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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-09-05

[]リコール:Ausganica Soothing ハーブ歯磨き粉が健康を害する成分を含む可能性がある

Ausganica Soothing Herbs Toothpaste

Recall - may contain an ingredient that is a danger to your health

5 September 2017

http://www.tga.gov.au/alert/ausganica-soothing-herbs-toothpaste

TGA検査により、Ausganica Soothing ハーブ歯磨き粉にコンフリー(ヒレハリソウ)を使用し、ピロリジジンアルカロイドを含むため回収措置。

[] 公示

  • Physic Candy – Curve は表示されない医薬品成分を含む。

Public Notification: Physic Candy – Curve contains hidden drug ingredients

8-31-2017

https://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm574435.htm

FDAの検査により、Physic Candy – Curveにシブトラミンフェノールフタレインが検出された。製品写真あり。濃度の記載なし。

  • Physic Candy – Defineは表示されない医薬品有効成分を含む。

Public Notification: Physic Candy – Define contains hidden drug ingredients

8-31-2017

https://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/MedicationHealthFraud/ucm574438.htm

FDAの検査により、Physic Candy – Define にはシブトラミンが検出された。製品写真あり。濃度の記載なし。

[]警告文書

Seiki Co., Ltd. 6/1/17

June 1, 2017

https://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2017/ucm572644.htm

シーフードHACCP規則、CGMP違反、不良品、衛生管理の問題

(鹿児島県鹿児島市喜入前之浜町7922-3有限会社世紀。

2016年12月19日、ニューヨークにある輸入業者Frontier Japan, Inc.,をFDAが査察。その際に世紀のHACCP計画のコピーを入手した。そのHACCP計画が違反。

例えばハザードとしてボツリヌスに言及していない、冷温でない状態で加工することでヒスタミンの管理ができていない、など。

小さい会社のようだがどうしてアメリカに輸出したのだろう?)

[]APVMAモデル評価枠組みについて業界からの意見を募集

Seeking industry comment on the APVMA model evaluation framework

4 September 2017

https://apvma.gov.au/node/27481

期間は4 September 2017−3 October 2017

APVMAは規制上の評価のためのアウトプットを生み出すソフトウェアモデルを評価するためのモデル評価枠組みModel Evaluation Frameworkについての意見を募集している

[]日々の生活のなかの電磁場

Electromagnetic fields in daily life

Last updated: 31 August 2017

http://www.rivm.nl/en/Topics/E/Electromagnetic_Fields/EMF_dailylife

電磁場の健康影響についての情報

いわゆる「電磁波過敏症」について研究が進められているが電磁場との因果関係は確立されていない

[]金属ブレスレットに関連する乳児の鉛中毒−コネチカット2016

Lead Poisoning in an Infant Associated with a Metal Bracelet — Connecticut, 2016

Patricia Garcia, MD; Jennifer Haile, MD

MMWR / September 1, 2017 / 66(34);916

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6634a6.htm?s_cid=mm6634a6_w

2016年9月、コネチカット州マンチェスターで9か月の女の子の定期検診で正球性貧血と血中鉛濃度の高値(41 μg/dL)がみられた。子どもは1926年に建てられた自宅でのみ過ごしていた。保健省の調査で鉛塗料の使用を調べたがそれが暴露源ではないと結論した。子どもの3人のきょうだいは3-5才でいずれも血中鉛濃度は<3 μg/dLだった。

保護者によるとこの子はハンドメードの「ホメオパシー磁性赤鉄鋼ヒーリングブレスレット」を時々つけていたという。これは地元のフェアで両親が職人から購入したもので、生歯時のむずかり時につけていてしばしばそれをしゃぶっていたという。ブレスレットに使われていた小さなビーズをマンチェスター保健省が調べたところ鉛が17000ppmだった。製造業者は不明で販売記録もない。

写真有り

[]ASA裁定

ASA Ruling on Longaim Ltd t/a Candy Kittens

30 August 2017

https://www.asa.org.uk/rulings/longaim-ltd-a17-387204.html

英国広告基準局(Advertising Standards Authority: ASA)、Longaim社が運営するCandy Kittensに対し指導

菓子類を販売するCandy Kittensのウェブサイト(www.candykittens.co.uk)では、『よくある問い合わせ』のページに、1.「なぜCandy Kittensはハラルに取り組んでいるのか?」および2.「Candy Kittensはハラル認証を受けている。」といった文言を記載していた。

