食品安全情報blog RSSフィード

検索エンジンからこのサイトに来た方は、日記の検索欄で再度検索するとお望みの情報を得られる可能性が高くなるかもしれません。

このサイトはuneyamaが収集した情報をアップしているサイトです。 このサイトの要約の間違い等はuneyamaの責任です。ご利用の際には原文を確認して下さい。
なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2017-09-19

[]食品中の汚染物質:天然由来物質については健康へのリスクが過小評価されがち

Contaminants in food: health risks of natural origin are frequently underestimated

31/2017, 07.09.2017

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/31/contaminants_in_food__health_risks_of_natural_origin_are_frequently_underestimated-201850.html

60%弱のドイツ人は、食品中に望まれない物質が存在することは、健康へのリスクを高めるあるいはかなり高めることだと考えている。そのような物質の中で最もよく知られているのは、科学的にも汚染物質として示されている、水銀化合物やダイオキシンである。それに反して、ハチミツや茶の天然汚染物質ピロリジジンアルカロイド(PAs)について聞いたことがあるのは、回答者の約13%だけであり、−そしてさらにその1/3だけが、これらの物質が健康への重大なリスクを生じることを確かなことと考えていた。ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、最近、食品中の汚染物質によるリスクに対する認知度に関し、総括的な調査を行った。この調査は、公衆衛生雑誌Bundesgesundheitsblatt - Gesundheitsforschung - Gesundheitsschutz(doi:10.1007/s00103-017-2557-2 -ドイツ語、英語の要約付き)に公表されており、いくつかの知見を提示している。BfR長官Dr. Andreas Hensel教授は次のように述べている。「人々は合成物質や重金属に対し一番リスクを感じている」、と「汚染物質について適切なリスクコミュニケーション(リスクについての情報共有、理解・認識の向上)を図ろうとする場合、リスク認知度がこのように思い込みの域を脱していないことを考慮に入れるべきである。」

汚染物質は、非意図的に食品に入り込んだ望まれない物質である。それらは、環境中に、あるいは原料の加工段階に食品に自然に生じることがあり、ヒトの活動を通して環境中に放出される場合もあり、それによって食品チェーンに入り込むこともある。汚染物質は、特定の状況下で健康を害する可能性があるため、望ましくない。

標本集団調査が実施されており、1,001人に対し、食品の汚染物質について、音声ガイダンスによる電話インタビューが行われた。食品中の最もよく知られた汚染物質は、魚の水銀、卵や牛乳のダイオキシンである(認知率はそれぞれ78%と70%)。それに引き換え、消費者保護に関する話題として比較的新しく取り挙げられたお茶やハチミツのPAsおよび米や米製品のヒ素は、回答者の少数にしか知られていない(それぞれ13%および26%)。PAsやヒ素について聞いたことのある人のたった36%と57%だけしか、これらの物質が健康への重大なリスクを生じることを理解していない。

食品中の汚染物質への一般的な考え方や健康への潜在的なリスクについての判断は、集団によっても異なってくる。例えば女性と比べて男性は、バーベキューの肉に存在する望まれない物質のリスクを低く考えている。男性は一般的に、女性回答者より、食品中の望まれない物質の問題について考えることに費やす時間が少ない傾向にある。若者は年長者より、食品中の望まれない物質についてあまり熟知していないと感じている: 食品中の望まれない物質についての情報が不十分あるいはかなり不十分だと言っているのは、60歳以上では15%であったのと比較して、14〜29歳では41%に及んでいる。また、可能な防護対策、法規制、影響を受けた製品群についての追加情報を求めるのは、中でも比較的熟知度の高い回答者である。そのため、健康リスクに関する情報を伝える場合の課題は、十分な知識を有していない集団において、こうした話題への意識レベルを高めることである。

[]地中海式の食事は胃酸逆流薬と同じように効くのか?

Behind the headlines

Could a Mediterranean diet be as good as drugs for acid reflux?

