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2018-02-02

[]葉酸の小麦粉への添加についての’揺るぎない’主張のレビュー

Case for folic acid to be added to flour is 'overwhelming' argues review

January 31 2018

https://www.nhs.uk/news/pregnancy-and-child/case-folic-acid-be-added-flour-overwhelming-argues-review/

BBCは、「葉酸の小麦粉への添加を支持する’揺るぎない’根拠」を報じている。

葉酸は、良好な健康状態に必須とされるビタミンBの1種である。葉酸は、体内での赤血球産生を促し、胎仔では妊娠1週目の時期において脳や脊髄が発達するのに重要な役割を果たす。そのため、全ての女性は赤ちゃんのためにもしくは妊娠12週目までの胎児のために、二分脊椎などの先天異常を生じないようにと、葉酸のサプリメントを摂取(400 µg/日)するように助言されている。

しかし、新しいレビューは、これが十分に実行されておらず、国民健康キャンペーンで明確に訴えているにも関わらず、英国の全女性の3分の1未満しか妊娠前に葉酸を摂取していないことを指摘している。

多くの妊娠が計画的なものでないため、女性たちは妊娠に気づくまで葉酸の摂取を始めようとしないのかもしれないが、その時にはもう葉酸の恩恵を得るには遅すぎるのである。

現在世界では81の国が葉酸に小麦粉を添加しているが、EUにはそうした国は無い。これは、過剰な葉酸がビタミンB12欠乏症の人たちに有害影響を及ぼす可能性があるためである。

EUにおける葉酸摂取の上限は、現行では1 mg/日であるが、小麦粉に葉酸を添加すると、人によってはこの上限を超過してしまうため、添加が避けられている。この記事の著者らは、この上限を超過した場合の危害の根拠には不備があることを主張している。

この著者らのレビュー自体は、大筋は彼らの意見とみなすべきであろう。多くの専門家が反応を示したが、彼らの考え方は全く交錯しており、葉酸の添加を完全に支持している人もいれば、控えめな態度を取る人もいる。この問題は、EUや英国の考え方が将来変わるかどうかを見守るしかない。

[]牛乳や牛肉中の細菌がリウマチ性関節炎と関連している

Bacteria found in milk and beef linked to rheumatoid arthritis

February 1 2018

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/bacteria-found-milk-and-beef-linked-rheumatoid-arthritis/

「牛乳を飲んだり牛肉を食べたりすることでリウマチ性関節炎が引き起こされる場合があると科学者が警告」とMail Onlineが報じている。しかし、この話はその見出しで示唆されることよりももっと複雑である。

研究者たちは、リウマチ性関節炎の患者の赤血球における遺伝子突然変異を調査した。彼らは、免疫系を調整する遺伝子に突然変異が起こると免疫系の’ブレーキが外れ’てしまう可能性があり、そのため免疫反応が過度なものとなり、関節や組織に炎症や損傷が引き起こされると言う。

彼らはまた、ヒトの血液でヨーネ菌(Mycobacterium avium subspecies paratuberculosis: MAP)のDNAの検出を試みた。彼らは既に、MAPがクローン病などの免疫機能疾患(自己免疫疾患)と関連があることを示している。MAPは米国の牛によく見られ、感染した牛に由来する乳製品や肉製品がMAPで汚染されていることがある。

研究者たちは、リウマチ性関節炎の患者で特定の遺伝子の突然変異が健康な人たちよりも多く認められ、その変異がMAPのDNAの痕跡を有している場合が多いことを見出した。免疫細胞の試験では、MAP感染に対して’過敏性’反応が認められた。このようなことは、遺伝子突然変異の無い細胞では起こらなかった。

研究者たちは、MAPが引き金となり、遺伝子突然変異を有する人にリウマチ性関節炎が生じる可能性があると理論立てている。ただし、MAPがその疾患を引き起こしているということではない。現段階では、さらに研究する価値がある関連性が示されたに過ぎない。

