食品安全情報blog RSSフィード

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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2018-05-29

[]査察報告

ポルトガル―輸入管理‐文書検査

2017-6019 - Import controls-documentary checks - Portugal PT

30 October 2017

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3891

2017年3月6〜10日にポルトガルで実施されたEU境界での文書検査の管理システムを評価するための査察。概して、管轄機関と税関との間で効果的で効率の良い協調と協力が確保されている。貿易管理エキスパートシステム(TRACES)を使用し、全積送品が公的管理に提示されるようになっている。おおよそ動物由来製品の文書検査は正しく行われているが、動物生体と非動物由来食品の管理に欠点があり、全体的な輸入管理システムを弱体化している。査察した施設の衛生要件は満たされている。

[]RASFF 2018年第21週

警報通知(Alert Notifications)

英国産食品サプリメントに未承認食品添加物亜塩素酸ナトリウム(3.3 %)、ベルギー産冷凍ホウレンソウにフェンメジファム(11.4 mg/kg)、フランス産ポップコーンにアトロピン(6.60 µg/kg)およびスコポラミン(1.77 µg/kg)、スロバキア産ハーブティーにオクラトキシンA (27.57 mg/kg)、英国産オランダ経由食品サプリメントに未承認物質シネフェリン(646 mg/100ml)及び高含有量のカフェイン(15.1 g/100g)、ベトナム産冷凍子マダコにカドミウム(1.34 mg/kg)、トルコ産レーズンにオクラトキシンA (15.2 µg/kg)、ポルトガル産冷凍メカジキロインに水銀(2.4 /mg)、

注意喚起情報(information for attention)

デンマーク産チルドアンチョビフィレにヒスタミン(最大 295 mg/kg)、イタリア産チルドイワシにヒスタミン(423 mg/kg)、モロッコ産生きたカタツムリにクロルピリホス(0.028 mg/kg)、インド産バスマティ米にチアメトキサム(0.091; 0.11 mg/kg)および未承認物質メタミドホス(0.025; 0.033 mg/kg)・アセフェート(0.026 mg/kg)・カルベンダジム(0.055; 0.084 mg/kg)・トリシクラゾール(0.38; 0.64 mg/kg)、ニカラグア産鳥餌用ピーナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 34.8 µg/kg)、スペイン産飼料用魚肉に反芻動物のDNAの存在、フランス産チルドメカジキに水銀(2.33 mg/kg;1.72 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

ペルー産イタリア経由オリーブオイル漬アンチョビフィレの入ったガラス瓶の蓋からのDEHP -フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)の溶出(2.1 mg/kg)、スロベニア産飼料用シカとクマの肉に鉛(13.7; 15 mg/kg)、産出国不明パプリカ粉にオクラトキシンA(31 µg/kg)(届け出国: ドイツ)、

通関拒否通知(Border Rejections)

インド産乾燥全形トウガラシにアフラトキシン(B1 = 20.0 µg/kg)、レバノン産スライスした酢漬けのカブで着色料アゾルビン(E122) (5 mg/kg)の未承認使用、ブラジル産ピーナッツにアフラトキシン(B1 = 3.6 µg/kg)、中国産殻付きピーナッツにアフラトキシン(B1 = 25.1; Tot. = 27 / B1 = 128.3; Tot. = 143.3 µg/kg)、トルコ産ピスタチオにアフラトキシン(B1 = 40.80 µg/kg)、中国産ピーナッツにアフラトキシン(B1 = 2.6; Tot. = 2.6 µg/kg)、アゼルバイジャン産ヘーゼルナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 14.6; Tot. = 18 µg/kg)、エジプト産ピーナッツにアフラトキシン(B1 = 15.87; Tot. = 19.21 µg/kg)、ウクライナ産飼料用菜種にダイオキシン(2.82 pg WHO TEQ/g)、アルゼンチン産ピーナッツにアフラトキシン(Tot. = 4.2 µg/kg)、ベトナム産チリペッパーにクロルピリホス(0.1 mg/kg)、米国産ピスタチオにオクラトキシンA (460, 440 µg/kg)、イラン産ピスタチオにアフラトキシン(B1 = 24 µg/kg)、アラブ首長国連邦産乾燥レーズンにオクラトキシンA (16 µg/kg)、モロッコ産生きたカタツムリにクロルピリホス(0.024 mg/kg)、インド産冷凍インドイカ(Loligo duvauceli)にカドミウム(1.5 mg/kg)、パキスタン産バスマティ米にアフラトキシン(B1 = 5.13 µg/kg)、トルコ産ヘーゼルナッツにアフラトキシン(B1 = 9.1 µg/kg)、