Friday September 8 2017

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/could-mediterranean-diet-be-good-drugs-acid-reflux/

「なぜ地中海式の食事は胃酸の逆流を治すのに一番よい治療法なのか:魚や野菜を沢山食べる患者は症状が軽く、薬による副作用を免れたことが研究により判明」と、英国大衆紙の電子版Mail Onlineは報道している。

胃酸の逆流は、胃食道逆流症(gastro-oesophageal reflux disease: GORD)としても知られており、痛みを伴って胃酸が食道へ逆流する状態である。Standard treatment for GORD is a type of medication known as a proton-pump inhibitor (PPI), which reduces the amount of acid produced by the stomach. 胃食道逆流症の標準的な治療法は、胃で作られる酸の量を減らすプロトンポンプ阻害薬(proton-pump inhibitor: PPI)として知られる薬を投与する、薬物療法の形で行われるものである。

この最新の研究では、GORD患者の医療記録を調べ、PPI薬を飲む治療を受けることとアルカリ水と共に地中海式の食事を摂ることのどちらがより良く症状を低減するかが比較された。地中海式の食事は主として、野菜、果物、ナッツ、豆類、穀物、オリーブオイルおよび魚に基づいたものである。

研究では、食生活の変更がPPI薬と同じように症状を緩和させることがわかった。このことは、食生活の変更が逆流症状に対する第一の選択肢になり得ること、人によってはPPI薬を飲む必要がなくなる可能性があることを示唆している。

しかし、医薬品を使用しない治療法は、誰にとっても適切というわけではない可能性がある(例えば胃炎や胃潰瘍と関連する症状のある人には)。また、食生活を完全に変えることは複雑な場合があり、栄養指導が必要となるかも知れない。

それでもやはり、地中海式の食事に変えることは、例えば心疾患のリスクを減らすといった、その他の健康効果をもたらす。地中海式の食事の利点については、以下で詳細を閲覧できる。

https://www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/what-is-a-Mediterranean-diet.aspx

[]飲料業界「アルコールによるがんのリスク」軽視のため非難される

Drinks industry accused of downplaying 'alcohol-cancer risk'

Friday September 8 2017

https://www.nhs.uk/news/cancer/drinks-industry-accused-downplaying-alcohol-cancer-risk/

アルコールとがんとの関連についてアルコール業界は健康情報を配布していたが、その正確さを調べた新しい分析が発表されたことを受け、「飲料業界はアルコールとがんのと関連を軽視している」と英国大手日刊紙Guardianは報道している。

多くの人がいまだに、アルコールが乳がん、肝臓がんおよび口腔がんのような多くのがんのリスクを増大させる可能性があることを、十分理解していない。

企業責任や社会的責任と関連した目標の一環として、英国のアルコール飲料業界は、消費者に対し健康情報を提供し、節度をもった飲酒を呼びかけ、推奨している。

しかし、業界は、自らが有利になるように証拠を捻じ曲げていると非難されてきた。

研究者は、アルコール飲料業界によって作成された健康情報が、科学的に正しいかどうか調べようとした。

研究者は、業界と関連団体が健康情報を広める際、以下の3つの手法を根幹として用いることに気付いた。

・アルコールとがんとの関連の否定

・リスクについての誤った解釈

・アルコール以外のがんのリスク因子に焦点を当てることで、アルコール消費から注意をそらす操作

飲料業界への批判の声は、このような手法を、喫煙と肺がんとの関連が初めて証明された1960年代と70年代にたばこ業界が取っていた手法になぞらえている。

英国 主席医務官は、男女とも1週間に14ユニット(5%アルコールのビール350 mL缶約11本)以下の量を、均一に3日以上に分けて飲むことを推奨している。

[]就寝直前に食べることを避けよう、研究結果が推奨

Avoid eating just before your bedtime, study recommends

Monday September 11 2017

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/avoid-eating-just-your-bedtime-study-recommends/

「何を食べるかでなく、いつ食べるかが問題だ:食事の時刻を正しく調整することが肥満を打ち負かす鍵であると研究により判明」と英国大手大衆紙の電子版Mail Onlineは報道している。

この記事は、米国で110人の大学生を対象にして行われた小規模な研究に基づいている。

研究者は、学生に活動検知モニターをつけてもらい、睡眠パターンを測定し、そしてどのくらいの量を、何時に摂食したかを観察した。

研究者は、いわゆるメラトニン分泌開始時刻(dim-light melatonin onset: DLMO)に特に関心をもった。DLMOは、身体が睡眠に備えてリラックスし始め、睡眠ホルモンのメラトニンを生成し始める時刻である。

