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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2018-07-10

[]RASFF 2018年第27週

警報通知(Alert Notifications)

韓国産乾燥海藻でヨウ素高含有(373.5 mg/kg)、オランダ産ピスタチオナッツにオクラトキシンA (430 µg/kg)、フランス産生きたホンタマキガイに下痢性貝毒(DSP) (346 µg/kg)、ドイツ産乾燥アプリコットで亜硫酸塩非表示(1500 mg/kg)、中国産スイス及びスロバキア経由プラスチック皿セットからのホルムアルデヒド(15.98; 17.9 mg/kg)およびメラミン(3.8; 4.5 mg/kg)の溶出、中国産オランダ経由竹製ボウルからのホルムアルデヒドの溶出(18.75 mg/item)、インド産未承認新規食品ビンロウの実、

注意喚起情報(information for attention)

トルコ産飼料用ベントナイトに鉛(31 mg/kg)、ブラジル産湯がいた玄米に未承認物質トリシクラゾール(0.092mg mg/kg)、スペイン産飼料用家禽の羽毛粉及び血粉に反芻動物のDNAの存在、ロシア産食品サプリメントで未承認照射、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

ロシア産リコリスシロップに未承認ソルビン酸(E200)(22.4 mg/kg)、英国産食品サプリメントでクルクミン高摂取量(最大 285 mg/日)、モルドバ産チェコ共和国経由ハーブティーに未承認新規食品成分クワの葉、オーストリア産煎ったスパイシー粒状トウモロコシで着色料ポンソー4R/コチニールレッドA(E124)の未承認使用(81 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

インド産ピーナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 67.6 µg/kg)、トルコ産ペッパーにホルメタネート(0.127 mg/kg)、中国産湯がいたピーナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 3.4; Tot. = 4 µg/kg)、米国産アーモンドにアフラトキシン(B1 = 24 µg/kg)、中国産ランチボックスからのDEHP−フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)の溶出(13.9 mg/kg)、アルゼンチン産ピーナッツ穀粒にアフラトキシン(B1 = 32; Tot. = 44 µg/k)、中国産殻付きピーナッツにアフラトキシン(B1 = 66.81; Tot. = 75.45 µg/kg)、トルコ産煎った角切りヘーゼルナッツにアフラトキシン(B1 = 10.98 µg/kg;B1 = 20.1; Tot. = 23.7 µg/kg)、中国産ナイロン製食品トングからの一級芳香族アミンの溶出(0.040 mg/kg)、米国産アーモンドにアフラトキシン(Tot. = 24 µg/g)、

[]食品と飼料に用いられるナノテクノロジーに関する新ガイダンス

New guidance on nanotechnologies in food and feed

4 July 2018

http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/180704

EEFSAはナノサイエンスやナノテクノロジー適用事案の安全性をどのように評価するかについてガイダンスを発表した。このガイダンスには、必要とされる検査の種類や適用できる手法についての実用的な提案が収載されている。

EFSAでリスク評価を担当する科学者であるReinhilde Schoonjans氏は、以下のように述べている。「このガイダンスは、申請者にはナノテクノロジー関連の申請書類を完成するのに必要とされるツールを提供し、EFSAなどのリスク評価者には、そうした技術の安全性を評価するための適切なツールを具備させるものになっており、まさに今求められているものである。」

このガイダンス文書は、ヒトと動物の健康の安全性評価に焦点を絞っており、3ヵ月間のパブリックコメント募集で受け取った全てのコメントを考慮に入れて、最終案が作られている。

このガイダンスは、新規食品、食品と接触する物質、食品及び飼料添加物、農薬などの分野を対象とし、全ての関連団体、特にリスク評価者、リスク管理者および申請者向けに作られている。

このガイダンスはこのあと、2019年末までに終了の予定で、試験的運用段階に入る。

2019年には2つ目のガイダンスの作成が進められ、こちらでは食品および飼料チェーンにおけるナノサイエンスとナノテクノロジー適用事案についての環境リスク評価に焦点が当てられることになっている。

