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東京大学自転車部競技班の練習日記

2011年11月29日火曜日

[] 22:26

 どうもお久しぶりです.インカレ以来の中村謙太です.

 ふとしたきっかけから六大戦で人生ラストレースとなるかもしれないエリミネーションレースとオープン団抜きを走ることとなりました.やはりインカレ後3ヶ月のブランクは大きく,思うように体が動かない事にフラストレーションがたまる事もありましたが,今出来る全力は尽くせたのでいい経験になったと思います.

 エリミは序盤は自称ポイントレーサーのセコい走りを実践してわりと上手く立ち回れた気がしますが,残り10人を切って脚勝負となるとなすすべもなく,結局8位に終わりました.練習しなくても走れる脚が欲しいです・

 団体追い抜きは急遽澤田がメンバーに加わったりラストで洋和にぶっ千切られたりと色々ありましたが,形としてはまともに走れた気がします.まともに走れたのに7月の個抜きより遅いのはちょっとショックですが,まともに練習してない状態で結果が出るわけがないので仕方ないでしょう.

 久々の試合前の緊張感や団抜きの辛さを味わって思ったことは,やっぱり自転車競技は辛いという事です.こんな辛い事に耐える俺カッケー的な気持ちを持つ事が競技を続けるコツかもしれないと思いました.

 実際引退して外から見てみると,試合で勝負出来ている現役選手は予想以上にかっこいいです.しかし試合で即千切れる選手はやはり贔屓目に見てもかっこ悪いです.

 「やべえ俺千切れそう」と思ったら「ここを耐え抜いたら外から見た俺まじカッケー」というポジティブシンキングで.逆に耐えられず速攻で千切れてDNFしたときに掛けられる「お疲れ様,よく頑張った!」の言葉は「お前実際全然疲れてねーだろ何そんな頑張ったアピールしてんの?」と解釈して次への雪辱を誓う(笑)くらいの気持ちを持っていいのではないかと思いました.

クソみたいな事言ってすみません.これからも練習頑張って下さい.特に洋和と都倉は行田で上がれる可能性が十分にあると思うので,ここが大一番だと思って食事や調整にまで気を使ってベストの状態で試合に臨んでください.

 今回は色々とトラブルがありましたが,それを通じて運営,サポートして下さっている方々の重みが今更ながら身に染みて分かりました.これまでのご恩に対し深くお礼申し上げます.

2011年10月02日日曜日

[] 00:35

 どうもお久しぶりですインカレ以来の中村です.今日は自走前日入りで新人戦のサポートに行ってきました.

 行きの自走は甲州街道経由で行きましたが,相模湖の時点で日没という相変わらずの無計画っぷりを発揮.ほんとにすみません.大垂水は春先の練習を思い出して自然とペースが上がり,体感300W越えで登りました.まあ実際は多分そんなに出てませんけど.

 今回は初めてサポートに専念という立場に回り,色々と発見がありました.

 まず第一に東大の周回練は必要のないところで横の動きが多かったり,交代時に後ろが来ているのに高く上がったりと危険な点がいくつかあったので,ここは要改善だと思います.

 また,最初は見る側という気楽な立場のつもりでいましたが,練習の成果が出ずに落ち込む人を見るのは,他人の不幸を糧に生きている自分でもちょっと辛かったです.ちなみにこれまでの競技生活を通じて試合中に他人の不幸を笑うと自分がパンクする事を学びました.

 特に荒牧と水田は落ち込みが目に取れて終わったあとしばらく話しかけ辛かったですが,練習とそれほど変わらないパフォーマンス(荒牧のスタは練習よりちょっと速いくらいだし,水田のコヌキも練習と2秒ちょっとの差)は出せていたと思うので,それほど落ち込むような結果ではないと思います.二人ともあと2週間で何とかなるレベルの進歩で目標の基準は届きそう.

 ポイントの結果は監督のおっしゃられていた通りベースが足りてないと誰の目にも明らかだと思ったので,とにかくメディオ.というか特にベーストレーニングに関しては柿木先生を始めとしてアドバイス頂ける方が多々いるので,相談して下さい.

 と,偉そうに色々書いて申し訳ないのですが,何より半引退状態の自分には何も出来ないのが悔しいので,まともに走れるか分からないもののちょっと冬のクリテとか六大戦に出たいと思いました.

2011年09月08日木曜日

[] 23:30

最後のインカレが終わりました.

団体追い抜き 4'41"128(東大記録) 13位

ポイントレース 4pts  13位

ロードレース 10周/13周でDNF

 団抜きは春先から脚が揃わずに崩壊を繰り返し,メンバーもコロコロ変わって迷走していた事を考えると,本番でこれだけのメンバーを揃えられただけでも奇跡だったと思います.ロードに集中したかったであろうのに走ってくれた安井,最後に調子を上げてくれた森泉,2年生ながら最終的には上級生に遜色ないパフォーマンスを見せてくれた水田に感謝したいと思います.バンク練で毎回サポートしてくれた西岡と清水にも感謝.

最後ちょっと分解し掛けて100点満点の走りとまでは行かなかったものの,個人的分析では5年は破られないであろう記録だと踏んでいます(笑).

