2110 自宅発
秘湯を守る会スタンプ帳。3年以内に10宿泊まると1泊無料となるシステムだ。
冬のあいだに1つか2つこなす予定が、怪我をして自粛モードだったため埋められていない。
有効期限1年弱で残り5宿。4月に1宿こなしたので、6月までにもう1宿こなしておきたい。道内はだいたい回ったのでフェリーで青森に行こう。すると行き先はおのずと決まる。
2247 苫小牧フェリーターミナル
多少遅れてフェリー乗り場に到着。すでに積載が始まっていたようだが、トラックの姿もなく、すぐに乗船。この日はかなりすいていたみたい。それでも下船時はかなり待たされたけど。
2258 2等寝台
2500円プラスして2等寝台を確保している。ほぼ個室感覚だった。雑魚寝部屋なんかよりかなり快適だと思う。
というか2500円しか変わらないんなら寝台取ったほうが絶対にいい。周囲に他人がいるとまた違う感想になるかもしれないけど。
2306 港の夜景
テンション上がっちゃって船内をうろうろと見学。
風呂には入ってみてもよかったけど、夜遅いし、どうせ真っ暗で展望もクソもないし、風呂セットを積載するのが面倒だしでやめておいた。夜に来ていた防寒着が昼間は荷物に変わるので、積載量に余裕がない。
2309 ホットスナックコーナー
隊長!オートレストランを発見しました!テンションMAX!
自販機内でレンジアップするタイプの焼きそば、たこ焼き、カラアゲなどのほか、チルドピザなどの販売機もある。むかし懐かしいハンバーガーが食いたくて思わずポチリ。だがなぜかカラアゲが出てきた…おかしいなあ、ハンバーガーをポチったはずなのに。
味はまあ予想通りというか、冷凍カラアゲをレンチンした味がした。
0758 八戸港へ上陸
興奮しすぎた。売店で買ったビールと日本酒をちびちび飲みながら、電波がとぎれるまで夜更かししてしまった。翌朝5時に起きたが、かなり寝不足ぎみ。
接岸後、車両が下りるのを30分ほど待たされてから下船。八戸が早朝まで雨予報だったので天気が心配だったが、降っていなくて一安心。
0810 みなと食堂
まずは朝食だ。八戸港周辺で朝食が食える店を調べていたら、真っ先にヒットしたのがここ。メディアなどにたびたび紹介されている有名店らしい。ヒラメ漬け丼が名物だとか。
場所は八戸線陸奥湊駅という、八戸駅から4つほど過ぎた駅の近く。県道1号沿い。この道、地図で見るとわりと太く見えるのだが、本州の古い道路そのままで、普通車がギリすれ違えるような道幅。むかしながらの港町らしく、道路脇には魚屋や中卸らしき店舗がひしめいている。これはスマホナビをマウントしてなかったら探すのに苦労したな…ガラケーからスマホに変えておいてよかったw
店舗の外観も周囲の雰囲気にとけこんでいる。もっと大きな店構えを想像していたが、町の食堂的雰囲気。内部もカウンターとテーブル1卓のみで、収容人数は10人くらいか。昼などはものすごい混雑で行列ができるらしいが、店が小規模なこともあるだろう。しかしまあ、朝8時過ぎという時間なら客がいっぱいということもない。自分1人だけで貸しきり状態だった。それはそれで息が詰まるけどもw
オーダーはもちろんひらめ漬け丼。単品で1000円ぽっきり。八戸名物せんべい汁とセットになって1350円。海鮮丼としては安い方。
淡白なひらめの身に、タレが絶妙に染みている。個人的にはもう少し味が濃いほうが好みだが、上品な味わい。ひらめは旬をはずしているはずだが、しっかりとしたうまみがあった。海鮮丼にたまごの黄身というのはあまり見たことがないが、崩してからめてみたところ、絶妙なコクがプラスされる。なるほどこれはアリかもな…
対してせんべい汁だが、仕込んでまもなくだったのか、芯が残っておりこれはイマイチ。具沢山で見た目はいい感じなのだが。
せまーい昔ながらの漁師町の一角、せまーい昔ながらの食堂で食べる海鮮。そんな雰囲気が残っていて、雰囲気込みでとてもよろしゅうございました。