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うたたね日和♪読書メモ このページをアンテナに追加

2017-12-14

政略結婚

政略結婚

政略結婚

江戸末期から平成へ。それぞれの時代を凛として生き抜いた三人の女性たち。
120年の歴史を『てんさいの絵皿』が縁を結ぶ。
巻頭言『過去に生きた女性たちに捧ぐ』から作者の思いが伝わってくる。
面白かった。いつかまた再読したい本。

2017-12-05

美女は飽きない

美女は飽きない

美女は飽きない

本さえ読めば満足している私には、遠いファッショナブルな世界。
でも、読む分には大変興味深く面白いです。
(ファッション用語はさっぱりわからないけど)
このまま『美女に飽きない』で作家業を突っ走ってほしい。
来年の大河は中園ミホ氏とのコラボ。
これも楽しみだわ。

この世の春 上・下

この世の春 上

この世の春 上


この世の春 下

この世の春 下



乙女ティックな表紙にライトなイメージを持ちつつ読み始めたが・・・油断した(笑)
上巻では姿なき恐怖に怯え、下巻では人間の怨念の悍ましさに震え上がった。

それでも陰惨な復讐劇をハッピーエンドに誘ったのは、主人公を助け、見守る人々(心の中の子供も含む)の深い愛情の環だったのだ。

読後はホッとして、安堵の息を吐いた。
作家生活三十周年を飾るにふさわしい作品だったと思う。

ただひとつ。
事件(?)の発端となる動機が釈然としない。
藩政の不服だけで、人はそこまで復讐の鬼になりえるのだろうか。
なんの罪もない幼子を大勢犠牲にしてまで。
そして、彼らを操った本当の黒幕はいったい誰だったのだろうか。
対局にある人間の視点がほとんど描かれてないのでもやもや感は残る。

2017-11-12

山猫珈琲 下巻

山猫珈琲 下巻

山猫珈琲 下巻

ニュージーランドトンガ王国の話が面白かった。
森村桂さんの『天国にいちばん近い島』は大好きな本だった。
ひさしぶりに再読したくなった。

2017-11-08

涙倉の夢

涙倉の夢

涙倉の夢

タイトルの意味が読後にじんわりと響いて来る。
なるほど、そうだったんだと納得する。
冒頭、過去から異界へと扉は唐突に開く。
主人公・亜美とリンクして、ぞわぞわしつつ、謎を追っていきたい心持になる。
明確なテーマをバックグラウンドに冒険心も満たしてくれる大人も楽しめるファンタジー。

レンタルショップ八文字屋

化けて貸します!  レンタルショップ八文字屋 (物語の王国2)

化けて貸します! レンタルショップ八文字屋 (物語の王国2)

設定が面白い。ほのぼのとした江戸お伽噺。
個性豊かなタヌキさんたちの仕事ぶり、もっと知りたいと思う。
続編があることに期待。

2017-10-30

空で出会ったふしぎな人たち

空で出会ったふしぎな人たち

空で出会ったふしぎな人たち

作・斉藤洋さん、絵・高畠純さんの黄金コンビ『ギュレギュレ!』続編。
カオス管理エージェントになった<わたし>は肝心のカオスには出会わない代わりに、驚きの人物と次々に遭遇する。
ユーモアたっぷりのアナザーワールド一般書の棚に置いて、小さく狭まった現実にひと一息つきたい大人にも読んでほしい。

『七層の仏塔とふしぎな箱庭』が特に面白かった。