T2U音楽研究所~はてな置き場(旧:私を支える音楽と言葉)

T2U音楽研究所/臼井孝のはてな版です。

471・つのはず誠、卒業します

河合奈保子 BOX シングル・コレクション Jewel Box?Naoko Singles Collection

突然ですが、2015年9月30日をもって、15年間使ってきましたペンネーム「つのはず誠」を卒業しました。

「卒業」というと、もう執筆を辞めるみたいですが、今後は本名の「臼井孝(うすい・たかし)」で統一して、分析、企画、執筆のすべてを頑張ろうと考えております

思えば、2000年9月頃、日経エンタテインメント!のヒットチャートに関するコラムを読んで、「ちょっとこういう解説は浅い。私なら、こう読み解きます」みたいな改善提案をしたら、その視点が面白いということで同年10月に始まったのが同媒体のWeb上でのヒットチャート解説の連載。

その際に、会社には迷惑をかけないようにということで、(当時音楽系広告代理店のサラリーマンでもあった為、クライアントの大半はレコード会社だったので)、ペンネームをつける必要がありました。当時は西新宿の中でも旧地名「角筈」に住んでいて、この地名を何らかの形で残せればいいという願いと、ヒットチャートを正しく読み解きたいという思いから、考えついたのが「角筈真」でした。

しかし、これでは読みづらいということで、また「真」は“まこと”なのか“しん”なのか分かりづらいということで、「つのはず誠」として執筆することにしました。00年からは日経エンタテインメント!のWeb版、01年からは本誌と河合奈保子のCD BOX『Jewel Box』でのライナーノーツ執筆(ここでは企画には関わっておりません)、02年からはCDジャーナルとじわじわと執筆の仕事が増えました。当時は、土曜と日曜のみ、そうまさに週末ライターだったのです。

その後、04年に広告代理店を辞めた時点で、「つのはず誠」=「臼井孝」と公表し、05年10月にはT2U音楽研究所として独立。以降は、音楽市場分析の延長で、本名にて、講演したり、コメントで登場、企画CDの監修や選曲をする機会が増えました。その一方で、楽曲解説やインタビューを手がけることもあり、例えば同じCDなのに「企画:臼井孝、執筆:つのはず誠」ということも度々ありました。そのことで、クライアントを混同させることも度々あり、また私自身も「臼井孝経由で頼まれた執筆は、どちらの名前で書くべきだろう?」と混乱しておりました(苦笑)。

それで、独立してまる10年となるこの2015年10月に本名に一本化することにいたしました。もしかして、どこかで「ペンネームを変えて、何か悪いことでもしたの?」と憶測している人がいたら、やんわりとこちらのサイトに誘導いただければ幸いです。

ということで、今後も愛と情熱の文章や図説で、リスナーと音楽を結びつけていきたいな〜と願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます♪