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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-08-17

[]ASA裁定

ASA Ruling on Bio-tiful Dairy Ltd t/a Bio-tiful Dairy

16 August 2017

https://www.asa.org.uk/rulings/bio-tiful-dairy-ltd-a17-387883.html

ケフィアKefirドリンクの「その昔、コーカサス山の人々は天然に消化と免疫を強化する魔法の飲み物を発見しました。彼らはそれを「長生き」を意味するケフィアと名付けました。彼らはそれを大切にし2000年秘密にしておきました。それを我々が提供します、さあどうぞ」という宣伝に対して、栄養健康強調表示違反ではないかという疑義が提示された。健康強調表示は認可されたものしかできない。「消化と免疫強化」は未承認健康強調表示なので違反。「長生き」もKefirの意味が長生きであることが事実であろうとなかろうと、文脈上この製品が健康に良いというふうに理解されるので認可が必要。

(仄めかしもダメという厳しい判断)

[]年次報告書

COT/COM/COC Annual Report 2016

Last updated: 10 August 2017

https://cot.food.gov.uk/cotreports/cot/com/coc-annual-report-2016

COT/COM/COCの年次合同報告書26号

https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/cotannualreport2016.pdf

COTの評価

乳幼児用食品中のアクリルアミド、アルミニウム、ヒ素、ヘキサブロモシクロドデカン類、鉛、PBDEs、ヒスタミン、アトピーや自己免疫疾患と加水分解牛乳ミルク、刺激性スプレー、アレルギー誘発性食品の離乳食導入時期、

COM

ヒト生殖能力調査における生殖細胞DNAの完全性評価に使われる試験法、生殖細胞有害亜アウトカム経路、パラクロロアニリンの遺伝毒性、エピジェネティクス、遺伝毒性データ評価のための定量的アプローチ

COC

アルコールとがんリスク、作用機序とヒトへの妥当性枠組み開発、フレイルティとがん

など

[]Latelineに反応−医療用大麻へのアクセス

Responding to Lateline - accessing medicinal cannabis products

17 August 2017

http://www.tga.gov.au/behind-news/responding-lateline-accessing-medicinal-cannabis-products

2017年8月16日のLateline(テレビ番組)で、カテゴリーB特別アクセス計画で認可をもらうための手続きが煩わしすぎるために患者が医療用大麻の闇市場に手をだしていると主張された。この計画は何年も運用されていてTGAは年に2万以上の認可を出している。明確に、これは患者のニーズを満たし効果的に機能している。

大麻の処方が少ないのは何故か?答えはLateline自身が語っている。「ヒトでの根拠がほとんどないから」

オーストラリアは根拠に基づいた医療システムを運用している。それが最良の医療を提供し、そして重要なことは患者を保護する。安全性を含む根拠の無さは、それを適切な監視無しに提供するのは不適切であるということを意味する。医療用大麻は安全性も有効性も品質も十分評価されていないので第一選択肢ではない。

TGAは闇市場に手を出す患者については非常に心配している。過去の検査の結果はそれらは必ずしも宣伝されているようなものではなく、危険な量の汚染物質やその他薬物が含まれる。患者は最良の、合法的治療法を選ぶため常に医師に相談すべきである。

(マスコミは大麻の宣伝に余念がない。メディアこそ「暴走する強大な権力」で多くの人々を苦しめているのだが)

[]新しい報告書はマイクロバイオーム、室内環境、ヒト健康の関係をより良く理解するための研究課題の概要を示す

New Report Outlines Research Agenda to Better Understand the Relationship Among Microbiomes, Indoor Environments, and Human Health

Aug.16, 2017

http://www8.nationalacademies.org/onpinews/newsitem.aspx?RecordID=23647&_ga=2.108464900.748299035.1502938951-147430040.1465349714

屋内環境でのヒトと微生物についての研究が増加しているが、その相互作用の多くはわかっていない、とNASEMの新しい研究が言う。この報告書はヒト健康と福祉の増進と現在および将来の建物の改良につながるような、屋内環境マイクロバイオームの形成、動態、機能をより包括的に理解するための研究課題を提案する。

この報告で説明されている屋内環境は自宅や職場や学校などの、人々が多くの時間を過ごす場所である。これらの環境にあるマイクロバイオームは、水系やペット、植物、齧歯類、屋内に持ち込まれた汚れなどから建物に入るウイルス、細菌、真菌などからなる。またヒトの皮膚や消化管に住む微生物が屋内環境に入る。

理解を深めるには学際研究が必要である。

[]米国の15-19才の青年の薬物過剰使用死亡: 1999–2015

Drug Overdose Deaths Among Adolescents Aged 15–19 in the United States: 1999–2015

