電子書籍考⑤(出版社考)

ざっくりした歴史(2003年〜2010年)
(読まなくてもいいです)
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電子書籍の「端末(デバイス)」の歴史から見ても
パナソニックシグマブックやら
ソニーのリーダーなどが2003年頃から
ちょこちょこ出てきては失敗という
歴史を繰り返してきた訳ですが、
「仏作って魂入れず」という言葉がぴったりハマル感じで
「端末作ってコンテンツ流れず」的な状況は
このまま変わらないかと思われましたが黒船襲来。

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2010年(ここから本題)

黒船襲来後、出版社はパニック状態ですが、
消費者的には「いらっしゃいませ」状態ですが
IPODITUNES」みたいに「SONY」の楽曲入ってない的な
状況にamazon陥るのではないかという懸念が。

出版社的には現行のシステムで(売上減少してたとしても)
困ってないし”動機付け”が弱いので「無理してまで」
電子書籍市場が未成熟な以上「新世界」に行く気がしないという
理由も判らないではないのです。

まさに「あちらを立てればこちらが立たず」

個人的には本を買ったら電子版も付いてきて
記事は改変自由、写真もフリーに使っていいよ
(ネット使用可:使用料込み料金)
だといいかなぁ・・・キンドルだとカラーページ
見れないしなぁ・・・。

上手く課金できるシステムが出版業界に出来るのが
理想なんだけど・・・。