我々の多くは、DLMOはたいてい午後8時くらいである。しかし、もし、交代勤務制の仕事をしているならば、その時刻は変わる可能性がある。

研究者は、体重が重い学生は一日の遅い時間、DLMO近くの時間にカロリーを多く取りがちであることを見出した。

このことは、活動の機会がより多くある一日の早い時間にカロリーを多く摂取するのが好ましいとする従来の根拠を増強するものである。夜遅くにたくさん食事をすることは、体脂肪の増加にも関連がある。

しかし、小規模で特定の学生を対象とした単発の研究であるため、生活スタイルや食習慣が体重に直接影響を及ぼすという証拠は、ほとんど示されていない。

提言されているように、常日頃たくさんの食事を就寝時間近くに摂ることが健康にとって最も良いことかどうかを熟考することは、賢明なことかもしれない。

一日の早い時間帯に食事をすることは、魔法のように痩せさせることはないかもしれないが、夜間の消化不良を防止することには役立つかもしれない。

[]妊娠時のアルコールガイドラインに変更なし

No change to alcohol guidelines for pregnancy

Tuesday September 12 2017

https://www.nhs.uk/news/pregnancy-and-child/no-change-alcohol-guidelines-pregnancy/

「妊娠中にたまに飲酒することが赤ん坊に有害である根拠はほとんどない」と英国大衆紙の電子版Mail Onlineは報じている。

この記事は、低中程度のアルコール摂取―1、2週間に1〜2ユニット未満(5%アルコールの350 mLビール約半〜1本強)―が妊娠への有害影響と関連があったかどうかを調べた、国際的な研究のレビューに基づいている。わかりやすく言えば、1パイント(568 mL)のアルコール度数の低いラガービールには約2ユニットのアルコールが含まれ、小グラス(125mL)のアルコール度数12%のワインには1.5ユニットが、またシングルショットの蒸留酒には1ユニットが含まれている。※1ユニット=100%アルコール10mL。

レビューでは、低中程度のアルコール摂取により、在胎期間中の胎児体重の低下のリスクがわずかに増加し得ることが明らかにされている。

英国主席医務官は目下のところ、リスクを最小限に抑えるために、妊娠している女性または妊娠を予定している女性に、アルコールの摂取を一切控えるよう助言している。胎児の健康に長期的に影響が及ぶリスクは、アルコールの摂取量が多いほど高くなると考えられている。

さらに、研究者が結論で述べているように、有害性の証拠がないことが無害であるという証拠となるわけではなく、まだわかっていないリスクが存在する可能性がある。

しかし、この研究は、妊娠中や妊娠に気付く前に少量のアルコールを飲んだ女性が胎児に害を与える可能性は低いという安心材料を提供している。

[] 査察報告

  • フィンランド−遺伝子組換え生物

2017-6178 - Genetically modified organisms - Finland - FI

14 September 2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6178

2017年3月27〜30日にフィンランドで実施された、遺伝子組換え生物(genetically modified organisms: GMOs)を含む、GMOsから成る、またはGMOsから製造された食品、飼料および種子の公的管理システムを評価するための査察で、環境への意図的な放出の実態調査も含まれている。フィンランドには目的かなったGMOs管理システムがあり、管理計画はリスクに基づいたものとなっている。認証済みの方法を用いて遺伝子組換え事象を広範に分析できるため、管理システムの有効性が支持されている。改善すべき分野として、フィンランド産の食品のサンプリングと検査、飼料中へのEUで認可されていないGMOsの混入についての管理、公式に採取された試料が認証済みの方法だけで検査されているという保証が挙げられる。確認された不備に対処するためのフィンランド側への助言についても報告されている。

  • カメルーン−EUへの植物と植物製品の輸出

2017-6170 - Export of plants and plant products to the European Union - Cameroon - CM