ガイダンス本文は、以下のウェブサイトから閲覧できる。

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5327

[]食品酵素:EFSA、自分で暴露推定ができるツールを稼働開始

4 July 2018

Food enzymes: EFSA launches DIY exposure tool

https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/180704-0

EFSAは、様々な食品加工工程で使用される食品酵素への慢性食事暴露を推定するためのツール、食品酵素摂取モデル(FEIM)を発表した。

FEIMは、EFSAの食品と接触する物質、酵素、香料、加工助剤に関するパネル(CEFパネル)が2016年に推奨した方法論に従っている。加盟国が収集し、EFSAの包括的欧州食品摂取データベースに保存されている実際の食品摂取データを基にして開発された。

取扱が簡単なツールなので、申請者、リスク評価者、およびリスク管理者は、焼き、醸造などのそれぞれの食品製造工程で使用される食品酵素への食事暴露を推定しやすい。このツールは、EFSAの「知識の交差点(Knowledge Junction)」から利用でき、より工程特異的な算出プログラムが作成されてくるため、毎年更新される予定である。

  • FEIM (Food Enzyme Intake Model: 食品酵素摂取モデル)ツールへのリンク

www.efsa.europa.eu/en/applications/foodingredients/tools

[]支援文書

  • 補完データを踏まえたオキサチアピプロリンの農薬リスク評価に関する加盟国、申請者、EFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for oxathiapiprolin in light of confirmatory data

5 July 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1434

評価の対象とされた典型的な使用法は、べと病病原菌(Plasmopara viticola)抑止のための食用ブドウおよびワイン用ブドウへの散布と、疫病菌(Phythophthora infestans)抑止のためのジャガイモ、トマトおよびナスへの散布である。この報告書には、報告担当加盟国のアイルランドが主宰した意見募集の結果の概要、および個別に受け取ったコメントについてのEFSAの科学的見解と結論が提示されている。

  • EFSAの分野横断的ガイダンスの一連の流れ

EFSA cross-cutting guidance lifecycle

5 July 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1446

この文書は、EFSAの分野横断的ガイダンス文書の一連の流れを説明するものである。分野横断的ガイダンス文書は、2つ以上のパネルが取り扱う科学分野に影響を与える領域において横に広がる性質の事柄を扱うものである。分野横断的ガイダンス文書を策定する目的は、EFSAにおける食品および飼料の安全性リスク評価を整合の取れたものにすることである。この文書は、分野横断的ガイダンス文書の必要性の確認、ガイダンス文書の新規作成、実行、レビュー、および改訂の手順を概説している。

[]クルミが糖尿病を予防するという根拠はない

Behind the headlines

No proof walnuts prevent diabetes

Monday July 2 2018

https://www.nhs.uk/news/diabetes/no-proof-walnuts-prevent-diabetes/

「1日大匙3杯のクルミを食べると2型糖尿病の発症する可能性が半分になる」とMail Onlineは報じている。この記事は、カリフォルニアクルミ協会から一部資金提供を受けて実施された研究に関するものである。

研究者は、大規模な米国の健康・栄養調査に由来する既存データを検討した。彼らは、1999年から2014年に行われた8つの調査の結果を集め、3万4千人におけるナッツ類の食習慣を調べた。彼らはまた、この同じ集団の人が糖尿病を罹患しているかどうかも調べた。

過去24時間にナッツ類を食べたと答えた人は、ナッツ類を全く食べなかったと報告した人に比べると、糖尿病の罹患率が約半分であったということが判明した。

しかしこの研究にはいくつかの欠点がある。被検者の分析は一時点だけでしか行われておらず、クルミの摂取と糖尿病との間に関連性があるとしても、それがどのような方向のものなのかを決定するのは難しい。例えば研究では、クルミを食べることが糖尿病の予防になっているのか、あるいは糖尿病の患者ではクルミの摂取がより少なくなっているのかが判然としない。

