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うたたね日和♪読書メモ このページをアンテナに追加

2017-02-22

 おおあたり

おおあたり

おおあたり

充実のしゃばけシリーズ。妖たちのユニークな「あたり」の数々。「あいしょう」の仁吉と佐助の出会いは、一太郎にとって「おおあたり」。栄吉は餡子の味もご縁も「はずれ」だったけど、辛あられは「おおあたり」。読後は、めでたい気分になって「あたり」でした。

 あなたのとなりにある不思議 はらはら編

あなたのとなりにある不思議 はらはら編

あなたのとなりにある不思議 はらはら編

ようこそ、不思議の世界に。
こわくて、きみょうで、おもしろい話が10編。
どうぞ、ハラッとお召しあがりください。  〜帯文より〜

不思議案内人フッシーが紹介する、はらはら、どきどきの短編集、全5巻。
順次刊行ちゅう(^_^)v

本が好きな子も、苦手な子も、一行目から釘付けになること、マチガイなし!

キラキラ☆の表紙が、キミを待ってるヨ。ぜひ、手に取って読んでみてね(^^♪

<著者紹介>
藤真知子・丘修三・宮下恵茉・北川チハル・杉浦永佳・野原さちこ
当原珠樹・大塚篤子・いとうみく・三田村信行


「ママはね、いつも部屋に目玉をひとつ、置いてくるのよ」 (『宇宙人かもしれない』)

そこは天国、ではなく、ごくありふれた病室に見えた (『ユウ・レイくん』)

猫はにこにこしながら、手まねきしている (『遺産相続人』)

2017-02-17

 蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

小説で「音楽を聴く」ことが可能だなんて、思いもよらなかった。

自慢ではないが、私には音楽的素養はまったくない。
その私が実際、コンサートホールに座し、
天才的なピアニストたちの奏でる奇跡の競演を堪能しているのだ。

音楽を文字に表すこと。

何度も何度も、同じようなシチュエーションの繰り返しなのに。。。
読み手(聴き手かも)を飽きさせることもなく
限られた時間の中で物語世界の到達点へと誘っていく。

魅力的な登場人物はもちろん、
素晴らしくドラマティックで冒険心に溢れているが、

一方で、作者の描写力&表現力の天才ぶりに感動してしまったのだった。

恩田陸さんて、どれだけの筆力の持ち主だ!

そして

おそらくピアノの鍵盤を意識した白と黒の装丁と清々しい表紙絵からは、
この本を編んだ人たちの「ぜひあなたに読んでもらいたい」
という情熱が伝わってくる気がするのである。

三谷幸喜のありふれた生活14 いくさ上手

真田丸」の余韻が残る中、ドラマの舞台裏や俳優さんたちとのエピソードなど、興味深く楽しく読んだ。控えめに書かれてはいたが、新しい家族が増えた喜びも伝わってきて微笑ましかった。

2017-01-18

 アーサー王の世界 大魔法師マーリンと王の誕生

最初のうちは駆け足で物語が進行していくので、登場人物と地図を見比べながら、設定を理解していくのが精一杯。なにしろ英国の歴史などまったく知らないのだから。
このままストーリーを追いかけて終わりなのか・・・と思いきや、後半に入って俄然面白くなってくる。斉藤洋さん独特の肯定と打ち消し文の連打も健在だ。
真打登場のラストはこれからのシリーズに期待を十分持たせている。
魔法力より、マーリンの持っている知恵が主軸に展開されているのが良い。

2017-01-16

 恋するハンバーグ

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂

恋するハンバーグ 佃 はじめ食堂

『食堂のおばちゃん』に続く続刊です。昭和の香り溢れる下町情緒たっぷりのホームドラマでした。かつてのTVドラマ『肝っ玉母さん』シリーズを連想してしまいました。
おいしそうな料理の数々と巻末のレシピで内容も充実。ごちそうさまです。