リウマチ性関節炎を引き起こす原因は明確ではないが、先天性の遺伝や喫煙がこの疾患と最も強い関連性を持つ。

牛乳や牛肉を摂取しない理由を個人的に持っている人もいるかも知れない。しかしこの研究は、牛乳や牛肉を避けることでリウマチ性関節炎を防ぐことができるという根拠は全く示していない。

[]FDA、’認定された第三者による認証プログラム’に基づく業務を行う一次認定機関を認可; 任意適格輸入業者プログラム発足

FDA recognizes first Accreditation Body under Accredited Third-Party Certification Program; launches Voluntary Qualified Importer Program

January 31, 2018

http://s2027422842.t.en25.com/e/es?s=2027422842&e=46636

米国食品医薬品局(FDA)は、輸入食品の監視に関し、重要な新しい段階へと踏み出した。

第一に、FDAは、食品安全近代化法(FSMA)で規定された任意の’認定された第三者による認証プログラム’に基づく業務を行う一次認定機関を認可した。認可されたのは、米国適合性認定機関(ANSI-ASQ National Accreditation Board: ANAB)で、米国規格協会(American National Standards Institute: ANSI)と米国品質協会(American Society for Quality: ASQ)が共同で運営し、ウィスコンシン州ミルウォーキーに本拠を置いている。認可期間は5年間である。(認可基準については認定された第三者による認証プログラムの重要事項*2を参照。)FDAの認可を受けた認定機関は、第三者査察機関でもある第三者認証機関を認定する。認定を受けた認証機関は、外国食品施設(農場を含む)およびそこで生産されるヒトや動物用食品の安全性に関する査察を実施し、証明書を発行する。

第二に、FDAは任意適格輸入業者プログラム(VQIP)も発足させた。この任意の有料プログラムに参加すると、ヒトや動物用食品を米国に輸入する際の検査や手続きが優先して受けられる。VQIPに参加するには、多くの適格要件を満たさなくてはならない。例えば、利用する外国供給業者の施設が’認定された第三者による認証プログラム’に基づいて認証されていることを担保しなくてはならない。FDAは通常、米国への輸入手続きの条件として、製品やその製品の製造施設の認証を輸入前には求めないが、食品安全上の懸念がある場合などには輸入前に認証を要求し、懸念が是正されていることを確認する。この権限は、FSMAに規定された、新規の重要なツールである。

FDAは、‘認定された第三者による認証プログラム’および’任意適格輸入業者プログラム’を新しい支援ツールとして用い、輸入食品が米国内で製造される食品に求められるのと同等の安全規準を満たして製造されている状態を確保することに努める。認定機関になろうとする行政組織、行政機関、団体組織は、FDAのウェブサイト*3から申請できる。VQIPについては任意適格輸入業者プログラムのウェブサイト*4を参照のこと。

*1: https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/ImportsExports/Importing/ucm558461.htm

*2: https://www.fda.gov/downloads/Food/GuidanceRegulation/ImportsExports/Importing/UCM564000.pdf

*3: https://www.access.fda.gov/?utm_campaign=CFSANCU_Imports_01312018

*4: https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/ImportsExports/Importing/ucm490823.htm

[]警告文書。Investra-24hs 12/28/17

December 28, 2017J

https://www.fda.gov/ICECI/EnforcementActions/WarningLetters/2017/ucm592964.htm

未承認の医薬品、不正表示の問題。製品にシブトラミンを含む。

[]輸入食用油中のトランス脂肪酸の調査

Assessment of trans fatty acids in imported oils

January 2018, Issue 155, News from Food Standards Australia New Zealand

http://www.foodstandards.gov.au/publications/Pages/Assessment-of-Trans-Fatty-Acids-in-Imported-Oils.aspx

2015年に、オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、食品の規制に関するオーストラリア・ニュージーランド行政フォーラム(Forum)に対し、技術評価を提示した。これは、食品表示法および政策のレビューから生じた勧告No. 13(栄養情報表示におけるトランス脂肪酸についての義務的申告)に対応したものである。この技術評価では、オーストラリアやニュージーランドで購入した500件の食品についてトランス脂肪酸(TFA)の含有量を分析調査した結果が報告されており、概してTFAの含有量は低いものであった。TFAの食事を介しての摂取量は、オーストラリアにおいてもニュージーランドにおいても、WHOの推奨レベルである食事中のエネルギーの1%以下というレベルを下回っていると評価された。この技術評価の結果に基づいて、FSANZは、TFAについての義務的な表示には正当な根拠が無いと思われることを報告する。Forumは、さらなる調査の必要が無いことに同意した。

