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2018-01-10

[]ナトリウムの食事摂取基準を設定するための手順書公表

Protocol published for sodium DRVs

22 December 2017

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/171222

EFSA (European Food Safety Authority: 欧州食品安全機関)は、ナトリウムのDRVs (dietary reference values: 食事摂取基準)の設定に用いられる手順書の最終案を作成した。この最終案は、EFSAのウェブサイト”Knowledge Junction platform(知識の連携基盤)”で入手可能で、パブリックコメント募集を経て完成となる。

https://zenodo.org/record/1116290#.WlWnnK5l_ct

この手順書は、EFSAの栄養学の専門家が彼らが行う評価において証拠をどのように選出して使用するかを決定するものになる。また、この手順書は、ナトリウムの摂取と健康状態との関係を評価し、DRVs設定において異なる系統の証拠を統合するための科学的見解の作成にも適用される予定である。

この手順書案に対する意見と同様に、パブリックコメント募集によっても、科学的見解の原案作成に役立つフィードバックがもたらされる。

第二回目のパブリックコメント募集は、科学的見解の最終案が出来上がる2019年に行われる。

・ナトリウムの食事摂取基準に関する科学的見解と関連する手順書についてのパブリックコメント募集結果

Outcome of a public consultation on the scientific opinion on dietary reference values for sodium and related protocol

21 December 2017

http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1356e

・手順書:ナトリウム摂取

Protocol: sodium intake

December 14, 2017

https://zenodo.org/record/1116290#.WlQuA0ll_ct

[] 評価等

  • アミスルブロムについての農薬リスク評価に関し、確証データを踏まえて加盟国、登録申請者およびEFSAで行った審議の結果

Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for amisulbrom in light of confirmatory data

30 November 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1338e

EFSA (European Food Safety Authority: 欧州食品安全機関)は、アミスルブロムのリスク評価に関して、承認後に求められる確証データを踏まえ、科学的支援を行うよう求められた。このリスク評価においては、確証データについておよび各データの扱いについて、加盟国、アミスルブロムの登録申請者、およびEFSAが共同で審議を行っていた。この報告書では、報告担当加盟国の英国が主宰した審議の結果の要約と、審議において指摘された事項に対するEFSAの科学的見解および結論が提示されている。

報告書では、アミスルブロムが土壌で光代謝を受けて1-ジメチルスルファモイル-1H-トリアゾール-3-スルホン酸(T-1)を生じることは証明されなかったこと、しかしこの代謝産物が地下水に0.1 µg/Lを超えて検出され得ることが確認された。また、残留に関してはデータが十分ではないが、ブドウやジャガイモに承認された方法で使用する分には、代謝試験に求められる最低濃度に達しないことからさらなる情報は求められないとされた。環境毒性については、2つのモデルが用いて検討されるべきところ、1つのモデルでしか用いられていない。次に問題となる代謝産物3-ブロモ-6-フルオロ-2-メチル-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-3-イルスルフォニル)-1H-インドール (IT-4)については、哺乳類でのリスクが十分に検討されておらず、ジャガイモに使用した場合ミミズを食べる鳥ではリスクが高い。IT-4の環境ホルモン作用については、確固とした結論を得るためにはさらなる調査・研究が必要である。

Modification of the existing maximum residue levels for sulfoxaflor in grape leaves and similar species, and globe artichokes

EFSA Journal 2017;15(11):5070 [23 pp.]. 30 November 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5070

申請者Dow AgroSciences Ltdは、有効成分スルホキサフロルのブドウの葉やアーティチョークにおけるMRLs (Maximum Residue Limit: 最大残留基準値)を改訂するための独立した2件の申請をフランスの所轄機関に提出した。申請の際に提出された裏付けデータは、ブドウの葉や同様植物種については2 mg/kg、アーティチョークについては0.06 mg/kgを新しいMRLsとして導出するのに十分であると判断された。EFSAは、リスク評価の結果に基づき、報告されている農業慣習に従ってブドウの葉や同様植物種、およびアーティチョークにスルホキサフロルを使用する限りにおいては、それにより生じる残留物の短期および長期摂取で消費者の健康リスクが生じる可能性は低いと結論づけた。

