、妊娠前の食事を変えることで相当な違いがある、CMAJ Openに発表されたMcMaster大学の新しい研究によると。

「もし南アジア人女性が妊娠前の至適体重と食事の質の改善ができれば、妊娠糖尿病の約1/3が予防できる」とSonia Anandはいう。質の低い食事は肉、米、あげものが多く野菜が少ない、質の高い食事は野菜や豆や全粒パンが多い。

(米は「質が低い」だって。南アジアだと全粒の米やヒ素濃度の低いものもあるのにそういう評価なら東アジアは絶望的だよね)

  • がんに代替医療のみを使うことは生存率の低さと関連

Using alternative medicine only for cancer linked to lower survival rate

10-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/yu-uam081017.php

JNCIに発表されたYaleがんセンターとYale大学医学部公共政策有効性研究(COPPER)センターの研究によると、治療可能ながんに標準療法の代わりに代替医療法を選択した患者の死亡リスクが高い。

患者や家族ががんの標準療法に反対して代替療法を行うことへの関心がますます強くなっている。この傾向は患者や医療者にとって困難な状況をもたらしている。標準療法が生存にとって最大のチャンスであることは広く信じられているが、がんの代替療法の有効性を評価した研究は少ない。多くのがん患者が標準療法に加えて代替療法を使っているが、代替療法のみを選択した患者についてはよくわからない。

YaleがんセンターのJames B. Yu,准教授は「我々は、効果のないあるいは根拠のない代替療法のみをやって進行がんになった患者があまりにも多く我々の病院に来るのでこのトピックに関心をもった」という。

研究者らは全国がんデータベースの乳がん、前立腺がん、肺がん、直腸結腸がんの840人の患者を調べた。このデータベースには全国で新たにがんと診断された患者の約70%が含まれる。代替療法を選んだ280人と標準療法を選んだ560人を比較した。2004年から2013年に診断された患者のアウトカムを集め、化学療法、手術、放射線療法の代わりに代替療法を受けた患者は死亡率が高いことを発見した。この知見は乳がん、前立腺がん、直腸結腸がんで同じだった。研究者らは代替療法を選んだ患者は死亡する可能性が高いと結論し、代替療法の使用についてより厳密に精査するよう強く求める。

  • The Lancet:毒性の高い農薬:安全な貯蔵ではなく禁止

The Lancet: Highly hazardous pesticides: Bans not secure storage

11-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/uob-tlh081117.php

ブリストル大学のDavid Gunnell教授らによるスリランカの180の村での無作為化試験でがは、安全な保管方法は自己中毒や自殺率に影響しないことを発見した。さらに二つ目の世界での政策のレビューは、自殺予防のためには毒性の高い農薬を禁止にするのが最も効果的であると結論した。

WHOによると農薬を使った自殺は世界の自殺手段の最も多い3つのうちの一つである。多くは中―低所得国の地方でおこっている。この地域では自宅に農薬が保管されていることが多い。一方高所得国では農業は大規模に行われほとんどの人は農薬を使用せず入手しにくい。農薬業界は農薬の安全な保管を主張してきたがThe Lancetに発表された研究ではそれが自殺を減らすことにはならなかった。

The Lancet Global Healthに発表されたレビューでは世界の政策変更の影響を検討した。

(食糧生産はプロの仕事にすべき?)

その他

  • アルコールとエネルギードリンク:悪い組み合わせ

Alcohol and Energy Drinks: A Bad Mix

by Berkeley Wellness | August 10, 2017

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food-safety/article/alcohol-and-energy-drinks-bad-mix

アルコールとカフェイン入りエネルギードリンクを組み合わせると傷害リスクが増える、と13の研究をレビューしたJournal of Studies on Alcohol and Drugsに発表されたカナダのレビューが警告する。北米全体でこのミックスが良く行われ、AmED( Alcohol mixed with Energy Drinks)と呼ばれるがそれは悪い組み合わせである。

問題は興奮剤のためにアルコールの鎮静作用がマスクされてどのくらい酔っぱらっているかを過小評価することである。Four Lokoや Rockstar 21のような市販のプレミックスはFDAの警告で販売を止めたり組成を変更したりしているが、多くの人が自分でアルコールとカフェインを混ぜている。CDCもまたこの危険な組み合わせに注意を呼びかけている。

  • フィプロニルを含む卵がEU 15ヶ国と香港で見つかった

Eggs containing fipronil found in 15 EU countries and Hong Kong

11 August 2017

http://www.bbc.com/news/world-europe-40896899

(地図がある

香港だけやたら遠い

韓国はしばらく前に卵緊急輸入してたはずだけど、どうかな(卵液とかだとわからないかな)

スイスはEU加盟国じゃないので微妙な扱い)

Police: 3 Ohio nurses treated for fentanyl exposure

August 12, 2017

http://www.timesunion.com/news/us/article/Police-3-Ohio-nurses-treated-for-fentanyl-11778007.php

オハイオの病院の看護師3人がフェンタニル暴露疑いでナロキソンを投与された。看護師は月曜日に薬物過剰使用患者が治療を受けていた部屋を掃除していて意識を失った。3人にナロキソンが投与され回復した。看護師労働組合は環境汚染対策について病院と話し合いたい。病院は効果的方針を持っているという。