Forumは、FSANZがこれからもTFAの監視を続けると考え、輸入食用油中のTFA量の調査を行って、2017年の早期に結果を提出するよう求めた。

Forumの要請に応じ、FSANZとニュージーランド第一次産業省(NZMPI)は、以下の活動を行ってきた。

● 輸入脂肪および食用油中のTFA量を調べるため、詳細調査案を2016年に作成した。この案は、食品規制執行小委員会(ISFR)により2016年8月の総会において了承され、協調的食品調査計画(Coordinated Food Survey Plan)の中に組み入れられた。

● オーストラリアとニュージーランドの税関輸入データを分析し、植物性脂肪や油の製造業者、由来製品および原産国を確認した。

● ニュージーランドの輸入業者について調査し、TFAの規格が2%を超える製品を特定した。

● オーストラリアおよびニュージーランドの通信販売製品および店頭販売製品について、製品の栄養情報表示に記載のTFA含有量を調査した。

これらの活動で得られた知見は以下の通りである。

● 輸入植物性脂肪および食用油の多くは、比較的数少ない国から輸入されている。オーストラリアでは、ほとんどがマレーシア、米国およびシンガポールから輸入されている。ニュージーランドでは、ほとんどがオーストラリア、マレーシアおよびインドネシアから輸入されている。

● TFA(関税番号1516)を含んでいる可能性が最も高い液体の植物性脂肪および食用油の輸入容量は、オーストラリアでもニュージーランドでも減少している(オーストラリアでは2015年には2012年より53%減少、ニュージーランドでは2016年には2012年より33%減少)。

● マーガリン類(関税番号1517)の輸入容量は、オーストラリアでは2015年には2012年より7.5%、ニュージーランドでは2016年には2012年より23%減少した。

● 植物性脂肪および食用油の全体の輸入容量は、オーストラリアでは2015年には2012年より9%、ニュージーランドでは2016年には2012年より13%減少した。

● NZMPIが輸入製品の規格を調べたところでは、TFAを2%を超えて含んでいる液体植物性食用油は確認されなかった。固形製品の多くではTFA含量は5%未満であったが、1製品でTFA含量の最高値が9%であったことが報告されている(マーガリンと記載)。これらの結果は、以前の分析調査と合致している。

● 情報収集活動により小売用や製造用の脂肪および食用油に表示されたTFA含量を調査したところ、それらの値が以前の分析調査における値と合致していることが示された。

結論

● TFAを含んでいる可能性がある植物性脂肪および食用油の輸入量は、オーストラリアでもニュージーランドでも、ここ数年顕著に低下している。

● 脂肪や食用油の製品規格および栄養情報表示に記載されているTFA含量は、近年(2006〜2013)実施された分析調査の結果と合致している。

● 輸入された植物性脂肪および食用油について2006〜2013年に実施された分析調査と今回の調査から、製品から食事により摂取されるTFAの量は、オーストラリアでもニュージーランドでも経時的に減少していることが示された。

● 現時点では、輸入された脂肪および植物油について、さらに分析調査を行う必要性は無いと思われる。

技術評価書の全文は以下のウェブサイトで参照できる。

http://www.foodstandards.gov.au/publications/Documents/Assessment%20of%20Trans%20Fatty%20Acids%20in%20Imported%20Oils.pdf

トランス脂肪酸の監視状況については以下のウェブサイトで参照できる。

http://www.foodstandards.gov.au/science/monitoringnutrients/Pages/Monitoring-of-trans-fatty-acids.aspx

[]サプリメントは運動やダイエットの習慣付けに役立つか?

NIH発の新情報源でダイエタリーサプリメントにまつわる混乱を整理する

Will supplements help your workout or diet routine?