これに対し、3名の告発者により、当該ウェブサイトで販売されている菓子類に、イスラム法で使用が禁止されているコチニール色素(コチニールカイガラムシを潰して抽出を行うことにより得られる)が含まれていることが指摘され、上述の2文は誤解を招くものであること、およびそれらの文言を謳うには正当な裏付けが必要であることが争点として挙げられた。

ASAは、これらの2つの争点両方について、英国広告実践委員会規約(CAP Code)の規則3.1(誤解を招く広告活動の禁止)および3.7(実態の裏付け要項)に違反すると裁定し、Candy Kittensに対し、照会を行った。

Candy Kittensは、ASAの照会を受け、争点となっている文言を、「Candy Kittensは、ハラル認証を受けているか?いいえ。」に書き換えた。ASAは、Candy Kittensに対し、商品がハラル食だけの食事に適合していることを述べたりほのめかしたりする文言を、それが本当でなく、証拠書類による裏付けがない場合には、使用することのないように申し入れた。

[]フィプロニルによる鶏卵汚染事件およびそれが食品供給網に及ぼす影響について:更新

01-09-2017 - 11:26

Fipronil egg contamination scandal and consequences for the food chain: update

http://www.europarl.europa.eu/committees/en/agri/home.html

フィプロニルによる鶏卵汚染事件およびそれが食品供給網に及ぼす影響について:近況報告

欧州委員会 保健・食品安全総局(Direction Générale Santé et sécurité alimentaire: DG SANTE)の代表は、欧州議会 農業・農村開発委員会(Committee on Agriculture and Rural Development: AGRI Committee)に対し、フィプロニルがEUに加盟している数ヵ国の採卵鶏農場で違法に使用されていた事件の状況、およびこの不正がEU全体の食品供給網に与えている影響について、先週の木曜日(2017.8.31)の午前に行われた会合の場で、最新情報を提示した。EU加盟国の多くは、鶏卵および鶏卵を含む加工品を市場から引き上げることを余儀なくされている。AGRI Committeeのメンバーは、現況についておよび農業分野に及ぶと予測される影響についてのさらなる情報を、意欲的に求めていた。

[] ECHI 欧州コア健康指標

https://ec.europa.eu/health/indicators/echi/list_en

2015年のEMCDDAの違法薬物使用と薬物関連死のデータを更新

[]論文

  • 説話的レビュー

セリアック病ではないグルテンあるいは小麦過敏症:新興疾患あるいは誤診?

Non-coeliac gluten or wheat sensitivity: emerging disease or misdiagnosis?

Michael DE Potter, Marjorie M Walker and Nicholas J Talley

Med J Aust 2017; 207 (5): 211-215.

https://www.mja.com.au/journal/2017/207/5/non-coeliac-gluten-or-wheat-sensitivity-emerging-disease-or-misdiagnosis

自称セリアック病ではないグルテンあるいは小麦過敏症(NCG/WS)の人の盲検での症状の再現性はわずか16%。病理発生はよくわかっておらず他の病気と重なる部分も多い。グルテンフリーダイエットにはリスクもあるため正確な診断が必要。

  • ジアセチルの職業影響を認識する:この歴史から何を学べる?

Recognizing occupational effects of diacetyl: What can we learn from this history?

Kreiss K.

Toxicology. 2017 Aug 1;388:48-54.

ジアセチルの職業暴露による閉塞性細気管支炎が職業リスクとして認識されるのに時間がかかったことについて。α-ジカルボニル関連肺疾患は電子レンジポップコーン製造業者、香料製造業や他の食品製造業者、ジアセチル製造業者、コーヒー生産業者にみられる。

  • ライフスタイル要因が個人がどれだけ長く障害無しに生きられるかに影響するかもしれない

Lifestyle factors may affect how long individuals live free of disability

1-Sep-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-09/w-lfm090117.php

Journal of the American Geriatrics Societyに発表された新しい研究によると、人生の終わり近くの障害のある期間を減らすのには健康的なライフスタイルが役にたつかもしれない。

平均年齢73才の男女5248人を25年追跡し、障害のある年数は男性2.9年女性4.5年だった。障害のある期間の短さに関連するのは長い距離を歩くことと質の良い食事、障害のある期間の長さに関連するのは肥満、喫煙は寿命が短いことに関連

  • 下痢と急性腎障害に関連するハーブ及びダイエタリーサプリメント:症例報告

Herbal and dietary supplements related to diarrhea and acute kidney injury: a case report.