14 September 2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3864

2017年5月8〜18日にカメルーンで実施された、EU輸出用カメルーン産植物と植物製品の公的管理や認証システムを評価するための査察。この査察は、カメルーンからEUへ輸出される数多くの植物と植物製品が途中で有害生物に侵食され続けていることを踏まえて行われた。国立植物防疫機構(NPPO)が植物の健全性確保のために輸出管理システムを設立し始めているが、今のところこのシステムは、EUや国際基準が求める多くの要件を満たしていない。かなり多くの欠陥があり、輸出前検査も、EUの輸入要件が遵守されることを保証できるほど、信頼性があるとは思えない。2016年10月、NPPOは、欧州委員会の文書に応じるかたちで、最も害を受けている農産物であるマンゴーについて、輸出認証事業計画を進展させ実行に移した。この計画は、輸出検査の全体的な信頼性を改善する可能性を有している。

  • インド−EU輸出用スパイスの汚染物質

2017-6182 - Contamination in spices intended for export to the European Union - India - IN

14 September 2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6081

2017年3月7〜16日にインドで実施された、輸出用スパイスでのアフラトキシン汚染通知件数の増加に端を発した査察。査察の目的は、EU向けスパイスに対するアフラトキシン汚染の公的管理システムが適切かどうか評価し、以前の査察で出された助言についての事後調査を実施することである。生産履歴管理や適正農業規範に関してはかなりの改善がみられたが、それでも適正農業規範(GAP)、製造管理および品質管理に関する基準(GMP)、ならびに危害分析重要管理点(HACCP)システムの実現と運用は、EU向けスパイスの供給網にある全ての食品事業者に義務化されているわけではない。主なスパイスには公的管理や分析が行われているが、全ての公的施設がISO/IEC 17025認定を受けているわけではなく、分析報告も完全に規則に準拠して行われているわけではない。サンプリングの設備や手順の査察では、規則の要件との間に深刻なギャップがあることが露呈した。これらのことから、輸出証明書の信頼性は疑問視される。

  • ジンバブエ−生きた動物及び動物製品の、動物用医薬品を含む残留物質及び汚染物質の管理評価

2017-6182 - evaluate the control of residues and contaminants in live animals and animal products including controls on veterinary medicinal products - Zimbabwe - ZW

12 September 2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_inspection_ref=2017-6182

2017年5月15〜19日にジンバブエで実施された、EUに輸出する生きた動物や動物製品中の残留物および汚染物質の公的管理の有効性を評価するための査察。近年、ジンバブエは、EUの認証に従った残留物モニタリング計画を効果的に実践できていない。そのためEUに輸出する動物製品中の残留物の状況について、信頼性のある保証を提示できていない。ジンバブエの管轄当局に対しては、確認された欠陥を是正し、実施・管理方策を強化するよう助言が行われた。

[]ガイダンス文書n°27についての科学的助言:環境の質基準導出のための技術的ガイド

SCHEER

Scientific Advice on Guidance Document n°27: Technical Guidance for Deriving Environmental Quality Standards

https://ec.europa.eu/health/sites/health/files/scientific_committees/scheer/docs/scheer_o_012.pdf

水枠組み指令による水棲環境リスクにとって優先的に対応すべき物質を決めるための指標。

[]Abstract for Report TOX-85

テトラブロモビスフェノール A-ビス(2,3-ジブロモプロピルエーテル) のF344/NTac ラットとB6C3F1/N マウスへの強制経口投与毒性試験

Toxicity Studies of Tetrabromobisphenol A-bis(2,3-dibromopropyl ether) Administered by Gavage to F344/NTac Rats and B6C3F1/N Mice

https://ntp.niehs.nih.gov/results/pubs/shortterm/reports/abstracts/tox085/index.html

難燃剤。ラットへは0, 62.5, 125, 250, 500, 1,000 mg/kg、マウスへは0, 125, 250, 500, 1,000, or 2,000 mg/kgで14週まで、特に投与に関連した影響はみられなかった。

[]各種穀物におけるフルキサピロキサドの既存許容残留基準値(MRLs)改訂

Modification of the existing maximum residue levels for fluxapyroxad in various crops

EFSA Journal 2017;15(9):4975 [30 pp.]. 12 September 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4975

欧州で新たに推奨され、輸入穀物に対して求められる使用法に合わせて、MRLsの改定が、評価実施国(オランダおよび英国)に申請された。各種穀物に対して新たに推奨されているフルキサピロキサドの使用法や、オレンジとグレープフルーツに対してブラジルで認可され、輸入穀物に対して求められている使用法によれば、消費者が毒性参照値を超える暴露を受けることはないため、消費者の健康にリスクを生じることはないと考えられる。