New resources from NIH cut the confusion on dietary supplements.

24 January 2018

https://www.nih.gov/news-events/news-releases/will-supplements-help-your-workout-or-diet-routine

新年は新たな目標を設定する時節であり、多くの人にとってそれは減量や体調の改善であったりする。こうした目標には、栄養のある食事や規則的な運動が最もふさわしいのであるが、多くの人はそうした習慣の効果を引き上げるためにダイエタリーサプリメントに目が行ってしまいがちである。

Dietary Supplements for Exercise and Athletic Performance*1(運動能力向上のためのダイエタリーサプリメント: 食品安全情報(化学物質)No.2/ 2018(2018. 01.17)別添に消費者向けファクトシートの和訳有り)の記事では、エルゴジェニック・エイドと呼ばれるものも含め、体力や持久力を改善し、運動効率を高め、目標により早く到達させ、より負荷のかかるトレーニングへの耐性を高めると言われる製品を扱っている。

米国国立衛生研究所(NIH)ダイエタリーサプリメント局(ODS)の責任者であるPaul M. Coates医学博士は以下のように述べている。「運動能力向上を企図したダイエタリーサプリメントは、健康的な食事の代わりにはならない。ただし、運動の種類によっては役立つものもあるかも知れない。だがそうした少数のもの以外には効き目は無く、それらの中には有害なものさえある。」

ODSが作成したファクトシートには、フィットネスサプリメントにみられる20を超える成分が収載されている。それらは例えば、抗酸化物質、ビートの根、タルトチェリー、分岐鎖アミノ酸、カフェイン、クレアチン、プロテインなどである。クレアチンを例にとると、この物質は、短距離走や重量挙げのような瞬時に強い力を必要とする運動には役立つかもしれないが、長距離走や水泳などの持久力が求められる運動には役立たない。一方、ビタミンCやEといった抗酸化物質は、体全般の健康には微量が必要であるが、どのような身体運動能力をも向上させることはないと考えられる。

米国に成人の3分の2以上が太り過ぎや肥満であり、多くの人がその過剰な分を無くそうと試みている。Dietary Supplements for Weight Loss*2(減量用ダイエタリーサプリメント: 食品安全情報(化学物質)No.3/ 2018(2018. 01.31)別添に消費者向けファクトシートの和訳有り)の記事は、市場に入り乱れる製品の山から抜け出すための手引きである。

ODSの情報伝達プログラムの責任者である Anne L. Thurn医学博士は次のように述べている。「米国人は減量を促すとされるダイエタリーサプリメントに年間20億米ドル以上を費やしているが、それらが実際に効果があるという根拠はほとんど無い。また、減量サプリメントの製造業者の多くがその製品が有効で安全であるかどうかを見極める試験をヒトで行ってはいないことは知られていないであろう。」

このファクトシートには、アフリカンマンゴー、β-グルカン類、クロム、ガルシニア、緑茶、フーディア、ラズベリーケトンなど、減量用製品にみられる24の成分が収載されている。例えば、クロムは安全であり、非常に少量の体重や体脂肪の減少に役立つかもしれないが、ラズベリーケトンは安全性や有効性についてまだ十分な検討が行われていない。また、緑茶を飲むのは安全であるが、緑茶抽出物の錠剤を摂取すると、ヒトによっては肝臓障害が起きることが分かっている。

上述の2つのファクトシートは、医療関係者向けのバージョンもあり、参照文献も含めて詳述されている。また、消費者向けバージョンは英語版とスペイン語版が用意されている。ODSのファクトシート*3は、ほとんどがこのような複数のフォーマットで提供されている。

Paul M. Coates医学博士はまた、次のように述べている。「ODSは、皆さんに、皆さんを担当する医療関係者と話し合って、ダイエタリーサプリメントについての助言を受け、またODSのウェブサイト*4を訪れてこうした製品についての価値ある情報を取得することをお薦めする。皆さんはODSのリストサーブに登録して、ODSが新しい情報をウェブサイトに提示した場合に通知をうけることもできる。」