  • 食品と飼料に使用する遺伝子組換えトウモロコシ1507 × 59122 × MON810 × NK603株およびサブコンビネーション株の、EC規則No 1829/2003に基づく評価(申請 EFSA-GMO-NL-2011-92)

Assessment of genetically modified maize 1507 × 59122 × MON810 × NK603 and subcombinations, for food and feed uses, under Regulation (EC) No 1829/2003 (application EFSA-GMO-NL-2011-92)

EFSA Journal 2017;15(11):5000 [29 pp.]. 28 November 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5000

EFSA (European Food Safety Authority: 欧州食品安全機関)のGMO (Genetically Modified Organism: 遺伝子組換え作物)パネルは、4イベントスタックトウモロコシ1507 × 59122 × MON810 × NK603株と10のサブコンビネーション株について、それらの起源株とは別に評価を行った。GMOパネルは以前、この4イベントスタックトウモロコシ株に組合わされた4つのシングルイベント株とそれらの組合わせによる5株を評価したが、安全上の懸念は確認されなかった。これらの株について、最初の結論を改めなくてはならなくなるような新データーはないことが確認された。分子的、栽培学的、表現型的、および組成的特性に基くと、組合されたシングルイベント株においても、また今回の4イベントスタックトウモロコシ株において発現するようになったどのタンパク質にも、食品や飼料の安全性や栄養問題を生じるものはなかった。この4イベントスタックトウモロコシ株は、非遺伝子組換え参照株と同様に、安全で栄養価があるとGMOパネルは結論付けた。トウモロコシ1507 × 59122 × MON810 × NK603株の穀粒が生存能力のある状態で偶発的に環境に放出された場合でも、環境の安全上の懸念は生じないと考えられる。以前の評価の対象ではなかった4つのサブコンビネーション株については、タンパク質の発現データが提示されているが、これらのサブコンビネーション株で発現するようになったタンパク質の量に影響する相互作用は認められていない。以前の評価の対象ではなかった5つのサブコンビネーション株は、組合されたシングルイベント株、以前評価されたサブコンビネーション株、および今回の4イベントスタックトウモロコシ株と同様に安全であると予想される。GMOパネルは、トウモロコシ1507 × 59122 ×MON810 × NK603株とそのサブコンビネーション株の市販後の監視は必要ないと考えている。予定されている市販後環境監視計画と報告間隔は、トウモロコシ1507 × 59122 × MON810 ×NK603株やそのサブコンビネーション株が使用される場合の実態と整合している。

  • 遺伝子組換えアブラナMS8、RF3、およびMS8×RF3株の認可更新のための、EC規則No 1829/2003に基づく評価(申請 EFSA-GMO-RX-004)

遺伝子組換えアブラナMS8、RF3、MS8×RF3の認可改訂の評価

Assessment of genetically modified oilseed rape MS8, RF3 and MS8×RF3 for renewal of authorisation under regulation (EC) No 1829/2003 (application EFSA-GMO-RX-004)

EFSA Journal 2017;15(11):5067 [12 pp.]. 28 November 2017

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5067

Bayer CropScience社の申請EFSA-GMO-RX-004の提出を受けて、EFSA (European Food Safety Authority: 欧州食品安全機関)のGMO (Genetically Modified Organism: 遺伝子組換え作物)パネルは、遺伝子組換え除草剤耐性アブラナMS8、RF3、およびMS8×RF3株の認可更新申請に関連して提出されたデータに関し、科学的リスク評価を導出するよう求められた。市販後環境監視報告書、体系的調査、文献評価、最新の生物情報学的分析、追加文書、および申請のために行われた追加試験のデータを検討し、認可期間に新しくハザードの可能性や暴露シナリオおよび新しい科学的不確実性が確認されていないかを審査した。更新申請をしようとするアブラナMS8、RF3、MS8×RF3株の組換えDNA配列が最初の認可申請時に評価した組換えDNA配列と同じだと仮定すると、この更新申請において、アブラナMS8、RF3、MS8×RF3株の当初のリスク評価の結論を変えるような新しいハザード、暴露シナリオ、あるいは科学的不確実性の証拠は認められないとGMOパネルは結論づけた。

