臨時電灯工事。

あまり聞きなれない言葉ですが
臨時電灯は今まで、道路工事、建設現場等、電気設備が設置されていない場所の短期間の工事現場で利用されてきました。


道路工事の回転灯の電源で利用されていますので、道路工事の現場でたまに見かけることもあるかと思います。(埼玉県内では、道路工事に限り電柱に臨時電灯BOXがついていることも多いです。)
動力に関しても臨時工事は可能です。


数ヶ月の短期間だけ、電灯電源100Vを使いたいというお客様もいるかと思います。
その場合でも本設工事を行いますと、大掛かりな工事となってしまいますし、送電までにある程度の時間が掛かってしまいます。


臨時電灯工事ですと、比較的割合容易に電灯電源コンセントが用意できます。
(当店では、最短3日ほどです。)


原則的に、臨時電灯は3ヶ月毎の契約となりますが、その後も契約更新可能ですので、短期〜中期に渡って使用可能です。

基本は東電電柱が20m近辺にあることが条件です。
それ以上、電源引き込み場所が離れている場合は、内線工事または東電工事が必要となり、
送電までに数ヶ月は掛かることもしばしばです。





上は、電柱上の、DV電線-東京電力本線との接続の様子。
低圧ゴム手袋を使っての作業の様子で
ボルコンと呼ばれる材料で、本線と、DV線(空中を飛んでる電線です)を接続しています。


臨時工事は、建設会社の方からのご依頼が大半ですが、
個人の方にも、一時的なプレハブ電源確保など需要があるのではないかと思い
blogに書いてみました。