Hatena::ブログ(Diary)

コーリング

2010 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 07 | 09 |
2012 | 01 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 |
2013 | 02 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 06 | 07 | 08 | 11 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 |
2018 | 03 | 12 |

2011-03-21

リバース

20:32

ブログ上で、初めて詩を公開します。


これは、2月に書いたものです。

先日のディルディルでも、プレイしました。

mixiでは発表していたのですが

マイミクの方でもご覧になっている方は

少ないと思うので、こちらでも掲載します。


震災の少し手前に書いたものですが

震災の前後では、言葉の意味合いが変わってくるものだと

今読み返すと驚く部分もあります。

それでも、ここで書いた趣意はその時から

これからも変わらない。

ということを信じて。


--------------------------------------------------


「リバース」


拝啓


ビルの隙間に供えられた花々が

養分を失って息絶える世界

夢が遠のく意識を失い

限りなく薄れていく未来

要は塞がった針の穴に

糸を通す仕事を引き受けたあの樹海

つまり水を得た魚さえ

次々に沈んでいく 

ぬかるんだ水平線へ漕ぎ出すボートに

載せられた僅かな非常食とビタミン剤を

ふとした弾みに落とした水面は

どこまでも雑然とした緑色で

それはとりとめもなくどこまでも緑色で

東アジアの草原をイメージさせるような

佇まいで しかしそれでも

どこまで漕いでも陸地には辿り着かない

ボートの船板から いつの間にか沸き立つ

水の泡

フィナーレが限りなく鳴らしている

ファンファーレと共に 

自分の意思で進む海路を絶たれるのは

一体いつになるのでしょうか

さっきから足の裏に入り込んで

ビチャビチャに靴一杯分を満たした

希望が 水の泡に 移り変わる

その境目を示す 深夜2時

月の灯りが時に人の心を

鮮やかにさせたり 乱したりする

瞬間にだけ可能性を感じる

動物の直感


拝啓


砂利道の中心に描く魔方陣に沿って

遊ぶ無邪気な子供達が向かう未来

それは 約束など忘れた頃に

気付いたベルトコンベアーに

運ばれている私の

300メートル先を転がっている老人が

右手に握り締めていた写真が

はらはらと落ちていく

老人は その行方を追わず従順に

残りの時間を過ごしている

その横顔は 物言わぬ哲学者のそれであり

我々は 老人に畏敬の念を抱かずには

いられないのではないだろうか

だが それも僅かな一瞬に過ぎない

諸君 それは僅かな一瞬に過ぎないのだよ

我々が交わした契約は 我々から

一切の

土地を

音を

色を

言葉を

一瞬にして灰にする権利を放棄させることを

引き換えにして 予め定められた包装紙の中へ

滑り込んでいくことを要求する

当局の意思からすり抜けた

老人の手から滑り落ちた1枚の写真が

風に乗り 開け放たれた収容所の外へと

飛んでいく

その瞬間にだけ可能性を感じる

動物の直感


拝啓


赤い液体が巻き散らされた

ストリートが踊り場になって

民族音楽だけをけたたましく鳴らす

戦車に市民が集まるという奇跡

続かない奇跡に乗って分かち合う

赤の奇跡

カップヌードルコマーシャル

延々と流されているかのごとく

画面の端っこに追いやられた中継は

天気予報

雨の色は真っ赤になって降り注いだ市街の

中心にそびえ立っていた銅像は

象徴で 頂上で 棒状で

養生できなかった

引き倒されて 数々の財宝を抜き取られていく死骸

ルビーの目 サファイアの鼻 ダイアの口

ことごとく朽ち果てては 打ち捨てられて流される

ガンジスという川

無抵抗の意味が複数になって流れていく渦に

いつの間にか巻かれていた

あいつと

あいつと

あいつと

あいつが

次の象徴であらせられる確率を

予想するオッズメーカーの提供で

お送りしました

切り替わるはずの画面が固まって

頭をひたすらに下げ続ける

マスコットの足場が徐々に沈んでいく

そこは

樹海であり

水面であり

山荘であり

壁であり

収容所である

ガンジス

という

川の

ほとり

無邪気に魔方陣を描き続ける

子供達にだけ可能性を感じる


動物の直感

しんやしんや 2011/03/21 21:03 素敵な附合。
実は私もついさっきmixiに詩をアップしました。
昨年書いたものに最終行一行足してアップしました。
どことなく近いものがあるかもしれません。

uraocburaocb 2011/03/21 21:33 拝読しました!
踊る!踊る!

2011-03-15

GO SLOW

23:36

この何日か様々な感情が駆け抜けた。


色々な方々から言葉をいただいた。

直接会うことはできないけれど

愛すべき人達とのやり取りの中で

ひとつだけ 見つけた。


ゆっくりと 進むこと

急がなくていい

速度の問題ではない。

自分のやり方で 

反芻と反復を繰り返しながら

1日を生きていく

ということ


それが

祈りと

なることを

信じて


ゆっくりと 進む

uraocburaocb 2011/03/15 23:47 友人が、主に首都圏の居住者に向けて
震災に関する情報をまとめるサイトを開設しました。
宜しければご覧下さい。

東北関東大震災情報まとめサイト

http://201103-jishin.r-cms.biz/

Connection: close