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2002-08-29 耳鳴りはB♭のしらべ このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

夏も終わりますね。8月が終わって、ああ、もう、ホントに秋が来るよ。暑いのは嫌だけど、今年も後半戦に突入するのかと思うとぞっとしたり。ていうかさ、就職活動どうするつもり?なーにも考えてないでしょう?うう、考えなくちゃいけないのは分かりつつも、音楽ばっか聴いていて現実に向き合ってないなあ。バイトばかりしてていいのかよ、まじで。


祭りの次の日は、さみしいね。昨日のデートを反芻しつつ、うっとりとうんざりで8時間労働。改めて思ったのは、自分と、いろんな人との繋がりが、時が経つにつれて、ところどころでクロスして、また新しい繋がりが生まれるということ。それが大好きな音楽でってとこがまたいいね。良い出会いは財産だよなあ、などとしみじみ思う。昨日はもっと遅くまで飲みたかったなあ、などと悔やみながらも皿を洗ったり。ああ、次の祭りは…京都大阪シューポポ♪チュチューガタゴト…。ってバスで行くんですけどね。もう、楽しみで、仕方が無いです。


バイト帰りに、近所のレンタル屋にCDを返却して、その足で、久々に古本屋を覗く。CDコーナーでグラスハーモニカのCDが売っていたので、興味深く思い、購入。今、聴いてます。夏の終わりになかなか合う。スキルさんの特製コンピ『air-conditioner』みたいな雰囲気ですよ。真の意味でのイージーリスニング、というか。シンセの元祖というよりは、線の細いパイプオルガンみたいな響きです。水の入ったガラスのコップを擦って、音を出すって書いてあるけど、一体どういう構造してるんだろう?ふしぎな音だなー。うーん心地よい。眠くなるよ。


ちなみに、表題の通り、まだ耳鳴りしてます。昨日のおばかちゃんのせいかしらん。いつもB♭で鳴るんだよね。左右の耳で違うこともありますが。

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2002-08-28 THANK YOU FOR THE MUSIC このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

なんともいえず、良い一日だった。午後2時半、新宿駅着。高島屋のHMVで年刊音楽雑誌『MAP』3号を購入して、その足で、アルタ前へ。はるばる京都からやってきたミオさんと楽しいデートの日なのだ、今日は(笑)。書きたいことは溢れんばかりで、気持ちも揺れるのだが、何があったかはひみつにしておこう(笑)。ただ、親密なグルーヴがそこにあったと。云えることは、それだけだ。ウフフフ。ミオさん、どうもありがとう。会えてうれしかったです。で、また来週会うんだよね〜。うわ〜。日々、艱難辛苦に耐えていれば(オオゲサだけどさ)、たまにはいいこともあるんだね(笑)。


午後6時15分、細谷さん、葉子さん、山下スキルさん、ミオさん、小生でリキッドルームの前に集合。すごい人いきれの中、階段を上る。うーん若者が多いじゃないか。みんなくるりファンかしらん。7時40分を過ぎたあたりで、開演。我らがデートコースペンタゴンロイヤルガーデンの登場である。


セットリストは以下の通り。短かった。実質、90分もやってない。


1.CATCH 22 (後半・インプロ風)

2.PLAYMATE AT HANOI

3.CIRCLE / LINE 〜 HARD CORE PEACE

MC

4.STAYIN' ALIVE(BEE GEESのカバー・アーバンジャズ風)

5.HEY JOE

6.MIRROR BALLS


今回はライブ全篇に渡って坪口さんのクールで鮮やかなキーボードプレイが目立った。助っ人ギター、ジェイソン・シャルトンもバークリー出の知的ギターでなかなか良い感じ。もうひとりのギター藤井さん(日本人)はラストの「MIRROR BALLS」でキーを間違えたりして、うーん、やっぱレギュラー

