静かな秋を感じる今日この頃

台風18号が過ぎ去った後、急に秋を感じる様な、気温の変化に体調を崩してしまい、くしゃみ、鼻水、鼻声で喋っています。ひょっとしたら、秋の花粉症に罹った為かもと思い、風邪薬を服用せずにいます。毎年、秋口になると、身体は正直で、花粉症の症状が出た後で気が付きます。秋の夜長に、遠くから、笛太鼓の響きが聞こえてきます。10月の呉市亀山神社大祭の稽古の響きでしょうが、この響きを聞くと、やっと秋に向かう紅葉の季節に入るのだと、静かな歓びを感じます。銀杏並木の歩道を歩くと、沢山銀杏の実が付いた枝が足れ下がっています。そして、大きな銀杏の木の先の澄み切った青空を見渡しながら歩くのが好きです。夜、暗くなった時間に高いビルに上がりそこから、照明に当たった銀杏並木を見下ろすと、一直線に連なった金色が輝いて見えます。
 今、この様な静かで、平和な瞬間をこの先ずっと守り通せる事が出来るのでしょうか。自然災害に苦しめれて、突然生きる事も出来なくなった人達、アメリカ、フロリダ、プエリトリコのハリケーン、メキシコの震度7.1の大地震と立て続けに起きている自然災害、小国日本列島の暴風雨災害、地震の恐怖、それに毎日マスコミ報道での、北朝鮮問題、トランプ大統領の挑発的な言葉、それに追随するかの様な、安倍首相の国連本部での演説には、何か、違和感さえ感じられます。北朝鮮に対して、対話より圧力が最良の手段だと言い切る日本の首相の本意は何処にあるのでしょうか。国民の安全、安心を保障出来る最善の道なのでしょうか