[]フランス海外領の環境大気中の花粉とカビ:そこに住む人たちの健康への影響をよりよく評価するために私達の理解を深める

Pollen and mould in the ambient air of France’s overseas territories: improving our understanding in order to better assess their health impacts

News of 21/12/2017

https://www.anses.fr/en/content/pollen-and-mould-ambient-air-france%E2%80%99s-overseas-territories-improving-our-understanding-order

ANSES (French Agency for Food, Environmental and. Occupational Health & Safety: フランス食品環境労働衛生安全庁)は、DROMs (France’s overseas regions and départements: フランスの海外県と地域: グアドループ島、マルティニーク島、フランス領ギアナ、レユニオン島、マヨット島)の一般住民の健康に及ぼす環境大気中の花粉やカビといったアレルゲンの影響に関する知識の現状について報告するよう求められた。その専門家の検討では、これらの領域の一般住民の健康に対する環境大気中の花粉やカビの影響を評価するには、これらの領域について得られているデータが不足していることが明らかになった。これに関連してANSESは、環境大気中の花粉やカビの監視計画の設定、住民の健康状態をもっとよく知るための調査の促進、予防計画の策定、こうした健康問題についての住民への情報提供、ぜんそくやアレルギーの地方協会によって既に実践されている活動の継続を図るよう助言した。

[]国際化する市場における食品の安全性に関する課題を連携して克服

Jointly mastering the challenges of food safety in globalised markets

53/2017, 21.12.2017

http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/53/jointly_mastering_the_challenges_of_food_safety_in_globalised_markets-203095.html

2017年11月28日に、"Livsmedelsverket(スウェーデン国立食品庁)"の長官Dr. Annica Sohlström氏とBfR (German Federal Institute for Risk Assessment: ドイツ連邦リスク評価研究所)所長Dr. Andreas Hensel医学博士は、今後、食品の安全性分野で密接に連携することで同意した。Uppsala(ウプサラ)にあるLivsmedelsverketの本部で連携同意の署名が行われた。連携の主なねらいは、食品の分析方法、特に汚染物質のスクリーニング法と標準法の開発と改良である。「魚介類の取引がますます国際化しているという状況において、例えば、裁判沙汰にもなるマリンバイオトキシンについては、簡便で日常的に行える検出方法が必要とされている」とHensel博士は連携同意の署名時に述べた。BfRとLivsmedelsverketは、家畜における抗菌剤耐性を最小化するための戦略の開発やグラフィック情報手段によるリスクコミュニケーション支援でも協力する予定である。

[]RASFF 2018年第01週

警報通知(Alert Notifications)

英国産食品サプリメントに未承認物質シルデナフィル(8 mg/item)及びタダラフィル(4 mg/item)、産出国不明オランダ経由鳥餌用ピーナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 100 µg/kg)、インド産英国経由黒コショウ粉にエチレンオキシド(72.4 mg/kg)、フランス産ハーブティー(ルリジサ)にピロリジジンアルカロイド(58440.45 µg/kg)、中国産チェコ共和国経由グラスセットからのカドミウム(0.37 mg/item)及び鉛(12.2 mg/item)の溶出、

注意喚起情報(information for attention)

トルコ産乾燥アプリコットで亜硫酸塩高含有量(2566 mg/kg)、スリランカ産チルドキハダマグロにヒスタミン(309 mg/kg)、鋳鉄製ティーポットに重金属(アルミニウム、コバルト、リチウム、クロム、鉄)、ポーランド産リンゴにクロルピリホス(0.075 mg/kg)、トルコ産乾燥イチジクにオクラトキシンA(47 µg/kg)、パナマ産冷凍メカジキに水銀(2.7 mg/kg)、ベトナム産冷凍バナメイエビに禁止物質ニトロフラン(代謝物質)フラルタドン(AMOZ) (2.1 µg/kg)及びニトロフラン(代謝物質)フラゾリドン(AOZ) (22.9 µg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

スイス産カフェインとガラナ入りエネルギードリンクでカフェイン高含有(1500 および 1600 mg/100ml)、ポルトガル産シュガーペーストに着色料ポンソー4R/コチニールレッドA (E124)(1121 mg/kg)及び着色料アルラレッドAC(E129) (765 mg/kg)高含有、