メンバーで聴きたいかな、と思ったり(藤井さんすら代りのメンバーだと演奏中ずっと信じていた。だってあんまりプレイがよくなかったから)まあ、踊りまくって気持ち良かったんだけど、後ろの客が叫ぶ叫ぶ。叫びまくってうるさかった。てか耳がキーンとした(苦笑)。せっかくハードコアピースの世界にいるのに、軽い殺意に襲われたりして(苦笑)。いや、もうさ、今日は人、多すぎたよね。イトケン(前述の『MAP』にもインタヴュー有ります)のドラムは、なかなか爽快な感じで良かったけど(ハイハット!)やっぱ芳垣さんはスペシャルなんだな、とつくづく思いました。


で、くるり。ああ、菊地さんが日記に書いていたように、今日はホント、アウェイ(敵地・笑)だったんだな、と思わせる歓声。デートコースの後だと、いささか退屈なロックバンド。岸田繁はメロディーメーカーだね。詞も青臭くていいんだ。恥ずかしさ満載でとってもロックだし。演奏は下手じゃないけど、ドラム叩き過ぎでしょう。弾き語りの新曲は良かった。ハードロックにするとかいってだけど冗談かな。結局、くるりはアルバムのほうがいいね。退屈でした。あんなビートでいいのか?やっぱタテノリはダメだ(笑)。


終演後、近くのこぎれいで閑散とした店で軽く飲む。ここでもうるさいバカどもがいて(ホント頭に来るよ・忘年会じゃないんだから・酒癖悪いのは、最悪だね)…良い大人なのにさ。みんなで「うるさいうるさい」云ったから良いんだけど、結局ミオさんと細谷さんの話がよく聞こえなかった(苦笑)。


終電があるので、一足先に失礼して、電車の中ではスキルさんに頂いたコンピ『air-conditioner』聴く。良すぎ!!零時半過ぎ帰宅。

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2002-08-27 笑って踊って暮らしたい このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

暑い一日。9時起床。ダンボールをゴミに出し、朝食。今日は近所のレンタル屋が半額の日なので、先週と同様、レンタル屋へ行って、エスくんのおすすめデヴィッド・リンチ「イレイザー・ヘッド」、いとこにすすめられていたものの長らく未見だったティム・バートン「シザー・ハンズ」(ジョニー・デップの演技はかなり良い)、CDはくるり「WORLD IS MINE」、トミー・フェブラリーを借りて、帰宅。「陽はまた昇る」をようやく見終えてから、「シザー・ハンズ」を観る。「イレイザー・ヘッド」を続けて観たら、気持ちが暗くなってきたので(苦笑)、昼食にマーボー茄子ラーメンを作って、食す。進路に悩むクレイジートニーからたびたび電話。話を聞く。自分の行く末も考えねばならないのだが。


夕刻より、掃除。掃除の後、明日のためにソウルとディスコ中心のコンピを作る。かなり良い感じ。コンピを作り終わると、丁度9時。東京放送の「明智小五郎対怪人二十面相」を観る。まあ、あんなものでしょう。CGが多用されていて苦笑する場面もあったけれど作るほうはかなり金も時間もかけていて、好評ならば第2弾を、という匂いがぷんぷんした。宮沢りえがずいぶん元気になったようで好ましい。けど、原作の明智夫人の名前ってのはなんで(笑)?なんか、続編の匂いがプンプンプンプンするんですけどね。あと、小林少年が美少年でないというのもねー(苦笑)。ま、いいんだけど。


ムネカタさんのOUTDEXで、大友良英ニュージャズクインテットの「LIVE」が取り上げられていて、夢中になっているものとしてはうれしい限り「ミュージック・マガジン」でもレヴューが載っていたが、大友サウンドがジャンルを越境しているというのは至極納得のいくところ。周りでも俄然評価が高まりそうな雰囲気がある。来月11、12日と新宿ピットインでライブがあるので、この機会にぜひ。


今夜は月が綺麗だ。明日もよい天気になるのだろうか。いよいよ久しぶりのデート(コースペンタゴンロイヤルガーデン)だ。くるりも、結構楽しみ。

明日がホントに夏の終わりだ。来るべき9月に備え、バキッと弾けます。ていうかまじで踊り狂うので、関係諸氏もよろしくグルーヴしましょう。ああ、楽しみで仕方が無い。けど、いつも通り、祭りに行く前に祭りの後を想像してしまうのだった。このクセは、まったくもってなかなか抜けない。