多くの健康要因やライフスタイル要因が全体像を複雑にしていると考えられる。クルミを食べる人は全般的により健康的な食事をするだろうし、そのため糖尿病になる可能性も低くなるであろう。しかし、研究者は他の食事要因を考慮していないので、これが当てはまるかどうかは判らない。

全体としてこの研究は、糖尿病がクルミを食べることで予防できるという十分なエビデンスを示しているわけではない。しかしながら、ナッツ類はいずれの種類でも、健康的でバランスの取れた食生活の一部を形成する可能性がある。

[]コーヒーが早期死亡のリスクを減らす可能性を示す研究がさらに発表された

Another study finds coffee might reduce risk of premature death

Tuesday July 3 2018

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/another-study-finds-coffee-might-reduce-risk-premature-death/

「コーヒーをもう1杯飲もう!1日に6杯飲むと早期死亡のリスクが16%減る可能性がある。」と、Mail Onlineは報道している。この見出しは、コーヒーの摂取と死亡のリスクの関連を評価することを目的とした、米国主導で実施されたが英国人を対象とした研究に基づいている。

過去、医療専門家の中には、興奮や不眠につながり得るという理由で、カフェイン入りコーヒーを多量摂取しないよう警告する者もいた。

しかし、いくつもの研究が、昨年に我々が調べた最新の研究も含め、コーヒーの摂取が病気や死亡のリスクを低下させることに関連があるということを示している。

こうした背景に基づき、研究者は、約50万人の英国の成人に関するデータを調べた。これには遺伝学的データも含まれた。それは、特定の遺伝子に変異があると、カフェインの分解(代謝)速度に影響が及ぶことが、これまでの研究によって示唆されているからである。

本研究では、コーヒーの摂取は全般的に死亡のリスクを減らすことと関連があることが判明した。カフェインの代謝が平均より早いまたは遅いことを示す遺伝子を持っているかどうかで違いは生じなかった。

ただし、結果は大局的にみる価値がある。例えば、1日1杯未満のコーヒー摂取の場合、死亡リスクは6%低減しており、6〜7杯の摂取では死亡リスクが16%低減している。この差は小さすぎると考え、毎日より多量のコーヒーの摂取を正当化できないとする人もいるであろう。

これらの潜在的メリットは、コーヒーがカフェイン入りの場合でもカフェイン抜きの場合でも同等であった。したがって、夜よく眠るために、夜はもっぱらデカフェにしようと思われるかもしれない。

[]オランダにおける食品からの残留植物保護製品への累積暴露

Cumulative exposure to residues of plant protection products via food in the Netherlands

06-07-2018

https://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2018/juli/Cumulative_exposure_to_residues_of_plant_protection_products_via_food_in_the_Netherlands

甲状腺に影響する可能性のあるものと神経系に影響する可能性のあるものを含む。甲状腺については影響する可能性はありそうになく、神経系についてはリスクが排除できない。理由は計算された暴露量と安全とみなされる量の差が比較的小さいからである。実際の暴露量はほとんどの場合計算された量よりもっと低い。

累積評価グループに分類してNOAEL や BMDLをもとにした相対強度係数をわりあてる

食品の摂取量は国民摂取量調査のデータを用いる

残留データはオランダ人がよく食べる30の農作物、そのうち28はEU協調計画に含まれている。EU協調計画とオランダモニタリング計画で分析したデータを用い、RASFF通知や監視強化対象は除外。最小検査数は10に設定しそれ以下では調整。農作物から食品への換算はオランダ食品換算モデルを使う。そのまま食べるもの(リンゴや梨やキュウリなど)はそのまま。ピザの場合、まず小麦粉、タマネギ、トマトといった成分に分割。しれから換算係数を用いて生の原材料に変換。

左側打ち切りデータ(検出限界以下)については、農薬の使用頻度データがあれば使う。

例えばその農薬をリンゴの10%に使っているのであれば10%に対して1/2LOQをわりあて残り90%はゼロとみなす。使用データがない場合には検出頻度で代用する

暴露評価は確率論的アプローチ(モンテカルロリスク評価ソフト8.2)

