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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2018-08-10

[]日本産輸入食品の放射線検査の結果

輸入検査管理課

  • 2018-08-03

http://mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=42965

2018.7.27~2018.8.2

微量検出一件、グルコン酸亜鉛を主原料にする健康機能食品でデキストリン、ハナビラタケ、グリセリン脂肪酸エステル、二酸化ケイ素を原料に使った製品、28bq/kg検出

(だからキノコは検出されるんだってば。こうやってほんの僅かでも検出されると日本は汚染されているって騒ぐ人たちがとりあげるのでとても迷惑。健康食品界隈はほんとうに知識も節度も足りなくて困る)

  • 2018-07-27

http://mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=42963

2018.7.20.∼2018.7.26.

[]「食品等の表示基準」の一部改訂告示

2018-08-03

http://mfds.go.kr/brd/m_207/view.do?seq=14274

同じ品目でも産地や収穫時期によって栄養含量が違う場合やお弁当など多様な種類のものが混合している場合など、栄養成分のばらつきが許容誤差の範囲に留まらない場合があるのでそれを改善する。公認検査機関の検査結果を根拠に栄養成分値を表示した場合、許容誤差を適用しない。

[]食品医薬品案全処、輸入食品の検査結果の情報公開拡大

輸入食品政策課 2018-08-03

http://mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=42967

食品医薬品安全処は消費者の知る権利を保障するため通関段階で実施した輸入食品検査結果の情報公開範囲拡大を主要内容にする「輸入食品安全管理特別法」施行規則改正案を提示する

主要内容は▲輸入食品検査結果情報公開範囲拡大▲通関段階証明書類種類明確化▲インターネット購買代行業者施設基準緩和▲輸入健康機能食品輸入要件緩和など

これまでは通関段階検査結果が不適合な輸入食品情報だけ提供していたが、合格輸入食品の情報も食薬処インターネットホームページ(食品安全)を通じて公開できるように法的根拠を用意した

[]アフラトキシン (aflatoxin , AFT)が基準を超過して検出された「お菓子」の回収措置

食品安全管理課 2018-08-01

http://mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=42964

食薬処は京畿道の食品製造加工業者が製造・販売した‘イカピーナッツボール’(類型:お菓子)製品から総アフラトキシン(基準15.0 ㎍/?以下)とアフラトキシンB1(基準10.0 ㎍/?以下)が基準超過検出(それぞれ363.8 ㎍/?、118.2 ㎍/?)されたため該当の製品を販売中断及び回収措置する

[]放射能が基準を超過して検出された輸入「乾燥脳茸」の回収措置

輸入流通安全課 2018-07-29

http://mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=42960

食薬処は京畿道の食品輸入販売業者が輸入‧販売したキルギスタン産‘乾燥ノウタケ’から放射能セシウム(基準: 100 bq/kg)が基準超過検出(160 bq/kg)されたため該当製品を販売中断及び回収措置する

[]リュヨウンジン食品医薬品案全処長、健康機能食品メーカーの現場訪問

健康機能食品政策課 2018-07-27

http://mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=42956

食薬処は類栄進食薬処長が健康機能食品製造現場安全管理実態を点検して‘ケイフード(K-food)輸出活性化’方案を模索するために健康機能食品製造業社‘(株)韓国人参公社扶余工場’を7月27日訪問する。

○ 今回現場訪問は韓流ブームに乗って韓国健康機能食品がアジア地域進出が拡大するなか、優れた品質の韓国健康機能食品輸出活性化を支援するためである。

*‘17年国内健康機能食品売上高(21,297億ウォン): 紅参製品47%(10,019億ウォン)、ビタミン及びミネラル製品10%(2,165億ウォン)、プロバイオティックス製品8.5%(1,801億ウォン)順

*‘17年健康機能食品輸出額(1,077億ウォン): プロバイオティックス製品34%(361億ウォン)、紅参製品28%(304億ウォン)、EPA及びDHA含有製品6.7%(72億ウォン)

