青空文庫アプリ 比較

青空文庫について詳しくはWikipediaで。
青空文庫 - Wikipedia

そんなに読書家と言う訳ではないけど、暇な時や眠れない時に読むのに良いなぁと思い、i文庫・Skybook・豊平文庫を試して見た。


豊平文庫 の購入はこちらから

まず豊平文庫はUIやヘルプは一番凝っているけど、設定項目が少なく、少々自分好みの設定にカスタマイズしたいと言う人には不向きかもしれない。自分もある程度調整して使うのが好きなタイプなので、ダウンロードして暫く使用して見るも、やはり物足りないなと思い他の物にする事にした。

SkyBook の購入はこちらから
SkyBook Lite (無償お試し版)のDLはこちらから

次に試したのがSkybook Lite版。これはとても分かりやすく、かつフォントサイズや余白、背景やフォントの色を細かく設定可能で細部まで気が回っている。まずデフォルト画面が本棚なので、ダウンロード後の物をちょいちょいと選んで読むと言うのには一番適しているように思う(基本的にどのアプリも最初から文庫のデータを内蔵している訳ではなく、適度欲しい文庫のデータを選択し、ダウンロードする様になっている)。アニメーションについてもカール(スライド)がそれっぽくて好みだ。


i文庫 (iBunko)の購入はこちらから

ただi文庫の評判が良かったので、試用版がなく迷ったものの、一度購入してみる事にした。
うーん、これは迷う。設定出来る物に関してはSkybookとあまり代わりが無いように思えるけども、設定の仕方が大きく違う。Skybookは最初から数値で細かく設定出来るのに対し、i文庫は基本的にデフォルトの設定が有り、追加と言う形で自分好みの設定にカスタマイズ出来、別途保存出来る。本によってフォントサイズなど幾つか設定を分けて使用したいと言う場合はi文庫の方がおすすめかもしれない。

i文庫の悩みの種については、本棚に戻るのにいちいち手間が掛かると言う事だろうか。サッササッサ本を替え、読んでいくとするならば、Skybookで本棚へあらかじめダウンロードして置き、選択するのが楽そう。また、Skybookの本棚は何処まで読んだのかや既読・未読を表示してくれる為、物忘れの激しい自分には嬉しい。

また両者についての検索機能だが、i文庫は確かに単語を自動検出し選択してくれるのは楽で良いんだけど、特に網掛けなども掛からない為、どこを選択しているのか分からず、たまに1行右の単語を選択していたりする。その点、Skybookは手動で調整しなければならないが、網掛けが掛かる為どこを選択しているか分かりやすい。また検索結果自体も、Skybookではブラウザを内蔵している為、いちいちアプリ間を行き来する事なく簡単に検索できる。

うーん、i文庫買ってしまったけど、やっぱりSkybookも買ってしまいそうだ。

skybook購入後のレビューを追加。結構評価が変わりました。
青空文庫アプリ 比較 その2
http://d.hatena.ne.jp/uro-ni-utsuroi/20100208/1265635833