リスクを評価するためにはNOAELとの暴露マージンを使用

99、99.9、99.99パーセンタイルでMOEを評価したところ99.99パーセンタイルの一部がMOE 100以下、99.9パーセンタイルで100より少し大きいだけになった。これを「神経系についてはリスクが排除できない」と評価

神経影響で寄与が大きいのはほうれん草のピリミカルブ、現在MRLは引き下げられている

(MOE 100以上なら問題なし、でいいと思うのだが。RIVMはいつも農薬にだけ一桁くらい厳しいパーセンタイル使う)

[]健康と農地の近くに明確な関連はない

No clear links between health and proximity of agricultural plots

06 July 2018

https://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Common_and_Present/Newsmessages/2018/No_clear_links_between_health_and_proximity_of_agricultural_plots

一般的に農地の近くと健康の間に明確な関連はない。むしろ農地の近くに住む人の方が遠くに住む人より少しだけ健康的に見える、一般論としてこれはライフスタイルに関連する可能性がある。この全体的傾向とは対照的に、トウモロコシの栽培農地の近くに住む人では気道の病気に関連した死亡率が高い。これが農薬のせいかどうかはわからない。

他にさらなる研究が必要だろう特定の作物との関連として夏の大麦畑の近くで生まれた赤ちゃんの体重が重い、果樹園の近くでパーキンソン病と目の刺激、穀物とビートとジャガイモのローテーション栽培を行っているところの近くで白血病などがみられた。実際の農薬暴露量は不明なため、この関連は自宅と農地の距離と表面積を調査したものである。

この調査と並行してRIVMは農地のすぐそばに住む人の実際の農薬暴露についての研究を調整している。その最初の結果は今年後半に予定されている。その結果とこの結果をあわせて今後の研究課題の指針となるだろう。

[]オランダの子どもと青少年のエネルギードリンクの摂取と健康リスク

Consumption and health risks of energy drinks by Dutch children and adolescents

06-07-2018

https://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2018/juli/Consumption_and_health_risks_of_energy_drinks_by_Dutch_children_and_adolescents

2015年には13-18才のオランダの青少年の80%はエネルギードリンクを全く飲まないあるいは週に1回以下である。ほとんどの若い消費者にとってエネルギードリンクは懸念とはならない。しかしエネルギードリンクは添加されている糖が多いため健康的食生活にはフィットしない。

少数(1-2%)の青少年がエネルギードリンクを1日に最低3缶飲んでいて、このグループは健康上の問題を生じるリスクがあるかもしれない。彼らはエネルギードリンクを多く飲むだけではなく、過剰飲酒や喫煙などの他の不健康な行動も示す。

過剰摂取を減らす対策は可能である

[]ASA裁定

  • ASA Ruling on E-Drinks Ltd

04 July 2018

https://www.asa.org.uk/rulings/e-drinks-ltd-a18-409495.html

飲み物の味を良くするアプリの宣伝について。痩せるのに役立つという効果の宣伝への苦情とパルサー技術により水分子の状態を変えて飲み物の味を良くするという宣伝への苦情、の2件。事業者から資料が提出されているが客観的根拠とはみなされず、基準違反

  • ASA Ruling on Mondelez UK Ltd t/a Cadbury

04 July 2018

https://www.asa.org.uk/rulings/mondelez-uk-ltd-a18-446273.html

3月の、イースターを楽しもうというNational Trust for Scotlandと協力した宣伝で、ウサギがキャドバリーのチョコレートエッグを持っているイメージがあり絵本がダウンロードできる。その絵本はイースターバニーがスコットランドの自然の中に隠したチョコレートエッグをこどもたちが探す物語。これに対して肥満健康同盟Obesity Health Allianceが、脂肪塩砂糖の多い(HFSS)食品を子ども向けに宣伝していると苦情。キャドバリーはウェブサイトの利用者は保護者や大人だと説明するがASAは絵本等は明らかに子ども向けであり基準違反と判断。

(こうなるのか)