[]欧州委員会、食品の主成分の原産地表示に関する新しい規則を採択

Commission adopts new rules on labelling origin of primary ingredients in food

May 28, 2018

http://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-specific-archive-issue.cfm?newsletter_service_id=327

この規則は、高い透明性を確保しながら、EU市民に食品の明確な産地情報を提供するためのものである。消費者に対する食品情報の提供に関する規則(FIC)に基づき、主成分の原産地は、それが食品の産地と異なる場合、消費者を惑わすことなくそうした情報の提示を統一するため、表示しなくてはならない。様々な食品加工法があることを考慮してある程度の融通性は設けられる。規則は2020年4月1日から実効化される。

[]飼料中のフモニシン類、それらの修飾型(modified forms)および潜伏型(hidden forms)の存在に関連する動物の健康におけるリスク

Risks for animal health related to the presence of fumonisins, their modified forms and hidden forms in feed First published in the EFSA Journal: 25 May 2018

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5242

フモニシンは、主にFusarium verticillioidesおよびF. Proliferatumによって産生されるマイコトキシンで、特にトウモロコシなどの穀物に主として発生する。EFSAは欧州委員会から、飼料中のフモニシン類、それらの修飾型(modified forms)および潜伏型(hidden forms)が関連する動物の健康へのリスクに関し、科学的意見を求められた。飼料中に最も一般的に見られるフモニシン類の種類は、フモニシンB1 (FB1)、FB2およびFB3であり、そのためこれらは評価の対象に入れられた。FB1、FB2およびFB3は、同じ作用機序を有し、毒性学的プロファイルや効力も同等であると考えられていた。フモニシン類に関してはEFSAのCONTAMパネルが、ウシ、ブタ、家禽(ニワトリ、アヒルおよびシチメンチョウ)、ウマにおける無毒性量(NOAELs)を、魚類およびウサギにおける最小毒性量(LOAELs)を特定している(魚類についてはコイの値を外挿)。ヒツジ、ヤギ、イヌ、ネコおよびミンクについては、リスク評価の基準点が特定できなかった。食餌性暴露量は、FB1、FB2およびFB3に関し、18,140件の飼料検体から推算された。これらの検体は、フモニシン類が存在する可能性がある飼料用農作物の多くを代表するものであり、2003〜2016年の間に欧州の19ヶ国から集められたが、それらの多くは4加盟国から得たものであった。“hidden forms”の存在の可能性を考慮して、汚染実態データに1.6という追加の係数が適用された。この係数の値は文献に由来する。フモニシン類の”modified forms”については、汚染実態についても毒性についてもデータが確認されておらず、そのためこの評価には含めなかった。推定平均暴露量に基づくと、FB1、FB2ないしはFB3を含む飼料による健康への有害影響のリスクは、反芻動物では非常に低く、家禽、ウマ、ウサギおよび魚類では低く、ブタでは懸念となる可能性が認められた。同様の結論がFB1、FB2およびFB3とそれらの“hidden forms”を合わせて評価した場合にも導かれた。ただしこの場合、ブタにおける健康への有害影響のリスクは懸念されると判断された。

[]意見等

  • 食品および飼料用遺伝子組換えトウモロコシ4114株の規則(EC) No 1829/2003に基づく評価

Assessment of genetically modified maize 4114 for food and feed uses, under Regulation (EC) No 1829/2003 (application EFSA-GMO-NL-2014-123)

