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なお収集している情報は主に食品中化学物質に関するもので、食の安全にとって最も問題である微生物関連情報は扱っておりません。

2018-09-20

[]FDA、子供に電子タバコの危険を警告する新たな包括的キャンペンを開始する: 子供の電子タバコ使用率が急激に上昇しているのを受け、若年者のタバコ使用防止計画(Youth Tobacco Prevention Plan)の一環として

FDA launches new, comprehensive campaign to warn kids about the dangers of e-cigarette use as part of agency’s Youth Tobacco Prevention Plan, amid evidence of sharply rising use among kids

September 18, 2018

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm620788.htm

FDAは、本日付けで「実際の損失」若年者のタバコ使用防止キャンペーンを開始した。ターゲットは電子タバコを使用していたり試そうとしている12〜17歳の若年者1千70万人である。また、それらの世代に人気のあるインターネットサイト(ソーシャルメディアを含む)での広告を強く叩き、米国獣の高校に電子タバコ禁止のメッセージを載せたポスターを掲示する。ポスターは高校の更衣室などの少なくとも1万ヵ所に掲示され、生徒や教育者向けのキャンペーン資材も学校に分配される。

子供たちは、電子タバコを使用することに関して「何も損失は無い」というメンタリティーを有している。電子タバコを使用する子供は、燃焼型タバコにも手を出しやすく、このことが米国での喫煙率を下げるためにFDAが為し得てきた公衆衛生上の大きな業績を台無しにしてしまう。ある調査では、子供たちの約80%は日常的に電子タバコを使用しても大きな有害リスクは無いと考えていることが示されている。

「電子タバコを使用することによる実際の損失を知ろう」というキャッチフレーズで、このキャンペーンは、電子タバコが普通のタバコと同じように若年者に依存や他の健康被害のリスクを生じることを教示することを目的としている。強調されることは、ニコチンは特にまだ発達中の若者の脳の回路を作り替え、よりニコチンを欲しがるようにさせてしまうということである。さらに、電子タバコは、不可逆的な肺損傷を引き起こし得るアクロレイン、がんを引き起こし得るホルムアルデヒド、およびクロム、鉛ならびにニッケルのような毒性金属粒子を含んでいる。

電子タバコの風味は、子供を特に惹きつける成分の1つであると考えられる。FDAは先週、子供たちに売られている主要5銘柄(JUUL、Vuse、MarkTen、blu e-cigs、Logic)の製造業者に対し、蔓延している若者における使用にどう対処するのかを60日以内に文書で提出するよう要請した。返答や対策が示されない場合は、市場に残っている製品をFDAの流通許可がないものとすることも考えられる。FDAは、電子タバコ製品の、若者にアピールする風味やデザインとなっていないか、子供にとって安全な包装になっているか、子供が偶発的に液体ニコチンに暴露されないようなラベルが付されているかを検査する。

FDAは、「実際の損失」喫煙防止キャンペーンを2014年2月に、「きれいな帝国」多文化喫煙防止キャンペーンを2015年10月に、そして「実際の損失」無煙たばこ使用禁止キャンペーンを2016年4月に立ち上げている。電子タバコ使用防止キャンペーンは2017年10月に「実際の損失」に組み入れられている。「実際の損失」若者の電子タバコ使用防止キャンペーンには約6千万米ドルが投じられ、これらの費用は納税者の税金からではなく、たばこ業界からの回収金で賄われている。

[]FDA、任意適格輸入業者プログラム(VQIP)の申請窓口を10月1日に開設

FDA Opening VQIP Application Portal October 1

September 19, 2018

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm621050.htm

予定より3ヵ月早い開設で、輸入業者はプログラムへの参加意思通知書を提出できるようになり、2020会計年度の早期にVQIP申請を完了して、その年の受益期間を長く取ることができる。

VQIPは、FDAの食品安全近代化法(FSMA)に基づいて設定された任意の有料プログラムで、承認された申請者には、ヒト用食品および動物飼料を米国に輸入する際に、優先的な審査と輸入手続きが提供される。プログラム参加が承認されるには、申請者は、自分たちの供給チェーンの安全性その保証に関して高水準の管理を達成し、維持することが求められる。

参加を望む輸入業者は、特定の適格要件を満たさなければならない。これには、輸入業者が使う外国供給業者の施設が認定第三者認証プログラムに基づいて認証を受けていることを保証することも含まれる。このプログラムもFSMAに基づいて設定されたものだが、このプログラムにおいてFDAは、第三者認証機関ないしは第三者監査人を認定する責務を負う認定機関を承認する。

第三者認証機関は外国の施設や農場に対し食品安全査察を実施し、輸入業者がVQIPに参加するために必要な認証を発行する。これまでのところ、1件の認証機関が、FDAの承認を受けた認定機関によって認定されている。

VQIPに関心がある輸入業者向けに、FDAは9月20日にウェブセミナーを開催する。

VQIPについては、以下のウェブページでさらに知ることができる。

https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/ImportsExports/Importing/ucm490823.htm