(MFDSは産業振興も担っているところが安全確保については問題点。そして朝鮮人参が「万能」なのは朝鮮半島だけだけれどMFDSの職員の多くは本当に効くと信じている)

[]お年寄りがかみ砕いて飲み込みやすい高齢者向け食品の新設

食品基準課 2018-07-25

http://mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=42933

「食品の基準及び規格」一部改訂

食薬処は高齢化時代を迎えて高齢者が食べやすい食品や消化しやすい、栄養成分が改善された食品である‘高齢親和食品’新設を主要内容にする「食品の基準及び規格」改正案を7月25日行政令とする。

‘高齢親和食品’:高齢者の食品摂取や消化などを助けるために食品の物性を調節したり、消化に容易な成分や形態になるように処理したり、栄養成分を調整して製造した食品

○ また乳幼児用に販売される食品(お菓子、飲み物、おかず類など)の衛生と安全向上のために乳幼児用が対象と表示して販売する食品に共通で適用される製造・加工基準と微生物規格などを新設した。

□ 今回改正案主要内容は▲高齢親和食品の基準及び規格新設▲乳幼児用食品と表示して販売する食品の基準及び規格新設▲食品原料再評価結果を反映した原料リスト整備など。

○ 高齢者は噛んだり飲み込む機能が弱くなって十分な栄養摂取ができない可能性がある。高齢者の摂取便宜と栄養改善のために食品の硬度(500,000 N/m2以下)と栄養成分含量基準を新設した。

特に高齢親和食品を製造する時には原料準備段階で消毒‧洗浄基準などを新設して最終製品には大腸菌群(殺菌製品)及び大腸菌(非殺菌製品)規格を用意して安全管理も一層強化した。

○乳幼児用に販売される食品(お菓子、飲み物、おかず類など)に対しては殺菌または滅菌処理を義務化して、タール色素及びサッカリンナトリウム使用を禁止するなど製造・加工基準を新設した。

また微生物による危害が発生しないように大腸菌群とクロノバクターなど微生物規格と幼い頃から塩味を好む食習慣が形成されないようにナトリウム含量基準(200 mg/100 g)も新設した。

○ 食品原料再評価結果によってホーソンとサンザシを食品原料リストから削除し、シーバックソーン(サジー)は伝統的な摂取を考慮して油脂(油)を製造する用途にだけ使うように改正し、Acer tegmentosum(カエデ)を食品製造に使うことができるように食品原料リストに登載した。

[]例外的な天候の中で農業汚染を予防するためのガイダンス

Preventing agricultural pollution in exceptional weather

10 August 2018

https://www.gov.uk/guidance/preventing-agricultural-pollution-in-exceptional-weather

濁り水やミルクを農地に拡げる:環境庁が助言する

[]国際プロジェクト

PRO-METROFOOD

https://www.rivm.nl/en/About_RIVM/Mission_and_strategy/International_Affairs/International_Projects/Horizon_2020_projects/PRO_METROFOOD

食品の質と消費者の健康を守り食品偽装に対応することを目指す

トレーサビリティ等

[]回復力のある水の供給を構築する−共同文書

Building resilient water supplies – a joint letter

09 August 2018

http://www.dwi.gov.uk/stakeholders/price-review-process/Building-resilient-water-supplies-letter.pdf

DEFRA、環境庁、DWI、Ofwatが合同で水道事業者に向けて発出した文書

気候変動、人口増、社会の期待、環境への願いの増加などで水資源へのプレッシャーがますます大きくなりかつてない課題に直面している。業界と、政府と、規制機関が協力して対応する必要がある

[]論文

  • 塩をとって:研究は平均的摂取は心臓の健康に安全であることを発見

Pass the salt: Study finds average consumption safe for heart health

9-Aug-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-08/mu-pts080818.php

あたらしい研究は、1日5g以上のナトリウムをとらなければ、塩の摂取はほとんどの人にとって健康リスクを増やさないことを示した。先進国でこの量を超えているのは5%以下である。

