きのこ会、作品展

7月18日(火)〜20日(木)袋町、ひと・まちプラザロビーにて、『きのこ会作品展』に行って来ました。きのこ会の川下ヒロエ様が作品展の説明に参加されていたので、色々と身近な会話が出来ました。彼女はとてもオシャレな方で、手作りのイヤリングに同じデザインのペンダントを付けて居られ、私など、装身具に余り興味を持っていない者でさえ、上手な組み合わせに、感心しました。彼女のスケッチから、原爆ドームの絵があり、詩に「やっと原爆ドームに灯りが付いた」と書いた部分は、彼女の心の中を総て覗く事は出来ないけれど、その響きはこの詩を読んだ人、其々の主観に委ねられる、深い響きを感じました。彼女はスケッチブックを持って、近々北海道に行く予定があると、嬉しそうに話されていました。話の合間に、度々3年前に母親を亡くしたと、と言う会話が出てきましたが、彼女にとっては、心身共に支えられてきた身内の別れから、今日までの道のりは、健常者の私にはとても軽々しく推し量れません。今は人前ではとても明るく前に向かって、歩いて居られる様に見受けられます。九州に実のお兄さんが生活されている様ですが、癌に罹り体調が悪いとの事、お母様の遺骨を、お兄の家の御墓に納骨されたことで、自分は神道だから、少し違和感が残ったけれど、自分が最後になるから、しかたがない。と諦めておられました。
会場には、きのこ会会長の長岡義夫様、平尾直政(事務局長)総会の時お会いした毎日新聞大阪本社から大田博子女史、日本ジャーナリスト会議広島支部沢田正様、カメラマン数人が見えていました。帰りがけに県立美術館に立ち寄り、知人が出品されている日本版画会展で、目の保養をしてきました。版画の見方の知識は全く無の境地ですが、知人はモノクロの作品で立派な賞を取れていました