[]安全性警告

  • Body Con Plus カプセル

Body Con Plus capsules

18 September 2017

http://www.tga.gov.au/alert/body-con-plus-capsules

TGA検査により、Body Con Plus カプセルに表示されない成分シブトラミンフェノールフタレインを検出した。製品写真あり。

  • 7-Day Slim Extreme カプセル

7-Day Slim Extreme capsules

18 September 2017

http://www.tga.gov.au/alert/7-day-slim-extreme-capsules

TGA検査により、7-Day Slim Extremeカプセルに表示されない成分シブトラミンを検出した。製品写真あり。

[]CDCとテキサス保健当局がテキサスの酪農場由来未殺菌ミルクに関連する病気について警告

CDC and Texas Health Officials Warn About Illness Linked to Raw Milk from Texas Dairy

For Immediate Release: Friday, September 15, 2017

https://www.cdc.gov/media/releases/2017/p0915-raw-milk-brucella.html

テキサスのParadiseのK-Bar 乳業産の未殺菌ミルクから、希な、しかし重大な細菌であるBrucella RB51が検出された。ブルセラRB51感染は関節炎や心臓の問題、脾臓や肝臓の肥大、希に神経障害などの長期にわたる合併症を誘発する可能性がある。免疫系の弱っている人では髄膜炎のような重大な病気、妊娠女性では流産を誘発する可能性がある。

K-Bar 乳業産の未殺菌ミルクでテキサスの住人1人が感染したことがわかっている。購入記録と病気の報告からはカリフォルニアやノースダコタという遠くの人も抗生物質投与が必要になっている。テキサスでは未殺菌ミルクはその場でしか販売できない。テキサス保健サービスによるとK-Bar 乳業は州の法に従って事業を行っており調査に協力している。

(ここかな

http://www.k-bardairy.com/about-us.html

ホームページに警告がのってないけれどオールナチュラルを宣伝している

嘘情報が増えると健康被害につながるという事例)

AMB-FUBINACAとは何?−専門家のQ&A

SMC NZ

What is AMB-FUBINACA? – Expert Q&A

September 15th, 2017.

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2017/09/15/what-is-amb-fubinaca-expert-qa/

昨日ニュージーランド警察が7月以降合成薬物に関連した死亡20件を確認した。死亡した人の検体と警察が押収したもののほとんどからAMB-FUBINACAが検出された。

SMCはAMB-FUBINACAについてわかっていることのQ&Aを準備した。

オークランド大学薬理学者Michelle Glass教授

AMB-FUBINACAは脳にどう影響して「ゾンビ様」の症状が出るのか?

AMB-FUBINACAは最近合成カンナビノイドとして同定されたばかりである。今年初めにニューヨークでの「ゾンビアウトブレイク」につながった化合物として同定された。これは2016年7月12日に18人が入院した。質問に答えるのが非常に遅い、ぼんやりとした目つき、動きが遅いなど「ゾンビのような」精神状態の変化として説明されている。

AMB-FUBINACAは製薬会社Pfizerが医薬品開発の一部として開発したが私の知っている限り人や動物で調べられたことはない。

THCの影響の多くは脳のカンナビノイド受容体(CB1)への結合による。現時点でAMB-FUBINACAについてはそれが極めて強力で効果的な脳のCB受容体活性化作用をもとことしかわかっていない。つまりこの受容体を活性化するのにほんの少量しか必要なく(THCの100分の1以下)、THCより強い活性を生むということである。

このことが観察された症状にどうつながるのか現時点ではわからない。しかしほとんどの合成カンナビノイドは高用量で動物を強硬状態、反応せず筋肉が固くなる、にする。これが人々の経験していることと似ている。

これがどうして死につながるのか現時点ではだれもわからないと思うが、心臓への影響と発作に関連するようだ。この分野にはさらなる研究が必要である。

環境科学研究所(ESR)の法化学部長Kevan Walsh

ESRでは合成カンナビノイドのファクトシートを作っている

最近のオークランドでの一連の死亡の原因とされる合成薬物は何?