Wanitsriphinyo S, Tangkiatkumjai M.

J Complement Integr Med. 2017 Mar 1;14(1). pii: /j/jcim.2017.14.issue-1/jcim-2016-0061/jcim-2016-0061.xml.

自家製フルーツ&ハーブピューレを大量に食べたことに関連する可能性のある45才タイ男性の症例。約1年エナラプリルを処方されていて8種の果物とハーブの混合物のピューレを3日間食べて糖尿病と下痢と急性腎障害(AKI)。さらにダイエタリーサプリメントも定期的に使用していた

  • 毎日のマイコトキシンの摂取TDIは母乳を与えられている乳児にとって保護的でないかもしれない

Daily uptake of mycotoxins - TDI might not be protective for nursed infants.

Degen GH, ,et al.,

Toxicol Lett. 2017 Aug 5;277:69-75. doi: 10.1016/j.toxlet.2017.06.002

母親のカビ毒暴露由来の母乳のカビ毒についての評価

  • 十代女性での鉄錠剤に誘発された希な胃炎:症例報告と文献レビュー

A rare case of iron-pill induced gastritis in a female teenager: A case report and a review of the literature.

Meliţ LE,et al.,

Medicine (Baltimore). 2017 Jul;96(30):e7550.

消化管上部の出血、嘔吐、下血、腹痛で来院した14才女性。鉄欠乏性貧血で鉄サプリメントを約2週間使用していた。

  • 英国のタバココントロールから日本は何を学べるか?

What can Japan learn from tobacco control in the UK?

Yusuke Tsugawa, Ken Hashimoto, Takahiro Tabuchi, Kenji Shibuya

Published: 02 September 2017

The Lancet, Volume 390, No. 10098, p933–934, 2 September 2017

英国が受動喫煙から国民を守ったのに、日本は今後も公共の空間での受動喫煙が続きそうだ。日本が受動喫煙防止のための政策を提案し、一般からも公衆衛生の専門家からも広範に支持されたのに、タバコ賛成派の政治家が反対した。これは財務省がJTの主要株主である特有の事情にもよる。最終的には総理大臣の決定による。

その他

  • ペットにも根拠に基づいた医療を、The SkeptVetが言う

Pets Deserve Evidence-Based Medicine, Too, Says The SkeptVet

September 3, 2017·

http://www.npr.org/sections/health-shots/2017/09/03/547420275/pets-deserve-evidence-based-medicine-too-says-the-skeptvet

ペットのために良い医学的助言を探そうとするとウェブには根拠のない治療法や素晴らしい推薦文が溢れている。ヒトの医療と同様の疑似科学がペットにも多い。

シリコンバレーの獣医師Brennen McKenzieが根拠に基づいた動物用医療を訴えるThe SkeptVetを書いている

http://skeptvet.com/Blog/

  • 有毒藻類が恐竜の謎の死の犯人かも

Toxic algae may be culprit in mysterious dinosaur deaths

Carolyn Gramling

Science 01 Sep 2017:

Vol. 357, Issue 6354, pp. 857

先週カナダのカルガリーで開催された古脊椎動物学学会で発表された、7千万年前の恐竜たちの大量死の原因は干ばつだけではなく有毒藻類の大発生という説

  • インテリジェントデザインが教育を脅かす

Intelligent design endangers education

Heslley Machado Silva

Science 01 Sep 2017:

Vol. 357, Issue 6354, pp. 880

創造論者達が世界中で科学教育を毀損し続けている。

科学の授業では科学を教えるべきだ

  • 脳の研究者がNIHの臨床試験方針に怒り

Natureニュース

Brain researchers in uproar over NIH clinical trials policy

Sara Reardon  01 September 2017

http://www.nature.com/news/brain-researchers-in-uproar-over-nih-clinical-trials-policy-1.22550

ヒトの行動研究を臨床試験と分類するのは不必要な規制を生むと公開文書が言う

米国NIHがヒトの参加する研究のほとんどを臨床試験に分類する計画について、ヒトの行動や脳の認知機能を研究している科学者たちが抵抗している。

NIHはこれらの懸念のいくつかに対応して来週どれが臨床試験に相当するのかを明確にする研究事例リストを公表する予定

(まともな研究なら、一部のいいかげんな計測で認知機能が低下しているだの脳力アップだの言ってる人たちとは区別してもらったほうがいいような。)