みつどもえ
小学6年生の「日本一似ていない」三つ子・丸井みつば、丸井ふたば、丸井ひとは。
この漫画は丸井三姉妹とその周辺人物が織り成す、ギャグ漫画である。
内容は週刊少年チャンピオンで連載されているにもかかわらず、小学生の三つ子たちがドタバタを繰り広げるという雰囲気だけは平凡な作品。
しかし内容は変態コメディ。
丸井ひとは
性格は根暗で、エロ本を愛読書とする。
基本的に登場するメンツは個性豊かで、各話それぞれのキャラクターの特徴にスポットライトを当てて展開されるストーリーには毎回笑わされた。
原作を買って読んでみたのですが、勘違いから生まれるギャグや、勢いのある話のオチのつけ方には個人的に感心する域だった。
まぁどちらかというと内容よりもそのぶっ飛んだ内容が気に入ったんですけどね。
特にぶっ飛んでいる回(アニメにもなっている)は2話の超ドジっこ保険医の所。
検尿を床にぶちまけたり目薬にしたり、珈琲に入れそうになったりと、かなりハードルの高いシモネタで人を選ぶ回だった。
多分原作をひと通り見ても一番ぶっ飛んでいる回だったのですが、これを地上波でやるとは…。
どうやらアニメの監督さんが「これはどうしてもアニメ化したい!」と言い張ったらしく、他の方々は呆れていたようですがいざ映像化してみると、お、おう……って感じになったね。
下ネタはともかくとして、ギャグ漫画として見る分には普通にキャラクターが活き活きしてて面白いと思います。
多分大多数の人が気に入るであろう、みつば姉妹の父親。
何故かアニメ内で父親だけ線が太いという演出がなされていて、その不審者っぷりに拍車がかかっていたのが面白かった。
最近没個性の作品ばかりだなーと思っているひとには是非おすすめしたい作品でした。
二期の「みつどもえ増量中!」について
深夜帯のアニメで初なのかどうかは分からないけど全8話構成の二期になる予定だそうで。
なんでそんな中途半端な話数を……。
多分大人の事情云々があるんでしょうが、どうせやるんだったらもう1クールでやって欲しかったというのが本音。
原作と照らし合わせてみてもまだ半分以上話のストックの余裕があるから、予算と枠さえあれば出来るとおもうんだけど。
DVD&ブルーレイの売上不振のせい?
まぁこんなジャケ絵だったら売れないのも仕方ないけどさ…w
どうしてアニメの絵柄で普通にやらなかったのかと。
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この作品で一番驚いたのは原作者の桜井のりおが女性だということ。
内容が内容なだけに驚いたわー……。