2代目デュエリストof名古屋

ダイアリー消えるらしいのでお引越し

カード環境考察【学生編】

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という事で時間がある時に書こうかなと。

・学生編1(17〜18歳、高校生)

当時はまだSNSという概念が薄く、ブログというものがようやく出回り始めた頃でした。
プレイヤーの情報収集手段は
・雑誌
・大手と呼ばれる方のブログ
・店舗大会での直接収集
が殆どだったと思います。

僕の場合幸いにもデュエル・マスターズのシングルを扱っている店舗が非常に近く、また近隣DR(今で言うデュエ祭)に交通機関で気軽に足を運べた為、上に挙げた手段の内3つ目を大きく利用することが出来ました。
あ、ちなみに当時はシングル販売という概念が殆どありませんでした。
今ほど取扱店舗も多くなく、目当てのカードの入手方法はトレードが多かった印象があります。
気軽にシングル購入ができるご時世で最近の子は恵まれているなぁと感じてます。


少し話が逸れました。
シングルを扱っている店舗が近いという環境は実は恵まれていました。
なぜならそこには所謂「強いプレイヤー」が集まりやすかったのです。

シングルが集まりやすい→デッキ精度が上がる→強くなる
そこで行われるDRは必然的にレベルが上がり、強者同士の交流が自然と確立されます。

強者同士が繋がる→情報の精度が上がる→精度が上がることでプレイの質も上がる→強くなる
これが店舗内で横展開されることによりその店舗に集うプレイヤーのレベルが全体的に底上げされました。

※この流れは現在でもあると思いますが、それが店舗由来かSNS内かは時代の流れですかね?

店舗での収集を主としていた僕もこの流れにのり、当時としては結果的に「強いグループ」に属することが出来たのかなと思います。
ただ、それでも当時は高校生。
当然平日は自由に時間を取れず、土日のDRの参加とその後に集まったプレイヤーとの交流が活動期間でした。
数字で出すなら
平日:1日/2〜3時間(学校帰宅後自宅で等)
休日:1日/6〜7時間(朝〜夕飯まで)

カードに裂けた時間はこれくらいでしょうか?
平日に思案した内容を休日に試すといった繰り返しでした。

まぁ今もですが僕自身品行方正なので模範的な高校生活を送り夜遊びもしない普通の学生でした。


纏めると、
環境:シングルを扱っている店舗
時間:週2(休日が殆ど、但し常識的な時間)
こんな感じですかね?


まぁそれは大学入学と共に一変します。

続く

#4 栄光

そしてその時はやってくる。そう、ギャラクシーリーグ優勝である。
しかし、その道も決して楽な道ではなかった。


当時の公式は複数個の大会に参加することができた。愛知県が地元の我々は当然東海大会に出場。
PULUは惜しくも敗退。
しかし1年間予備校代というコストを払い続けたPULU。ここで終わるわけにはいかなかった。


つづく関西大会。黒ランデスを引っ提げ強いPULUが帰ってきた!!
勝戦のトリプルブレイントップは会場に居た人であれば震えたのを覚えているであろう。

ここから日本一までは早かった。
使用デッキは彼の代名詞ともいえるネクラギャラクシー。
手始めに1回戦の速攻を母なる大地でフルボッコ。決め台詞は「トップ大地で勝ちました」
そして迎えた決勝戦、焦土1ドローという必殺技をかましながらも見事優勝。


オリンピック特需があったようにその年はPULU特需であった。
今も常連であるおやつのじかんにはチャンピオン使用と銘打たれた委託デッキが販売されことごとく完売、CSやDRではPULUのサインを欲しがるプレイヤーが続出。
まさにPULU全盛期とも呼べる時代の幕開けであった。


※1 委託デッキ自体はPULU本人が出品。自身の名声を有効に使う頭も当時はあった様である。
※2 サインをねだられ過ぎて調子に乗ったのか、この頃は何かにつけてサインの練習をしていた。恐らく今でもサインをお願いすれば流暢な筆記体で書いてくれるであろう。資産価値は0である。



