加湿器問題

 夏は普通高温多湿だから加湿が問題になることはないが、それでも普通のエアコンは湿度を制御してくれるわけではない。ダイキンうるさらは常に湿度を50〜65%に制御してくれるので、普通のエアコンだとあまり制御の効かない内外温度差があまり無いような時でも快適だ。うるさらは冬は加湿をしてくれるが、外気の水蒸気を導入するので外気の湿度が低い時には加湿もあまりされない。前に調べたときには外気湿度が30%を切ると部屋の湿度は40%を切る。だから冬場はうるさらであっても多少の加湿はした方がいい。
 というわけで何年にもわたっていろいろな加湿器を使ってきた。安いのは超音波式だが、水をそのまま吹き飛ばして蒸発させるから水の中の不純物が空気中にまき散らされる。うちの水道はカルシウムなどが多いみたいなので、部屋中にカルシウムの粉がまき散らされることになる。いわば粉塵だから肺にもよくないだろう。水を熱して蒸発させるタイプは電気を食うのが困りもの。そしてたいていの加湿器は湿度をコントロールする機能を持たないからつけっぱなしにしていると壁の結露がひどくなる。また、よく掃除しないと雑菌が繁殖し、超音波式だとその雑菌もまき散らされることになる。というわけで加湿器はいろいろと使いにくい。
 ところが半年くらい前だったかな?空気清浄機が古くなってフィルターを変えようとしたらえらい高いので新品を買ったのだが、その空気清浄機には加湿機能がついていた。

これが非常に加湿器として優れものだ。第一に湿度を制御する。湿度が高くなったら加湿はしない。だからうるさらで十分加湿できているときにはこっちの水はほとんど減らない。うるさらで不足するときだけ加湿をしてくれる。第二に加湿方法。空気清浄機なので空気を循環させるがその途中に水を浸した紙?をさらして加湿するというもの。粉塵はとばないし加湿用の電気も食わない。第三にプラズマクラスターだから雑菌の繁殖を抑える。手入れの手間がずっと少なくなる。うるさらと加湿空気清浄機のペアで我が家の湿度管理は完璧だ。