「平成28年度 大阪高校春季サッカー大会」の3回戦が、J-GREEN堺（S11コート）で行われました。
（エンジ：上宮太子、青：清教学園）
結果：3-3（PK5-3）
2回戦が相手棄権のため1週間空いての春季大会。いよいよJ-GREENです。
相手は今月5日の練習試合をした清教学園との一戦。
立ち上がりは1回戦ほどの緊張はなかったものの、まだまだ固い状態でした。
前半の序盤は一進一退の攻防。固さからは裏を狙うロングボールからの攻撃が目立ち、良いリズムがなかなか作れませんでした。
守備が少し安定してきたところから徐々にリズムが出てきて、前半20分に中盤の攻防に勝ったところからのロングボールにうまく抜け出したところから先制。さらに前半24分にこれも中盤で奪ったところから、前の選手が抜け出してからのGKとの1対1を決めて追加点。前半は危ない場面もいくつかありましたが、2-0で折り返すことができました。
後半は開始直後の決定的な場面を決めることができず、そこから相手の高い位置からのプレッシャー、また足の速い選手の裏への抜け出しに苦戦してしまいました。後半6分に失点し2-1に。しかしその2分後の後半8分、相手ゴールキックをカットしたところから前線の競り合いに勝ち、そこに反応した選手が押し込んで3-1に。ここまでは良い流れでした。しかしカウンター攻撃を繰り返す相手の攻撃に押し込まれ、リズムがだんだんと悪くなってきてしまいました。中盤からの守備の遅れが目立ち、またDFの対応も悪く、その後2失点を喫してしまいました。
後半終了間際にも相手の決定的な場面がありましたが、なんとかポストに救われPK戦に。
上宮太子は先攻。太子が1本目を決めた後、相手の1本目は枠の外へ。その後太子の選手は5人が落ち着いて決め5-3で勝利することができました。
非常にタフなゲームでした。試合中に負傷してしまい思うように動けなかった者もいましたが、なんとか勝利することができました。
前回の練習試合と同様、前半は太子ペース、後半は清教ペース。お互いある程度の手の内が分かっている中でのゲームでやりにくさもありました。
失点を重ねる中で選手たちも焦りを感じながらゲームをしていたと思いますが、お互いを励まし合い、また声を掛け合って、最後は落ち着いて勝利をつかみ取ってくれたと思います。自分たちで修正すべきところも見つけて工夫して戦えたところもありました。
これで目標としていた4回戦・「2次予選」への進出が決まりました！1つの結果を出せたことはうれしく思います。しかしこれで満足しても何の意味もありません。次は4/29(金・祝)、阿倍野高校と対戦します（9:30〜、@J-GREEN S-13ピッチ）。
本日もたくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。差し入れまでいただき本当にありがとうございました。本来なら1人1人にしっかりとお礼を述べさせていただかなければならないところでしたが、簡単な挨拶となってしまったことお許しいただけたらと思います。次はベスト32をかけて4回戦を戦いたいと思いますので、子どもたちにさらなる力を与えていただけたらと思います。本当にありがとうございました。