我々に提出された合成大麻の検査の結果、多くは危険な薬物AMB-FUBINACAが含まれていた。AMB-FUBINACAは大麻の向精神成分であるTHCの75倍強い効果があると報告されている。

それを使用するとどうなる?何故そんなに重大な結果に?

多くの合成カンナビノイドは予想できない効果があるため有害である可能性が高い。合成カンナビノイドは医薬品のように調べられていない。安全性も証明されていない。

ヒトの薬物への反応は異なる。例えばある人は他の人より重症になるだろう。他の薬物やアルコールの影響、精神状態、持病などでも変わるだろう。

何故合成大麻と呼ばれる?大麻と同じあるいは違う?

合成カンナビノイドは合成化合物である。それは大麻と同じように脳に反応するようデザインされている。国際的に同定されている合成カンナビノイドは約200ほどある。全て違う化合物である。それぞれ人体で異なる反応をおこす可能性がある

(略)

確認された今、将来の検査は簡単になる?

AMB-FUBINACAを検査するのは難しくはない−難しいのは新しく作られる薬物とその代謝物を予想し速やかに標準物質をつくることである。この種の薬物は常に新しいものが出続けていて、それが国際的な問題である。

[]論文

  • 米国小児科学会が初めてタトゥーとピアスについて助言を発表

American Academy of Pediatrics announces its first recommendations on tattoos, piercings

18-Sep-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-09/aaop-aao090817.php

身体に手を加える方法についての概要と医学的合併症などについて詳細を提供する報告書をPediatricsに発表。

タトゥーは15-20年前より受容されるようになっている。多くの州では18才以下には禁止しているが州により規制は異なる。十代と相談するときに考慮すべきことのガイド

  • EUにおけるタバコの価格差と乳児の死亡率

Cigarette price differences and infant mortality in the European Union

18-Sep-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-09/tjnj-cpd091417.php

EUではタバコの値段が高いことと乳児死亡率の低さが関連する、一方高級タバコと安価なタバコの価格差が大きいことが乳児死亡率の高さと関連する。JAMA Pediatrics

  • 二つのアメリカ:高齢者はますます健康になっている、しかしほとんどの増加は高所得の白人に

Two Americas: Seniors are getting healthier but most gains go to high-income whites

18-Sep-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-09/uom-tas091517.php

JAMA Internal Medicineに発表。高齢亜mりかじんは14年前より劇的により健康だと感じていると報告しているがその健康状態の良さは均等に分布しているのではなく最も豊かで教育レベルの高い白人に偏っている。自己申告。

  • ダイエットに休みをとることが減量を改善するかもしれない

Taking a break from dieting may improve weight loss

18-Sep-2017

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-09/uot-tab091717.php

International Journal for Obesityに発表されたタスマニア大学のRCT。ダイエット期間に2週間休みを入れることが減量結果の改善につながるかもしれない

16週間カロリーを1/3カットするダイエットを行い、一方の群はずっと継続、もう一方は2週間ダイエットしたら2週間休み(体重維持)のサイクルを30週間でダイエット期間は16週間を確保した。休み休み行った方が減量幅が大きかっただけではなく試験終了後の体重増加が少なかった。

  • 世界疾病負担

The Lancet

Global Burden of Disease

http://thelancet.com/gbd

ほとんどのデータはオープンアクセス

(シンガポール優秀。)

その他

  • 委員会はグリホサートの行き詰まり打開のために「生物多様性条項」を利用する

Commission open to ‘biodiversity clause’ to end glyphosate deadlock

‎2017‎年‎9‎月‎18‎日

http://www.euractiv.com/section/agriculture-food/news/commission-open-to-biodiversity-clause-to-end-glyphosate-deadlock/

グリホサートの更新提案に生物多様性条項を挿入する可能性

9月にフランス環境大臣がパリは除草剤の更新に反対する予定だと発表して議論が過熱した。10月5-6日に開催される次回植物様医薬品会合で28ヶ国が投票する。合意できないと2017年末でグリホサートの許可が切れるため11月6日のScoPAFF会合が非公式の期限になる。

