映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「スパイダーマン:ホームカミング」

面白い。良くできた青春映画でもある。

マーベルの人気ヒーローが活躍する新シリーズの本作は、ピーター・パーカー(トム・ホランド)が15歳の高校生。

アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)の指導でヒーローへと成長していく姿と、友情・恋愛・部活動などで四苦八苦する高校生の学園ドラマが並行して描かれる。
若いパーカーの魅力があふれていて、新鮮。
敵役(マイケル・キートン)も、悪に徹していない新鮮な設定。

もとより、シリーズの核であるビルからビルへと飛翔する爽快感、次々起こるアクション場面の迫力は健在。
コミカルな要素もあって、アメリカン・コミックの世界満開。

われら老人は、とかく”今どきの若い者は”と言ってしまうが、この映画観ていると、これからは若者に時代を託したい”頑張れ!”と応援したくなるから不思議。

監督はこちらも若手ジョン・ワッツ
次回作も期待できそうだ。