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うたたね日和♪読書メモ このページをアンテナに追加

2018-09-11

雲上雲下

雲上雲下(うんじょううんげ) (文芸書)

雲上雲下(うんじょううんげ) (文芸書)

ほっこりする昔話的作風から、物語は天上と下界をリンクする悠久のファンタジーへと広がっていく。前半はまどろむように、後半は危機感を感じながら読んだ。

2018-09-05

真夜中の子供

真夜中の子供

真夜中の子供

中州で住まう人々が、ひとりの孤独な少年の成長をやさしく見守り育んでいく。
衣・食・住、心の支え。安全と警告。そして幸福と未来。各々の役割を担いながら・・・。物語の支柱には博多祇園山笠があり、力強い。

2018-08-30

幻宮は漠野に誘う 金椛国春秋

後宮から解放されたのもつかの間、今度は熱い砂塵の舞う国への往復路。
過酷な条件下のもとで、玄月と対等に意見を交え、戦略を練り、実行していく遊圭の成長ぶりに驚く。麗華は幸せになってくれそうだし、最後は明々に無事会えたことにホッとする。次巻が楽しみ

2018-08-23

あるかしら書店

あるかしら書店

あるかしら書店

さすがヨシタケシンスケさん、ほのぼのするイラストにアイディア満載の絵本。
どの「本」も楽しかったけど、『本のつくり方』『本のその後』が特に面白かった。
最初、どのカテゴリに入れたらいいのか迷ってしまった。
内容的には、子供からじゅうぶん読めると思うのだが、漢字が多いし、ルビはふられてない。(手書き文字の良さがなくなるものね)小学校低学年は、完璧には読めないだろうなあ。

「あの、すみません。ルビが読者に合わせて振られる本って・・・あるかしら?」

2018-08-20

後宮に日輪は蝕す



ネタバレあり>


悪法が廃止されてよかった。さまざまな陰謀、人々の葛藤と悲しみが折り重なった切ない巻ではあったけれど。
後宮から解放された遊圭と明々。
シリーズが続くということはこれからも波乱万丈になりそう。

後宮に月は満ちる

後宮からいかにして脱出するか、で奮闘している遊圭のはずだが、
なぜだか、ますます宮廷の暗闇に巻き込まれている気がする。
そして読者(私)も物語の深みへと道連れに・・・(笑)

後宮に星は宿る

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

ファンタジーという括りではあるけれど、中身はリアルな覇権争いと心理合戦。
外戚族滅法というあまりに残酷な法を前に前半はかなり重かったが、主人公・遊圭の冷静さと明々の明るさ、そして彼らを守り背中を押してくれる大人たちが救いとなる