通関拒否通知(Border Rejections)

日本産緑茶に未承認物質ジノテフラン(0.032 mg/kg)、中国産紅麹抽出物で未承認照射、トルコ産乾燥イチジクにアフラトキシン(B1 = 31; Tot. = 54 µg/kg)、バングラディッシュ産フジマメ(Lablab purpureus)にフェンバレレートおよびエスフェンバレレート(合計: 6 mg/kg)、インド産冷凍エビに禁止物質ニトロフラン(代謝物質)フラゾリドン(AOZ) (1.2 µg/kg)、トルコ産レーズンにオクラトキシンA (34.2 µg/kg)、中国産パスタマシーンからのニッケルの溶出(0.2 mg/kg)および高濃度の総溶出(13 mg/dm²)、トルコ産アプリコットで亜硫酸塩高含有(2763 mg/kg)、その他アフラトキシン等多数

[]ニュースレター

NTP Update

January 2018

https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html

・Brian BerridgeがNTPを主導する

グラクソスミスクラインで医薬品の試験法改善に努力し2015年以降は連邦代替毒性試験法助言委員会に参画していた。2018年1月7日から着任。製薬会社での経験を環境健康分野に。もともとはイーライリリーの安全性評価のための病理学者。獣医師。

[]USDAは卵製品監査規制改定案を発表

USDA Announces Proposed Rule to Amend Egg Products Inspection Regulations

Jan. 9, 2018

https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/newsroom/news-releases-statements-transcripts/news-release-archives-by-year/archive/2018/nr-010918-02

FSIAは卵製品加工工場にHACCPシステムと衛生SOPsと他の肉や家禽規制と同等の衛生基準を満たすことを要求する改定案を発表した。そのようにして生産した製品には病原体は検出されないことを要求する。

[]頂いた意見報告−カナダ人のための安全な食品規制案への意見募集

What We Heard Report – The Proposed Safe Food for Canadians Regulations Consultation

2018-01-05

http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/acts-and-regulations/regulatory-initiatives/sfca/proposed-sfcr/what-we-heard-report/eng/1511558812408/1511558812767

2013年以降対応してきた新しい食品規制枠組みについての一段階。2017年1月から90日間行ったパブリックコメント募集の結果についての報告。

(どこの国でも時間をかけて、食品安全規制の大幅見直しをしている。数十年前にできた法の枠組みや制度は最早時代遅れで安全性確保もできない、という認識)

[]欧州ヒトバイオモニタリングイニシアチブ(HBM4EU) EJP共同出資

European Human Biomonitoring Initiative (HBM4EU) EJP-co fund

http://www.rivm.nl/en/About_RIVM/Mission_and_strategy/International_Affairs/International_Projects/Horizon_2020_projects/European_Human_Biomonitoring_Initiative_HBM4EU_EJP_co_fund

政策決定のため、市民への実際の化学物質暴露と健康影響についてのより良い根拠を提供する28ヶ国合同プロジェクト。2017-2021の5年間

[]世界を主導するマイクロビーズの禁止発効

World-leading microbeads ban takes effect

9 January 2018

https://www.gov.uk/government/news/world-leading-microbeads-ban-takes-effect

マイクロビーズを含む製品の製造禁止が本日発効

スクラブ洗顔料や練り歯磨き、シャワーゲルなどのような製品に「マイクロビーズ」として知られる小さなプラスチックを加えることはできない。

[]クリスマスの週に象牙についての意見募集に3万の反応があった

30,000 respond to ivory consultation ban during Christmas week

1 January 2018

https://www.gov.uk/government/news/30000-respond-to-ivory-consultation-ban-during-christmas-week

象の密猟を止めるのに役立てるため、象牙の販売を禁止する政府の案に6万以上の反応があった

Defraにとっては過去最高の反応数である。それらの圧倒的多数が禁止に賛成である。

(これも日本は対応できてない。象牙を持つことが自慢になるという価値観が問われる)

