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unknown pleasures

2016-07-17

John Foxx "21st Century Man, A Woman And A City"

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John Foxx Official Website: http://www.metamatic.com/

John Foxxの"21st Century: A Man, A Woman And A City"はLouis GordonやThe Math等との活動を収録したCDと手塚眞が監督したPVを収録した2枚組で、新作というよりもコンピレーションと言うべきか。John Foxxは70年代中盤から後半にかけてUltravoxのリーダーであったが、在籍中は評価は高かったものの、セールス的には振るわなかった。Ultravoxが一般的に知られるようになったのは、Foxx脱退後、Midge Ureが加入してからのことであった。Foxxはその後、ソロ活動に入り"Metamatic"を筆頭に"The Garden"、"Golden Section"と次々にアルバムを発表した。Ultravoxの初期の3作と"Metamatic"は当時、良く聞いていた。今、聞くのであれば、3作目のSystems of Romance"とベスト盤の"Three Into One"、ソロ一作目の"Metamatic"といったところか。

今回のアルバムはタイトルに"21st Century Man"が使われているが、これは"Metamatic"に収録されなかったシングル曲であるが、この曲がこのアルバムに収録されているわけではない。確かに、このアルバムの曲の音色とかリズム・パターンとかが当時の雰囲気に近いものではあり、そういった点からタイトルが決められたのかもしれない。音数の少なさとか、リズム・ボックスのスカスカした感じとかがあの当時を思い出させるものではあるのだが、80年代当時に見られた、ある種の攻撃性とでもいえるようなものは後退し、全体的に洗練された表現に変化を遂げている。

DVDを見た人は気付いているかもしれないが、ベリーダンサーのNourahさんですね。
PVも必見で、youtubeで見れないものもあるので、気に入るようであれば、ぜひ購入していただきたい。

昔の作品のような熱はあまり感じられないが、映画に例えるなら、主役としてというよりも監督として製作した、といったところだろうか。

Foxxは80年代の"The Garden"あたりから、路線転換をしてしまい、それでも"Golden Section"あたりまでは聞いていたのだが、それから聞かなくなってしまっていた。21世紀に入り、アンビエントの傑作である"The Cathedral Ocean"を耳にしたあたりから、また聞き始めるようになった。それ以降は、いくつかのプロジェクトを並行して進めていたりするので、全てを追いかけるということもなく、折に触れて聞いているといったところか。

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