NCHS Data Brief No. 282, August 2017

https://www.cdc.gov/nchs/products/databriefs/db282.htm

1999-2007年に増加し2014年まで低下していたのが2015年増加

2015年の死亡の多くは非意図的。主にオピオイド、特にヘロイン

[]論文

  • エネルギー密度の高い食品は肥満の状態に関わりなくがんリスクを増やすかもしれない

Energy dense foods may increase cancer risk regardless of obesity status

17-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/e-edf081417.php

Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics.に発表されたWomen's Health Initiativeの9万人のデータを用いた研究。よりエネルギー密度の高い食品が多い女性はBMIに関係なく肥満関連がんリスクが10%高い

  • 美の環境正義

The environmental injustice of beauty

16-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/gwu-tei081017.php

American Journal of Obstetrics and Gynecology.に発表されたコメントによると、有色人種の女性は白人女性に比べて体内の美容製品関連化合物濃度が高い。「西洋的美の基準に合うようにというプレッシャーから有色女性はより多くの美用製品を使い健康に有害な化合物への暴露量が多い」とジョージワシントン大学Milken 公衆衛生研究所のAmi Zota准教授は言う。例えば有色人女性は美白フェイスクリームを買うがそれにはしばしば表示されていないステロイドや水銀が含まれる。黒人女性は髪の毛をまっすぐにするための製品を使う。

Toxic formaldehyde is produced inside our own cells, scientists discover

16-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/mrc-tfi081517.php

natureに発表されたMRC分子生物学研究室の科学者らによる研究で、ホルムアルデヒドの一部は環境由来ではなく人体で作られることが明らかになった。「一炭素サイクル」という重要な経路の副産物である。著者のKetan Patel博士は、「人体がホルムアルデヒドを作っているに違いないことはわかっていたが、その由来を同定した」という。

ホルムアルデヒドはDNA傷害性のある毒素であるが、細胞には二つの防御機構がある。一つは蟻酸に変換する酵素、もう一つは傷害されたDNAを修復する酵素。

科学者らはまたこの有毒ホルムアルデヒドが細胞にとってポジティブな機能もあることに驚いた。ホルムアルデヒドの分解産物である蟻酸が、生命にとって必要な分子を作る一炭素サイクルで使われる。

  • 養殖鮭の難聴は生長が早いことと関連

Deafness in farmed salmon linked to accelerated growth

16-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/uom-dif081617.php

Journal of Experimental Biologyに発表されたメルボルン大学の研究。

養殖鮭の内耳の奇形による難聴が、生長の早さと関連することを報告。これは養殖魚の福祉にとって問題で、鮭の保存のために幼魚を放出する場合にはコントロールが必要。

(養殖魚の福祉にとって必要な5つの自由は、飢えや乾きからの自由、不快からの自由、痛みや怪我や病気からの自由、(ほとんどの)正常な行動をとることができる自由、恐怖や苦悩からの自由、とのこと。魚の気持ちはわからない、としか思えないのだけれど欧州人はわかるらしい)

  • オタマボヤ綱が深海の食物網にマイクロプラスチックを輸送する経路を提供する

Larvaceans provide a pathway for transporting microplastics into deep-sea food webs

16-Aug-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-08/mbar-lpa081617.php

Science Advancesに発表されたMBARIの研究

食べたものを粘液で固めて捨てる(fecal pellets)、それが非常に早く深海に沈む

その他

7才の少女が一時的ヘナタトゥーで化学火傷

Seven-year-old girl suffers chemical burns from temporary henna tattoo

August 17, 2017

http://www.news.com.au/lifestyle/beauty/face-body/sevenyearold-girl-suffers-chemical-burns-from-temporary-henna-tattoo/news-story/8385fe251cc229a1226204fcf598bc2d

休暇でエジプトに行った英国人少女が、手にブラックヘナでデザインをしてもらった。しかし帰宅後痒くなり水膨れができて治療を受けた。跡が残るだろう。タトゥーはホテルのサロンで行われた。パラフェニレンジアミンが含まれていた可能性がある。旅行代理店から注意喚起はなかった。

(写真、痛そう)

  • 栄養士:一ヶ月砂糖なしですごしたら

Dietitian: What happened when I went a month without sugar

August 16 2017  NATALIE RIZZO

https://www.stuff.co.nz/life-style/well-good/inspire-me/95833863

栄養士として私はたくさんのクレージーな食事法を聞いたことがある。乳製品無し、砂糖なし、トマトなし、グルテンフリー、等々。このような制限食は長続きしないのが問題で、しばしば逆に諦めたものがたまらなく食べたくなる。しかしどんなにクライアントにこのことを話しても、抵抗される。そこで自分でやってみることにした。30日間砂糖なしを決めた。ネタバレ注意−もう最悪だった。どんな30日だったか記す。

