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2013-05-09

ベッキー道

ノマドの話 ノマドの話を含むブックマーク

ちと古い話題ですが突然、言いたくなったので。

ノマドライフスタイルを煽ることが罪深い行いかどうかについて。

 

ノマドライフスタイルのどこがいいのか真面目にわからない。スタバとか出先で仕事するとかそういうのは、〆切に終われてやむを得ずやっていることという印象。できるならば落ち着いた机とイスと参考図書のあるところで仕事したいと切に思う。ので、「出社しなくていい」みたいなのは、あまり恩恵がよくわからない。

 

自分で自分の仕事を決めるというのは、組織と自分の有用性の大小の問題だと思う。組織にとって自分の有用性が大きければ、ある程度の融通は利くのでは。もちろん、営業とか窓口とかライン保守とか、身体が特定の現場に拘束される職種の人は別。知的肉体労働系の業務に限る話ではある。

なのでえらくなれば and/or 有用性を社内外に確立できれば、自分の仕事を自分でマネジメントすることが当然できる。

  

まあ、自分は小さい組織でしか仕事をしたことがないので、こういう考え方は小組織ならではのものなのかも。大企業に勤める人の鬱屈はよくわからない。ノマドライフスタイル煽りがはまる人は結局、大企業の人なんじゃないかなあ、という気もする。

  

さて小組織で自分の有用性をある程度確立できたら、チームで仕事することのありがたさは大変に際立ってくる、というのが自分の感触。プロジェクトチームには役割分担はあるが、役割間での上下というのは実はないのです。電話を取ってくれる人がいるから、企画作業に没頭できるというように。電話を取って御用聞きをするのは、企画立案という作業に比べると華はないかもしれない。しかし電話応対ほどスキルの上下が明確な仕事はない。コピーも同様で、気の利いたコピーの取り方というのは確実にあるよねえ。

 

得意スキルの違うメンバーがそれぞれをリスペクトしてお互い必要だよねと思いながらやる仕事ほど、気持ちのいいことはない。新人のうちは当然、代替可能性の高い作業が割り振られるが、その持ち場で有用性を発揮すれば自由度は高まるしリスペクトは得られると思うんだけどなあ。

本屋断想。 本屋断想。を含むブックマーク

ベッキーの本の帯に感心した。書店店頭で足が止まり、絶句。

ベッキーはベッキーらしさを自分自身でなぞって生きているのは公知の事実と思われるが、「いつも元気なベッキーだって、家ではなみだすることもあるんだ」的な帯ですよね。完全なベッキーぶり。ベッキー道の覇者だ。予想通り。予想通りを予想通りで返してくる強固さに息が止まる思い。

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ハヤカワ文庫と創元文庫の話。

 

本屋に行くとまず、ハヤカワと創元の棚を見に行く。この両文庫のボリュームが一定あり、かつ、品揃えがイケテル店は心のふるさとといえましょう。ハヤカワと創元の息吹を感じると心があらわれる思いがする。

たとえハヤカワ文庫の造本が荒くても、背を高くして書店員を戸惑わせ自宅の本棚を面倒な目に遭わせても、めげずに両文庫を見に行く。

 

今日の創元ハヤカワネタ。

創元推理文庫

ずっと創元で出ていた加藤実秋のインディゴシリーズが集英社文庫で出直しているのを発見。どうしたんでしょうか。

当たり前だが、カバーの絵師が替わっていて、雰囲気もだいぶ違っている。

カバーを猫も杓子も流行りの絵師に寄せてくるのは勘弁して欲しいのだが、慣れ親しんだカバーが替わるとそれはそれで違和感あるなあ。

海外ものではE.C.R.ロラック「悪魔と警視庁」の帯が見どころ。

>>植草甚一も「三冊に一冊は必ず面白い」と評した最良<<

というのは褒めているのか。微妙な気分だ。とりあえず「その三冊に一冊しか翻訳しません!」と宣言してみるといいと思う。

 

創元SFではP.K.ディックの新刊を見た。ディックの新刊(というか本邦未公開、未翻訳)は時折ちょぼちょぼ出るが、コレクション価値とか文学史的な価値とかはあるのだろうけれども、それがディックでなくても出してもらえる水準の作品なのだろうかと気になる。

それは自分で買って確かめるべきなのか。

なにごとにおいても、すでに駄作と歴史的に評価が確定した作品にはまるべきかというのは、遅れてきたファンがいつも直面する問題であるけれど、死せるディックがリアルタイムでこの問題をあまねく年代のファンに投げかけているというのは面白い。

ハヤカワミステリ文庫。

特捜部Qを急ピッチで文庫に落としているようだが、今年の正月からポケミスで買い始めた自分に対する手ひどい裏切りである。憤慨。

年末のミステリランキングを見て、3作目が人気になっているので読もうかと思って、でも連作を途中から読むのは嫌だからまずは1作目から、と思った者は自分だけではあるまい。もうちょっとなんとかならんかったか。それとも、「あ、ポケミスだ、じゃあやめた」という者はそんなに多いのだろうか。よくわからない。

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漫画の話。

女性向け月刊漫画雑誌、kiss(講談社)の新連載はヤマザキマリによる「スティーブ・ジョブス」。伝記。

これはは笑うところなのかどうか。悩む。

 

ところで、今もっとも読むべき漫画家は衿沢世衣子ですよ。たぶん。特に「ちづかマップ」は最高。ぜひみんな読もう!