The Lancetに発表された21ヶ国の研究。80%以上が5g以上とっていたのは中国だけ。

カナダ、アルゼンチン、バングラデシュ、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、インド、イラン、マレーシア、パレスチナ、パキスタン、フィリピン、ポーランド、サウジアラビア、南アフリカ、スウェーデン、タンザニア、トルコ、UAE、ジンバブエ

  • The Lancet:減塩計画はナトリウムの摂取量が非常に多い地域にのみ適切であるかもしれない

The Lancet: Sodium reduction programmes may only be appropriate for communities with very high salt intake

9-Aug-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-08/tl-tls080818.php

平均摂取量が1日5g(塩で12.5g)以上でないと健康リスクの増加と関連しない。WHOのガイドラインは2g/日であるがこれはどこの国でも達成できていない。著者らは減塩戦略は塩の摂取量の多いコミュニティを標的にすべきだという

関連コメントとして、この論文は観察データで24時間尿ではなく朝の尿を使って計算している。減塩のような介入は行っていないので減塩が利益があるかどうかについては言えない、等。

  • ペットのオーナーはオピオイドを入手するために動物を虐待している?

Are pet owners abusing animals to get opioids?

9-Aug-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-08/uoca-apo080918.php

コロラドの獣医師がオピオイドの流行がペットに拡大していることを見る

American Journal of Public Healthのエディトリアルで述べている。

(ひどい。獣医が簡単にオピオイド処方するものなの?)

  • アメリカ人はいろいろな食品を食べるようにという伝統的アドバイスを卒業したのかもしれない

Americans may have outgrown traditional advice of having a varied diet

9-Aug-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-08/uoth-amh080918.php

Circulation。食事の多様性を増すようにという助言は、不健康な食品をよりたくさん食べることを意味し体重増加と肥満につながる可能性がある。食事の多様性やバラエティの正確な意味についての合意がなくどうやって測定するかの指標もない

(いろいろなものを、の意味が本当にわからないのではなく屁理屈だと思うけど)

  • ヨーロッパの子どもと青少年のがんの発生率の地理的パターンと傾向、1991–2010(自動化子どもがん情報システム):集団ベースの研究

Changing geographical patterns and trends in cancer incidence in children and adolescents in Europe, 1991–2010 (Automated Childhood Cancer Information System): a population-based study

The Lancet Oncology  Published:August 08, 2018

https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(18)30423-6/fulltext

オープンアクセス

年平均0.54%増加。一部は診断の向上だろう

コメント

こどものがんの増加と競合するリスク

Increasing incidence of cancer in children and competing risks

Philippe Autier

https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(18)30498-4/fulltext

ベルリンの壁の崩壊、東西ヨーロッパの社会や農業の違いなどにも関わらず同じような傾向であることを指摘。例えば2014年の一人あたりの農薬販売はスウェーデンや英国に比べてスペイン、イタリア、フランスは約3倍だがその差はがんには見られない。

(ベラルーシでも他国と目立った違いはない。チェルノブイリのせいでどうこう言われ続けているけれど。こどものがんは大人と違って環境要因はあまり大きくない)

その他

  • インドは大学での剽窃を取り締まる

Natureニュース

India cracks down on plagiarism at universities

09 August 2018 Shekhar Chandra

https://www.nature.com/articles/d41586-018-05924-1

しかし一部の研究者らは新しい規則は十分ではないという

学生のレポートなどに剽窃検出ソフトウエアの使用を義務づけたりする

しかし定義が狭すぎて、学問における不正にはもっと多くのパターンがあるという意見もある

  • 日本の医科大学が女性の受験者を差別していたことを認める

Scienceニュース

Japanese medical university admits to discriminating against female applicants

By Dennis Normile Aug. 8, 2018

別の分野の女性科学者にインタビューして、入試の不正はないだろうけれど女性差別はある、と

  • ペルーの葬儀で汚染肉シチューを食べて10人死亡

Ten dead after eating contaminated meat stew at funeral in Peru

https://www.independent.co.uk/news/world/americas/peru-funeral-food-contaminated-dead-deaths-san-jose-ushua-meat-stew-a8483441.html