ODSは、NIHの所長直轄部門の一つであり、ダイエタリーサプリメントについての知識と理解を深めることを目的とし、米国民の生活や健康の質を高めるため、科学的な情報評価、研究の振興と支援、研究結果の発進、一般市民の啓蒙などを行っている。ODSとODSのプログラムについてのさらに詳しい情報は、ODSのウェブサイト*4で参照できる。

*1: https://ods.od.nih.gov/factsheets/list-all/ExerciseAndAthleticPerformance/

*2: https://ods.od.nih.gov/factsheets/list-all/WeightLoss/

*3: https://ods.od.nih.gov/factsheets/list-all/

*4: https://ods.od.nih.gov/

[] Optima Consumer Health Care社はアレルゲンのラベル誤表示のためグルコサミン錠剤とオメガチョイス3-6-9カプセルを回収措置

Optima Consumer Health Care recalls Glucosamine Tablets and Omega Choice 3-6-9 capsules due to incorrect allergen labelling

29 January 2018

https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2018/16867/optima-consumer-health-care-recalls-glucosamine-tablets-and-omega-choice-3-6-9-capsules-due-to-incorrect-allergen-labelling

Optima Consumer Health Care社はグルコサミン錠剤に魚、軟体動物、甲殻類が含まれ、オメガチョイス3-6-9カプセルにセサミや大豆が含まれているため回収措置。これらの製品のアレルゲンは、正しくラベル表示されておらず、魚、軟体動物、甲殻類、セサミまたは大豆にアレルギーのある人には健康に害のある可能性がある。

[]フードチェーンのEUリスク評価の透明性と持続可能性についてのパブリックコメント募集

Public Consultation on the transparency and sustainability of the EU risk assessment in the food chain

https://ec.europa.eu/info/consultations/public-consultation-transparency-and-sustainability-eu-risk-assessment-food-chain_en

グリホサートについてのEFSAの評価に疑問があるという市民請願に応えるために行われるもの

[]食品中の汚染物質やその他混入物質のリストにじゃがいもの総グリコアルカロイド(TGA)の最大量を加える変更通知

Notice of Modification to the List of Contaminants and Other Adulterating Substances in Foods to Add the Maximum Level for Total Glycoalkaloids (TGA) in Potato Tubers

2018-01-25

https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/public-involvement-partnerships/modification-list-contaminants-and-adulterating-substances-glycoalkaloids-potato-tubers.html

2017年8月4日にパブリックコメント募集を開始して75日間で意見は無かった。

そのため提案通り、ジャガイモのTGAを食品中各種化学汚染物質の最大量リストList of Maximum Levels for Various Chemical Contaminants in Foods(https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/chemical-contaminants/maximum-levels-chemical-contaminants-foods.html#a4)から規制対象となる食品中の汚染物質やその他混入物質のリストList of Contaminants and Other Adulterating Substances in Foods(https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/chemical-contaminants/contaminants-adulterating-substances-foods.html)に移し、2018年1月25日から発効する

(つまりジャガイモのTGA(アルファソラニンとアルファチャコニンの合計)は200 p.p.m.が法による規制値となる)

[]Sprague Dawley (Hsd:Sprague Dawley SD)ラットとB6C3F1/N マウスに吸入で投与したo-フタルアルデヒド(CASRN 643-79-8)の毒性試験

Toxicity Studies of o-Phthalaldehyde (CASRN 643-79-8) Administered by Inhalation to Sprague Dawley (Hsd:Sprague Dawley SD) Rats and B6C3F1/N Mice

https://ntp.niehs.nih.gov/results/pubs/shortterm/reports/abstracts/tox084/index.html

[]NTPテクニカルレポート案ピアレビューの今後の予定

Upcoming Peer Reviews of Draft NTP Technical Reports

https://ntp.niehs.nih.gov/about/org/sep/trpanel/meetings/index.html

March 26-28, 2018

携帯電話の無線周波放射線について

Peer Review of the Draft NTP Technical Reports on Cell Phone Radiofrequency Radiation

