ゆでたまごの卵と塩

胃をとってしばらくは食べる気になるものが少なくそれを探すのに苦労したが、そういう時でも文句なしにおいしく食べられたのがゆでたまご。一番安いコスモスの赤パックの白卵に一番安い瓶入りの赤い食卓塩をかけておいしいおいしいと言って食べていた。

最近は円安や穀物高騰のせいと思うがコスモスの卵が値上がりしたので他の高い卵と変わらない値段になっちゃったのでもともと高い卵を試してみた。また、腎臓が片方機能していないことがわかったので腎臓に負担をかけないために減塩を心掛けるようになり、減塩の塩や雪塩など別の塩を試してみたりした。

まあ、試した範囲も少ないのだが、結果的に高くなってもやっぱりコスモスの卵がなぜか一番おいしい。不思議なことに生協の卵はまずい。農協の卵はまずくはないが特に美味しくもない。なぜコスモスの卵が明らかにうまいと感じるのか、その理由は不明です。「にこにこ大きな元気たまご」という名前で原産地は「国産」、販売者は「丸紅エッグ」、選別包装者は「㈱群馬鶏卵」。「にこにこ大きな元気たまご」で検索しても何も出ず。丸紅エッグや群馬鶏卵はサイトがあるが元気たまごの記述は無い。どんな品種の卵でどんなエサなのかとかの情報は無し。

塩もまあたいして試してないが、減塩の塩は明らかにまずく、アジシオ雪塩などその他の塩もたいしてうまくなく、結局赤い「食卓塩」がいまのところ一番うまい。なぜなのか不明。食卓塩は味も気に入っているしふりかけやすいのも気に入っている。雪塩なんかはこまかすぎてふりかけづらいし適量がよくわからない。アジシオなどは食卓塩よりいいのではないかと思ったが味も振りかけ易さもいまいちだった。ピンクのヒマラヤ岩塩はうまいと思うが結晶が大きいので余計な塩をとってしまうことになるので使ってない。ネットを見ると粉のものもあるようだが、振りかけ易さでは食卓塩にかなわないだろう。

補聴器試聴

補聴器を買って6年。最近は太田フィルはやめたし仕事で使うことも無く不便は感じてなかったが不満はいろいろあって、以下のようなもの。

・音程がわからない。

・メロディが聞き取れない。

・狭い部屋では特にハウリングがうるさい。

これをなんとかしたいとは思ったがネットで調べても音楽や音程に関する情報はあまりなく、買った眼鏡屋さんに相談してもわかってもらえるとは思えずなにもしてなかった。

今日は思い立って、昔スーベニールで一緒に合奏していたお医者さんで耳鼻科の人がいたのでその人なら音楽の悩みもわかってもらえるだろうと思って相談に行って見た。本来は予約が必要な所、特別に見てもらえて近くの補聴器屋さんを紹介してもらった。

早速行って見ると通常用と音楽用の二つのモードを作ってもらって約3か月試聴させてもらえることになった。耳鼻科の紹介があるとそういうことができるそうだ。

つけてみたところ、これまでの補聴器に比べ、音が太くでかい。だからうるさくもあるのだがハウリングは起こらないので耳の負担はかえって低いかも知れない。これまではSIMENSのものだったが今回はリオン。ドイツ製から国産への変化。補聴器屋さんの説明によれば外国製は高音域を補正しているが、日本語は母音が重要なので低音域も補強することに意味があるとのこと。だから特に低音域でびっくりすることが多い。でも日本語はテレビのセリフなども確かに聞きやすくなった感じはある。

音楽用途に調整してもらったモードではまだあまり試してないが、そんなに違いがある感じではない。低音と高音で調が違って聞こえる感じは残っている。

まあでも、実用上はハウリングがなくなるだけでずいぶん使いやすい。値段も両耳で40万円いかないのでそれほどびっくりする価格ではない。専用機器を買えば直接無線で補聴器に飛ばす機能もあるようだ。3か月と言わず1か月くらいで買うことになる気がする。

減塩生活その後

昼食は塩分の無いものにするというのは非常に明確な減塩。つまりその開始前と開始後では明確な違いがある。ということはその効果を検証するのに都合が良い。前回減塩を心掛けた時期はあったが、心掛けたと言っても適当なので何gが何gになったとかのデータも無く効果はなかったと思っているが効果があるほどの減塩であったかも不明なのだ。今回は減塩を始める前の昼食は袋ラーメンが主なので少なくとも3g、多い時には6gくらいは取っていたはず。それをフルグラにすれば一緒にゆで卵を食べたとしても0.4gなので平均1日あたり4gくらいは減塩になっている。