[]ASA裁定

ASA Ruling on Pfizer Consumer Healthcare Ltd

03 January 2018

https://www.asa.org.uk/rulings/pfizer-consumer-healthcare-ltd-a17-388966.html

コラーゲン美容ドリンクの、美容クリームでは到達できない皮膚の深層に働苦、皮膚の維持に役立つという宣伝。注意書きで「皮膚の正常な機能と正常なコラーゲンの形成に寄与するビタミンCを含む」とある。ファイザーコンシューマーヘルスケア社はこれがビタミンCについて認可されている一般的健康強調表示だから違法ではないと主張する。しかし文脈からはビタミンCについての一般的健康強調表示であるとは認識されず、この製品の特異的健康強調表示と解釈されるとASAは判断する。従って基準違反。

(マーケティング部門はいかにして消費者を誤解させるかを競っているのだろうけれど、そういう仕事って虚しくならないのかな。)

[]新規食品:EU市場に存在する食品の多様性を増す新しい規制が発効

Novel Food: new regulation adding to the food variety present on the EU market enters into force

3 January 2018|

https://ec.europa.eu/info/news/novel-food-new-regulation-adding-food-variety-present-eu-market-enters-force-2018-jan-03_en

2018年1月1日から新しい新規食品規制が適用される。この規制は新規食品の認可方法に相当な改善と変更をもたらす。

食品部門の技術革新と進歩を考慮して新規食品の定義を拡大し、新規食品と第三国の伝統食品のEU全域での認可の中央集権システム、認可された全ての新規食品のリスト、申請者のデータ保護条項などを含む。

詳細は以下から

Novel food

https://ec.europa.eu/food/safety/novel_food_en

[]論文

  • デンマーク集団における食事からの残留農薬暴露による累積リスクの精細評価と展望

Refined assessment and perspectives on the cumulative risk resulting from the dietary exposure to pesticide residues in the Danish population

Martin Olof Larsson et al.,

Food and Chemical Toxicology |

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0278691517306877

・二つの新しい方法を組み合わせてデンマーク人集団で現実的な最悪ケースのハザード指数(HI)を推定した。

・これらの方法は特に定量限界以下のデータのこれまでの推定を精細化できる

・デンマーク人集団で累積リスク評価を行った

・農薬のハザードレベルを全体的に評価するために、カビ毒、カフェイン、アルコールと比較した

結果として、食事中の全ての残留農薬のリスクを合計したHIは、相当保守的推定であるにも関わらず成人で16%子どもで44%と低い。成人の残留農薬のHIは、7年に一回ワインを一杯飲むのと同程度である。

(HIはADIの何%に相当するか、という数字)

図4でカビ毒(DON + HT2 +T2)のほうがHIが高い集団が多いこと、図5でカフェインとアルコールと比較

(農薬がイヤだからと子どもにオーガニック食品を与えるとカビ毒のリスクのほうが高いので逆効果になることを再確認)

  • 米国の川は塩濃度が上がっていて、飲料水に問題となる可能性

U.S. rivers are getting saltier, potentially compromising drinking water

By Roni DenglerJan. 8, 2018 ,

http://www.sciencemag.org/news/2018/01/us-rivers-are-getting-saltier-potentially-compromising-drinking-water

米国の数百の地質学的調査場所の50年にわたるデータを解析した新しい研究は、淡水系の塩濃度が増加していることを示す。Proceedings of the National Academy of Sciences

  • サイの密猟者がDNAデータベースを用いて起訴された]

Natureニュース

Rhino poachers prosecuted using DNA database

08 January 2018

https://www.nature.com/articles/d41586-018-00273-5

アフリカのサイの遺伝情報がより確実な有罪判決につながる

Current Biologyに1月8日に発表された論文で、研究者が120事例以上に使われたデータベースについてとりあげた

サイの密漁は2000年代半ば以降急増し2013年から2016年には毎年1000頭以上が殺された。目的は角で1kgあたり6万ドル以上で売れる。

(伝統医療を持て囃す人たちはこういう蛮行への責任も感じて欲しい。)

Medication did not decrease cognitive loss in patients with Alzheimer's disease

9-Jan-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/jn-mdn010418.php

JAMA。イダロピルジンのフェーズ2。患者2525人、6か月。

  • オピオイドを処方された患者は他の患者より治療に満足している

Patients who receive prescription opioids are more satisfied with care than other patients