 団抜きのプレッシャーから解放されて臨んだポイントレース.雨な上に昨年まで観戦者としてオールスターメンバーによる異次元の高速展開を見せ付けられていたため,正直途中でリタイアする気満々でしたが,走り出してみると付いていく分には意外と問題なし.

 とはいえ120周もあるので序盤脚を使うと後で後悔するのは明白なので,序盤は大人しく後方待機.昨年の覇者窪木選手の動きに注意しつつ,中盤ペースが徐々に緩んできたところで龍谷の中西選手のアタックに付いていき,これに窪木選手や堀内選手,木村選手が乗って逃げが決まり良い展開.しかしスプリントになるとこれらのトップ選手には太刀打ち出来ず,3位や4位通過しか出来ずあまりポイントが稼げない.吸収後も終盤に何度か飛び出しを図るも,榊原選手を始めとして前に常に逃げがある状態でここでも4位通過しか出来ず,結局計4ポイントしか取れず.とはいえこれまでの「自称ポイントレーサー」から「ポイントレーサー」を名乗れる位の走りは出来たと思う.来年があれば入賞も‥という思いはあるが,今出せる力は出せたので満足とまではいかないものの納得は出来たのではなかと思います.

 優勝した榊原選手の走りは誰が見ても賞賛されるものだったと思う.後輩にはあういう走りが出来る選手になって欲しい

スタート前自分に付いてサポートしてくれた荒牧と,数々の無茶振りに答えてくれた谷に感謝したい.

 ロードは会場到着が遅くなってしまいかなり焦るものの,サポートの方々の尽力によりアップもちゃんとしてスタートに望めた.特に怒涛の働きをしてくれた谷には本当に感謝したい.そのうち何かの試合で谷の専属サポートになって恩返ししたいと思う.

 出走後は調子は良くもなく悪くもなくといった感じであり,2周目あたりで一旦死に掛けるもペースが緩んで5周目くらいにはこれは完走もあるのではないかと思い始める.しかし6周目に再度ペースアップがあって死に体となり,7周目のラストの激坂で集団から切れ,8周目の下りで一旦追い付きかけるも長い登りで完全に遅れる.

 千切れる前から一緒に走る人の吟味をしていたのでいい感じのグルペットが組めたかに見えたが,平地で踏める人は登りで千切れ,登りで踏める人は平地で引いてくれないというグルペット定番の現象が起こりなかなかうまく走れない.9周目に入ったあたりから日大の選手といい感じで回せたが,やはり少人数ではどうする事も出来ず,10周目のラストで5人ほどのパックに追い付いてこれから!という所で8分差で下ろされる.

 メイン集団の人数が少なければ次の周を10分差以内で切り抜け,ラスト1周は温情措置で通過させてもらえるという事も有り得たが,学連全体のレベルアップか完走者が多かったため,そう自分に都合のいいようには行かなかった.立教,慶應,信州が複数完走者を出すなど,推薦を取らない大学の活躍が目立っただけに,そこに自分が入れなかった事が本当に悔しい.

 とはいえ自分の実力通りの走りは出来たと思う.一つだけ心残りなのは,レースが進むにつれてサングラスの曇り止めが雨で流れて前が見えなくなり,下り区間で前に付けなくなって多少無駄脚を使ってしまった事である.これまでこれほど長い距離をレースで走った事がなかったために生じた問題であり,昨年まで選手権に出ても序盤で切れてしまっていた事が悔やまれる.

 「たとえ序盤で切れてしまっても経験を積むために選手権に出る事が重要」と言う人がよくいるが,1/3も走れずに降ろされてしまうようなカスみたいな走りでは経験にすらならないというのが自分が唯一後輩に言える教訓だと思う.早いうちに完走に近いレベルまで強くなって欲しいと思う.

 ポイント,ロード共にもう1年あれば‥という思いがあり,未練がないかと言われると完全に嘘になってしまいますが,本質は「もう1年あれば」ではなく,東さんが引退時におっしゃられていた「あと1年早く今の強さに達していれば」だったと思う.

 自分の場合去年までテストやら試合で結果が出なくてモチベーションが上がらないやらを言い訳にして1ヶ月単位での長期離脱を繰り返していたが,今年は2月以降半年間継続して練習を続けた結果,それまでの4年間よりも成長する事が出来たと思う.柿木先生のメニューを半年続ければ必ず効果は出ます.この競技は練習を1ヶ月休むとその前3ヶ月分くらいの練習が無駄になります.

 

 何だか説教たらしい長文となってしまいましたが,初めて部の戦力として臨めたこのインカレで,サポートの大切さを再認識させられました.サポートして下さった方々に本当に感謝の意を述べたいと思います.特に機材面での多大なサポートを頂いた日直商会の方々,練習面やチームロードなどでの作戦面で多大なサポートを頂いた柿木先生兄弟方,4年半にわたって一言では言い表せない程のサポートをして頂いた三宅監督,機材面のみならず,数々の実践的なアドバイスを頂いたハイロードの青山さんには感謝しても仕切れません.