落書き大会.

東京タワー (新潮文庫)』待望の文庫版が出たので、即買って読みきる。四本の平行線、近づけど交わらない。映画版ではもっと近づき、どろどろした展開に作られている事と思う。珍しく男性主体の描き方だが、あくまで女性としての作家自身の目線で書かれている点が、少し物珍しくも「ああ、江国さんだ」と落ち着く。

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引退した部の同期と取り組んでいるアンサンブルの練習に、久々に大学に向かうも、ろくろく弾けず合わせるどころでなかった為、詫びて中止す。空いた時間で、昼食を抜かしたというひとと、近くのショッピングセンター内のハンバーガー屋に入る。食べ終えた後、ひとにSPI問題集の腑に落ちない問題について、教えを乞うてみた。紙に書いて解説してもらった後、その紙の空いたスペースに私が落書き(ト音記号)をし始めた事が発端で、ふたりして次々に落書きをしまくった。ト音記号、へ音記号、32分休符、風力記号(北東の風、風力3)、その他音楽記号、卍、林檎、立方体、羊歯類、等等、描き始めると案外、描く事は付きず、結局二時間強店に居座った。気がつけば店員のシフトが換わっていた。
次は筆談がしたい。