First published in the EFSA Journal: 24 May 2018

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5280

トウモロコシ4114株はAgrobacterium tumefacienを介して形質転換を行った遺伝子組換え(GM)株である。Bacillus thuringiensis由来のCry1F、Cry34Ab1およびCry35Ab1タンパク質を発現することにより、鱗翅目および鞘翅目の害虫に抵抗性を示す。また、Streptomyces viridochromogenes由来のPATタンパク質を発現することにより、除草剤の有効成分であるグルホシネートアンモニウムに耐性を示す。分子特性データからは、食品や飼料の安全性に関する評価が求められるような問題は認められなかった。4114株とnon-GM対照株との間で認められた組成、栽培および表現型上の相違は、いずれも更なる評価を必要とさせるものではなかった。潜在的な毒性、および新しく発現したCry1F、Cry34Ab1、Cry35Ab1およびPATタンパク質のアレルゲン性に関する懸念は無く、GMにより4114株の全般的なアレルゲン性に有意な変化が生じたという証拠も認められない。4114株から得られた食品や飼料の栄養価は、non-GM品種から得られたものと同等であり、市販後モニタリングは必要ないと判断される。4114株の生きた穀粒が偶発的に環境に放出されても、環境の安全に懸念は生じない。市販後環境モニタリング計画および報告間隔は、4114株に企図された使用法を踏まえたものになっている。GMOパネルは、トウモロコシ4114株は、この申請の範囲において、non-GM対照株やnon-GM参照品種と比べても、ヒトや動物の健康への影響および環境への影響に関し、同様に安全であると結論付けた。

  • Corynebacterium glutamicum KCCM 10741P株を用いた発酵により生産された全動物種向けL-アルギニンの安全性および有効性

Safety and efficacy of L-arginine produced by fermentation using Corynebacterium glutamicum KCCM 10741P for all animal species

First published in the EFSA Journal: 25 May 2018

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5277

L-アルギニンは、多くの哺乳類の成獣では非必須アミノ酸であると考えられているが、鳥類、魚類、そしておそらく爬虫類や真正肉食動物では必須のアミノ酸である。この評価の対象は、Corynebacterium glutamicumの非遺伝子組み換え株(KCCM 10741P株)による発酵で生産したL-アルギニンである。全動物種および成育群に混餌投与もしくは飲水投与することが企図されている。生産菌株の種の特性は確認されており、当該菌株はEFSAが規定する閾値より低い濃度の抗生物質に対し感受性を示す。したがって、C. glutamicum KCCM 10741P株は、QPS(安全性適格性推定)アプローチによると、安全であると推定される。最終製品にC. Glutamicumの生細胞は全く検出されない。生成される物質の99.8%が同定可能で、懸念のある不純物は検出されなかった。この菌株によって生産されたL-アルギニンは、適切な分量で食餌に補給した場合、対象動物種において安全であり、また消費者や環境にも安全である。この菌株によって生産されたL-アルギニンは、皮膚や眼に腐食性を示すと考えられ、そのため吸入によりリスクが引き起こされる。この添加物は、全ての動物種にとって、有効なアルギニン源となる。この補給されるL-アルギニンが反芻動物でも非反芻動物におけるのと同様の有効性を示すためには、第一胃における微生物分解を防御する必要がある。

  • Escherichia coli NITE BP-02186株を用いた発酵により生産された全動物種向けL-アルギニンの安全性および有効性

Safety and efficacy of L-arginine produced by fermentation with Escherichia coli NITE BP-02186 for all animal species First published in the EFSA Journal: 25 May 2018