パブリックコメント募集対象となる案は2018年2月2日に投稿予定

その他

  • 永遠の若さ?ハダカデバネズミが秘密を知っているかも

Forever young? Naked mole rats may know the secret

Kai Kupferschmidt

Science 02 Feb 2018: Vol. 359, Issue 6375, pp. 506-507

(この子達はとても面白い。若返りだのいつまでも若々しくだの宣伝している化粧品やサプリにハダカデバネズミの写真をつけるといいのに。)

  • CDC長官がタバコ株購入の報道後辞任

Scienceニュース

CDC director resigns after report on tobacco stock purchase

By Meredith WadmanJan. 31, 2018 ,

http://www.sciencemag.org/news/2018/01/cdc-director-resigns-after-report-tobacco-stock-purchase

CDC長官Brenda Fitzgeraldが1月31日に突然辞任した。

Politicoの報道によると、Brenda Fitzgerald長官は世界的タバコ企業のJTの株を(1000-15000ドルの間)購入した次の日の8月9日に、タバコのヒトへの害を研究しているCDCの実験室に行った。Fitzgeraldが経済的利益相反になりそうなことはしないという倫理的同意に署名したのは2017年9月7日で、株購入の後である。CDC長官になったのは昨年7月で、2017年10月26日までJT株を保有していた。

CDCの親組織である保健福祉省は声明を発表している

「今朝CDC長官Brenda Fitzgerald博士の辞任を認めた。Fitzgerald博士はCDC長官としての責務を全うする能力が制限されるある種の複雑な経済的利益相反をもつ。こうした経済的利益相反の性質により、Fitzgerald博士は一定期間内に利益相反を脱却できなかった。

(一部の株を買っただけで辞任になるほどの、公衆衛生政策の妨げとなる世界的タバコ企業の筆頭株主が財務省なんだけど。)

  • 二人の心理学者が1000人のニュージーランド人を何十年もフォローした。子ども時代がその後の人生をどう形作るかについてどんなことがわかったかを記す。

Two psychologists followed 1000 New Zealanders for decades. Here’s what they found about how childhood shapes later life

By Douglas StarrFeb. 1, 2018 ,

http://www.sciencemag.org/news/2018/02/two-psychologists-followed-1000-new-zealanders-decades-here-s-what-they-found-about-how

1972年に始まったDunedin Multidisciplinary Health and Development Study におけるAvshalom CaspiとTerrie Moffittの仕事について。Dunedin研究は反社会的行動のリスク要因や大麻使用の長期影響といった分野で1200以上の論文を生んでいる。Dunedin研究は規模や期間の長さで最大ではないがその特長は維持率の高さである。最初のコホートの約95%が維持されている。さらにデータ収集プロセスの親密さがほかにないものにしている。

(長い記事。いろいろ略)

Moffittの言葉

「全ての人は平等には創られていない。ある人達は真に才能に恵まれ、ある人たちは最初から困難がある。そのことを認めたら、我々は社会的対応の責任から逃れることはできない。」

  • Tom Bradyの新しいダイエット本は人体の化学について奇妙な主張をする

Tom Brady’s new diet book makes some strange claims about body chemistry

Jan 27, 2018  By Julia Belluz

https://www.vox.com/science-and-health/2018/1/27/16932856/tom-brady-diet-book-body-chemistry

スーパーボウルのチャンピオンの食事は極めて健康的−彼の主張とは違う理由で

ニューイングランドパトリオットのクオーターバックTom Bradyの新しい本The TB12 Methodには「アルカリ性食品」で身体のpHを下げ、抗炎症食品で運動能力を上げる、とある。残念ながらこれらは根拠がない。彼はアルコールやグルテン、乳製品、GMO、高果糖コーンシロップ、トランス脂肪、砂糖、人工甘味料あるいは大豆、白いパン、白いじゃがいも、ケチャップや醤油などたくさんのものを避ける。他にもオリーブ油は生でしか使わず、調理には使わない。調理に使える油はココナツオイルのみ。塩はヒマラヤのピンク塩を使いヨウ素添加塩は使わない。コーヒーとカフェインも禁止。キノコも食べない、など