で、どうなったか。この半年くらいの血圧の変化をグラフにしてみた。服薬がないときから始まってベニジピン、アムロジピン2.5mg、減塩、アムロジピン5mgと薬が増えている。

薬が増えているので下降傾向は当然だが、注目すべきは中央あたりの減塩開始の前後。移動平均だけを見るとそんなに血圧が下がっているようには見えないがばらつきが明らかに減っている。減塩前は平均がかわらなくてもときどき高い時や低い時があったのが減塩後はそういうものがなくなりデータがまとまっている。これは腎臓の負担は確実に減っているだろう。

というわけで各状態の平均、標準偏差、最大、最小、ヒストグラムを作ってみた。

血圧上

血圧下

標準偏差を見てみると減塩前は上は11~13が減塩後は7ぐらい。下は8が6ぐらい。平均値は薬と減塩では似たような下がり方だが、標準偏差は薬ではあまり改善せず明らかに減塩で小さくなる。ヒストグラムを見ても特に上の血圧のばらつきは減塩前と減塩後であきらかな違いがある。また、上のグラフで目立たなかったが平均値も減塩で下がっている。薬の追加・強化と同じくらいの効果が出ている。これほど減塩にはっきりした効果がでるとは思わなかった。

結論

・昼食をスイーティにする減塩は血圧を下げ、血圧のばらつきを抑える効果が明確にある。

・血圧を下げる効果については減塩は降圧薬の開始、強化に匹敵する効果がある。

・血圧のばらつきについては降圧薬によっては改善しないが減塩により改善する。

減塩してよかった。腎臓にも明らかにいい効果があると思う。

 

減塩生活開始

過去、ダイエットを意識したことはあったけど減塩については減塩した方がいいくらいの知識はあっても具体的に減塩しようと意識したことはなかった。特に手術してからは胃が無く消化器からの栄養吸収が悪くなっているのでまず第一に栄養をとることが第一優先。そのためには食欲をそそる料理でなければならずそのためには塩分は逆に多用する方向だった。袋ラーメン食べたりもその一環。

しかし手術後3年たった今年になって手術前の体重を回復した。さらに太り続けるとメタボになってしまうかもしれないので今後はことさらに食欲をかきたてる必要は無くなった。また、今回の入院で腎臓が片方機能していないことがわかった。残る腎臓に負担が集中していることになる。さらに手術後血圧の上昇傾向が続いており最近近所の医者に行って降圧剤をもらうようになったが下がりきっていない。

塩分を取ると血圧を高めるし血圧が高まると腎臓にも悪影響。血圧がなくても塩分の排出だけで腎臓には負担になる。去年の今頃、血圧を気にして1か月ほど減塩を心掛けたが血圧に変化はなく逆に上昇傾向だったので減塩はやめてしまった。しかし血圧に効果なくても腎臓に負担がかかるとなれば真面目に減塩しないといけない。残る腎臓が機能を失えばがんでなくても命を落とす。

腎臓が悪くなった理由はわからない。抗がん剤の影響かも知れないしまだ発見されてないがんにより圧迫を受けたりもしたのかもしれない。いつから悪かったかも不明。今回入院時に回復を図ったが回復しなかったので最近悪くなったわけではなさそう。

そんなわけでいろいろ塩分量を調べてみた。普通日本人は1日11g程度とっているらしいが減塩の場合1日の目標量は6gだ。納豆のたれには1.6g、たまごかけごはんのためにめんつゆを使うと0.5g、ゆで卵に塩を振りかけると0.35g程度食ってしまうことになる。

袋ラーメンには麺0.4g、スープに4.2g入っている。スープを残せばスープ分の半分程度減塩できるがそれでも2.5g食ってしまうことになる。パスタは麺は0gだが塩ゆですれば0.4g、パスタソースはものにもよるが約3gの塩分が入っている。パスタソースはラーメンと違って残せないのでパスタの方が1食3.4gとラーメンより塩分は多くなってしまう。

まあどんな食べ方をしてもおいしく食べるには1食3g程度の塩分をとることになるようだ。3食だと9g。これを6gにするのはよっぽど薄味にしなければならず、とてもおいしくはいただけないだろう。そんなのやる気もしないし無理してやっても長続きしないだろう。

薄味にせずに6gにするには1日2食にすれば良い。しかしそれだと栄養がとれない。だとすれば1食はソルティではなくスイーティな食事にすればよい。そうすればカロリーもとれるし塩分もほぼ無しにできる。栄養バランスという点ではフルグラなんかいいだろう。というわけで我が家の減塩作戦としては「昼食はフルグラにする」ということで決定。