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5276

L-アルギニンは、多くの哺乳類の成獣では非必須アミノ酸であると考えられているが、鳥類、魚類、そしておそらく爬虫類や真正肉食動物では必須のアミノ酸である。L-アルギニンの産生が強化されるように遺伝子組換えを行ったEscherichia coli NITE BP-02186株による発酵で生産されたL-アルギニンは、全動物種および成育群に混餌投与もしくは飲水投与することが企図されている。この製品は、評価において、生産菌株の遺伝子修飾に関連した安全性への懸念を生じることはなかった。この製品を栄養添加物として、適切な分量で食餌に補給した場合、対象動物種において安全である。L-アルギニンを香料添加物として飼料に使用しても、何らかの懸念が生じることは考えにくい。この製品を飼料添加物として評価を受けたとおりの用法で使用した場合、消費者にリスクを生じることはないと考えられる。この製品は、皮膚や眼に刺激性を示さず、皮膚感作性も無い。エンドトキシン活性が示される懸念は無いが、入手された暴露データおよび毒性データによると、この添加物は使用者に吸入によるリスクを生じる可能性がある。この添加物を動物の栄養補給に利用しても、環境へのリスクは生じない。この添加物は、全ての動物種にとって、有効なアルギニン源となる。L-アルギニンは、動物への栄養付与において香味成分として使用した場合に有効性を示すと考えられる。

[]安全性助言

Hypnotic poisom capsules

23 May 2018

http://www.tga.gov.au/alert/hypnotic-poisom-capsules

表示されていないシブトラミンフェノールフタレインを含む。

(クリスチャンディオールの香水とはmとnが違う)

[]GE植物品種由来食品についてのバイオテクノロジー相談

Biotechnology Consultations on Food from GE Plant Varieties

https://www.accessdata.fda.gov/scripts/fdcc/index.cfm?set=Biocon&id=IR-00GR2E-5

GR2Eコメ(ゴールデンライス)

Letter

May 24, 2018

https://www.fda.gov/downloads/Food/IngredientsPackagingLabeling/GEPlants/Submissions/ucm608797.pdf

βカロテン以外は市販のコメと同様であるというIRRIの結論に疑問無し

[]論文

  • あたらしい研究が有害な量を検出したため「グルテンフリー」表示には注意

Warning about 'gluten-free' claims as new study finds potentially harmful levels

May 28 2018

https://www.afr.com/news/warning-about-glutenfree-claims-as-new-study-finds-potentially-harmful-levels-20180528-h10m8h

Medical Journal of Australiaに発表された研究によると、メルボルンで販売されている「グルテンフリー」料理を127の事業者から158検体分析した。FSANZの表示規制に従っていないのは9%、14検体だった。そのうち9検体は20 ppm以上グルテンを含む

さらに事業者のスタッフにFSANZのガイドラインについての知識を尋ねたところ、よく知っていたのはたった10%だった。良い知らせとしては前の年より法令順守率が上がっている。

  • HPVワクチンと自己免疫疾患リスクに関連はない:CMAJの研究

No link between HPV vaccination and risk of autoimmune disorders: Study in CMAJ

28-May-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-05/cmaj-nlb052318.php

  • 最も人気のあるビタミンやミネラルサプリメントは健康上の利益はない、研究が発見

Most popular vitamin and mineral supplements provide no health benefit, study finds

28-May-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-05/smh-mpv052518.php

Journal of the American College of Cardiologyに発表された系統的レビュー。よく使われているビタミンやミネラルサプリメント(マルチビタミン、ビタミンC、カルシウム、ビタミンC)には心血管系疾患、心臓発作、脳卒中、あるいは早期死亡を予防する一貫した利益はない。害も無いようだ。

葉酸のみが心血管系疾患と脳卒中リスク削減に役立つ可能性があった。一方ナイアシンと抗酸化物質はなんらかの原因による死亡リスクを増やすことを意味する極めて小さな影響があった。

「これらの知見は、人々は自分が使用しているサプリメントについて意識すべきであり、医師に助言された特定のビタミンやミネラル欠乏症の場合のみ使用するようにすべきであることを示唆する」「これまでサプリメントが健康的食事より良いという研究はひとつもない」

Limiting global warming could avoid millions of dengue fever cases

28-May-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-05/uoea-lgw052518.php

