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うたたね日和♪読書メモ このページをアンテナに追加

2017-01-18

 アーサー王の世界 大魔法師マーリンと王の誕生

最初のうちは駆け足で物語が進行していくので、登場人物と地図を見比べながら、設定を理解していくのが精一杯。なにしろ英国の歴史などまったく知らないのだから。
このままストーリーを追いかけて終わりなのか・・・と思いきや、後半に入って俄然面白くなってくる。斉藤洋さん独特の肯定と打ち消し文の連打も健在だ。
真打登場のラストはこれからのシリーズに期待を十分持たせている。
魔法力より、マーリンの持っている知恵が主軸に展開されているのが良い。

2017-01-16

 恋するハンバーグ

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂

『食堂のおばちゃん』に続く続刊です。昭和の香り溢れる下町情緒たっぷりのホームドラマでした。かつてのTVドラマ『肝っ玉母さん』シリーズを連想してしまいました。
おいしそうな料理の数々と巻末のレシピで内容も充実。ごちそうさまです。

 少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

私より少し年上の従妹が愛読していた『風と木の歌』。
「ひなたちゃんには、ちょっとまだ早いかも」
なんていいながら、貸してくれましたが・・・やっぱり、よくわかりませんでした(笑)
ただ主人公の少年ほど悲哀に満ちた登場人物には出会ったことがなかったので、なんだかひどく驚いたのは事実です。当時はヒロインといえば、お姫様キャラ、王子様キャラが主流でしたもの。少女漫画として革命的な作品だったのですね。
物語を生むまでの苦しみや葛藤がストレートに伝わってきました。
自分の描きかったことを最後まであきらめず貫いた精神力がすごいと思います。

2016-12-20

 2016年 心に残った本&テレビドラマ

今年もいろいろなことがありました。時間に余裕がなく、年間冊数がいつもより少なく終わってしまいました。それでも心に残る本との出会いがあったのは、本読み仲間さんたちの読書日記に助けられていたからです。ありがとうございます。
以下、読了順にタイトル書き留めておきます。(同じ作者が重なった場合は、より心に残った本を選びました。すべて初読で再読は含みません)

☆児童書・YA
 
 「岸辺のヤービ」梨木果歩
 「しゅるしゅるぱん」おおやなぎちか
 「きかせたがりの魔女」岡田淳
 「てんからどどん」魚住直子
 「四人のおばあちゃん」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
 「ハリー・ポッターと呪いの子」J.Kローリング他
 「アリスうさぎ斉藤洋

☆エッセイ
 
 「倒れる時は前のめり」有川浩
 「ウドウロク」有働由美子
 「子どもはみんな問題児」中川季衣子
 「強父論」阿川佐和子
 「人間の煩悩」佐藤愛子
 
一般小説
 
 「山女日記」湊かなえ
 「食堂のおばちゃん」山口恵似子
 「院内カフェ」中島ハルコ
 「玉依姫」阿部智里
 「一路 上・下巻」浅田次郎

☆番外:テレビドラマ 

精霊の守り人』・・・児童書が大河ドラマ
 『重版出来』・・・毎週、元気をもらえた
 『逃げるは恥だが役に立つ』・・・秀忠と佐助が同僚だった
 『校閲ガール』・・・一生懸命っていいな
 『マスケティアーズ』・・・イギリスTV。四銃士 
 『真田丸』・・・別記、詳細↓

どれも脚本がとても良かった。最高に楽しかったです。俳優さんたちの役がのりうつったような名演技。<思い>みたいなものが伝わってきました。女性がホントに元気でしたね! 今年は私的にはドラマ大豊作の年でした。


別記:『真田丸

・・・三谷幸喜さん脚本ということで、期待はしていたのですが、最終回を観終わった後もなお余韻にひたっています。なにがすごいかって、一年がけでいくつもの伏線が張られていたこと、それらがすべて回収されたこと、登場人物ひとりひとりの人生(生活感や人となりとか)がきちんと描かれていたこと。
終わってみれば、嵐を乗り越えるたび入れ替わる船長の傍らで、船の安泰と針路を辛抱強く守っていたのは、副船長である信繁・信之であり、それを支える航海士的役割のきりや乗組員の真田家の人々であったのだなと思ったのでした。そして、毎週楽しみにみていた視聴者(私のことですが)も、ドラマを通じて『真田丸』に乗り合わせてもらえたような気がしています。
心躍る冒険や勇気、熱い友情や家族愛を、ときに「え、ここで!?」とツッコミたくなるユーモアを交えながら(笑)、大いに楽しませてもらいました。
主人公を演じられた堺雅人さんについては、エッセイのファンだったのですが、次々と登場するこれでもかというくらい個性的な演者のみなさんの中で、翻弄されつつも迷いのない佇まい・・・。光を受け輝く湖面のような、不思議な存在感でした。誠実で才気ある信繁を見事に演じられていたと思います。信繁らしく最後まで「よく生きる」ことをまっとうし、穏やかに幕を下ろしましたね。三谷幸喜さんが、こういうふうに演じるのが一番難しい、とおっしゃっていたのですが、ナットクです。本読み人としては、またエッセイを書いてくれないかなあ、と期待しているところです。

。。。ということで、長くなりました。読書日記なのに!(笑)

では、来年もみなさまにとって幸せな読書年になりますように(^^)/
またお会いしましょう。

2016-12-16

 リジェクション

リジェクション 心臓と死体と時速200km

リジェクション 心臓と死体と時速200km

リジェクション』聞きなれない言葉だが、拒絶反応という意味らしい。
全体に翻訳物のような雰囲気がする。
イタリア在住の作家さんならではの風景や食べ物の描写が素敵。
前作『カフェ・デ・キリコ』と同じ香りがする。こちらがより刺激的だが。
ヤングアダルトというか、普通に一般向け小説でよい気がする。
心臓移植という重いキーワードを扱いながら、物語の形はミステリー。
たぶん思春期女子の葛藤と成長、母親との瓦解がテーマだ。
読み応えがじゅうぶんあった。

2016-12-09

X-01 壱

X-01 エックスゼロワン [壱] (YA! ENTERTAINMENT)

X-01 エックスゼロワン [壱] (YA! ENTERTAINMENT)

ラストでいきなりの緊張感。NO.6と同じ近未来系の話になりそう。
まだ謎だらけで期待させながら、次巻に続くのだった。
でも流血シーンは苦手かも(・_・;)

 アリスのうさぎ

不思議の入り口がどこにあったのか、いつの間にか物語世界に引き込まれいる。場所が図書館というのもいい。
斉藤洋さんの児童書や童話も大好きなんだけど、ヤングアダルト一般向けの作品には緩やかなファンタジー色が仕組まれているからこちらも好き。ぜひシリーズ化してもらいたいです。