お彼岸の入り

3月、早いものでもうお彼岸の入り、実家の母親の祥月命日でもあり、
私達3姉妹は其々都合を付けて実家に集り、寺の住職様にお経をあげてもらって、それから墓参りを済まし、心和やかな一時を終えて帰宅の途に着きました。その所為か夕べの夢は亡き母が元気な姿で私達姉妹と一緒に会話をしているのです。そしてどこか田舎の広い土間のある古い家にいるのです。色艶の良い母の姿に合えて嬉しくなり、何か語ったところで夢が覚め、まだ此の侭母と一緒に話がしたく、眼をつむっていましたが、それで終わった様です。でも一瞬心暖かく感じました。母の温もりを感じた一夜でした。何歳になっても、親の温かい思いでは、嬉しいものです。私は原爆投下時に父親の消息を無くしているからか、子供の時から成人しても、2人の姉達よりずっと
人一倍母にべったりでした。