コードギアス 反逆のルルーシュ TURN17「土の味」
タイトルからしてwktkしてたんですが、スザクの非道っぷりに吹いたw あれもう王道キャラじゃないよどこからどうみても…。ルルーシュ至上主義っぽい作りですね。それにしてもルルーシュは何度も冷酷であろうとしてるし、非道なこともしてるのに、割とすぐに心が折れるというか…。夜神月がぶっとんでたのに比べると、ルルーシュの最終目標、もしくは動機が「ナナリーが安心して平和に暮らせる世界を」ってところからして、やや温い印象を受けますよね。今回もスザクの良心に頼ろうとしてるし。ユフィのことを考えたらとても言えないと思いますが、そこを言っちゃうルルーシュなのかな。もう誰も信じない! と心に傷を負ったようですが、ナナリーに拒絶されることがあるまでは、何度でも人を信じちゃいそうなところが人情味があって良いですよね。
DOORS 全2巻
- 作者: 神坂一,岸和田ロビン
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: 文庫
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ごちゃまぜになった世界を、女子高生のミヤとその妹チサが、謎の青年シュリン&レンチと直して回るお話で、行き当たりばったりな異世界旅行が楽しめます。個人的には、この手のオムニバス形式の小説はあまり読まないのですが、ラノベリハビリとしては最適でした。テンポよく進むし、キャラクターは可愛いし。特に妹のチサがお気に入りです。ごちゃまぜになった世界ではいろんな変なことが起こるんですが、それを「変」だと認識しているのは主人公のミヤだけで、妹のチサなんかはリスみたいな動物の姿になったり、公序良俗に反するような姿になっても、それを「フツー」だと思ってます。妹ネタが多いのも特徴でしょうか。いきすぎた妹文明が、世界を駆逐したりします。
オチはちょっとあっさりしすぎてさびしい感じもしますが、テーマ的にはこの落とし方が一番よかったのでしょう。次はもっと、がっつりとしたラノベを読みたいんですが、さてどれから読めばいいものか…。キャラ萌え系の作品はあんまり読めない人なので、世界観がしっかりしたものを読めれば、と思っているのですが。できたらシリーズもので、完結しているもの(第一部完とかでも可)がいいのですが…。