 少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

少年の名はジルベール

私より少し年上の従妹が愛読していた『風と木の歌』。
「ひなたちゃんには、ちょっとまだ早いかも」
なんていいながら、貸してくれましたが・・・やっぱり、よくわかりませんでした(笑)
ただ主人公の少年ほど悲哀に満ちた登場人物には出会ったことがなかったので、なんだかひどく驚いたのは事実です。当時はヒロインといえば、お姫様キャラ、王子様キャラが主流でしたもの。少女漫画として革命的な作品だったのですね。
物語を生むまでの苦しみや葛藤がストレートに伝わってきました。
自分の描きかったことを最後まであきらめず貫いた精神力がすごいと思います。

2016-12-20

 2016年 心に残った本&テレビドラマ

今年もいろいろなことがありました。時間に余裕がなく、年間冊数がいつもより少なく終わってしまいました。それでも心に残る本との出会いがあったのは、本読み仲間さんたちの読書日記に助けられていたからです。ありがとうございます。
以下、読了順にタイトル書き留めておきます。(同じ作者が重なった場合は、より心に残った本を選びました。すべて初読で再読は含みません)

☆児童書・YA
 
 「岸辺のヤービ」梨木果歩
 「しゅるしゅるぱん」おおやなぎちか
 「きかせたがりの魔女」岡田淳
 「てんからどどん」魚住直子
 「四人のおばあちゃん」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
 「ハリー・ポッターと呪いの子」J.Kローリング他
 「アリスうさぎ斉藤洋

☆エッセイ
 
 「倒れる時は前のめり」有川浩
 「ウドウロク」有働由美子
 「子どもはみんな問題児」中川季衣子
 「強父論」阿川佐和子
 「人間の煩悩」佐藤愛子
 
一般小説
 
 「山女日記」湊かなえ
 「食堂のおばちゃん」山口恵似子
 「院内カフェ」中島ハルコ
 「玉依姫」阿部智里
 「一路 上・下巻」浅田次郎

☆番外:テレビドラマ 

精霊の守り人』・・・児童書が大河ドラマ
 『重版出来』・・・毎週、元気をもらえた
 『逃げるは恥だが役に立つ』・・・秀忠と佐助が同僚だった
 『校閲ガール』・・・一生懸命っていいな
 『マスケティアーズ』・・・イギリスTV。四銃士 
 『真田丸』・・・別記、詳細↓

どれも脚本がとても良かった。最高に楽しかったです。俳優さんたちの役がのりうつったような名演技。<思い>みたいなものが伝わってきました。女性がホントに元気でしたね! 今年は私的にはドラマ大豊作の年でした。


別記:『真田丸

・・・三谷幸喜さん脚本ということで、期待はしていたのですが、最終回を観終わった後もなお余韻にひたっています。なにがすごいかって、一年がけでいくつもの伏線が張られていたこと、それらがすべて回収されたこと、登場人物ひとりひとりの人生(生活感や人となりとか)がきちんと描かれていたこと。
終わってみれば、嵐を乗り越えるたび入れ替わる船長の傍らで、船の安泰と針路を辛抱強く守っていたのは、副船長である信繁・信之であり、それを支える航海士的役割のきりや乗組員の真田家の人々であったのだなと思ったのでした。そして、毎週楽しみにみていた視聴者(私のことですが)も、ドラマを通じて『真田丸』に乗り合わせてもらえたような気がしています。
心躍る冒険や勇気、熱い友情や家族愛を、ときに「え、ここで!?」とツッコミたくなるユーモアを交えながら(笑)、大いに楽しませてもらいました。
主人公を演じられた堺雅人さんについては、エッセイのファンだったのですが、次々と登場するこれでもかというくらい個性的な演者のみなさんの中で、翻弄されつつも迷いのない佇まい・・・。光を受け輝く湖面のような、不思議な存在感でした。誠実で才気ある信繁を見事に演じられていたと思います。信繁らしく最後まで「よく生きる」ことをまっとうし、穏やかに幕を下ろしましたね。三谷幸喜さんが、こういうふうに演じるのが一番難しい、とおっしゃっていたのですが、ナットクです。本読み人としては、またエッセイを書いてくれないかなあ、と期待しているところです。

。。。ということで、長くなりました。読書日記なのに!(笑)

では、来年もみなさまにとって幸せな読書年になりますように(^^)/
またお会いしましょう。