  • ASA Ruling on Racing Greens Nutraceuticals Ltd

04 July 2018

https://www.asa.org.uk/rulings/racing-greens-nutraceuticals-ltd-a18-443816.html

粉末野菜ジュースの「1日5単位の野菜や果物、のうち6単位とれる」という宣伝。製造業者はそれが野菜や果物を粉末にしたものだからもとの野菜や果物の量でそのくらいだと主張。ASAは粉末を水に溶かして飲むことが野菜や果物を食べようという政府の助言に適合しないと考える。PHEに尋ねたところ2018年6月12日に野菜や果物の粉末は1日5単位に数えないと言っている。粉末がもとの野菜や果物と同じ健康上のメリットがあるという根拠は不十分である。従って宣伝は誤解を招くもので基準違反。

(「一日分の野菜」問題)

  • ASA Ruling on Walkers Snacks Ltd

04 July 2018

https://www.asa.org.uk/rulings/walkers-snacks-ltd-a18-443999.html

SNS(インスタグラム)でのスナック菓子(ポテトチップス)の「ビールにぴったり」という宣伝について18才未満へのアルコール飲料の宣伝および16才未満への高脂肪塩砂糖製品の宣伝に相当するという苦情申し立て。事業者は宣伝が表示される年齢制限をしており、適切にターゲッティングしている。従って違反ではない

[]第41回会合は科学と合意への関与を再確認

41st Commission reaffirms commitment to science and consensus

09/07/2018 http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1144570/

121ヶ国650人の代表と84のオブザーバー団体の参加した会合で30以上の基準が採択され食品基準として発表されるだろう。

[]論文

  • 乳児の睡眠と固形食の早期導入に何が関連?

What is association of infant sleep, early introduction of solid foods?

9-Jul-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-07/jn-wia070518.php

離乳食の早期導入と赤ちゃんが夜寝ないことについての研究。JAMA Pediatrics

固形食の早期導入時に母乳を続けるよう母親に勧めることが乳児の睡眠の僅かだが有意な改善を示唆する。

Association of Early Introduction of Solids With Infant Sleep

A Secondary Analysis of a Randomized Clinical Trial

https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2686726

6か月まで母乳のみの群に比べて離乳食早期導入群で重大な睡眠の問題が少ない

英国の研究

(お腹空いてるんじゃ?今はアレルギー対策のために6か月より前に導入するよう言われているし「6か月まで母乳のみ」にこだわっているのは母乳教の信者くらいなのでは)

  • トウモロコシからコーンフレークへ:健康増進フェノール酸は加工時に失われる

From corn to flake: Health-promoting phenolic acids lost during food processing

9-Jul-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-07/uoic-fct070918.php

イリノイ大学の科学者が、トウモロコシがコーンフレークに加工される際にフェノール酸に何がおこるのかをJournal of Agricultural and Food Chemistryに発表した。19の遺伝子型のトウモロコシのフェルラ酸とp-クマリン酸含量を調べ、最終製品のコーンフレークでどうなるかを調べた。結果はあまり良いニュースではない。最初のトウモロコシにどのくらい含まれていたかはあまり関係なく、ほとんどのフェノール酸はドライミル工程で失われる

  • ゲノムで語るアフリカのイネの物語

The story of African rice, as told by genomics

06 July 2018

http://www.nature.com/articles/d41586-018-05635-7

人類はイネを少なくとも二回栽培作物にした−一度はアジアで、一度はアフリカで、それぞれ別の野生のイネから。アフリカのイネの進化の歴史を描くため、アフリカのイネ(Oryza glaberrima) 163品種とその野生近縁種Oryza barthii 83検体のゲノムを解析した。

ゲノムのデータからはアフリカのイネは約2000年前に拡大し500年ほど前に急激に減少している−多分アジアのイネ(Oryza sativa L.)の広範な輸入による

Curr. Biol. (2018)

その他

SMC NZ

  • 2人の死亡後サモアがMMRワクチンを中止−専門家の反応

Samoa pulls MMR vaccine following two deaths – Expert Reaction

10 July 2018

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/07/10/samoa-pulls-mmr-vaccine-following-two-deaths-expert-reaction/

