UTokyo bicycle racing team

6/22 V坂 70km

尾根幹からの城山を予定していたが、寝坊したのでV坂。
阪神ファンにとっては色々キツい。
前半はソリア的に、後半はとにかく登った。

西園さん、全日本TT二連覇おめでとうございます!
西園さん、秋山さんお疲れ様です。

6/22 小山田 ペース走 もがき
なかなかにきつい練習だった。途中2人だったりしてかなり強度の出たペース走だった。最後の周でソリアが出来るほど元気ではなく、完全に足が終わって流すことしかできず。
死んでいたので、もがきはどこまで練習になっていたか分からない。何も出ないがただ頑張った感じだったかもしれない。
周回終わってから自販機でジュース買ったらゾロ目が当たってもう1本ジュースをゲットした。新谷にプレゼント。

6/23 ローラーメディオ パワマhiit
久しぶりのパワマだったがチェーン落ちしたりでやはり問題の多いマシンだった。

昨日:ローラー
生駒が割と復活した。土日の疲れがまだ残っていて力があまり出なかったが、きっちり追い込めたと思う。
今日:ASTUTOへ
今使っているホイールに少し問題が発生したので自転車ショップASTUTOへ伺ったところ、明後日の全日本選手権に向けてホイールを貸していただけることになりました!エアロダイナミクスに優れた最新バージョンです。回転が滑らかすぎて笑みが止まりません。これは素晴らしいアドバンテージをいただきました。

全日本選手権タイムトライアルU23 18位
昨年のインカレで資格をゲットし、本当に楽しみにしていた試合。これのために合わせたかったともいえる。本当にこれで結果を出したいと考えていた。3月から6月に仕上げるぞと準備をしていて4月は完璧に練習が進み、ピークパワーを各所で大幅に更新。試合で勝負になるところはかなり強くなった。しかしこれから不測の事態が続き、5月の前半は気管支炎(しかも抗体菌で最初の抗生物質が全く効かない!)で2週間寝っぱなし。チームTT, 個人TT, 個人ロードは練習が足りなくて本当に悔しかった。また個人ロードで手首を骨折し、練習も足りない。そもそも試合にも出れるのか怪しいという最悪の状況。かなりきつかった。

しかし諦めたくはなかった。
Formula Kingを貸してくださっている日直商会様の応援を水口さんから聞いたときに絶対に試合までやり切ろうと思った。柿木さんに相談したところ、「ローラーでなんとかやっていこう、コーナーと起伏のあるコースだから走り方でカバーできるところもかなり大きい」とすぐに切り替えられるよう前向きに励ましてくれた。このアドバイスがあったから、上位を絶対に狙うんだと思いなおせた。
手首を折ったことを受けて、いつもお世話になっているSports Bikes HiRoadオーナーの青山様に相談したところ、すぐにシフターの左右を交換してくれなければ絶対に出走できなかった。最高のTTホイールを用意してくれたastuto Tim氏のためにも、そしてこのホイールとFormulaで走りたいという気持ちも大きかった。最強のマネージャーに移動から試合準備、マッサージまで全部サポートされて、自分がどこまで高みを狙えるかに挑みたいのも捨てきれなかった。

本当に全部が心の力になったからこそ、個人ロードから2週間できる限りでローラー2部練を行い、必要な領域を鍛え、苦しむことができた。病院でトレーナーさんにテーピングをしてもらって実走を試したときは本当に痛くてたまらなかったけど、それでも痛み止めとテーピングでごまかして出走できてよかった。僕がこの試合に強行で出場できたのは皆様のおかげです。出場できたことに心から感謝しています。


〈レースレポート〉

試合会場に到着後少しわちゃわちゃしたものの、いつも通りオイルを塗りこみ、決まったアップをしっかりこなし、ひとしきり汗だくになって準備は完了。カフェインの量、摂取するタイミングも事前にPubmedで調べておき、また痛み止めの半減期まで調査済み。すべてできる準備は整えた。

コースは前半は平坦基調、後半から登りとは言わないものの起伏が連続し、コーナーも数か所ある嫌なコース。手首を折っている状態では下手にコーナーは攻められないのでタイムロスは仕方ない。コースレイアウトは完璧に把握しているので不安はなし。走っている最中の注意点はとにかく登りでそれなりに踏み、下りの前の平坦まで踏みやめないこと。それだけを頭に叩き込み、三宅監督からも出走前の注意をもう一度受け、出走。
もちろんペースは突っ込み気味で入る。平坦区間は自分の中では快調。しかし中間計測あたりから本当に苦しくなってきて、登りのあとの平坦が踏み抜けない。本当に苦しくて苦しくてたまらなかったけど、なんとか下りまでは我慢して下りは休み気味で延命を繰り返す。それでもガンガンに垂れてゴール。
たった17分しか走っていないのに、終わった後は草むらで転がっていた。本当にきつかった。

ゴール後は垂れてしまったことで「やっぱ自分弱いな」と痛感してどんよりしていた。最下位争いなのかなとすごく不安になっていた。が、各選手のゴールタイムを聞いているうちにそこそこなのでは?と自信を少し取り戻し、18位の結果。学連のトップ層にもそれほど離されず、今できることはやり切ったと思える結果だった。
納得はしていないし、満足には程遠い。それでもやり切ったんだと胸を張って言える結果だというのは少しうれしい。

本当はもっとコーナーを攻めたかったし、完璧に仕上げれれれば垂れなかった自信もある。少し悔しいがifは存在しないのでインカレに向けて全力で挑んでいこう。それが僕がいまできることであり、支えてくれた人への一番の恩返しになるのだと思う。

これから2か月でインカレになりますが、とりあえず骨を治すこととローラー2部練を続けていこうと思います。時間はないですが、全力でインカレ上位を狙っていきます。
目標は10位以内、入賞です。絶対できる目標だと信じているので、これからも応援をお願いします!

最後に、最高の機材Formula Kingをを貸してくださった日直商会様、G.S. Astuto様。練習はもちろん精神的にも最高の指導をしてくださる柿木さん。機材をいつも完璧にしあげてくださるSports Bikes HiRoad青山さん。この試合に関して本当に支援をしてくださったOBの方々。最後にずっと支えてくれた植田。
重ね重ね感謝を申し上げます。ありがとうございました!