ドイツは連立政権内部での強い対立のため前回は棄権している。9月24日の選挙が終わって新政権ができるまで何らかの決定をする可能性はない。

EURACTIVは多くの国が明確に結論していないことを学んだ。

一方9月14日にフランスとドイツの農家が連合して除草剤の更新を求めた。代わりのものがないからだ。グリホサートの禁止は「農業生態学」の終わりを意味する。保存農業を実践している全ての農家は土壌に炭素を保持するため不耕起農法を行っている。グリホサートが使えないなら続けられなくなる。この除草剤は農業にとって必須である。

  • RASFFには約600のフィプロニル警告−Andriukaitis

Almost 600 fipronil alerts in RASFF – Andriukaitis

15-Sep-2017

http://www.foodqualitynews.com/Regulation-and-safety/Andriukaitis-and-MEPs-on-fipronil-in-eggs-and-meat-crisis

健康食品安全欧州コミッショナーによると最初にフィプロニルの通知があってからRASFFには約600のフォローアップ警告が出された

(欧州議会議員がフィプロニルはミツバチに有害だから全面禁止にしろと言っている。犬のノミ退治できなくなるねぇ。)

  • 台北がフィプロニルのため37800の卵をリコール

Taipei orders recall of 37,800 eggs for fipronil

Tue, Sep 19, 2017

http://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2017/09/19/2003678717

台北保健省が台北の卸売業者が販売していた鶏の卵にフィプロニル汚染があるため37800個の卵をリコールしたと昨日言った。先月国内でいくつかのフィプロニル汚染事例が報告されたため台北保健省が独自に検査していた。41農場由来の45の無作為抽出卵のうち、台南の振崑畜牧場が永吉蛋行卸売りに販売した卵に10ppbのフィプロニルが検出された。

  • UAEは米国産の醤油をアルコール含量のため禁止

UAE bans US-made soy sauce due to alcohol content

September 13, 2017

https://www.thenational.ae/uae/uae-bans-us-made-soy-sauce-due-to-alcohol-content-1.628113

先月は日本産のキッコーマン醤油を販売禁止にした

UAEはキッコーマン醤油の禁止を米国産にも拡大。

先月環境気候変動省が日本産のキッコーマン醤油に1.5-2%のアルコールが含まれることがわかってレストランやスーパーマーケットに捨てるよう命令した。「この決定は専門能力のある認証検査機関の結果で安全基準違反が確認されたためである」とプレスリリースは言う。この決定は米国産の296mL減塩醤油を対象にする。

(このままどんどん検出しては禁止にしていくのだろうか?)

  • 政府はジャンクフードとソフトドリンクの広告にもっと厳しくする必要がある、と専門家が言う

Government needs to get tougher on junk food advertising and soft drinks, experts say

http://www.abc.net.au/news/2017-09-19/experts-say-gov-must-get-tougher-on-junk-food-and-soft-drinks/8958184

25団体が協力して連邦政府に8つの対策を含む行動計画を推す

肥満政策連合Obesity Policy Coalition [OPC]が要請

子ども向けのジャンクフードのテレビの広告規制や砂糖入り飲料の課税、公衆教育キャンペーン、食品への健康ランキング表示義務化などが含まれる

Tipping the Scales: We must halt obesity to save Australian lives

http://www.opc.org.au/latestnews/mediareleases/pages/tipping-the-scales-we-must-halt-obesity.aspx#.WcCXa9NrxaQ

  • トロントの女性が新米ママ向けワインパーティで批判に直面

Toronto woman faces criticism over wine festival for new mothers

https://beta.theglobeandmail.com/life/health-and-fitness/health/toronto-woman-faces-criticism-over-wine-festival-for-new-mothers/article36290573/?ref=http://www.theglobeandmail.com&

昼間に新米ママ向けのワインパーティを企画したトロントの女性が批判を浴びている。

(赤ちゃん連れで気兼ねなく飲もう、という趣旨らしいけれど・・ネットで注目されてしまったらしい。)

  • カナダ連邦警察はカナダにフェンタニルを供給している中国ベンダーの関与する20の捜査開始

RCMP launch 20 investigations involving Chinese vendors delivering fentanyl to Canada

September 18, 2017

http://globalnews.ca/news/3753875/rcmp-launch-20-investigations-involving-chinese-vendors-delivering-fentanyl-to-canada/

中国からカナダに直接フェンタニルを送った70のベンダーに関する少なくとも20の捜査をはじめた。