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うたたね日和♪読書メモ このページをアンテナに追加

2013-11-11

 烏は主を選ばない

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2

『烏に単は似合わない』の続編? 同じ時系列で今回は若宮側からの物語。
八咫烏が支配する世界山内では、次の統治者金烏となる日嗣の御子の座を巡り、東西南北の四家の大貴族と皇后候補の姫たちをも巻き込んだ権力争いが繰り広げられていた。賢い兄宮を差し置いて世継ぎの座についたうつけの若宮に、強引に朝廷に引っ張り込まれたぼんくら少年雪哉は陰謀、暗殺者のうごめく朝廷を果たして生き延びられるのか・・・」(表紙文より)
前作『烏に単は・・・』を再読したくなった。ちょうど抜けていたピースを埋めていくみたいに。
ところで、どうしてもわからない表現がありまして・・・。
182ページ1行目 「路近はうっそりと笑った」の「うっそり」。
調べてみたら、「心を奪われてぼうっとしているさま、ぼんやりしていること。うっかりしていること。また、そのさまや、そういう人」と出ました。意外だったなあ。

 すこやかな日々

文・堺雅人2 すこやかな日々

文・堺雅人2 すこやかな日々

深い洞察力と真摯な探究心。洗練された文章なのだが、かといって硬い印象はない。
ときおり自嘲気味に語られる体験談ユーモアたっぷりで温かみさえ感じる。
与えられた「役」を吟味し、練り上げ、自分の「身体」で表現すること。
役者としての筆者のひたむきさがあふれた随筆集。

 サラの翼

サラの翼 (文学の扉)

サラの翼 (文学の扉)

「もうすぐ11歳になるサラは、ママが計画してくれた、とっておきの旅行に出かける。行く先は地中海にうかぶ美しい小国・ポルリア<中略>旅の相棒となったのは、ママの大学時代の“戦友”であるコウおじさん、一見ちゃらんぽらんなおじさんに、サラは旅に来たことを後悔するが、美しいポルニアの風景と、さまざまな人ととの出会いに、しだいに心を開いていく・・・」(扉文より)
ママの計画した旅行の動機とは。コウおじさんはどうしていつも黒のスーツなのか。毎夜受ける奇妙なレッスンの意味は。サラの憂鬱はどうしてなのか。どうして設定がおじさんと女の子なのか。すべてがラストの章で明かされる。真の旅の目的を知ったとき、タイトルと表紙絵がぴたりと符号する。