黒田硫黄『大日本天狗党絵詞』3、4巻

高田馬場芳林堂書店で購入。


帰りの電車の中で読破する。正直言って、中盤からの展開は期待外れだった。
尻切れトンボ。大風呂敷を広げ過ぎてしまった感が否めない。


「天狗と思えばみんな天狗だ」などと観念論を持ち出して話が
抽象的になってくるあたり、連載がたいへんだったのか
(そりゃ大抵たいへんだろうが)、話を終わらせなきゃいけなかったのか
理由は分からないが、ちょっと苦しい。今の自分にはあんまり面白くない。