9-Jan-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/aaof-pwr010918.php

筋骨格系疾患患者でオピオイドを処方された患者はオピオイドを処方されなかった患者より満足度が高い。多く処方されることが満足度の高いことと関連する。オピオイドを処方されている患者はそうでない患者より痛みや健康状態は悪い。Annals of Family Medicine

  • 入院患者の栄養不良はしばしば診断されず治療されていない

Malnutrition frequently underdiagnosed and undertreated among hospital patients

9-Jan-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/e-mfu010918.php

Journal of the Academy of Nutrition and Dieteticsに発表された推定によると小児科の患者で5人に1人、60才以上の患者では3人に1人が栄養不良。米国。

  • 都市部の小川では医薬品汚染が微生物の耐性を誘導している

In urban streams, pharmaceutical pollution is driving microbial resistance

9-Jan-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/cioe-ius010318.php

Ecosphereに発表された新しい研究によると、都市部の小川の持続する医薬品汚染が水棲微生物の医薬品耐性の原因となりうる。

(調べた薬物の中にカフェインも入っている)

  • 研究は有毒緑藻の大発生の原因を発見しその結果は臭う(下水)

Study finds source of toxic green algal blooms and the results stink

9-Jan-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/fau-sfs010818.php

2016年のフロリダのSt. Lucie河口の南西部が大量の有毒な緑色のスライムのため閉鎖されて全国的に注目された。毒素を産生する淡水緑藻Microcystis aeruginosaによって引き起こされたこの惨事の原因をFlorida Atlantic大学Harbor Branch海洋学研究所が調べ、その結果をHarmful Algaeに発表した。これまでOkeechobee湖で見られる農場排水などの栄養源による藻類の発生がSt. Lucie河口での藻類大発生の原因とみなされてきたが、現地での下水や汚水処理がSt. Lucie河口を汚染している根拠が示された

(高度下水処理施設のないところに人間が住むのは良くないようだ)

その他

  • 台湾は卵の残留フィプロニルのトレランスを10 ppbに設定する予定

Taiwan to set tolerance level for fipronil residue in eggs at 10 ppb

2018/01/09

http://focustaiwan.tw/news/asoc/201801090015.aspx

合意できれば4月にも導入したい

昨年フィプロニル汚染卵問題が世界中で報道されたとき、台湾全体の調査で45の農場から過剰量の殺虫剤が検出され50万個以上の卵が押収・破棄された。当時台湾には卵のフィプロニル基準値はなく、暫定基準5ppb―機器による検出限界−が設定された。EUでは5ppb、米国は30ppbである。

  • 何十もの国が砂糖入り飲料に課税しているが甘党のオーストラリアは興味がない

Dozens of countries now tax sugary drinks but sweet-toothed Australia isn't interested

January 8 2018

http://www.smh.com.au/national/health/dozens-of-countries-now-tax-sugary-drinks-but-sweettoothed-australia-isnt-interested-20180103-h0cv21

アイルランドや英国、南アフリカを含む5つの国が今年砂糖入り飲料の値段を上げる26の国の仲間入りをするが、オーストラリアはいわゆる「砂糖税」を却下した。

(以下メキシコの事例で砂糖税賛成派と反対派が異なる解釈をしていることを説明。いろいろデータを出しているけれど、肥満の話になると日本はいつも蚊帳の外)

  • 英国のレストランが食品を木の板で提供して$86,000の罰金

British restaurant fined $86,000 for serving food on wooden boards

Callan Boys January 9 2018

https://www.goodfood.com.au/eat-out/news/uk-restaurant-fined-86000-for-serving-food-on-wooden-boards-20180108-h0fa4n

1月4日にイングランドのBirminghamにあるIbrahim's Grill and Steakhouseが食品安全規制違反で5万ポンドの罰金。Birmingham市評議会のツイッターアカウントによると、2016年11月に14人が関係する食中毒をおこして保健監視員の査察を受けた。その結果、炭化してヒビが入って衛生的にきれいにできない木のボードを使って食品を提供していたことがわかった。他に手を洗う代わりに使い捨て手袋に過剰に依存していたこと、殺菌剤を指示通りに使っていないことなどが指摘されている