その後無事大学生になったPULU、浪人生が強いというジンクスはここから始まったのかもしれない。

#3 挫折

時がたてば人はいつかは大人になる。そう、彼も高校を卒業し大学生となる日が来たのだ



現実は甘くなかった。皆さんも経験したことがあるだろう、受験の辛さ・厳しさを
彼もまた大学受験という洗礼/高い壁に阻まれた一人であったのだ。
今思えば彼の転落はここから始まったのか?
予備校に通いながらそれ以上の頻度で美島屋に通うPULUさんの姿がそこにはあった。



※1 美島屋は今もある名古屋のおもちゃ屋さんである。今は扱っていないが当時はデュエマのシングル委託もあり数多くのプレイヤーが足を運んでいた。DR参加数50人オーバーは今では恐らくどの店でも見られないだろう。ちなみに僕のルーツもこのお店である、今もDRやっているのでぜひ来てね♪



※2 この頃からmizutaniではなくPULUと名乗るようになった。ちなみにPULUとは自身が飼っている犬の名前である。友人の次は犬を語るあたり、なりすましの常習性が見受けられる。自身が犬と同等などとおこがましい限りである。



当時大学生であった僕は大学・美島屋・バイト・家の無限ループであったが、美島屋に行けばほぼ120パーセントの確率でPULUがおり朝/昼/晩とひたすらデッキを調整し回していた。
もちろん予備校は行っていない。それより大事な物が美島屋に、デュエルマスターズには詰まっていたのだ。
そんな彼のストイックさ・勤勉さが実を結び華開くときが来るのだが、それはもう少し先のお話・・・

#2 片鱗

彼の本性が垣間見えたのはそう、こんな質問をした時であった。
僕「mizutaniさんってHNの由来は何なの?」

HN=ハンドルネーム、だれもがSNS上で活動する際に一度は考えるアレである。インターネット社会においてHNは第2の名前とも呼べる代物である、呼ばれて恥ずかしくないよう熟考の末作り上げるもう一人の自分。
当然mizutaniさんもそのような考え抜かれた秀逸な逸話があるに違いない! 当時の僕はそんな思いから彼に問いかけた。




彼「友達の名前のローマ字読みです」




百歩譲って彼の本名が水谷何某さんであったとしよう、安直なHNだがまだ許せる。名前をそのままHNとする文化は確かにあるのだから。

だがこれは詐欺である。彼はmizutaniでも水谷でも水多仁でもなかったのだ、友人の名前を平然と語るなりすまし系の元祖であった。

#1 出会い

PULUの事について語るにはまずこの人の事について触れておかねばならない。

・mizutani


彼と出会ったのは高3〜大1の頃、当時よく通っていたミッキー島田店という所である。
当時の彼は高2くらい、地元の子供達がワイワイと集まる感じのDRでしっかりと練り込まれたデッキを使い正確無比なプレイングで上位の常連であった。
※当時の人口比率としては小学生多数、高校生以上少数、大人数名といった本当にローカル感漂う良い雰囲気のお店でした。

僕と対戦していた時も言葉数こそ少ないが紳士的な対応と的確なプレイングで熱い熱戦を繰り広げていた。
当時近い年齢の仲間がいなかった僕としては密かに感じているものがあった。
「彼となら友達になれるかも知れない」


しかし、当時の僕は知る由がなかった。いや、知ることから目を背けていたのかも知れない。

..しっかりと練り込まれたデッキとはただのガチデッキであるという事に
..子供達にも容赦なくボコボコにしていたという事実に
..言葉数が少ないのはただのコミュ障だという事に

...そして、彼が後のPULUその人だという事に

2018年おやつCS winter

1/4、1/5とジャッジを勤めさせて頂きました。
片方もしくは両日参加された皆様はお疲れ様でした。
Twitterにて一部書かせて頂きましたが、初日の3人チーム戦、大幅な時間遅れが発生しました事改めてお詫び申し上げます。今後同様な事が発生しないよう改善に努めます。
(なお、二日目に関しては前日の反省を生かし受付での対応を改善し、ほぼ時間通りに閉場する事が出来ました。)


さて、今回ジャッジ面では色々と課題の残るCSでした。少しだけ綴っていきます。


①ルール

[認定ジャッジ向け]
3マナをタップしフェアリーギフトをプレイ(フェアリーの火の子祭りを打つつもりが間違えた)
この時の修正方法は?
1:火の子を打ち直させる・・・64%
2:マナを直す・・・29%

今回アンケートを取らせて頂きました、1600票以上も回答頂きありがとうございます!