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2002-08-26 風街まろんの心の道場 第1回 量り売りの絶望 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

都下N区、某駅前の松屋のカウンター。

ひたすらスプーンを上げ下げする二人の男達がいる。


ウツボ 「パクパク」

まろん 「ウツボくん」

ウツボ 「パクパク。やっぱうまいですねー。このカレー」

まろん 「そう?わたしの作ったやつのほうが460倍くらいうまいでしょう?そうでしょう?」

ウツボ 「いや12億8千万倍くらいおいしいですよ」

まろん 「なんかミライ(舌の味を感じる器官)がぶっこわれそうな数字だね。世辞ってのも程度問題なのよ」

ウツボ 「(無視して)ところで、お久しぶりです」

まろん 「はいはい、お久しブリテン島」

ウツボ 「今日は相談があるんですが、まろんさん」

まろん 「それは何かね?羽海野チカ『ハチミツとクローバー』が手に入らないからどうにかしろと?わたしに?」

ウツボ 「違うんです。ぼく最近むなしいんです」

まろん 「(爆笑)」

ウツボ 「そ…そんなに激しく笑わないでください」

まろん 「うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ」

ウツボ 「何をしてもむなしいんです」

まろん 「ひひひひひひひひょひょひょひょうひょひょひょ」

ウツボ 「まろんさん、最近はどうですか?」

まろん 「どうもこうもないんだけどね」

ウツボ 「相変わらずですか?」

まろん 「そうね。相変わらず深夜はクリムゾンと優香だよね」

ウツボ 「そ…そうですか」

まろん 「そうなのよ。君は?」

ウツボ 「大友良英ニュージャズクインテットと、松浦亜弥です」

まろん 「相変わらずだねえ。夏ももう終わったってのに」

ウツボ 「すいません。来月4日にスパンクス新譜でるんで、そしたら一気に美しい倦怠感に包まれますんで」

まろん 「そしてその美しい倦怠感に包まれながら、京都で寺を見る、と」

ウツボ 「完璧です」

まろん 「大阪では串焼きにたこ焼きにお好み焼きにどて焼きに」

ウツボ 「食べてばかりです」

まろん 「食べ過ぎないようにな」

ウツボ 「はい」

まろん 「そうねえ、わたしはねえ、前にも書いたようにむなしさってかね、絶望は売るほど持ってる人間なのよ」

ウツボ 「……」

まろん 「『死に至る病』って読んだことある?キルケゴールの」

ウツボ 「一応かじってみました」

まろん 「あそこでキルはなんて言ってるの?」

ウツボ 「要するに、絶望しろと、絶望が足りないと、安っぽい絶望ではいけないと、本当に絶望したら、死ぬことも空しくなるんです、だから深く深く絶望してそれを抱えて生きていくしかないんです、みたいな〜?」

まろん 「まあ、ちょっと違うけどね。死すら絶望ではないちゅうてんのよ」

ウツボ 「キルはあんまり好きじゃないんですよ。あれは要するにキリスト教的なね。でも、有限性の絶望は無限性を欠くことである、とかね、可愛いしいいなあ、と思いますよ」

まろん 「そうかい。わたしはね、サルトルが好きでね。若い頃はよく読んだ。とくに『存在と無』だね。ちょっと引用するよ。最高だよ。


―私は友人ピエールが私に対して友情をもっていることを信じている。私はそのことを真っ正直に信じている。私はそれを信じているのであって、それについて明証を伴った直観をもっているわけではない。なぜなら、この対象そのものは、本性上直観には与えられないからである。私はそれを信じている。言い換えれば、私は信頼的な衝動に身をまかせ、そう信じることを決意し、この決意に留まることを決意する。……信じるとは、自分が信じているということを知ることであり、自分が信じているということを知るとは、もはや信じてないことである。それゆえ、信じるということはもはや信じていないことである―
         


まろん 「どう、こんな感じよ」

ウツボ 「ああ、信じているということは、『信頼的な衝動に身を任せ、そう信じることを決意し、この決意に留まることを決意する』ってことなんですね。ああ、なんて回りくどい(笑)」

