たぶん、夢物語だったと思う。

 「許されることなく、慰めることなく、忘れられるはずも、なく/叩かれることなく、笑われることなく、気にかけるほどのことでも、なく/ただ一度、まだ一度、遠い遠いどこかから漏れ出す/高い軌道、また一度、夢から覚める瞬間のこと/分かり合うことなく、寄り添うことなく、語り合えたところで、泣く」(夢の中で、私好みのメロディーに乗せて、うたわれていた歌詞)

 
 あのメロディは、たぶん、DOOPEESの「SOME DAY,THAT PLACE IN TIME」。そして、歌の感じは、この曲とそっくりな(というか、たぶん、いとうせいこうヤン富田の関係から考えてオマージュ的な)□□□(クチロロ)の「00:00:00」。

 私も、たまに曲作りというものをやっている。詞のみを考える場合(そして、詞を先に考える場合)によく使う方法が、既成の曲のメロディだけを頭の中で繰り返し流して、そこに別のオリジナルの詞をつけるやり方。これは、結構楽しくて、この方法で書いた詞が大量にあるのだけど、基本的に世には出ていない。

 たぶん、このことに限らず、私が世に華々しく出て行くためには、なんらかの形での良きパートナーが必要な気がする。

 ところで、ポール・マッカートニーは、ある朝目覚めたらメロディが頭の中で流れていて、ひょっとしたらどこかで聞いた既成曲なのではと思い、色んな人に聞かせてみたけれど、どうやらオリジナルで、その曲こそ、あの「イエスタデイ」だったわけだが(詞がついていなかった時、ポールは「♪スクランブルエッグ〜」という適当な歌詞をつけて歌っていたらしい)、私には今のところ、ひょっとしたらどこかで聞いたり見たり読んだりしたものなのでは?、と考えてしまうほど完成度の高い音楽や物語なんかが朝起きたら浮かんでいたなどという事はまだなく、たぶん、これからもない。

 しかし、完成度がそれほど高くない、というか低すぎて、頭が寝ぼけ状態から回復した後で改めて目を通したり、耳を通したりしてみたら、恥ずかしくなるようなものなら何度か浮かんでいる。そんなものは、すぐに捨ててしまって良いのかもしれないが、貧乏性ゆえか、捨てられずに溜まっている。かぐや姫の「おもかげ色の空」ではないが、「思い出としてここに置いておこう」という感じだ。ひょっとしたら、何かに使えるかもしれないし。

 まあ、「何かに使えるかも」ということ自体、夢物語なのかもしれないけど。

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呟き散らかしたこと


 さしこが絶賛しているらしい女子高生バンド「たんこぶちん」。バンド名に聞き覚えがあるなあと思ったら、『全力!Tunes』で何度か紹介されてた子たちだ。

http://www.youtube.com/watch?v=Ew_zONdAZ6Q&feature=share&list=PLbLjBNTBC0a_m6oaQ7n6saU6duImIf7jf&index=2

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 そういえば、昔、『笑っていいとも』の素人が一芸を披露する勝ち抜き合戦みたいな企画に出ていた少年マジシャン・赤尾くん(クールというか無礼なキャラだった。よくタモリさんがあしらわれて、つかみかかろうとするフリをしていた)は、今何をやっているのだろう。
 たぶん、赤尾くんが出ていたのと同じ企画だったと思うけど、バケツ一杯のコーラを飲みほしてみせたのはいいが、即吐いてしまった男性がいたなあ。その後、すぐに出てきた女性は手首が360度回るという芸を見せたのだけど、出演者から「なんか床すべるでしょ?」と言われてた。
 テレビ放送中に、ほぼそのままの状態の飲み物を吐き出す人間の姿を私が観たのは、先述の『いいとも』の一般男性と、『水曜どうでしょう』での安田顕の牛乳リバースくらいだな。

 赤尾くん。フルネームは赤尾武俊。本やビデオも出してたのか(書籍『マジカル・セイント・ベル』(河出書房新社)、ビデオ『赤尾くんのサイコマジック』(アズコミュニケーション))。

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 『クロニクル』 凄く気になるんだが、公開は、首都圏だけか…。

everyday is a symphony

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ドレミFUN LIFE

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