あそびにいくヨ!

uroborosu2010-12-23


公式

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OPの雰囲気がすごくいい。

本作は宇宙人とのファーストコンタクトを軸に書かれたラブコメディであり、映画・時代劇・特撮・アニメ作品などからのパロディ描写もある。
著者の地元である沖縄を主な舞台とした物語で、沖縄の方言や風習、風土などの描写もある。

同作品を原作にしたドラマCD、ゲーム、漫画作品もある。
漫画版は888が「月刊コミックアライブ」の2006年10月号に連載開始。2010年7月にテレビアニメ放送開始。

ラノベ原作ということで何となく視聴してみたのですが意外と楽しめた一作。

内容はラブコメディと位置づけしてあるにもかかわらず、展開の予測不可能っぷりは久々に好奇心を駆り立てられた。
それもなぜかというと、普通のドタバタしたラブコメと違ってSF色が超濃厚
しょっぱなからバトルを繰り広げる展開を見る限りこれは普通の作品とは違うという匂いを感じざるを得なかった。

話の概要を箇条書すると

  • 主人公は沖縄に住んでいる平凡な少年。
  • ある日猫耳と尻尾の生えた美少女宇宙人エリスと出会う。
  • エリスを取り巻きを含めてストーリーが運ばれていく。

予めネタばれしてしまうと、恋愛相関図はエリスと幼なじみ二人に線が繋がっているのですが、幼なじみは平凡な女の子ではなく、物凄く突出した能力を有しています。
なので普通の恋愛模様など一片もなく、SF寄りラブコメという印象が強いです。

話の中で銃器なども数多く登場し、一つ一つデザイナー達が現実に存在する銃器を参考に緻密に描いている点もそこらの萌えアニメと違うなぁと思った。
P90とかチョイスする辺りガンスリンガー・ガール並のこだわりを感じる。

個人的にSF作品はあまりみないタイプなのですが、この作品のようにゆるーい感じに仕上げてくれるとストーリーへの感心が高まって仕方がない。
本編の中にはパロディもちょこちょこ織り交ぜられつつ、最終的には超展開+テッカマンという締め方はなんとなく打ち切りエンドを彷彿とさせた。
ラストのあたりの展開はちょっと頂けないものの、中盤までの意外性をついた展開は面白すぎてしょうがなかった作品でした。

それにしてもアシストロイドかわいすぎだろう。
一家に一台欲しい。