PNAS。地球の気温上昇を1.5度に留めることでラテンアメリカとカリブ地域のみで年間330万例のデング熱が避けられる。3.7℃の上昇は750万の症例増加と予想されている。

(温暖化で現在あまり症例のないところに拡大すると予想されているので)

その他

  • 欧州肥満学会で発表されたミルクと乳製品摂取と子どもの肥満についての学会要旨(未発表)への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to conference abstract (unpublished work) on milk and dairy consumption and childhood obesity, presented at the European Congress on Obesity

May 25, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-conference-abstract-unpublished-work-on-milk-and-dairy-consumption-and-childhood-obesity-presented-at-the-european-congress-on-obesity/

King’s College London栄養科学講師Nicola Guess博士

詳細がないので方法について判断できない。RCTと観察データを検討したように見える。

このデータは乳製品が子どもの体重増加や肥満に関連しないというますます増える文献を支持する。かつてはチーズなどの乳製品の脂肪が体重や心血管系疾患に寄与すると考えられていたがより新しい、よりしっかりした研究では中立であることが示唆されている。さらに乳製品は重要な栄養源である。特に子どものカルシウム摂取にとっては。

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

学会ポスターなのでデータが限られ、ピアレビューもされていない。これがどれだけしっかりした研究なのか判断できない。しかし他の根拠からミルクやヨーグルトが子どもの肥満に関連しないことを知っている。フルファットチーズについてはそれほど確実ではないが、それでも適度(1日28gまで)なら肥満とは関連しないだろう。しかしクリームとバターにはあてはまらない。一般的に低脂肪乳やヨーグルトやチーズは子どもに薦められる食品である。砂糖の多いフレーバーミルクについては議論がある。米国では学校でフレーバーミルクを禁止したらミルクの摂取量に悪影響があった。この学会発表は既にわかっていることと一致しているようだ。

  • 欧州肥満学会で発表された「肥満パラドクス」についての学会ポスター(未発表)への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to four conference posters (unpublished work) on the ‘obesity paradox’, presented at the European Congress on Obesity

May 25, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-four-conference-posters-unpublished-work-on-the-obesity-paradox-presented-at-the-european-congress-on-obesity/

Bristol大学MRC統合疫学ユニット上級協力研究員David Carslake博士

特定の患者群ではBMIが高いことと生存率が関連することについてのしっかりした根拠を示した興味深い研究である。ただしそのような関連はBMIが高いことが生存率の高さの「原因」では必ずしもないことを忘れずに。これを根拠にBMIについての助言を変更することは賢明ではないだろう

SMC NZ

Chief scientist reports on meth-contaminated houses – In the News

May 29th, 2018.

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/05/29/chief-scientist-reports-on-meth-contaminated-houses-in-the-news/

首相の主任科学アドバイザーPeter Gluckman卿が新しい報告書でメス汚染住居に関する恐怖の嘘を暴き、製造業者が疑っていない家の検査レベルを上げることを勧めた

この報告書は住居と都市開発大臣Phil Twyfordの委託したもので家の表面にある残留メタンフェタミンについて健康リスクや、健康リスクに基づいた検査や修復に関する助言、メタンフェタミンが製造されたところと吸入されたところとの違いについて検討している。

重要な知見は、メスを作った場合には一連の有害化合物が関係し、そのため検査と洗浄が勧められている。メタンフェタミンが残留していることは、洗浄が不十分であることの指標であり、メタンフェタミンそのもののリスクが問題なわけではない。

メタンフェタミンを合成していたという疑いがない場合には予防的アプローチにより高頻度吸入由来の汚染を同定するための検査のレベルを上げることを推奨している。

Peter卿は記者会見で「家に関しては、メスよりカビの方がはるかに危険である」という。

「多くの人々が明確な科学的情報無しに、痕跡程度でもメタンフェタミンの存在を健康リスクになると想定している。メタンフェタミンの受動使用での有害影響の医学的根拠はない」