  • Meegan Heffordは希な遺伝的疾患とプロテインダイエットで死亡

Meegan Hefford died from rare genetic disorder and protein diet

August 14, 2017

http://www.news.com.au/lifestyle/health/health-problems/meegan-hefford-died-from-rare-genetic-disorder-and-protein-diet/news-story/c8616392372d609d9646197feacced1b

西オーストラリアの女性が厳格なプロテインサプリメントとシェイクと卵白からなるダイエットで死亡

Meegan Heffordは6月にMandurahのアパートで不動産査察の際に意識不明で発見された。脳の機能を速やかに失っていったため病院に搬送されたが、彼女がタンパク質の分解に異常のある希な遺伝疾患であることがわかった。尿素回路疾患でアンモニアが蓄積する。この25才女性は自分の病気を知らず、彼女の家族はダイエット業界に警告強化を求めている。

Hefford氏の死因のひとつはボディビル用サプリメントの使用である。専門家はたとえ病気のないひとでもサプリメントの使用はリスクとなる、という。問題はサプリメント業界は金儲けだけが目的で健康上何のメリットもない製品を売っていることだ、とオーストラリア医師会WA長Omar Khorshid医師は言う。

(ダイエットというかボディビルダー)

SMC UK

  • ビタミンB3サプリメントとマウスの出生時欠損への専門家の反応

expert reaction to vitamin B3 supplements and birth defects in mice

August 10, 2017

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-vitamin-b3-supplements-and-birth-defects-in-mice/

NEJMに発表されたあたらしい研究がビタミンB3サプリメントとマウスの遺伝的出生時欠損について調べた

エジンバラ大学生殖健康MRCセンター母子健康上級臨床講師Sarah Stock博士

このエキサイティングな新しい研究は出生時欠損の理解を増す。結果は一部の複雑な先天異常がビタミンB3の濃度の低さで悪化する可能性を示唆する。ヒトでビタミンB3サプリメントが有効かどうか、安全量についてはさらなる研究が必要である。

多くの先天異常や流産の原因はわかっていない。例えば葉酸のようなサプリメントはある種の出生時欠損を予防する。しかしビタミンAのように高濃度では先天異常の原因となるビタミンもある。しかし全ての妊娠女性はバランスのとれた健康的な食事の薦めに従うように。

ブリストル大学小児と周産期疫学名誉教授Jean Golding教授

これはしっかりした研究だがプレスリリースは誤解を招く。これは異常のあるたった4人の子どもの研究で、著者はナイアシン代謝に異常がある希な遺伝的変異のある子どもであることを示している。さらなる実験では同様の遺伝的欠損のあるマウスを使っている。

ナイアシン欠乏のヒト集団で先天異常や流産が多いという研究はない。ヒトの食事にナイアシンを加えて妊娠の有害アウトカムを予防したという研究もないことは注記すべきであろう

バーミンガム大学母子医学コンサルタントで上級臨床講師Katie Morris博士

この動物実験は非常に面白い。だがそれを妊娠女性にビタミンB3を薦める理由にはできない。特に実験で使われた用量が推奨量の10倍で、長期大量投与の影響が不明なので。

CARE Fertilityの研究開発部門長で社長で創設者Simon Fishel教授

興味深く重要である可能性がある研究であるが、流産にはいろいろな原因があることを認識すべきである。最大の原因は染色体異常であり、マウスの実験結果はヒトで証明されなければならない。ビタミンB3は食品中に多く含まれるため欠乏症のヒトは遺伝的原因のある可能性があり誰がそうなのかを発見することが必要であろう。

  • ヨーロッパのフィプロニル汚染卵スキャンダルへの専門家の反応

expert reaction to fipronil-contaminated egg scandal in Europe

August 10, 2017

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-fipronil-contaminated-egg-scandal-in-europe-2/

Queen’s University Belfast食品安全部長Chris Elliott教授

フィプロニルスキャンダルが拡大している−影響された農場や鶏の群れ、国が増えている。さらに明らかになるだろう。英国の家禽業界は何も悪いことをしていないが影響は大きくなっている。欧州から汚染卵が70万個輸入されていたために予防的対策としてたくさんの食品がリコールされている。より多くの情報がFSAに伝えられればリコールが拡大する可能性がある。汚染製品を摂取したことによる食品関連疾患の可能性は極めて低い。

Imperial College London生化学薬理学教授Alan Boobis教授

英国の加工食品の一部からフィプロニルが検出されている。しかしながら最も高濃度でも、1日に卵を1-2個食べることでEFSAの許容する量を超えることはない。汚染卵から摂取可能な最大量の1万倍を意図的に摂取しても長期影響はない。EFSAとFSAは事態を注意深く見守っている。発見された汚染の程度と英国市場に入った卵の数から、消費者が心配する理由はない。

Elliott Reviewの専門家で食品基準コンサルタントMichael Walker博士

ゆで卵を使ったサンドイッチなどの一部の製品を回収する、消費者を守るためのFSAの予防的対策と企業の責任ある対応を歓迎する。私のリスク評価者への質問は、広く焼き菓子などに使われている液卵が関係ないということはどうやって確認した?そして問題を同定するのに十分な検査は行った?