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本読み考察|URAKIMURA書評ブログ

2012-05-03

書評:「バクマン」のファンタジーエンディング問題の「罪と罰」(バクマン。:全既刊&少年ジャンプ2012年No21・22合併号)



今回は漫画「バクマン。」のラストに煮え切らないものを

感じたワタクシがいささか攻撃的に書いてしまいました。


バクマン大好き。という方はここから先は読まずに

「速効で」戻った方が良いでしょう・・・。










どうしても読みたい方は以下をどうぞ。↓











 




 先週発売の少年ジャンプでよもやの連載終了で、

 なんだか「勝ち逃げ」された感の

ある漫画「バクマン。」ですが。

バクマン。 18 (ジャンプコミックス)

バクマン。 18 (ジャンプコミックス)

(最新刊は5月2日予定)




漫画家という仕事の”氷山の一角”だけを

切り取ったある意味での「ジャンプ史観」の漫画家像を

青少年に植え付ける可能性がある、という一点においては

「悪書指定」やむなし。と考えます

漫画自体それなりに楽しんで読んでいたので、

物語の必然性もある「終了」の仕方といえば

そうなんですけど。



なんだろうね・・・この

「お姫様は王子と結婚して末永く幸せにくらしましたとさ」的な

オチは・・・。



おまえは「少女漫画」かと。

少女漫画は必然的にこういう作りになるので、

やむを得ないとはいえ・・・



ファンタジーすぎて、少年に”悪影響”は絶対にあると思う。



「創作の過酷さからくる喜びと、絶対的な「才能」の差から

始まる怨念めいた「暗い気持ち」との相克みたいなモノ」が

カケラも無い(悪い意味での)ジャンプ・バトル漫画として

「漫画の創作行為」が回収されてしまった事

ある種の”哀しさ”すら覚えてしまいました・・・



この物語は”本当に”フィクションです。




「少年」漫画に期待するなよ、ワンピースが載ってる漫画誌だぜ?

いやいや、おっしゃる事もわかります。

よく2CHに旅立つとそんな形で冷笑されるのがオチですけど。

「創作」という事にガチンコで向き合った「ハチクロ」こと

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)

ハチミツとクローバー」があんなに「少女マンガ」で

頑張っていたのに(しかも面白いのに)、

「(ジャンプという)最前線にいるのに、少女マンガ的なオチで逃げた」事に

腹が立ったのです・・・。

敵前逃亡は銃殺モノですよ。

と言いたくなったのです。

そんなオチです。