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2013-04-22 SF短編集花盛り

ふたたび ふたたびを含むブックマーク

ふたたびurouroします。読書の話と、なんじゃこら的な話が中心になるはずです。

 

SF短編集のはなし SF短編集のはなしを含むブックマーク

「文庫のSF短編集は全部買う、出たら買う、とにかく買う」という誓いを立てることはや数年。最近、いったん誓いの再検討が必要になるくらい花盛りである。

 

とりあえず星雲賞傑作選[amazon:てのひらの宇宙]は買った。読んだ。面白かった。みんな買うべき。「山の上の交響楽」がすごくよかった。こういうのいいよね。こういうのたくさん読みたい。

   

早川文庫のSF作家クラブ創立50周年記念アンソロジーと河出文庫のNOVA9巻目はいったんペンディング。なるべく毎月、本の購入冊数を一定にしたいので、いいのが何冊かまとめて出たら購入は次の月に回したりして平準化を図るのだが、そうやって調子に乗ってるとすぐなくなるものもあるのでバランスが難しい。もちろん、どこぞに在庫はあるんだろうが、書店の店頭になかなか残存しない傾向。

書店になくともamazonにあるではないか、と思われるかもしれませんが、自分はなるべく本は本屋で買いたいのです。というか、本屋にふと立ち寄ったときに、そうそうこれ買わなくちゃ、と思って欲しい本を手に取るという一連の過程を楽しみたい。立ち寄ったものの買うものなくて出る、とか、さしてほしくないものを無理矢理ひねり出して買う、とかじゃなくて、ね。

まあそれはさておき、他にもいろいろ面白い本が出ていて、文庫新刊棚を見て回るのがここ数ヶ月、とても楽しい。うれしいことだ。

  

しかしそれにしても大森望

何を買っても大森望。なんて素敵な大森望。ひところは、SF翻訳する人、珍しい読むべきSFを教えてくれる人、そして大いに地雷を踏ませてくれる人という印象の大森望氏だったわけですが、近頃、自分の本棚に「大森望 編」の文庫本たちがあふれかえることといったら。自分が財布を開いて取り出すささやかな金額のうち、いくらが大森望本人に入るのかなあ。たくさん入るといいけど、たいして入らないんだろうな。大森望とか中村融の編は、それ自体が宣伝効果がある(と思う)ので、この人たちは編者としての代価だけでなく、看板代もとればいいと思う。いやそもそも商業出版の編者になれるということはそういうことなのかな。

   

ミステリ推薦者としての大森望はおそろしいが、SFアンソロジストとしての大森望は信頼してあまりある−−と思ったが、よく考えれば最近、あまり大森望に地雷を踏まされていないことに気付いた。なにしろ自分が国産ミステリの新しい書き手についていけていないので、大森望がいまでも地雷を量産しているのどうかよく知らないのだ。わはは。

「新しい書き手のミステリを読む」というのも、音楽といっしょで、青春の営為なのかもしれない。

  

なおこの項、ずっと大森望氏を敬称略ですが、「あのハインラインって感じ」で、歴史上の人物的扱いというか、敬称をつけるほうがおこがましいというスタンスと理解ください。

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2012-01-26 さばんなー!

[]婦人雑誌おもしろい 婦人雑誌おもしろいを含むブックマーク

昨年の夏ごろ、たびたび家人の通院に付き添うことがあり、待合室でいままでほとんど読んだことがない大判婦人雑誌を読む機会をもった。具体的に言うと、婦人画報、家庭画報、VERYなど。

○○画報は掲載のセーター一枚が数十万円だったり数百万円のジュエリーだったりするのももちろん面白いのだが、婦人画報では安井かずみの伝記?同時代史?をやっていて、これがすごく面白い。いずれ出版されたら買おうと思ってるんだけど、できれば毎号みたい。ので立ち読みしようと心がけているが、大判婦人雑誌の立ち読みはいろんな意味で苦行。重いし開きにくいし最近は付録商法で立ち読み難易度は増すばかり。

VERYのほうは桐野夏生のママ友どろどろ小説がすごく面白い。これはですね、内容も面白いのですがVERYってイケてるママ御用達雑誌だと思ってたんだけど、イケてる女性もこういうどろどろ小説読んで暗い鬱憤を晴らしているのかなーとか想像すると2倍面白い。小説としては、連載終了後に刊行されても十分に面白いと思うけど雑誌の巻末という位置がより面白い。でもVERYもすごく立ち読みしにくいのだ困る。

まあそういうわけで大判婦人雑誌は面白いのでみんな読むといいですよ。

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