まろん 「まあ、回りくどいわな(笑)。でも、どうよ?要するに信じることってのは信じようと努める姿勢に他ならないとサルトルは嘔吐しながら言ってるわけよ」

ウツボ 「まさにその通りだと思いますね」

まろん 「信じることってのは、信じると努めようとすること。これを発見したサルトルってひとはやっぱ賢いわな、と思うのよ」

ウツボ 「そうですね。なんだかむなしいむなしいと、いっていたことがむなしくなってきました」

まろん 「とりあえずわたしたちには音楽があるんだから」

ウツボ 「そうですよね」v

まろん 「ビバークできるのよ」

ウツボ 「心のオエイシスですね」

まろん 「そうよそうよ」

ウツボ 「じゃ、ちょっくら歩きますか?」

まろん 「そうね、あっちのほうにまだ開いてるレコ屋あるから行ってみよう」

ウツボ 「じゃあ、行きましょう」


店を出て、夕闇に消えていく、男2人の背中。

吹く風も秋の装いで、すこし肌寒さを感じさせる電灯のアップでカット。

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2002-08-25 みらいを笊で掬う音楽 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

まろんさん、行ってきました、東京JAZZ2002。於東京スタジアム。飛田給駅から徒歩5分。


1.UNITED FUTURE ORGANIZATION (Opening DJ)


パーソネル:矢部 直 (DJ)


会場近くのラーメン屋で食事をしていた為、聴けず。


2.NILS PETTER MOLVAER (グループ)


パーソネル

NILS PETTER MOLVAER (Trumpet)

EIVIND AARSET (Electric Guitar)

RAYMOND C PELLICER (DJ)

PAAL‘STRANGE FRUIT’NYHUS (DJ)

AUDNN ERLIEN (Bass)

RUNE ARNESEN (Drums)


いわゆるクラブ・ジャズというやつで、ブレイクビーツに内省的なトランペット(NILSは完全にマイルズ直系の奏者・ていうか影響受けすぎでつまんない)のフレーズが、延々と乗っていく。ギタリストがルックスからいって弾きまくりそうだな、と思ったが、ずっとエフェクターをいじっていて、好印象。ドラマーは顔が、アトム・ハートに似ていた。正直、まっ昼間から、しかも、野外でクラブ・ジャズは辛い。場内は飲酒喫煙一切禁止。


3.小林 桂 + スーパークインテット


パーソネル

小林 桂 (Vocal)

石井 彰 (Piano)

松島 啓之 (Trumpet)

安保 徹 (Tenor Sax)

安ヵ川 大樹 (Wood Bass)

広瀬 潤次 (Drums)


まあまっとうなジャズなんだが、小林桂という男を見たら、一目で嫌いになった(苦笑)。生理的にダメなタイプ。ちびで、きざたらしく、MCの声が妙に高くくだらない曲解説をし、発声はあまりよくなく、極めつけは唄うときの顔が醜いこと(苦笑)。スキャットでサックスの奏法を真似していたけど、それは上手だった。「FLY ME TO THE MOON」や「JUST IN TIME」などのスタンダードのありきたりの演奏だけでは、刺激が足りない。


3.BUENA VISTA SOCIAL CLUB PRESENTS OMARA PORTUONDO


パーソネル

OMARA PORTUONDO (Lead Singer)

ROLANDO BARO (Piano)

FABIAN GARCIA (D.B, マラカス, Backing Vocal)

PAPI OVIEDO (Tres)

CARLOS VALDES (ティンバレス)

EL PEQUE (Congas)

JULIO GUERRA (Bongo)

ANTONIO SESMA (Trombone)

MIGUELITO VALDES (Trumpet)

ROBERTO GARCIA (Trumpet)

BABIN (Sax)

RAUL NACIANCENO (Sax)

FRANCISCO CATURLA (Trombopne, Conductor)

MIGUEL ANTUNA (Bariton Sax)

ROBERTO FONSECA (Guest; Macho Piano)