  • Marc Brazeauによる4部作

農業に関する意見がますます両極端に分かれて政治的なものになって行く中で不幸なことがおこる。有機農業推進団体による農薬の恐怖を煽る戦略と消費者の有機農業は全く農薬を使っていないという誤解に対抗しようとして、一部の人たちが有機農業の方がより危険な農薬をより多く使っていると主張している。それは違う。どうしてそうなったのかを追求した長い記事

特に大規模有機農業&慣行農業の現場に行って報告しているところは力作。有機農業にとって雑草が一番厄介で環境負荷が高い

○農業は慣行農業より実際には農薬を多く使う?近くすらない

Do organic farmers really use more pesticides than conventional farmers? Not even close

May 21, 2018

https://geneticliteracyproject.org/2018/05/21/do-organic-farmers-really-use-more-pesticides-than-conventional-farmers-not-even-close/

○有機農業は慣行農業より農薬を多く使うという神話につながる4つのこと

4 things that led to the myth that organic farmers use more pesticides than conventional farmers

May 22, 2018

https://geneticliteracyproject.org/2018/05/22/4-things-myth-that-organic-farmers-use-more-pesticides-than-conventional-farmers/

○有機果樹園、ブドウ園、生鮮農産物の畑での農薬使用シーンの背景

A behind the scenes look at pesticide use in organic orchards, vineyards and fresh produce

May 23

https://geneticliteracyproject.org/2018/05/23/a-behind-the-scenes-look-at-pesticide-use-in-organic-orchards-vineyards-and-fresh-produce/

○神話否定が間違った方向に:どこから「危険な」オーガニック農薬神話が始まったか

Mythbusting gone wrong: How the 'dangerous' organic pesticide myth began

May 24,

https://geneticliteracyproject.org/2018/05/24/mythbusting-gone-wrong-how-dangerous-organic-pesticide-myth-began/

  • あなたは食の冒険家?死ぬ可能性のある料理7つ

Are you an adventurous eater? Here are 7 dishes that can kill you

By Jelisa Castrodale |

https://eatsiptrip.10best.com/2018/05/28/are-you-an-adventurous-eater-here-are-7-dishes-that-can-kill-you/

・sannakji(韓国の生きたタコを食べる料理。毎年数人が窒息死)

・フグ(日本)

・アキー(ジャマイカ。完全に熟さないと毒)

・Casu Marzu(イタリアのウジ虫チーズ。ウジ虫は生きたまま食べるので消化中に死なないと危険)

・Koi Pla(タイの生魚のたたき。寄生虫による胆管がん)

・Fesikh(エジプトの乾燥塩漬け魚。ボツリヌス中毒)

・ホットドッグ 何故、と思った人は小さい子どもがいないのだろう、三才以下の食品による窒息原因ナンバーワン

Fentanyl Bust In Nebraska Seizes 118 Pounds Of Opioid Drug Enough To Kill 26 Million People

27 May 2018,

http://www.techtimes.com/articles/228700/20180527/fentanyl-bust-in-nebraska-seizes-118-pounds-of-opioids-enough-to-kill-26-million-people.htm

ネブラスカ州で過去最大のフェンタニル押収

定期の交通検問で疑わしいセミトラックを発見、調べたところ違法薬物が隠されていた。最初コカインだと思ったが検査の結果フェンタニルだった。危険性を考慮してすぐには調べず慎重に分析に依頼した。

  • 「ゴキブリミルク」が最新流行のスーパーフード

'Cockroach milk' is latest superfood trend

Monday, May 28, 2018

http://abc11.com/food/cockroach-milk-is-latest-superfood-trend-/3530209/

アーモンドミルクや豆乳をゴキブリミルクに代える準備はできている?