金曜日に1才の子ども二人がMMRワクチンを受けて数分以内に死亡したことを受けてサモア政府がMMRワクチンの供給を停止

SMCが専門家の意見を求めた。現在詳細が不明なため、さらなる情報が入手できれば更新される

オークランド大学ウイルス学者、予防接種助言センター研究部長Helen Petousis-Harris博士

ニュージーランドではMMRワクチンの接種に関連した死亡は報告されたことがない。このようなことがおこる可能性として、医療ミスやワクチンの汚染が考えられるが情報が足りない

  • ノビチョク神経剤中毒で英国の女性死亡−専門家の反応

UK woman dies after Novichok nerve agent poisoning – Expert Reaction

Published: 09 July 2018

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/07/09/uk-woman-dies-after-novichok-nerve-agent-poisoning-expert-reaction/

(略、まだよくわかっていないようだ)

  • 私は乳がん。でも私は検診の一部は良いことより悪いことのほうが多い場合があることを知っている

I’ve had breast cancer. But I know some screening can do more harm than good

Fay Schopen

Mon 9 Jul 2018

https://www.theguardian.com/commentisfree/2018/jul/09/breast-cancer-screening-genetic-risk-study

過剰診断の説明

  • がんリスクを下げるための10の安全のためのコツ

Ten safe grilling tips to lower your cancer risk

July 9, 2018

http://thechronicleherald.ca/dartmouthtribune/1582827-ten-safe-grilling-tips-to-lower-your-cancer-risk

夏の最大の楽しみのひとつはバーベキューである。残念ながら、他の多くのもの同様、焼いた肉にはがんのリスクがある。でもバーベキューのない夏なんて雪のない冬のようなもの。ここにがんリスクを下げるコツを示す(HCAやPAHの削減方法)

1.脂肪の少ないものを選ぶ。皮や脂は外す

2.低温で長時間

3.焼く部分を熱源から遠ざける

4.頻繁にひっくりかえす

5.焼く前にレモンジュースや酢のような酸性のものでマリネしておく

6.バーガーにはブルーベリーやチェリーを加える

7.野菜を多く焼く

8.穴をあけたホイルに肉を包む

9.食べる前に焦げを取り除く

10.グリルは使うたびに確実にきれいにする

  • 子どもに予防接種をしないオーストラリアの保護者は罰金−そしてそれは有効

Australian Parents Who Don't Vaccinate Their Kids Are Getting Fined — and It's Working

July 9, 2018 by Murphy Moroney

https://www.popsugar.com/moms/Parents-Fined-Vaccinating-Kids-Australia-45020410

豪州の"予防接種をしなければ福祉は受け取れないno jab, no pay"政策の一環として、さらに厳しく税制優遇措置から差し引く。2016年のno jab, no pay以降予防接種カバー率は増加し92.2%になっている。

  • 大麻中毒になる率が高く、犬が「ハイ」になっているのは笑い事ではない

ACSH

With High Rates of Marijuana Poisonings, Dogs Getting ‘High’ Is No Laughing Matter

By Jamie Wells, M.D. — July 9, 2018

https://www.acsh.org/news/2018/07/09/high-rates-marijuana-poisonings-dogs-getting-%E2%80%98high%E2%80%99-no-laughing-matter-13171

獣医サービスによるペット中毒相談電話によると、過去6年で448%相談が増加した。これは各州での大麻合法化に伴う。動物、特に犬は、その好奇心と嗅覚から、受動喫煙や食用大麻を食べたりして大麻中毒になりやすい。無責任に道に捨てられていたものや家に置いてあるものは犬に影響がある。米国動物虐待防止協会は大麻は犬に有害であるとしている(猫にも馬にも)。

昔は死亡することは希だったが、近年大麻のTHC濃度が増加しているためリスクが高くなっている。さらにチョコレートやレーズンなどいろいろな食品に添加されていると犬にとってはさらに有害である

(長い記事。犬はすぐ食べちゃうから・・・)