やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

マチアソビvol.4をがっつりと 2日目午後編

 マチアソビvol.4の2日目午後の様子を紹介させていただきます。
 まずはufotable製作アニメ「みのりスクランブル」の声優公開オーディションからです。「掛川たまき」:ペンギン研究者の父を持ってしまったがために、様々なペンギンに関するトラウマを植え付けられた小学五年生の女の子。「みのり」:人間とペンギンの長所を掛け合わせて作り出された「ペンギノイド」。外見は女の子で同時にペンギンでもある。「晃」:たまきと同じ小学校に通う女の子。普段はおとなしいが、かわいいものを前にすると、見境が無くなって暴走してしまう。……という3人のキャラの声優を募集だそうです。つきねこメンバーやミルキィホームズの声を担当したプロ声優さんもオーディションに参加して、監督さんや作画監督さん、プロデューサー、編集さんなど4人が審査をしました。司会はufotable近藤社長さん、あ、この方が近藤社長さんなんですね。かっこいい方じゃないですか。さすがにプロ声優さんはかなりうまくてさらりと映像に声を合わせていました。「みのり」の声もいったいどこから出してるんだろ、という声をさらりと出していましたよ。これってもう決まりなんじゃね? さて、このオーディションに参加した方はなんと230人の一般人です。そんなわけで、私はレベルをまったく期待していなくて、笑いの起こるようなひどいものを予想していたのですが、全然そんなことなくて皆さん、うまかったです。すげえな。でも、みのりの声はちょっと出せていなかったかな。年齢層は8〜45歳!? 男性もいるだと!? いちばん最初の現役高校生から、本当にうまかったです。とはいえ、それは一般人としてはうまいということで、プロ声優のオーディションを聴いたあとではちがいがどうしても見えてしまうものでした。それにしても福岡とか京都とか全国から集まってきていました。わざわざここまで来るとはなあ。8歳の子も、将来期待できるような声でした。
 眉山山頂の別会場では氷川竜介さんと廣田恵介さんのアニメに関するトークが行われていまして、ほとんど聴けなかったのですが、最近ネットでアニメ批評する方が増えていて「観るな」という内容もあるけどそんなことは製作会社やテレビ局にメールで送れという内容でした。前後が聴けていないので詳細はわかりません。
 さて、もとの会場にもどってみるとなんと、いとうのいぢさんがいらっしゃっていたようです。マジかよ! うわあ、見たかった!
 『子供たちにアニメを教える「デジタルクリエイター養成塾」発表会』なるものも開催されました。小学生から高校生までの子供たちが短い期間ではあるけどアニメーションをつくったそうです。マルキが「こんなものを視せられると、高校や大学生でアニメ制作を始めても間に合わないのかなと考えさせられる」とのこと。
 つづいて、2日目のたぶんメインイベント、「声優:花澤香菜の歴史を作品(キャラクター)と共に語る!」です。花澤さんの登場です。もうね、会場はえらいことになりました。集まった人数が尋常ではありません。眉山山頂はけっこう広いのですが、それが人で本当に埋まったのです。冗談じゃなくて本当に埋まりました。お、おお。司会はアニプレックスの高橋祐馬さんです。ゲストでジェネオンの川瀬プロデューサもいらっしゃいました。花澤さんってかわいいね……。「ゼーガペイン」から今月始まるアニメまで、花澤さん出演のアニメに合わせて話は進みました。川瀬プロデューサーが花澤さんは会うたびに成長してくる声優だとべたぼめでした。リップサービスじゃないよと強調していましたよ。花澤さんはファンから大量のメールをもらうのですがあまり返事できていないそうで、プロデューサーが「作品で返す」とかっこいいことをおっしゃいました。花澤さん、マジ花澤さん。
 さて、2日目の最後のイベントはマクロスなどを手掛けてきた「劇場版マクロスFイツワリノウタヒメ〜ハイブリッドパック発売記念」河森監督のトークショーです。マクロスってほとんど視たことがないのですが、せっかくですから参加してみることにしました。このイベントの前で、どなたか忘れたのですが河森監督が徳島の悪口を言いまくると言っていたので「なんだと!」と気になっていました。でも、出てきた河森監督は見た目とてもやさしそうなおじさんでした。徳島は初めてだそうで、イベントの前に渦潮を観光したそうです。それはありがとうございます。渦潮の出現を観てまるで銀河の誕生のようだ、と感心したそうですよ。肝心の作品については、これまでオリジナルにこだわり、同じものは作りたくないと心掛けてきたということを中心におっしゃっていました。なるほど、これはどこかで聴いたことがあります。アクエリオンでは好き放題やったとのこと。マクロスFでは「原点回帰はやったことないという言い訳を見つけてつくった」とのこと。合体バルキリーをやりたかったそうですが、あのバンダイが! おもちゃでなりふりかまわないバンダイが反対したそうです。
 さて、ロープウェーにものすごく行列ができているらしくて、トークの途中ですが抜けてきてしまいました。乗るまでに90分待ちました。前の人が乗れたのに、我々が乗れなかったときは苦笑が止まりませんでした。マルキは「うへえ」って。
 帰りのロープウェーのアナウンスももちろん豊崎愛生です。内容は、ふもとにあるロープウェー乗り場の阿波踊り会館の紹介、ロープウェーから見える城山、徳島駅ビルの紹介でした。ほかにないんかい!! 水樹奈々のときは食べ物とか紹介してくれたのに! 内容うすいなあ。気になったのは、徳島市は明治のとき全国で10番目の大都市だったというアナウンスでした。これは水樹奈々のときもあったのですが、そんな過去の栄光は聴きたくない! 悲しくなる! ちなみに現在の徳島市は87番目です。マルキはそこまで知らないから「ふうん」って。アナウンスの最後は阿波弁で「またきてな」で締めくくられました。
 ロープウェーを降りて駅前までマルキと歩いてきました。また友達の家に泊まるということです。たしかに、1日目は持っていたスーツケースが今回はありませんでした。友達の家に置いてあるのかな。そもそも泊めてもらえるくらい親しい友達なら、その友達と徳島で遊んだほうが良かったんじゃないですかね。まあ、うん、いいと思うよ。

みくせんを売っている初音ミク
2日目午後の画像はこれだけです。イベントは撮影禁止ですから。ごめんなさい。
マチアソビvol.4をがっつりと3日目につづく。