専門家によるとゴキブリが作る希なミルク結晶がヒトの健康に良く、この知見がスーパーフード熱狂者から注目されている。ただしその結晶をもつゴキブリはあなたの家にはいないだろう、Pacific Beetleゴキブリしか作らないので

  • ウェルネスワールドの新しいお気に入りドリンクはCBDコーヒー

CBD Coffee Is the Wellness World's New Favorite Drink

By Melissa Malamut May 28, 2018

https://www.bonappetit.com/story/cbd-coffee

でも全てのCBDが同じではなく合法かどうかも違う

ニューヨークのBushwickにあるコーヒーショップ、Caffeine Undergroundではラテやエスプレッソや多様なミルク(オート麦、アーモンド、マカダミア)とたくさんの「健康」オプション(カバティー、防弾スタイルコーヒー、活性炭入り)があるがユニークなのはCBDコーヒーである。

  • 「ホメオパシー」エボラ治療薬としてMP3ファイルを売っている医者が激しく批判される

A Doctor Is Being Slammed For Selling MP3 Files as a 'Homeopathic' Cure For Ebola

PETER DOCKRILL 28 MAY 2018

https://www.sciencealert.com/california-doctor-slammed-for-selling-mp3-files-as-cure-for-ebola-homeopathy-md-hand-sound

それからブタインフルエンザ、SARS、コレラ等々。

進歩した特許申請中のホメオパシー技術を使ったeRemedy(電子レメディ)というものをMD In Your Handというウェブサイトで売っている、スタンフォードで訓練を受けたWilliam Edwin Gray III医師。カリフォルニアでホメオパシーを行っていてこれらeRemedyは5ドル。カリフォルニア医事当局が訴えたことで注目されている

Would Rachel Carson eat organic?

May 24, 2018

Robert Paarlberg Adjunct Professor of Public Policy, Harvard University

https://theconversation.com/would-rachel-carson-eat-organic-94967

レイチェル・カーソンは1907年5月27日生まれで、1962年の本「沈黙の春」で近代的環境運動を生んだが、自分のことはあまり話さない人だった。しかし一度取材者が「あなたは何を食べますか?」と聞いたとき彼女の皮肉たっぷりの答えは「みんなと同じ塩素化炭化水素類」と答えた。これはDDTのような化合物群を指している。カーソンは「沈黙の春」の出版の18か月後にがんで死亡しているが、このベストセラーの影響力は長く続いている。議会は1970年にEPAを作り、EPAは2年後にDDTの農業使用を禁止した。

多くのオーガニック団体や企業が「沈黙の春」は現代の有機農業運動も始めたと主張するが実際には違う。有機農業運動は1924年に神秘主義哲学者Rudolf Steiner.に主導されてオーストリアで始まっている。有機農業では合成化合物を一才使わないがカーソンはそれは不必要に厳しいと知っていた。カーソンが好んだのは農薬の節度ある使用であって完全な排除ではない。そして合成肥料の賢明な使用に反対していない−有機農業では禁止されているが。

「沈黙の春」がセンセーショナルなベストセラーになったとき、有機農業提唱者達は最初はどう反応しようか悩んだ。当時のアメリカの有機農業運動の主導者J. I. Rodaleはカーソンに嫉妬した、なぜなら20年も前に同じようなことを言っていたのに注目されなかったから。彼はまたカーソンに対して殺虫剤と同じように化学肥料もとりあげないことを叱責もしている。Rodaleの息子Robertも父親の見解を共有し、カーソンが有機農業の厳格な決まりを全て取り入れていないと思ったが、彼女を支持者にしたいという誘惑には勝てず、彼女の本を有機農業の視点からの最高傑作と呼んだ。

しかしカーソンは意図的に有機農業コミュニティーからは距離をとった。有機農業団体のためにスピーチをするのは断り、J. I. Rodaleが一緒の場で話すことを知ったときにはキャンセルさえしている。カーソンは科学的訓練を受けていないRodaleを「エキセントリック」だと考えていた。実際Rodaleはそうだった。ポリオのワクチンを疑って食事で治そうとし、人工的に軟水化した水を飲むとがんになると主張していた

(以下米国の有機農業の統計等含む長い記事。最終的には有機農業の拡大は環境に有害であろうと結論)