ベストアクト。まずオマラ・ポルトゥンドというボーカルのおばちゃん(72歳らしい。すげえ!)がもう凄く元気で、観ているこっちも踊り出したくなる感じ(結局立ちあがって踊りました)。ソン(マンボ)やダンソンなどでガリガリ盛り上げて、「トリステーザ」。うひょー!間髪入れずにバンドは引っ込んで、オマラがゲストのマッチョ・ピアノ、ロベルトを呼ぶ。この2人でやった「べサメ・ムーチョ」が、もう。もう。もう。なんというか、たまらん。もう、会場の空気がぴんと張り詰めた。はじめて感じたテンションにブルブルッ!!その後は、バンドが戻ってきて、至れり尽せり。もう、ことばでは言い尽くせない素晴らしいステージ。若いトランペッタ―がフリューゲルホルン持ち替えで吹いた短いソロが非常によかった。ラテンはいいなと

しみじみ。彼らの音楽力の強さを肌を通して感じた。


4.HERBIE HANCOCK (FUTURE 2 FUTURE)


パーソネル

HERBIE HANCOCK (Keyboards)

DARREL DIAZ (Keyboards)

WALLACE RONEY (Trumpet)

MATTHEW GARRISON (Electric Bass)

TERRI LYNE CARRINGTON (Drums)

DJ DISK (DJ)


「タンテキニイウト」(笑)プログレッシヴ・フュージョンとでもいおうか。いわゆるクラブ・ジャズに影響を受けて作られたサウンド。グルーヴはあるが、妙に閉じており、無機質な、というか、なんか超越的なエネルギー体のイメージ。そして果たしてDJがこのサウンドに必要なのか?という疑問。演奏中、10分ほど眠ってしまった。女性ドラマーがうまい。いい感じ。全体としては混沌としているが、無愛想なファンクチューンもあり、マッキントッシュから、チャカ・カーンのボーカルが流れれば、ブラコンになる。ハンコックは器用過ぎるんじゃないのか?結局、何を伝えたいのか、あまり伝わってこない。ちなみにこのグループのトランペットもマイルズ系で退屈(厳密にいえば、マイルズ直系なのだが、詳細は略)。


5.WAYNE SHORTER QUARTET


パーソネル

WAYNE SHORTER (Tenor Sax, Soprano Sax)

DANILO PEREZ (Piano)

JOHN PATITUCCI (Wood Bass)

BRIAN BLADE (Drums)


完全にフリースタイルで吹きまくるショーター。バックはかなり高度でモダンなサウンド。ショーターのサックスはやはりソフトでテンダーで気持ちよいのだが、気持ちよくなりすぎて、やはり演奏中に10分ほど眠ってしまった。ほとんどノンストップのステージ。曲間が無くて、ハンコックのステージ同様、一部観客は拍手をするのに困った。ベーシストがカッコよかった。ドラマーがノリノリ。


6.SUPER UNIT -MEET the FUTURE-


パーソネル

HERBIE HANCOCK (Conductor)

WALLACE RONEY (Trumpet)

MATTHEW GARRISON (Bass)

MICHAEL BRECKER(SPECIAL GUEST;Tenor Sax, Wind Syn.)

TERRI LYNE CARRINGTON (Drums)

寺井尚子(Violin)

and more musicians


ブレイクビーツに乗っけるインプロ大会ではじまり、ハンコックが「今のはイントロダクションだぜ」とMCし、ジャム的な演奏がはじまる。ここでもおもしろかったのは4つ打ちビートからオマラ・バンドのゲストピアニスト、ロベルトと、オマラのパーカッション隊がラテン風に曲を変えていったところ。その後の、マイケル・ブレッカーのグルーヴするサックスが一服の清涼剤。ショーターは所在無さげに、ソプラノを携え、ハンコックは忙しくステージを歩き回りソロ楽器が出るところでは、全体音を押さえろ、等ジェスチャーで指示したり。実際はかなりPAのほうでも音をいじっていたのではないか、と思われるようなサウンド。でも一番驚いたのが、最後の花火ってのはなんだかな。音楽でもっと驚きたかったよ。まあ、悪くなかったけど。

お誘い下さったHIKBさん、ありがとうございました。ダーティー・ダズン・ブラスバンドの『メディティド・マジック』を聴きながら、午前零時過ぎ、帰宅。

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