有機リンが含まれていたようだ

月曜日にSan Jose de Ushuaの村で50人ほどが病気になった。犠牲者は肉料理とchichaと呼ばれる発酵トウモロコシ飲料を飲んでいた。保健大臣Silvia Pessahが食品に有機リンが含まれていたようだという。食品と飲料が検査されている

ここ数ヶ月で同じ地域で有機リン中毒が2件おこっているとPessah氏は言う

  • SMC UK

塩と健康リスクを調べた研究への専門家の反応

expert reaction to study looking at salt consumption and health risks

August 9, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-salt-consumption-and-health-risks/

The Lancetに発表された研究が塩と健康リスクを検討している

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

これは心血管系疾患が比較的少ない平均年齢50才の男女の大規模観察研究である。塩の摂取量を食事記録から調べるのは困難なので、この研究では朝の尿を24時間の推定に用いている。塩の摂取量は24時間尿で推定できるが、汗から排出される暑い気候の場合には限界がある。この研究に参加した国は気候が大きく異なり血圧も塩や液体の摂取量も異なる(血圧は通常気温が高いと低い)

この研究は、ナトリウムの排出量の多さが血圧の高さと関連することと1日12g以上の塩の摂取で心血管系疾患、特に脳卒中のリスクが増加することを確認したがそれより少ない摂取量ではそうではなかった。この論文で議論になるのはWHOのガイドラインに薦めるような少ない摂取量まで下げるのは害があるかもしれずその必要はないという提案である。ナトリウム排泄量が最も少なかった集団で観察された心疾患リスクの増加は因果関係である可能性は低い。

これまでの研究が示してきたのは減塩のメリットが最も大きいのは50才以上の血圧の高い人たちであるということである。英国や他の多くの国では50才以上の成人の多くが血圧が高い。英国の塩の摂取量は過去30年で1日12gから7-8gまで下がり、血圧も下がっている。日本は高血圧が非常に多く脳卒中も多かったが1970年代に減塩を始めて今は昔より減った。塩の摂取量の多い中国でも脳卒中が主要な死因のままである

英国のような高齢化の進む国で食品に塩を加えることを制限するよう助言するのは賢明である

Reading大学栄養と健康准教授Gunter Kuhnle博士

この大規模観察研究は既にわかっていることを確認した:塩の摂取量が多いと高血圧になり心血管系疾患リスクがあがる。また多くの栄養素がそうであるようにあまりに少ない摂取量は健康に悪い可能性がある。主な限界は摂取量の測定方法で、この方法は信頼できる測定方法ではない。従って至適範囲はこのデータからは提示できない。

自由に生活している人たちの正確な塩の摂取量の測定は極めて難しい。スポット尿や朝の尿は信頼できないことが知られている。集団の分類には十分だが実際にどのくらい摂取しているかは推定できない。

Warwick大学疫学と心血管医学部長Francesco Cappuccio教授

この研究は新しい知見を加えない、さらに重要なことは塩の摂取量を減らすことが有害であるという根拠は何も提示していない。

Exeter医科大学臨床試験ユニット部長でNIHR上級研究者、医療研究部長Rod Taylor教授

この興味深い観察研究はナトリウム摂取の有害影響は世襲量が多い人に限られることを示唆する。その値は現在の公衆衛生ガイドラインより遥かに上である。この結果を24時間尿で再現できたらもっと説得力があるだろう。

私はエディトリアルが上手に解釈していると思う。これは観察研究で因果関係は主張できない。RCTのレビューでは減塩の食事助言は心血管系死亡率に重要な臨床的影響を確認できるほど強くはない。従ってこの分野では決定的なRCTが必要であろうが倫理的に困難である。

Queen Mary University of London心血管系医学教授Graham MacGregor教授

これは2016年に著者らが発表した研究の単純な繰り返しである。解析方法が少し変わったが、先に示された批判にほとんど答えていない

Imperial College London臨床薬理学と治療薬教授Peter Sever教授

この研究デザインには重大な欠陥がある。早朝尿やスポット尿は信頼できる塩の摂取量測定法ではない。観察研究についてのいつもの問題がある。

(PURE studyはいつも物議を醸す)