[]健康増進と疾患予防知識の入り口

Health Promotion and Disease Prevention Knowledge Gateway

https://ec.europa.eu/jrc/en/health-knowledge-gateway

EUにおける非伝染性疾患のコストと負担 追加

[]論文

  • 妊娠中のグルテンの多い食事は子どもの糖尿病リスクの増加に関連

High gluten diet in pregnancy linked to increased risk of diabetes in children

19-Sep-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-09/b-hgd091718.php

再確認とメカニズム探索が必要。BMJ。

1996-2002年デンマーク出生コホートに参加した63529人の母親の食事と子どもの1型糖尿病の関連の報告。全症例は247。

  • PHEは飲料業界との協力で学び損ねた

Public Health England has failed to learn lessons over partnership with drinks industry

19-Sep-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-09/b-phe091718.php

BMJエディトリアル

PHEがアルコール業界の資金による団体Drinkawareと協力すると発表したことについて、タバコ業界との協力の二の舞になると警告

  • 子どもにエネルギードリンクを売ることを禁止する時だと上級医師は言う

Time to ban the sale of energy drinks to children, says senior doctor

19-Sep-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-09/b-ttb091718.php

小児科と子どもの健康学会長Russell Viner教授がBMJでカフェイン入りエネルギードリンクを子どもに販売することを禁止する法律を作るべきと主張

  • 高齢化する欧州

Aging Europe

19-Sep-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-09/nruh-ae091918.php

欧州諸国の人口動態マップ

その他

  • 食品の質とがんリスクについてしらべた研究への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to study looking at nutritional quality of food and risk of cancer

September 19, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-nutritional-quality-of-food-and-risk-of-cancer/

PLOSに発表された研究への反応

栄養と消化管の健康に関する独立コンサルタントElizabeth Lund博士

特定の食品ではなく、食生活が健康的か不健康かが重要であることを強調する。がんリスクに影響することが知られている多数の要因を調整した後、カロリーと飽和脂肪と塩と砂糖が少なく繊維とタンパク質と野菜果物ナッツが多い食生活がほんの少し利益があることを示した。15年のフォローアップ期間にがんになるリスクは、“Nutri-Score”システムで最も健康的な食事だと1000人あたり7人で、最も質が悪い食事だと1000人あたり8人である

Cambridge大学リスクの公衆理解Winton教授David Spiegelhalter教授

この研究で報告されている関連は非常に弱く、著者らの強い結論を正当化しない。彼らの主張する「リスク増加」は、最も質の悪い食生活で20年の間に、最も質の高い食生活の人より1000人中1人が余分にがんになる;14人が15人に。このような小さな影響は調整が不十分だったことで説明できる。

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

栄養プロファイリングはいろいろな食品の健康さを測定すると主張されている。それは食品を100gあたりのエネルギー、飽和脂肪、塩、砂糖でスコアリングし、繊維、タンパク質、野菜、果物、ナッツ、豆などを含む場合は下方修正する。数字が少ないほど健康的とされる。

この研究がやったことは、食べたと報告された個々の食品の栄養プロファイリングスコアの平均値を出した。それから総カロリーで補正した。またフランスのプロファイリングシステムも使っている。それは乳製品をより好ましいものとして扱っている。

予想通り野菜や果物や魚の少ない肉の多い食事はスコアが高く不健康とされた。しかしエネルギー摂取量はスコアが小さい方が500kcal少なく、つまり健康的食生活をしている人の方が総摂取カロリーが少ないと報告している。しかし実際のところ最もスコアが低い人のBMIが最も高い。これはこの集団が過少申告していることを示唆する。つまりこのような食生活の測定法はあまり正確ではない可能性がある。

(略)

要約とプレスリリースは正当化できない

この研究の結果はこのスコアが肥満を予想できないことが最も残念だ、なぜならそれが栄養プロファイリングを導入した理由なので。

私がこの研究から言えることは不健康な食事ががんの原因であるということではなく、食品の健康さを測定するこの方法は信頼できないということである。

(個々の食品が「ヘルシー」でも食生活が健康的とは限らない)

  • 米国トップ科学機関が熱望されていたハラスメント方針を発表

Natureニュース

Top US science agency unveils hotly anticipated harassment policy

19 September 2018 Alexandra Witze

https://www.nature.com/articles/d41586-018-06766-7

NSFのハラスメント報告規則は米国政府の科学機関としては最も厳しい

  • 有名な古生物学者がいじめ調査のあと100万ポンドの研究費を失う

Natureニュース

Prominent palaeontologist loses £1-million grant following bullying investigation

Update 19 September 2018  Holly Else

https://www.nature.com/articles/d41586-018-06764-9

反ハラスメント方針違反としてBath大学のNicholas Longrichが懲戒

(学生に対するハラスメント)

  • あなたの肝臓を守る最良の方法

Best Ways to Protect Your Liver

by Berkeley Wellness Published September 13, 2018

http://www.berkeleywellness.com/supplements/herbal-supplements/article/best-ways-protect-your-liver

・大量飲酒を避ける

・医薬品の用法用量を守る

・肥満を避ける

・有害物質を使う仕事をしているのなら換気と予防対策をしっかり

・ダイエタリーサプリメントに注意。特に肝臓を守ると宣伝しているサプリメントに頼らないこと

・A型とB型肝炎の予防接種をしてC型肝炎の検査をする