チャレンジ前

私はどちらかというと甘いものよりしょっぱいものが好きで、正直添加された砂糖を30日排除するのは難しくないと考えていた。甘いもの好きではなかったけれどオートミールには少し黒糖を加えていたしグラノーラバーやピーナッツバターとチョコチップも食べていた。

1日目:超健康的なサラダとクラッカーを食べて満足していたが、クラッカーの表示を見たらサトウキビ糖と書いてあった。失敗。

2日目:オートミールに黒糖を入れない代わりにデーツやバナナを入れた。問題解決。しかしランチにチリソースを使ってからチリソースに砂糖が入っていることに驚いた。全ての表示を確認しなければ。

5日目:ハーフマラソンを走ったら途中で補給するものが砂糖入りだったことに気がついた。

7日目:思ったより大変

12日目:外食できない

15日目:だんだん慣れてきた

16日目:ワインに砂糖が入っているかどうか検索したがよくわからなかった

17-22日目:現状維持。でも明日は休暇の旅行。ボーイフレンドが続けるつもり?という。私の苦情を聞きたくないのだと思った。

23日目:疲れたときには管理どころではない。午後のクッキーが必要で、それは効果があった。

26日目:もう十分だ、もうやめた!休暇なのにそんなことをするのは楽しくない。チョコレートアイスを注文した。

教訓

何かを完全に排除する食事法は長続きしないの私の正しい役割を確認できた。

難しい、不可能な変更をするのではなく、ちょっとだけ変えることが長期には大きな差になる。

(デーツって砂糖の塊だよねぇとは思うけど)

  • Impossible Foods社長が動物実験議論で話す:「苦しい決断だった」

Impossible Foods CEO Speaks Out Over Animal Testing Row: 'It Was An Agonizing Decision'

August 16, 2017

https://www.plantbasednews.org/post/impossible-foods-ceo-blasts-animal-testing-i-abhor-the-exploitation-of-animals?source=acsh.org

Impossible Foodsの社長Pat Brownが彼の会社の動物実験についての議論に対応した。

問題となっているのはImpossible Foodsの開発した大豆マメヘモグロビンの安全性試験である。

(GRAS通知に対してFDAがこれはGRASではなく食品添加物であり、厳密な安全性試験が必要だと判断した)

Impossible Foodsの社長の発表

動物実験の苦しいジレンマ

The Agonizing Dilemma of Animal Testing

https://impossiblefoods.app.box.com/s/27skctwxb3jbyu7dxqfnxa3srji2jevv

Impossible Foodsは食品システムにおける動物の搾取をなくそうとしている。そのために動物を使わない肉代用品を作ろうとしている。肉の肉らしさの要因の一つは鉄を含むヘムで、遺伝子組換え酵母で大量に作る方法を開発した。そしてそのヘムを食品に使えるようにするため、2014年にFDAにGRAS通知を行った。ヘムは動物の肉に含まれる分子と同じであるというデータや食品安全専門家の意見を添えて。FDAはそれに対していくつか疑問を提示し、それに答えるために我々は追加の試験をした。通常安全性を確認するのに動物実験を行う。ほとんどのGRAS通知には動物実験の結果が含まれる。私は試験研究にも動物を使いたくない。そしてもう40年以上ベジタリアンである。だから動物実験はできるだけしたくない。試験は厳密に計画し最小限の動物で行った。有害影響は見られなかった。

Impossible Foodsほど動物の搾取を減らそうと一生懸命やっているところはない。再び苦しい選択をしないですむことを望む。

  • 中国の胚選別が厄介な質問を持ち出す

Natureニュース

China’s embrace of embryo selection raises thorny questions

David Cyranoski 16 August 2017

http://www.nature.com/news/china-s-embrace-of-embryo-selection-raises-thorny-questions-1.22468

生殖センターがある種の疾患を根絶しようと遺伝子診断を強力に推進している

Iceland Eliminates People with Down Syndrome

by Alexandra DeSanctis August 16, 2017

http://www.nationalreview.com/article/450509/down-syndrome-iceland-cbs-news-disturbing-report

CBSニュースが今週初め、アイスランドがダウン症候群の出産を根絶するのに世界の最先端であることを報道した。出生前診断と中絶で。出生前診断はアイスランドではオプションであるが政府は医師にその選択肢があることを告げることを義務にしている。約85%の妊婦が検査をし、ダウン症と診断された場合ほぼ100%が中絶している。毎年生まれるダウン症の赤ちゃんはたった二人で、しばしば検査の間違いの結果である。ここまで高率の中絶率の国はない。アイスランドではダウン症候群が根絶されるだろう。

以下それはどんな社会か、など続く

sekizukasekizuka 2017/08/17 21:30 >帰宅後痒くなり水膨れができて治療を受けた。跡が残るだろう。トゥーはホテルのサロンで行われた。

タトゥーは、、、かな?

uneyamauneyama 2017/08/18 08:36 ありがとうございます