sl-2010
sl コマンドをアップデートした。fj に投稿したのはなんとなく1987年頃かと思っていたが、ダム端末を使ってた時期なので1984年くらいだったかもしれない。まあ、とにかく20数年ぶりの更新ということになる。実は、@shudo さんがツイッターでつぶやいていたので、140文字で書き直してリプライしてやろうと思ったのですが、すみません、無理でした。汽車を小さくしたりと工夫はしてみたのだけど断念。ところで、@shudo さんが見ているのは、きっと僕が作ったやつじゃありませんよ。
今インストールした Fedora の sl コマンドも Ctrl+C (SIGINT)効かない。歌代さん曰く「SIGINT, SIGQUIT, SIGTSTP を無視するようにするコードは、コメントアウトして世に出した」のはずなのに」
— 首藤一幸 (@shudo) 2010, 11月 2
昔のバージョンは、当時の環境と 9600bps のシリアル接続端末で滑らかに動かすために curses の作法を無視したコーディングをしていたのだが、今度のは普通のコードで。SL の大きさも当時の環境ではこれが限界だったのでこうなっているのだが、それはそのままに。仕様は微妙に変わっております。
え、コンパイルできない? -lcurses オプションをお忘れなく。昔は -ltermlib も必要だったけど、今は付けなくてもいいみたい。後処理をしていないのでスクロールバッファとかおかしくなるかもしれないけど、気にしない、気にしない。嫌なら endwin() を追加。ついでに、このコードの欠陥を10個くらい探してもいいかも。
ところで、MacOS 版は知っていてユニマガ20周年でも紹介したのだが、JavaScript 版もあるんですね。これはナイスだ。