[雑文]とても面白い本を読んだ。

西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど

けど、詳述する気力がないw
宮崎克己『西洋絵画の到来』という本なのだが、1910年代の日本人による表現主義の受容についての記述が興味深すぎる。
表現主義はほとんど日本の庶民には受け入れられなかったが、パウル・クレーは例外だったらしい。
それには日本人のコレクター、福島繁太郎が関わっているとか!
1914年に日比谷美術館で、ドイツの有力画廊シュトゥルムの木版画展が開かれ、フランツ・マルクやカンディンスキーが紹介されたのだが、その仲立ちをしたのが、作曲家の山田耕筰らだとか!

うーむ、やはり100年前の話は面白いものだ!