困るのは昼食用にため込んでしまったパスタやラーメン。まあフルグラに飽きたタイミングでときどき食べればいいかな。

入院・退院・ステント除去

臓器肥大の疑いがあり、生体検査用の組織採取のための内視鏡手術を受けた。木曜日に入院、金曜日に手術、土曜日は経過をみて、日曜日に退院。たった4日の入院でも保証人書いたり入院セット契約したりめんどうなことが多い。手術は下半身麻酔だったが麻酔をかけられたとたん寝てしまい、起きたらほぼ終わっていた。次の日の朝までは管がついてベッドから降りられない。管が抜けるとあとは比較的自由。歩いてもいいということだったので病院内を1万歩近く歩いた。発熱があると伸びるかも知れなかったが発熱もなく予定通り退院できた。結果的には少なくとも取った組織に異常はなく、その部分はがんではなかったが、圧迫等しているのは事実なので要注意。手術のときにステントが挿入されたが、その後放射線を体にいれてその効果を見る検査を昨日受けた。残念ながら効果は無かったので昨日それは撤去。いろいろあったが少なくとも悪い結果ではなかった。健康が確認されたわけではないけど一安心。

インスタントラーメンの麺量・カロリー

インスタントラーメンの袋麺とかカップラーメンとかの麺の量は袋麺だったら何g、カップだったら何gと決まっているような印象を持っていないだろうか。実際には袋麺でも微妙に量は違っている。カップだとその差はさらに大きい。麺量が違うと言うことは当然カロリーも違ってくる。それがいったいどのような差なのか気になっていた。そこで主なインスタントラーメンの麺量とカロリーについてグラフを作ってみた。

インスタントラーメンの麺量と熱量

麺量の一番少ない「あっさりおいしいカップヌードル シーフード」とこのグラフで一番多い「ごつ盛り ソース焼そば」では麺量は2.6倍も違う。なお、グラフにはないがペヤングソース焼きそばの超大盛は180gで「あっさり」の3.6倍だ。

袋麺の方は「日清のラーメン屋さん サッポロスープカレーラーメン」は73g、「日清食品 焼そば」(袋麺)は97g。見た目同じようだが約1.33倍の違いがある。一般に焼きそばの方がラーメンより麺量が多いが袋麺のラーメンだけをみても「出前一丁」は92gで「スープカレー」に比べて1.3倍近い。

標準があるとすればカップラーメンはやはりパイオニアカップヌードルの60gが標準なのだろう。でかまるもペヤング焼きそば大盛も90gでカップヌードルの1.5倍だ。

袋麺の方は80gと90g付近のものが多いので間をとって85gか。やはりパイオニアチキンラーメンが標準なのだろう。

2023年1月のプリウスPHV

2023年1月のプリウスPHVの成績。

走行距離は1255km、EV走行距離は658km、HV走行距離は597km。使ったガソリンは22.1Lで総合燃費は56.9km/L、HV燃費は27.1km/L。e-nenpiのプリウス燃費23.7km/Lに比べるとそれより1Lあたり約3.4kmよけいに走れている。
電費は6.7km/kWh。暖房をHVでやるようにしたせいか、12月より電費が良くなっている。
EV走行コストは4.33円/km、HV走行コストは5.54円/km、EV走行比率は52%、トータルの走行コストは4.91円/km。燃調費が上がっているので電気代も上がりEV走行コストも上がっている。去年1月に比べEV走行コストは2倍を近い(2.37→4.33)。HV走行コストは去年とは大きく変わらない(5.57→5.54)。トータルコストは去年の1月に比べ約1.2倍(4.12→4.91)。

12月の出費はガソリン3308円、電気2852円、合わせて6160円の計算。燃費10km/Lだと月に18825円の出費ということになるからそういう車より月に12665円程度お得になっている。

 

ところでこういう計算をするのにPocket PHVというトヨタのアプリで表示されるEV走行距離・全走行距離・総合燃費を使っていたのだが、アプリが1月で終了してしまった。他のアプリを使えと言うが、EV走行距離がどこを見ても出ていない。EV走行距離がわからないと電費もでないしHV燃費もわからない。ネットを見てもそもそもプリウスPHVに乗っている人が少ないせいかEV走行距離の見方について何の情報も見つからない。というわけでこのタイプの報告はこれが最後になるかも。今度トヨタの販売店にでも聞いてみようかな。