結果は上記の通り、どちらの意見からもいくつかの理由を含めて貰っています。
1を選ばれた方の主な理由としては、
・3マナを払ってギフトを打つことはできない(過剰なマナ支払いが出来ないゲーム)ので、改めてプレイをし直すべき
・非公開領域に触れていない

といった話がありました。

2を選ばれた方の主な理由としては、
・場に出たカードは戻すべきではない
・マナが足りないわけではなく規定のマナ(1マナ)があるのだから正規のプレイとして成立する
・カード名もマナの数も違うのだから、見間違いで出してしまっても自己責任。

といった話がありました。

どちらの意見もなるほどと思ってしまいました。
いや、どなたかが話されていた通り本来ならジャッジ間で意見が割れるような案件があってはならないんですよね。かといってこういった案件一つ一つを全て網羅したジャッジ対応マニュアルを作れとは言えず、現段階でやれる事ってジャッジ間で共有して擦り合わせていくしかないのかなと。
今回の案件がそういったジャッジ間の活発な意見交換が起きてくれると嬉しいなと思います。

②トラブル

今回一番話題として上がったと思います。

・手札とシールドを入れ替えた。


ジャッジ対応としてはヘッド上告の後、試合前であった事から再度シャッフルから行わせました。
現場の対応としては問題ないと思います。知って貰いたいのはジャッジ側からの見解です。

正直なところ、ジャッジは現行犯で発見していない限り実際に入れ替えたかどうかを判別する手段がありません。例え周囲が見ていたとしてもジャッジが目視しておらず本人が否定する以上証明の手段がありません。(周囲の見ていたという報告は擁護の可能性も考慮すると証明手段としては薄いです)

Twitterではイカサマし得といった発言もありました、勿論そんなことは決して許されません。今後ジャッジ側も何かしら対策をしていく必要があるのかなと感じました。


イカサマに関してもう一つ、プレイヤーの皆さんもイカサマされないような努力をしていますか?
個人的にはイカサマするプレイヤーは勿論悪いですが、イカサマされない努力を怠っているプレイヤーがあまりにも多いなと感じています。

・シールドを重ねて置く
・手札を持ったまま山札や墓地をチェックする
・マナを1束にまとめてタップする

どれか一つくらいはやった事があるor相手がやっていると思います。これらに対して大した事ないと感じていませんか?

勿論テーブルの幅や広さの兼ね合いで仕方のない場合もあります、僕もよくやります。
ただ、こういった部分を正すだけでも余計なトラブルを防げる事は覚えておいて下さい。

また、対戦相手としっかりコミュニケーションは取れていますか?
ジャッジで呼ばれる際にはいつも伝えていますが、カードゲームは相手がいて成り立つものです。自分が何をしたいか相手にしっかりと伝え、相手がよく分からないことをしてきた場合は必ず確認をして下さい。
理想は言った言わないの水掛け論でジャッジが呼ばれなくなる事です、この案件8割が双方のコミュニケーション不足が原因です。


まとまりが無くなってきたので今日はこの辺で。

旅立ち

お久しぶりです、と言っても前回の更新から1年経ってないのは珍しいのか?

・子供が生まれます
どうやらパパになるようです(笑)
女の子のようなので立派な決闘者には育てません。というか子育ての方針で嫁に叱られましたwww
ますます第一線から遠ざかるような予感はしますね。そもそも今年の公式中部にフューチャーされた際、某◯ブルーさんに「プレイヤーとして出るのは今年で最後になりそうです」とかやたら盛って書かれた上に軽く暴露された時は少し焦りました(^-^)
まぁ辞めたくはないので、ぼちぼちと続けて行くつもりです。



・お引越し

急ですが、会社の転勤により4月から東京方面に引っ越す事となりました。
名古屋の皆さんは送別会してください、東京の方々は歓迎会してください(笑)