uruya’s diary

夏山登山とツーリング。冬は鉄分多め。

天売焼尻完全踏破 その3

0525 めん羊さん

5時起床。軽く腹ごしらえし、まずは朝の散策。焼尻にはオンコ(イチイ)が群生している森があり、観光資源になっている。これを徒歩で踏査してみる。ああそれにしても風呂に入りたい。
歩き出すとすぐにめん羊さんに遭遇。野営場のとなりがめん羊牧場になっていて、丘陵地帯は一面の牧草地。朝の放牧ですな。サフォーク種、通称ガングロ。羊肉としては高級肉。焼尻の羊は潮風の塩分を含む牧草を食べているため、とりわけ美味でブランド価値が高いとか。
しかし…めん羊さん、でかいものをぶらさげてらっしゃるw 玉袋か乳袋かどっちだw


0530 オンコの荘

0540 ウグイス谷の吊り橋

0554 オンコ原生林入口

0618 雲雀ヶ丘公園

0619 焼尻原生林

強い風雪で矮生化したオンコが立ち並ぶ、オンコの荘。ウグイス谷は森の中にある渓谷。多くの奇木・珍僕に名前がついた立て札が立てられていて、それなりにおもしろい散策だった。写真にすると地味なので貼らないですが、奇木・珍僕に興味がある方はフォトライフからどうぞ。
ぐるりとひと回りして1時間20分ほど。朝の森の中なので当然ながらクモの巣だらけ。ああそれにしても風呂に入りたい。


0703 鷹の巣園地そばから見る天売島

0645くらいから島内1周に出発。焼尻島は全体になだらかで、天売島のようなきつい勾配はない。高台になっている島の東端、鷹の巣園地のあたりが最高点。天売島がすぐそばに見える。ああそれにしても風呂に入りたい。


0731 焼尻郷土館(旧小納家)

0732 焼尻港

焼尻はスポットも天売島より少ない。特に見るものもなく、するっと港ちかくまで到達。旧家がそのまま保存されている道指定有形文化財、郷土館は8月末までの開放。有料なので、開館していたとしても入らなかったが。郷土館の正面が焼尻港。ああそれにしても風呂に(略


0758 鷹の巣園地から北海道本島方面

1時間弱で1周完了。かなりゆっくり走ったのに、持て余すなあ。あと1時間くらい寝てればよかった。時間がありすぎるので、もう1周してみることにした。天売だと激坂があるけど、焼尻なら2周や3周は余裕。ああそれにしても(略


0805 オロロンロード(オンコ海道)

0810 めん羊さん

焼尻島の背骨の部分は一面の牧草地帯になっており、まんなかに道路が走っている。左右に海が広がり、どこまでもまっすぐ進む一本道。この景色は非常に素晴らしかった。2〜3キロほどしかない短い道だが、勾配の少ない舗装路で、快走できる。ここは自転車で走るのがもっとも楽しいだろう。車で走ると一瞬で終わってしまう。もちろん徒歩でもいい。港から原生林を通ってこの道へ出ると、鷹の巣園地まで島を横断することができる。ああ(略


1111 さようなら焼尻島

19時間の滞在で焼尻島を離れる。しかし持て余したなあ。ここでは何をすべきなんだろう。ゆったりした時間の流れを楽しむしかないんじゃなかろうか。


つづく。